パリで生まれたスイーツ・イスパハンを食べよう！アイスなどの変わり種もご紹介

イスパハンを作っている有名店として真っ先に名前が挙がるのが「ピエール・エルメ・パリ」です。ピエール・エルメが、ラデュレ時代に作ったイスパハンを継承しつつも、クロワッサンやクッキー、アイスといったアレンジ商品を誕生させています。

日本では、ピエール・エルメ・パリのイスパハンとコラボしたスイーツも作られており、コンビニエンスストアやファストフード店でも買うことができます。

コラボスイーツやアレンジ商品から、イスパハンを知ったという人も少なくありません。イスパハンは、コンビニで手軽に買えるコラボスイーツとして有名店の敷居を低くしたといえます。

日本ではピエール・エルメ・パリは、有名店として広く知られています。イスパハンも、ピエール・エルメ・パリの知名度を上げたスイーツといえるでしょう。

ピエール・エルメ・パリは、フォションのシェフパティシェやラデュレの副社長を務めたピエール・エルメが、自らの名前を冠したパティスリーです。1号店は日本で、1998年に東京のホテルニューオータニ内にオープンしました。パリに店舗を構えるのは、3年後の2001年です。

現在、ピエール・エルメ・パリの店舗は、日本国内に18店舗、海外に35店舗あります。イスパハンをはじめとするピエール・エルメが作る革新的なスイーツは世界中で食べられています。

ピエール・エルメ・パリは、積極的に新作のコレクションを発表していることでも有名です。特にチョコレートやマカロンは、新しいフレーバーが登場するたびに注目を集めています。2008年には、マカロンのオートクチュールを始めたことでも話題になりました。

ピエール・エルメ・パリのシンプルなデザインのスイーツは、従来のフランス菓子の常識を覆したものといわれています。ピエール・エルメ・パリが作るお菓子は、スイーツ界に新たな風を吹き込んだといえます。

ローズピンクのマカロンで作ったイスパハンは、ピエール・エルメ・パリの定番スイーツです。ローズピンクのマカロンローズにバラの香りがするクリーム、ライチ、フランボワーズを組み合わせています。

バラの香りだけでなくフルーツを組み合わせたことでさわやかさも加わり、スイーツとして楽しめるものになりました。香りの他にマカロンの歯触りやフランボワーズが持つ酸味もイスパハンの美味しさを引き出しています。

ピエール・エルメ・パリでは、2005年から毎年夏至の頃に「マカロンデー」を開催します。売上金は難病で闘っている子供のために使われます。ローズピンクのマカロンを使ったイスパハンもマカロンデーの時期のみ限定デザインになります。

おしゃれなイスパハンを食べることで誰かの役に立つこともあります。通常販売だけでなく、マカロンデー等のイベント時にもイスパハンを購入してみてください。

イスパハンは、購入日当日が賞味期限になっています。日持ちがしないためオンライン販売はしていません。店舗で買ってこそ、美味しさと美しさが感じられるスイーツといえます。

ピエール・エルメ・パリでは、通常サイズの他に、Entermetsという直径13㎝のホールケーキのイスパハンも販売しています。誕生日や結婚記念日といったお祝いに買っていく人もいるピエール・エルメ・パリの人気スイーツです。

通常サイズよりも大きく作られているので、切り分ければ複数の人数で食べられます。ホームパーティや引っ越し祝いといった時に手土産にもできます。ローズピンクのマカロンにバラとラズベリーのデコレーションは、華やかさも感じさせます。

ピエール・エルメ・パリのイスパハン(Entermets)は、有名店が作るホールケーキが食べたいという時にもおすすめです。こちらも店舗販売のみになります。特別な日や自分にご褒美をあげたい時に購入したいホールケーキです。