群馬・草津温泉おすすめ日帰り温泉!立ち寄り湯ができる老舗宿や露天風呂も

群馬・草津温泉おすすめ日帰り温泉!立ち寄り湯ができる老舗宿や露天風呂も

疲れた体には温泉がピッタリです。できるなら温泉は有名な所に行きたいものです。群馬県の草津温泉は全国温泉ランキングで第1位です。日帰り温泉も楽しめる草津は、温泉街の散策もおすすめです。ぜひこの冬は様々な日帰り温泉を経験できる草津温泉をじっくり堪能してみましょう。

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    記事の目次

    1. 1.草津温泉の日帰り温泉や立ち寄り湯に行ってみよう!
    2. 2.草津温泉のおすすめ日帰り温泉スポットへ行こう
    3. 3.草津温泉で露天風呂のある日帰り温泉に行こう
    4. 4.草津温泉で日帰り温泉のある老舗宿に行こう
    5. 5.草津温泉で日帰り温泉を貸切で楽しめる場所はここだ
    6. 6.草津温泉の共同日帰り温泉に行ってみよう
    7. 7.草津温泉でたくさんの日帰り温泉を堪能しよう!

    店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

    草津温泉の日帰り温泉や立ち寄り湯に行ってみよう!

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    草津温泉は群馬県にあります。群馬県の旧名を「草津」と言い、その地名を今も大事にしています。草津温泉は日本を代表する名湯です。

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    草津温泉は、草津白根山(しらねさん)東麓にあります。白根山は標高2160メートルの活火山です。白根山は、近隣に存在する逢ノ峰(あいのみね)及び本白根山をも一体にした三山の総称です。三山と混同しないように、敢えて源泉の湧く活火山の白根山が「草津白根山」と呼ばれています。

    フリー写真素材ぱくたそ

    草津は古くから温泉街として有名です。草津白根山は1882年に噴火し、それ以降、山頂は白く覆われ、「湯釜、水釜、涸釜」と呼ばれる火口湖が形成されました。草津白根山が活火山であるために、草津は温泉という自然の恩恵に恵まれています。

    草津温泉はどんなところ?

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    草津温泉は日帰り温泉や立ち寄り湯などが豊富です。ホテルもあり、露天風呂を楽しんだり、老舗宿に泊まるなど、様々な楽しみ方があるスポットです。温泉街を湯上りに見物できるように、浴衣レンタルもしています。

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    天然温泉として、自然湧出量は日本一を誇る毎分3万2300リットルです。つまり1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出るという豪快さが草津温泉の魅力なのです。

    Photo by i-saint

    草津北西部には「湯釜」と呼ばれる草津白根山があり、山脈の景観もおすすめのスポットです。白根山から東へ流れる地下水と火山ガスが融合して温泉となっています。

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    源泉の湯滝と湯煙とは、街の中心部にある「湯畑(ゆばたけ)」から湧き出ています。白い天然温泉の湯けむりが街を覆うように立ち昇る様子は、草津を代表するといっても良い見事な景観です。

    Photo by Nao Iizuka

    草津の街の中心部源泉である湯畑は非常に巨大な源泉です。この源泉からは大変高温の湯が大量に湧出しています。そこから何本も出ている木の樋(とい)が、各旅館に温泉水を分け、適度に温度を調節していますが、草津の共同浴場では肌がピリピリ刺激を受けるほど熱い温度の源泉が大人気です。

    草津は古来からの温泉街です。その名前の由来は、温泉成分の硫黄が放つ独特の臭いが「臭い」と言われていたため、「臭い水」が自然となまって「くさうず」となり、それが変化して「草津」となったと言われています。

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    草津の民謡は、さすが温泉の街だけあり、温泉にまつわる作業から生まれたと言われます。高温になった温泉の湯を板でかき回しながら適温に調節するのを「湯もみ」と言いますが、その作業で唄われる『湯もみ唄』が草津民謡になりました。

    Photo by fujitariuji

    「草津よいとこ 一度はおいで アドッコイショ」という民謡の歌詞は、どなたでも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。それほど古くから、草津は温泉スポットであり、温泉なら草津というほど有名だったのです。

    草津温泉へのアクセス方法は?

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    関東地方から電車では所要約3時間かかります。JR上野駅から「特急草津」に乗車しますが、特急草津でまず2時間28時間かかります。「長野原草津口駅」で下車し、JR接続バスに乗り換え、25分すると草津温泉到着です。

    Photo by rail02000

    新幹線では、東京駅から長野新幹線に1時間10分乗車し、「軽井沢駅」で下車すると草津温泉にアクセスできます。所要時間は2時間半かかります。草津温泉で日帰りを楽しむなら、朝早めに出発すると良いでしょう。

    Photo by Hiroyuki Tsuruno

    自家用車やレンタカーの場合、まず「練馬IC」から関越道に向かい、「渋川伊香保IC」を経由し、国道353号・145号を通過します。次に群馬県の北西部「長野原」の国道292号を通過すれば、草津温泉に到着します。所要時間は高速などでの混雑状況も見合わせ、約3時間30分はかかります。

    Photo byMakalu

    バスを利用する方法もありますが、高速バスでのアクセスは一番時間がかかり、所要時間は約4時間30分です。新宿からJR高速バス「上州ゆめぐり号」に乗車すれば、直接草津温泉に到着します。最も簡単なアクセスですが、最も時間がかかります。

    草津温泉のおすすめ日帰り温泉スポットへ行こう

    Photo by zama_zama

    湯の街、草津温泉では日帰り温泉や立ち寄り湯スポットが豊富で、気軽におすすめの有名な露天風呂が楽しめます。どの温泉スポットも大変豪快な露天風呂です。まず日帰り温泉から体験してみましょう。きっと天下で有名な草津に来た実感が沸き起こるでしょう。

    御座之湯

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    江戸時代から明治時代にかけて、草津温泉の湯畑周辺には「御座之湯、綿の湯、かっけの湯」など5つの共同湯がありました。共同湯のひとつで立ち寄り湯「御座之湯」を再建したものが現在の建物です。入り口には「白旗」とありますが、「御座の湯」と書かれた木造共同湯場もあります。

    「御座之湯」との名前は、鎌倉時代の将軍、源頼朝にゆかりがあります。千年前の昔、頼朝公が三原の荘(現在の嬬恋村、草津町、旧六合村を合わせた長野原一帯)に巻き狩りのため、三原野(さんげんや)に狩りに来られました。

    頼朝公が狩猟の折りに休憩のため、御座りになった石がこの地にありました。そこで湯畑が「御座乃湯」との名称になったとの説があります。千年以上もの昔に将軍がお座りになったことから、地元の民にも愛されているのが草津温泉のおすすめスポットで立ち寄り湯の「御座乃湯」です。
     

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    老舗宿の「御座乃湯」では、浴室に「木之湯」「石之湯」の二つを用意しています。浴室は日替わりで男女交代制です。また源泉として「湯畑」「万代」の2種類があります。どちらも天然かけ流し湯で、神経痛や関節痛、慢性消化器病、打ち身、捻挫などに効能がありますので、お試し下さい。

    日帰り温泉且つ立ち寄り湯の「御座乃湯」館内は木造で、1階は広々とした吹き抜けの番台がお客様をお迎えします。お風呂上りにゆったり寝転ぶことができるスペースもあります。「木之湯」「石之湯」は脱衣場からそのまま入浴できます。

    2階は湯上りにくつろげる広間があります。「湯原乃間」が大広間で、「座乃間」がやや小ぶりの中広間となっています。広々とした2階の広間から湯の街草津を眺めるのも「御座乃湯」での楽しみです。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津421
    電話番号 0279-88-9000

    大滝の湯

    「大滝乃湯」は古くから「美人の湯」として有名な日帰り温泉且つ立ち寄り湯のおすすめスポットです。数ある草津温泉の中でも、「美人の湯」として名高い「煮川源泉」を使用しています。

    「大滝乃湯」は、平成23年12月には大規模なリニューアルが行われました。そこで、「個室(貸切)風呂」と女性専用の「合わせ湯」が新設されました。

    「大滝乃湯」の施設は、日帰り温泉スポットとお客様に楽しんでいただけるよう、地下1階に「合わせ湯」及び貸し切り温泉「しゃくなげ」が用意されています。ご家族、ご友人やご夫婦で水入らずの立ち寄り湯が楽しるおすすめスポットです。

    地下1階とフロント1階には「合わせ湯」があります。温泉成分を冷却し、ぬるま湯から次の浴槽は徐々に熱くなっているのが合わせ湯です。特に女湯は露天風呂からも、脱衣場からも合わせ湯に入浴できます。女湯は西洋風の造りで、有名な映画『テルマエ・ロマエ2』の撮影が行われました。

    「大滝乃湯」では毎月第2・第4土曜日が透明なにごりの「白濁の湯」の日です。「大滝乃湯」は湯畑源泉と違い、湯の花の少ない透き通った煮川源泉です。日帰り温泉且つ立ち寄り湯のスポット、美人の湯で名高い「大滝乃湯」の白濁の湯をぜひお楽しみ下さい。

    草津温泉おすすめの「大滝乃湯」は、地下1階に休憩室があります。フロントは1階にあり、フロント右手のラウンジカフェでは、ソフトクリームやりんごカマンベールを味わうことができます。また、フロント左手奥にはお食事処「湯の華」もあり、温泉後にゆったりリラックスすることができます。

    木目の温もりにホッとする館内はすべてバリアフリーで、足元が安全です。また、1階の合わせ湯から奥に進むと、男性女性用の大浴場が開けます。マッサージ効果のある「打たせ湯」やサウナから外に出ると、男女共に露天風呂が広がっています。

    Photo by fujitariuji

    露天風呂では、大きな温泉の滝がお客様をお迎えします。日帰り温泉「大滝乃湯」のネーミングは、露天風呂の滝が元になりました。露天風呂に入ると、本当に天然湯で体がほぐされ、おすすめスポットです。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
    電話番号 0279-88-2600

    望雲

    草津温泉でも日帰り温泉スポットとしておすすめなのが、老舗宿「望雲」です。「望雲」創業は慶長4年(1599年)で、安土桃山時代と江戸時代をまたぐ、実に421年もの間、草津で温泉の老舗宿を経営してきました。立ち寄り湯にぜひおすすめです。

    「望雲」の特徴は、湯畑の中心にありながら、静かな佇まいでくつろげるという点です。ゆっくり宿泊し、観光や湯めぐりも楽しめます。更に、江戸時代の俳人小林一茶も訪れて句を詠みました。「望雲」は、文豪にも愛されてきた老舗宿としてもおすすめスポットです。

    日帰り温泉でもあり、立ち寄り湯としても利用できる老舗宿「望雲」のお部屋は、和洋折衷で落ち着いた雰囲気です。画像は「雲松庵」と呼ばれる客室で、天然温泉掛流しの露天風呂が客室を出た場所に楽しめるという贅を尽くしたお部屋です。

    「望雲」の客室のほとんどは「雲松庵」と呼ばれますが、画像のように、露天風呂のない客室もあります。和風を大変尊重した、温泉旅館に来た醍醐味を味わえる日本ならではの客室で、「望雲」でのおすすめの客室の一つです。

    「望雲」での温泉は、すべて屋内での露天風呂となっています。画像は「万代の湯(ばんだいのゆ)」と呼ばれ、本白根山の奥深くで噴出している「万代鋼」から流れてくる源泉です。

    万代鋼は数多い草津温泉の中でも最もマグマに近い源泉です。湧出温度は94度から95度もあり、殺菌や抗炎症作用に効果があります。

    Photo by neverbutterfly

    「望雲」での第二の温泉には「西の湯(さいのゆ)」があります。木造の屋根に囲まれ、湯の隅には火山岩が敷き詰められ、いかにも露天の味わいが心地良い源泉です。

    「西の湯」源泉は湯畑とともに、草津の代表となる「西の河原」からお湯が引かれています。泉質は柔らかく、お肌にしっとりとくる源泉です。

    「西の河原」源泉は「西の河原公園」とも呼ばれます。「望雲」での第三の温泉「遊山の湯(ゆさんのゆ)」は、西の河原源泉と、万代鋼源泉を元にしたお湯処です。

    木製の内風呂では左が万代鉱源泉、右と外の露天風呂が西の河原源泉となっています。一箇所で西の河原、万代鋼二つの源泉を味わうことのできる素敵なお湯場が「遊山の湯」です。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津433
    電話番号 0279-88-3251

    草津温泉で露天風呂のある日帰り温泉に行こう

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    温泉の醍醐味は、何と言っても日帰り温泉で、しかも露天風呂にゆったりと浸かることです。湯けむりの街、草津温泉はおすすめの日帰り温泉スポットに事欠きません。

    更に草津は、立ち寄り湯や露天風呂に恵まれています。老舗宿や旅館に泊まりながら、様々な露天風呂や立ち寄り湯を経験してみましょう。

    Photo bysharonang

    日帰り温泉の味わいは、長距離や遠方への旅に比べると、近場で楽しめるお得な小旅行といった感じではないでしょうか。日帰り温泉や立ち寄り湯など、自分の気に入った場所を草津で覚えれば、1年中気持ちの良いプチツアーに出かけることができます。

    草津では、味わい深い老舗宿に泊まるのも普段経験できない楽しみです。また、雄大な白根山に抱かれた草津の眺望に加えて、温泉街の散策や、草津ならではのお土産など、露天風呂にプラスされる嬉しい思い出をゆったり味わうことができます。

    湯宿 季の庭(ゆやどときのにわ)

    「湯宿 季の庭」の魅力は、23種類の湯を巡ることです。木造の温かいお宿に宿泊もでき、露天風呂を十分堪能できます。四季折々の風景を眺めつつ露天風呂に浸る幸せは最高です。

    湯宿としては「季の庭」、本格的に2泊ほど宿泊したい場合は「木の葉」が用意されています。露天風呂に立ち寄り湯として浸るのも良し、じっくり宿泊して露天風呂巡りをしても最高です。「季の庭」及び「木の葉」は、草津の街では老舗宿としても有名です。

    「季の庭」のコンセプトは、湯の街草津で立ち寄り湯を楽しのも良し、湯めぐりの醍醐味を一つのお宿でもどうぞといったものです。湯の宿としてすべての客室に天然温泉の客室露天風呂付きという、まさに立ち寄り湯のまま宿泊し、露天風呂に浸かれます。

    Photo by Nao Iizuka

    湯宿「季の庭」の客室露天風呂の源泉は「湯川の湯」となっています。館内には「大湯処」やお食事処「雲海」も用意されています。もちろん夜には街の露天湯畑でライトアップされた露天風呂に入るのも最高の気分です。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津 白根464−214
    電話番号 0279-89-9320 

    西の河原露天風呂

    「西の河原露天風呂」は草津温泉の西側にあります。周囲一帯が「上信越高原国立公園」の特別地域に指定されています。それこそ大自然に囲まれた露天風呂で、河原の隅々から毎分1400リットルの源泉が湧出し、美しい湯の川が流れ出ています。

    「西の河原露天風呂」は周囲が国立公園の大自然で、四季折々の変化を魅せる中での開放感たっぷりの露天風呂です。新緑の季節、真夏の青空、秋の木の葉、そして真冬の新雪が露天風呂をぐるりと取り囲んでいます。

    「西の河原露天風呂」は、男女合わせると500平方メートルにもなる広大さです。「西の河原露天風呂」の源泉はマグマに最も近い「万代鋼」です。万代源泉は94度から95度の湧出温度で、殺菌・抗炎症作用の他、慢性消化器病、慢性婦人病、うちみ、関節痛、神経痛、美肌に効能があります。

    「西の河原露天風呂」はお湯が透明な緑色で、とてもきれいな露天風呂と愛好者が多いのも特徴です。トイレのある脱衣所とロッカーは小さな木造小屋で、男女別となっています。夜の露天風呂はライトアップされ、ロマンティックな想い出を刻んでくれます。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3
    電話番号 0279-88-6167

    草津ホテル

    Photo by nhayashida

    湯処草津でも、白い木造三階建てが目を惹くホテルが「草津ホテル」です。まるで御殿のような堂々とした屋根の形が魅力的な「草津ホテル」は1913年(大正2年)に創業されました。

    当初は洋館として開業した「草津ホテル」ですが、昭和27年頃に現在のような純和風の旅館にリフォームし、築107年の木造建築を誇りとしています。

    「草津ホテル」のお部屋は純和風の落ち着きある趣を大事にしています。また、新館での渡り廊下は大正ロマンのレトロ風なシックさがとても魅力的です。障子のデザインにも工夫が凝らされ、特に本館のお部屋は天井が大変高く、お湯の後は伸び伸びくつろげる嬉しい空間になっています。

    「草津ホテル」の温泉には、「琥珀の湯」と「賽泉の湯」があります。落ち着いた2種類の室内風呂と、簾が風流な木造屋根の露天風呂には、西の河原源泉を引湯しています。「草津ホテル」は西の河原源泉を用いた、草津でも数少ない6軒の老舗宿の中の一つです。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津479
    電話番号 0279-88-5011

    草津温泉で日帰り温泉のある老舗宿に行こう

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    草津温泉には、温泉街中心部の湯畑近くにある歴史の長い老舗宿がいくつもあります。老舗宿には古い宿だけでしか味わえない奥の深さとゆとりがあります。極上の湯を味わいながら、ゆっくりと老舗宿を楽しんではいかがでしょうか。

    大阪屋旅館

    Photo by Nao Iizuka

    「大阪屋」は、政府登録国際観光旅館です。立地も湯畑から徒歩1分という好条件です。草津のメインスポットである湯畑源泉からの岩風呂・露天風呂の極上湯を良質な状態で楽しむことができます。

    「大阪屋」の湯船は、大変広々としています。男湯は「君子の湯」との名で、湯畑源泉からの極上湯です。露天風呂は檜でできており、空気中で泉質が劣化することもなく、開放感溢れる最高の湯として大評判です。

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    また、女湯は「白玉の湯」と呼ばれ、源泉を広大な湯船でじっくり味わうことができます。夜にはライトアップされた露天風呂も満喫でき、昼間とは趣の異なる幽玄な雰囲気で草津の優れた源泉に浸ることができます。

    「大阪屋」の湯船の、もう一つの大きな特徴は、「洞窟露天風呂」があるということです。この屋外岩風呂は「岩戸の湯」と呼ばれ、山肌をくり抜いて作られました。瞑想にふけったり秘湯的なムードを体験したい方にはぜひおすすめです。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津356
    電話番号 0279-88-2411

    三関屋旅館

    草津温泉の「三関屋(みせきや)」旅館は、湯畑まで徒歩20分です。「三関屋」の湯船は完全貸し切りとなっているため、客室は6室のみという小さな老舗宿です。誰にも気を遣うことなく、ゆったりと湯畑の源泉に浸ることができます。

    「三関屋」の源泉は湯畑100%です。温泉情緒に満ちた、小さな老舗旅館ですので、入浴の際も完全貸し切りで源泉の熱さにゆったり伸び伸びと浸かることができます。

    宿泊の場合は、9畳と14畳のお部屋が用意されており、夜は湯けむりの草津温泉街を散策、朝食は旬な食材を用いた田舎料理を味わうことができる老舗宿です。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津99
    電話番号 0279-88-7613

    ての字屋

    Photo by Nao Iizuka

    草津温泉旅館「ての字屋」も由緒ある老舗宿として親しまれています。老舗宿だけあり、純和風の優雅な数寄屋造りです。「ての字屋」の岩風呂は千二百余年の歴史を誇る草津でも唯一の天然岩風呂で、日本温泉遺産に認定されています。

    「ての字屋」のモットーは「一客一亭」です。お客様お一人に対し、宿の主人がお茶を始め、懐石料理などでおもてなしをするという精神が「ての字屋」の接遇です。日本ならではの小振りな屏風をしつらえた客室で、湯上りに極上のお料理に舌鼓を打つ悦楽は最高です。

    「ての字屋」の源泉は、草津温泉街中心の湯畑です。源泉の湯畑にほど近いという嬉しい立地条件の湯宿が「ての字屋」です。長い歴史を経た老舗宿は日本家屋の魅力に満ち溢れ、火山岩と木目からなる源泉にゆったり浸かる気分は、草津ならではの喜びです。

    「ての字屋」には最近別邸が完成しました。アールデコ調のデザインを取り入れたおしゃれな館です。1階2階に一部屋ずつという大変小さな別邸ですが、それだけ広々としており、室内に源泉かけ流しの湯船もあるリッチな味わいの別邸です。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津360
    電話番号 0279-88-3177

    草津温泉で日帰り温泉を貸切で楽しめる場所はここだ

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    温泉の湯船に浸かると、体と心を芯からほぐす効果が得られます。できるなら温泉は一人でゆっくり家風呂のようにリラックスして浸かりたいものですね。草津には日帰り温泉を貸し切りで利用できる優れた湯宿が揃っています。

    草津ナウリゾートホテル 草津ビッグバス

    「草津ナウリゾートホテル 草津ビッグバス」は、大きく張り出した巨大な屋根の下に玄関があるのが特徴です。建物全体は5階建てです。純白の壁に青い窓、落ち着いた色合いの黒い屋根の高原リゾートスタイルが「草津ナウリゾートホテル」のおしゃれな魅力です。

    「草津ナウリゾートホテル」の完全貸し切り風呂には、すべて小振りのお座敷がついています。お風呂の種類も画像のように檜浴槽が2種類あります。

    また、檜浴槽の他には信楽焼浴槽が3種類あります。特に信楽焼浴槽は円形と楕円形で、お湯も溢れんばかりに注がれています。

    「草津ナウリゾートホテル」では、「日帰り入浴プラン」をネットから予約できるようになっています。「ランチ&貸切露天風呂2時間利用プラン」と「3時間利用プラン」が用意されています。また「草津ナウリゾートホテル」の源泉は湧出量の最も豊富な万代鋼です。

    高原の湯町草津は、標高1200メートルの所にあります。主要な源泉の一つである万代源泉は、本白根山の中腹から絶えず白い蒸気を高々と立ち昇らせています。一度あまりにも多い湧出を抑制できず廃坑となりましたが、1975年から再び湯を温泉街まで引き、運用が再開されました。

    「草津ナウリゾートホテル」では、日帰り貸し切り以外に、宿泊のお客様用の、源泉に加水し循環させたお肌に優しい露天風呂があります。また完全源泉かけ流しの広々とした42度の大浴場は熱く、浸かり心地も最高です。高原温泉のリゾートを一度体験するのもおすすめです。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津750
    電話番号 0279-88-5111

    奈良屋

    「奈良屋」の看板は右から左へと書かれています。また旅館らしい暖簾も「湯宿」の文字は右から左です。それもそのはずで、「奈良屋」は創業1878年(明治10年)という142年間も続く由緒ある老舗宿なのです。

    江戸時代より、温泉を管理する職人には「湯守(ゆもり)」という地位が土地の領主より与えられました。「奈良屋」の湯はすべて伝統文化である湯守の手作業によって、日々美しく清潔に保たれています。源泉は源頼朝公が入浴したと伝えられる白旗源泉です。

    一度源泉から引いた湯は、一晩敷地内の「湯小屋」に貯湯します。源泉のままだと55度から56度ですので、一晩寝かすことにより、人が自然に浸かりやすい46度から47度まで冷まします。温度調整は湯守の大変大切な仕事です。

    肌に刺激が強い草津の湯ですが、湯守の伝統芸である「湯もみ」により、優しい肌触りの良い滑らかな湯へと仕上げます。湯小屋に貯めておいた源泉が宿に引かれる際は、湯守の技により、更に入浴に適切な41度から42度へとコントロールされています。

    Photo by fujitariuji

    「奈良屋」の日帰り入浴は、12時半から14時と時間が決まっています。料金は大人1200円、子供(3歳から小学生まで)600円かかります。丁寧に調整された「奈良屋」の湯は、神経痛やリウマチ、胃腸や子宝などに優れた効能を発揮します。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津396
    電話番号 0279-88-2311

    薬師の湯 湯元館

    Photo by Nao Iizuka

    入り口の紺の暖簾が個性的でユニークな「薬師の湯 湯元館」では、湯畑源泉の湯を楽しめます。活火山から湧く源泉を活かした温泉は、すべて体に良いものです。「薬師の湯」は温泉の効能が薬であることを改めて感じる名前です。

    「薬師の湯」に浸かることによって、筋肉痛、関節痛はもちろんのこと、五十肩、運動麻痺や慢性皮膚病、動脈硬化症に加えて、糖尿病・高血圧症にも効果があります。関節痛と動脈硬化症に悩んで別々の病院にかかり、受診待ちで疲れるよりも、「薬師の湯」だけで症状が治ってしまいます。

    「薬師の湯 湯元館」は宿泊を基本にした湯宿ですが、日帰り貸し切り温泉も楽しめます。貸切風呂利用プラス客室休憩で、大人一名3時間なら4980円です。様々な症状に悩んでおられる方も、「薬師の湯」をじっくり愉しみ、健康な体を徐々に取り戻してはいかがでしょうか。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津366
    電話番号 0279-88-3394

    草津温泉の共同日帰り温泉に行ってみよう

    Photo byFree-Photos

    温泉の日帰り共同浴場とは、地元の人々が管理する温泉を利用した公衆浴場のことです。草津では、草津観光協会が主に「白旗の湯」、「地蔵の湯」に「千代の湯」を運営しています。木造の湯宿の佇まいは、白い湯けむりが立ち昇る草津に気軽なムードを与えています。

    草津温泉には、無料で入浴できる共同浴場が19か所もあるというのですから、驚きです。しかし一般の観光客向けで無料の共同浴場は3箇所で、残りは住民向けの共同浴場という決まりになっています。

    白旗の湯

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    草津温泉共同浴場の代表株とも言える「白旗の湯」は、湯畑の源泉の中でも最大の規模です。共同浴場は無料で浸かることができ、嬉しい湯処です。建物も1994年にリニューアルされました。源泉は草津のシンボル湯畑のすぐそばです。

    Photo by Nao Iizuka

    「白旗の湯」の共同浴場は2か所あり、お湯は源泉そのものです。そこで大変熱いお湯ですが、熱いお湯に浸かることが温泉の醍醐味と言えるでしょう。草津温泉の共同浴場の温度は、低めでも41度以上から45度を超えますが、この熱さと刺激が草津ならではの湯船です。

    湯宿では湯守の方が適温調節をします。しかし、共同浴場の露天風呂ではとにかく熱く、この熱さを味わうことで「草津に来たな」という感動が盛り上がります。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津112-1
    電話番号 0279-88-0800

    地蔵の湯

    「地蔵の湯」は根強いファンの多い共同日帰り温泉です。お湯場と洗い場、脱衣所が一体になっており、合わせて4人ほどの狭いスペースなので、慣れない人には窮屈かもしれません。「地蔵の湯」は街の源泉湯畑から少し坂道を5分ほど歩いた場所にあります。

    共同日帰り温泉の良い点は、何と言っても無料ということです。「地蔵の湯」の営業時間は清掃時間を除いた朝8時から夜10時までですので、空いている時には一人で天然源泉を満喫できます。草津のお湯は熱い所が多く、「地蔵の湯」も強酸性の熱いお湯処です。

    お湯はうっすら濁った白濁で、白っぽい「地蔵の湯」が美しいとファンの間では大評判です。昔、目の病気に悩んでいた徳兵衛という男の夢にお地蔵様が現れ、「源泉に入れば眼病は治る」と言われたために入浴したところ、すっかり眼病が治ったために「地蔵の湯」との名が付きました。

    画像でもお分かりのように、気取らない木造の湯処の造りが落ち着きます。狭い空間ながら、完全無料で天下の名湯草津の湯に入ることができるのは、極上の気分です。

    住所 群馬県吾妻郡草津町草津299
    電話番号 080-6947-8069

    千代の湯

    「千代の湯」との名前は、可愛らしい女性を連想させるため、草津だけではなく全国各地にあります。草津の「千代の湯」は源泉である湯畑から東に下ったすぐの場所にあります。冷え性や関節痛、リウマチや腰痛など体質改善に持って来いの「千代の湯」です。

    湯船は3人が上限というほど狭い「千代の湯」ですが、体への当たりが良く柔らかいお湯です。「地蔵の湯」とは異なり、脱衣所と浴槽の間には扉があるので、楽な気持ちで日帰り温泉を楽しむことができます。

    住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津367-4
    電話番号 0279-88-3131

    草津温泉でたくさんの日帰り温泉を堪能しよう!

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    日本第1位の天然かけ流し湯・露天風呂の草津温泉は大変魅力的です。アクセスも便利で、老舗宿や湯けむりが立ち昇る大自然の街を散策するのも楽しみな草津温泉はせひ訪れていただきたいおすすめスポットです。GWなどに家族連れでゆっくり草津の温泉旅行を楽しんではいかがでしょうか。

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    ライター

    maronchat

    初めまして。歴史、大自然、温泉、文化遺産、そして美味しいものが大好きな好奇心旺盛のmaronchatです。山麓に温泉のある、兵庫県の標高360mの山上に住んでいます。jouerの記事を通して、見応えあるスポット、また生活に役立つ情報をご紹介していきたいと思います。

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