福島の会津若松で人気の観光スポット21選！おすすめの定番や名物グルメもご紹介

野口英世の足跡は会津若松にも残っています。会津若松市内の人気スポットの野口英世青春館は、明治17年に建てられた蔵造りの洋館で、野口が手術を受け、書生として住み込んだ旧会陽医院です。野口英世記念館とあわせての訪問をおすすめします。

野口英世記念館の開館時間は、4月～10月は9:00～17:30、11月～3月は9:00～16:30です。入館料は大人1人600円です。アクセスは、猪苗代磐梯高原ICから車で5分ほどとなっています。

福島の会津若松には、まだまだ訪れたい観光スポットがあります。明治維新の戊辰戦争の悲劇の象徴となった、白虎隊の少年たちの墓碑がある飯盛山は、四季を問わず大勢の人が訪れます。墓碑に手を合わせる人が絶えないスポットとなっています。

御薬園は、江戸時代には薬草を栽培していた大名庭園です。国の名勝にも指定されている美しい庭園で、おすすめの観光スポットです。会津若松の奥座敷・東山温泉は、宿泊におすすめです。モダンな宿から老舗の渋い旅館まで、すてきな宿泊施設が数多くあります。

会津若松市街の中心地にある七日町通りは、明治・大正時代のレトロな建物の町並み散策が人気の観光スポットです。これらの会津若松の人気観光名所4選をご紹介します。

福島・会津若松の市街地の東にある飯盛山には、明治維新の戊辰戦争で命を落とした白虎隊士中二番隊の少年たちの墓碑があります。墓碑からほど近くに、少年たちが鶴ヶ城を眺め、自刃したと伝わる場所もあり、訪れる人が絶えません。麓から墓碑までは石段とスロープコンベアがあります。

白虎隊士中二番隊は、戸ノ口原での戦いを経て、負傷者を抱えて戸ノ口堰の洞門の水路をくぐり抜けて飯盛山にたどり着きます。洞門の出口も飯盛山の麓にあり、見学できます。白虎隊記念館、白虎隊伝承史学館といった資料館もあり、白虎隊や会津の戊辰戦争への理解が深まります。

飯盛山には、国指定重要文化財の会津さざえ堂もあります。二重螺旋の構造がユニークなお堂で、おすすめの観光スポットです。飯盛山から少し北に、国指定史跡・重要文化財の旧滝沢本陣があります。戊辰戦争による刀傷や弾痕が残っていて、苛烈な戦いの歴史を伝えています。

御薬園は、室町時代に蘆名氏が霊泉が湧出したこの地に別荘を建てたのが始まりだそうです。江戸時代には様々な薬草を育てる薬草園でした。

戊辰戦争では、御薬園が新政府軍側の療養施設として使用されたため、戦渦に巻き込まれずに現在に姿をとどめています。大名型の山水庭園としても美しく、昭和には国の名勝に指定されました。昔のお殿様が眺めた庭園を見ながら、有料で抹茶をいただけます。

開園時間は8:30～17:00、入園料は大人1人330円です。入園と抹茶のセットでは、大人1人800円になります。鶴ヶ城から徒歩15分ほど、会津若松ICから車で20分ほど、会津若松駅から周遊バスで20分ほどでのアクセスです。

「会津東山温泉」は会津若松市街から東の山に少し入ったところにあり、会津若松の奥座敷とも呼ばれます。国の登録有形文化財に指定された建物のある老舗旅館から、モダンなホテルまでバラエティ豊かな宿泊施設がそろっています。

「会津東山温泉」では、日帰り温泉を楽しめる宿や、1人旅歓迎の宿もあります。それぞれの旅のスタイルにあった施設での宿泊を楽しめます。

「会津東山温泉」の泉質は、さらさらとした硫酸塩泉です。緑豊かな清流沿いに宿が建ち並び、とても自然豊かな温泉街です。歴史は古く、1300年ほど前に名僧・行基によって発見されたと伝わっています。土方歳三戦傷湯治の岩風呂とされる源泉もあり、訪れる人の多い人気スポットです。

「会津東山温泉」へは、鶴ヶ城から車で10分ほど、会津若松駅からは周遊バスで15分ほどでアクセスできます。会津武家屋敷からは車で5分ほどになります。

「七日町通り」は、江戸時代は会津五街道のうち日光、越後、米沢街道が通り、問屋や旅籠が建ち並び、城下の西の玄関口として栄えました。明治以降も重要な通りで、繁華街として賑わいました。現在は大正ロマンを感じられる通りとして、散策をする観光客に人気があります。

「七日町通り」は、JR七日町駅から野口英世青春通り付近までの道の呼び名です。蔵造りのお店や、土蔵造りの洋館でできた漆器店、酒蔵や絵ろうそく、会津木綿のお店など、大正ロマンの町並みに、会津の名物のお店が点在しています。散策におすすめの通りです。