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国の重要文化財「会津さざえ堂」に行ってみよう!
福島県会津若松市の飯盛山には、国の重要文化財に指定されており世界的にも大きな価値を持っている木造建築物である「会津さざえ堂」があります。
会津若松といえば白虎隊ゆかりの地でもあります。明治新政府軍と徳川旧幕府軍が争った戊辰戦争のなかで、会津でも双方による戦いがありました。白虎隊は旧幕府側の中心であった会津藩の勢力として戦いましたが、最後には劣勢に陥り武士の本分を明かすため十九人が自刃しました。
会津さざえ堂は、そんな白虎隊が自刃した地とされる飯盛山にあります。白虎隊を訪ねる旅の中で会津さざえ堂を訪れる人も多くいます。
会津若松は歴史に触れられる人気の観光スポットであり、会津さざえ堂も歴史ある名所のひとつです。建築物としての構造の面白さだけでなく、昔の人々の文化に思いを馳せることもできます。福島観光の際は是非とも訪れてほしい、見どころいっぱいの観光名所です。
会津さざえ堂の基本情報
会津さざえ堂とは、そもそもどういう建物なのでしょうか。歴史的な名所は、ただ見るだけでなくその背景を知ることでより楽しむことができます。会津さざえ堂について知っておきたい基本的な知識についてご紹介します。
寛政8年(1796)に会津若松市の飯盛山に建立されたお堂
会津さざえ堂は、江戸時代後期・1796年に会津若松の飯盛山の中腹に建立されました。当時飯盛山には「正宗寺」というお寺があり、そのお寺の住職によってつくられた仏堂です。
六角形の形をしており、高さ16.5メートルの三層構造の塔になっています。建立されてから200年以上が経っていますが、会津さざえ堂は当時から変わらない姿を保っています。
そもそもさざえ堂というのは通称で、江戸時代後期に東北から関東にかけての地方でみられた建築様式のお堂を指します。内部がらせん構造なのが特徴で、その構造や見た目がさざえのようであることからさざえ堂と呼ばれています。