淡路島の淡路サービスエリアを詳しく紹介！上り・下りの人気グルメや見どころは？

淡路島は、兵庫県に属する島で、淡路市、洲本市、南あわじ市の3市があり、瀬戸内海最大の面積を誇ります。シンガポールや琵琶湖と同じ大きさで約590平方キロメートルあり、人口は約13万人と離島の中では一番人口の多い島です。

淡路島は島なので、フェリーか車を使ってアクセスすることができます。淡路島の北側からは、明石海峡大橋で兵庫県明石市とつながっています。南側は、鳴門海峡大橋で徳島県鳴門市とつながっています。島内は電車が通っていないため、バスや車で移動します。

年間を通して温暖な気候なので、淡路島は「花の島」とも呼ばれるほど、季節ごとの花が楽しめるおすすめのスポットがたくさんあります。

「国営明石海峡公園」は、東京ドーム9個分の敷地内に、一年を通して季節ごとの花を楽しむことができる人気のスポットです。歩くのに疲れた時は、園内を運行しているバスもあるので子どもから年配の方まで幅広い世代の方でにぎわっています。

淡路島には、安藤忠雄氏の設計した複合リゾートもあります。絶景の瀬戸内海を眺めたり、奇跡の星の植物館や野外劇場も併設されており、淡路島の魅力を存分に味わせる施設です。

淡路島のど真ん中を神戸淡路鳴門自動車道が縦断しており、北は明石海峡大橋、南は鳴門海峡大橋につながっています。そのため、淡路島へのアクセスがわかりやすいこともあって、ドライブで淡路島に訪れる方がたくさんいます。

淡路島は平たんな道が多く、大きなカーブも少ないことからドライブには最適の島です。海沿いを走りながら、途中で観光やグルメを楽しみ、またスタート地点に戻ってくるコースや、そのまま明石海峡大橋や鳴門海峡大橋を渡って別の観光地へと向かいのもおすすめです。

淡路島には大人から子どもまで楽しめる施設がたくさんあります。淡路島内の唯一の遊園地である「淡路ワールドパークONOKORO」は、世界中の有名建築物がミニチュアサイズで展示されている人気の施設です。小さな子どもでも遊べるスポットがあるので家族旅行におすすめです。

カップルにおすすめの見どころスポットは、夕方、海沿いをドライブしていると瀬戸内海に沈む夕日を見ることもできます。ロマンティックな雰囲気たっぷりで、少し車を停めて、夕日を見ながら語り合うのもおすすめです。

淡路島のサービスエリアは、上り線、下り線、淡路ハイウエイオアシスを自由に行き来することができます。それぞれのサービスエリアで、食事やお土産ショップはもちろんのこと、ドッグランや展望テラス、大観覧車などがありサービスエリアでありながら観光地となっているスポットです。

「淡路ハイウェイオアシス」は、食べる、遊ぶ、買うのをテーマに、淡路島の魅力をすべて味わうことのできる施設です。淡路島産の食材を使ったグルメや、瀬戸内海や明石海峡大橋を眺めるビューポイント、新鮮な淡路島の野菜や果物も買うことができます。

「大きな芝生広場」では、ピクニック気分で芝生の上でお弁当を食べたり、子どもたちや友人と思いっきり走り回って遊べる広場になっています。四季折々の花が楽しめる「花の谷」や、「展望広場」など、「淡路ハイウェイオアシス」には見どころがたくさんあるサービスエリアです。

「淡路ハイウェイオアシス」には、淡路サービスエリアの上下どちらからの駐車場内から連絡道路で直結なので、高速道路を降りることなく、どちらも楽しむことができます。

上りのサービスエリアは、2010年にリニューアルした花時計と、間近に迫る明石海峡大橋が見える展望テラスがあるサービスエリアです。より迫力のある明石海峡大橋を見たいなら、下りより上りのサービスエリアがおすすめです。

カップルのドライブデートで淡路島を訪れなたら、ぜひ立ち寄っていただきたい「恋人の聖地」もあります。ハート形に切り取られたモニュメントの中は、ハートの光がふりそそぎロマンティックな雰囲気がおしゃれと若者に人気のスポットです。

下りのサービスエリアは、淡路サービスエリアの目玉、大観覧車があります。明石海峡大橋や天気が良ければ神戸の街並みが良く見える最高のロケーションが味わえるサービスエリアです。

車だからこそ、一緒に旅行がしたい愛犬家におすすめのドッグランも用意されています。犬にとっても長時間の車移動は疲れるものです。サービスエリアの空気のきれいなドッグランで、思いっきり羽を伸ばしてあげるのもおすすめです。

ここからは、淡路島のサービスエリアを上りと下りでそれぞれご紹介します。それぞれのサービスエリアの見どころスポットや自慢のグルメがありますが、サービスエリアの上下の行き来が自由なので気になるお店をはしごしたり、お目当ての商品を購入するときの参考にしてください。

まずは、上りのサービスエリアからご紹介します。明石海峡大橋に近いサービスエリアだからこそ味わえる、雄大な景色を楽しむのにぴったりのサービスエリアです。

淡路サービスエリアの見どころスポットを3件ご紹介します。どれも淡路島の魅力をたっぷり味わうことのできるおすすめのスポットばかりです。ロマンティックなスポットが多いサービスエリアなので、カップルのデートにおすすめのサービスエリアです。

明石海峡大橋をバッグに迫力ある写真を撮りたいなら、「わたる」カメラ台があるエリアがおすすめです。瀬戸内海と遠くに見える神戸の街並み、間近の明石海峡大橋をバックにとっておきの一枚を撮ることができるサービスエリアです。

1998年（平成10年）に開業した明石海峡大橋は、全長約3900メートルあり、世界最長の吊り橋として「ギネス世界記録」に認定、掲載されています。

淡路サービスエリアでは、迫力満点の明石海峡大橋を間近で見ることができるサービスエリアとして、絶景を写真に収めようと様々なところから観光客が訪れているおすすめの見どころスポットです。

カップルで淡路サービスエリアを訪れたなら、ぜひ見ていただきたのが「恋人の聖地」です。平成22年11月に完成したモニュメントは、ハート型に切り取られた天井から降り注ぐハートの光が、モニュメントの中に映りこみロマンティックな空間を演出してくれます。

クリスマスシーズンになるとサービスエリア全体でライトアップが行われます。「恋人の聖地」へ続く道の足元には2本のLEDがモニュメントへの道しるべとなり、さらに雰囲気を盛り上げます。

「光の風景」をテーマに作られたモニュメントらしく、瀬戸内の海と空をバッグに、ハートの光が降り注ぐ「恋人の聖地」でカップルの親密度もさらにアップすること間違いなしです。

淡路サービスエリアの上りには「橋の見える丘」というスポットがあり、明石海峡大橋を望む絶景ポイントと、2010年にリニューアルされた花時計があります。

巨大な花時計の文字盤の部分には四季折々の花が植えられており、淡路島が「花の島」であることがよくわかる花時計です。美しい花に合うように、御影石などをところどころに取り入れ、高級感のある花時計になっています。

時計は環境に優しい太陽光発電で動いています。きれいな花と雄大な明石海峡大橋をバックに写真を撮っておくのもおすすめです。

続いてご紹介するのは、淡路サービスエリアのおすすめ人気グルメです。上りのサービスエリアでは、淡路島の特産品である玉ねぎを使った人気のラーメンをいただくことができます。

人気グルメの「淡路玉葱ラーメン」は、サービスエリア内の「ラーメン尊」でいただけます。注文は食券販売機で券を購入し、カウンターに渡すセルフサービスです。淡路玉葱ラーメンにミニ炒飯がついたセットや、明太子ごはんがセットになったメニューも人気です。

スープは野菜スープか味噌味が選ぶことができるので、あっさり系がお好みの方は野菜スープがおすすめです。優しいスープが身体中にしみわたってくるようで、ラーメンでありながら罪悪感のない、健康的なラーメンです。

細目のちぢれ面はスープによく絡み、喉ごしも良いと評判です。トッピングには淡路島名産の玉葱、メンマ、チャーシュー、たまごが乗っており、ほんのりと玉葱の甘みが香るスープは淡路サービスエリアでいただける絶品の淡路島グルメです。

続いてご紹介する淡路サービスエリア下りも見どころスポット満載のエリアです。サービスエリアの上りと下りを徒歩で行き来できる淡路サービスエリアのメリットを生かして、両方の見どころスポットを楽しむのもおすすめです。

淡路サービスエリア下りの見どころスポットは、上りと同様の瀬戸内海や明石海峡大橋を望む絶景スポットや、子ども連れやカップルに人気の大観覧車などがあります。

愛犬家の犬連れ旅行の方に嬉しいドッグランも併設されているので、ドライブに疲れたわんちゃんの癒しにもなる人気の見どころスポットのあるサービスエリアです。

淡路サービスエリアの人気見どころスポットといえば、下りにある大観覧車です。1周およそ15分で回る観覧車からは、瀬戸内海の絶景を見渡すことができます。6人乗りのゴンドラが40台あり、冷暖房付きなので季節を問わず快適に過ごせます。

ゴンドラにはいろいろな種類があり、椅子、床、壁のすべてが透明になったシースルーのゴンドラは迫力満点で、スリルを味わいたい方に人気です。愛犬家に嬉しいペット同伴で乗れるゴンドラもあり、ペットを下に待たせることなく一緒に楽しむことができます。

子どもに人気のアンパンマンのぬいぐるみや、シンボルキャラクターの「わたる」くんと一緒に乗れるゴンドラや、車いすも対応しているバリアフリーのゴンドラもあります。料金は、3歳以上が有料となり、1人600円です。

淡路サービスエリアの下りにも、上りと同様にシンボルキャラクターの「わたる」くんが出迎えてくれます。「わたる」くんの力を借りて、瀬戸内海の青い海と空をバッグに最高の1枚を撮ることのできるスポットです。

すぐそばにはスターバックスがあり、外の景色がよく見えるようにガラス張りになっているので、ほっと一息のコーヒーを飲みながらドライブの疲れをとるのにおすすめのサービスエリアです。

犬も人間と同様、長時間の車移動は疲れるものです。時々は外の空気を吸って、身体を伸ばしたいと思っているワンちゃんのために、淡路サービスエリアの下りにはドッグランが併設されています。

広々としたドッグランには、ペット用の水飲み場、足洗い場があり、24時間利用可能なのもうれしいポイントです。中にはワンちゃんと一緒にくつろげる東屋やベンチも用意されています。

スターバックスの屋外テラス席にはドッグポールが完備されていたり、ドッグカフェのイベントが催されるなど、愛犬家にとって過ごしやすいサービスエリアになっています。

淡路サービスエリアの下りでぜひ食べていただきたいグルメが、「淡路玉ねぎ御膳」です。淡路島の特産品である玉ねぎとしらすを一度に味わえる人気のグルメです。

玉ねぎの甘みとしゃきしゃきとした食感が楽しめるサラダと天ぷらに、玉ねぎを丸ごと1個煮込んだ玉ねぎの煮込みは優しい甘みがおいしいと評判の1品です。

淡路島には、淡路サービスエリア以外にも3つのパーキングエリアがあります。そのうちの2つはコンビニエンスストアや自動販売機だけの小さなパーキングエリアですが、長時間のドライブで疲れた身体を休めるのにぜひ利用していただきたいパーキングエリアです。

それぞれのパーキングエリアに併設されている施設や見どころをご紹介します。淡路島ドライブで一休みしたいときの参考にしてください。

淡路サービスエリアから14キロほど離れたところにあるのが「室津パーキングエリア」です。駐車台数は、小型車が40台、大型車が58台、トレーラーが2台駐車できます。以前は自動販売機の設置のみでしたが、2008年に24時間営業のファミリーマートができました。

若干、高台に位置するため、駐車場からは瀬戸内海が一望できるロケーションなので、運転の休憩がてら、景色を楽しんでいかれる方が多いです。特に夕日がきれいに見えるので、人も少なく静かに夕焼けを楽しみたい方におすすめです。

淡路島の中でも、四国よりの方にあるのが「緑パーキングエリア」です。パーキングエリア内にはトイレと自動販売機コーナーしかありませんが、「緑パーキングエリア」の一番の特徴は、上り線のパーキングエリアに車を置いて「サンライズ淡路」に行くことができます。

「サンライズ淡路」は、スポーツ施設や合宿、ふれあい公園などがある公園総合施設です。ふれあい公園には、広い芝生広場やふれあいの滝、水車小屋、お花畑など、淡路島らしい自然を満喫できるので、子どもに人気のあるスポットです。

淡路島の一番南側、徳島北インターチェンジの手前にあるのが「淡路島南パーキングエリア」です。広い注射スペースと、フードコート、お土産物ショップなどがあるので、立ち寄る人も多いサービスエリアです。

見どころスポットは、2階から4階までの各階にある展望テラスです。世界三大潮流の1つである「鳴門海峡」と、淡路島から徳島県へと続く「大鳴門橋」の両方を一度に見ることのできる人気のテラスです。

建物全体が白い船舶をイメージして作られており、特におすすめはライトアップされた白い建物が幻想的である、ロマンティックな雰囲気を出しています。

「淡路島南パーキングエリア（上り）」のおすすめグルメは、「淡路牛 ローストビーフ丼」です。淡路島の名産、淡路牛を使ったローストビーフの上に、蒸し焼きにされた淡路産の玉ねぎがトッピングしてある贅沢な1品です。

月替わりでイベントも行われており、おすすめのグルメの特設販売が期間限定で行われています。淡路島以外の特産品も販売されていることもあるので、淡路島に来た時にはぜち立ち寄っていただきたいサービスエリアです。

最後にご紹介するのは、淡路島のサービスエリアで買いたい、おすすめのお土産です。淡路サービスエリアや淡路島南パーキングエリア（上り）には充実したお土産物ショップがあるので、自分へのお土産や身近な方へのお土産の参考にしてください。

淡路島の名産品である玉ねぎのお土産はもちろんのこと、甘いものが好きな方におすすめしたいお菓子や、おつまみにもなるおせんべいなど、サービスエリアで購入できる、淡路島の魅力がぐっとつまったお土産物ばかりを厳選して4つご紹介します。

まず最初にご紹介するのは、淡路サービスエリアで購入できる「わらじ天ぷら2枚入り（450円）」です。厳選された、新鮮な魚介類のすり身と、淡路島産の玉ねぎを合わせて薄くのばし、油で揚げた練り製品です。

練り物職人が研究を重ね、甘みのたっぷり詰まった淡路産の玉ねぎに合うように、独自で生地を配合されています。うどんやそばの上に乗せると、麺が隠れるほどの大きさの天ぷらはスープとよく合います。

おすすめの食べ方は、淡路島の地元製造である醤油や藻塩をつけていただくと、さらに淡路島らしい素材の味を生かした味が楽しめます。

四国の銘菓である「ハタダ栗タルト」が淡路島のサービスエリアで購入できます。1975年に発売開始された「ハタダ栗タルト」は、「お菓子屋ハタダ」の看板商品であり、どの年代の方からも人気のあるお菓子です。

2018年にリニューアルされた「ハタダ栗タルト」ですが、老舗の伝統を守りつつ変わらないおいしさを守っているお菓子です。しっとりとした生地の中に、栗を混ぜた餡が巻かれており、甘いものが苦手な方でもつい2個目も食べたくなってしまうおいしさです。

続いてご紹介するお土産は、つい手が伸びて、気が付くとあっという間になくなってしまうほどのおいしさが魅力の「玉ねぎせんべい茶袋（540円）」です。淡路島のサービスエリアでは人気の商品で、サービスエリア以外でも購入することもできます。

瀬戸内海の温暖な気候で育った、淡路島の玉ねぎをふんだんに使用し、シンプルでありながらしっかりとした玉ねぎの甘みを感じられるさくさくのおせんべいです。

リーズナブルな価格ですが、淡路島の特産品を使用しておりボリュームもあるのでサービスエリアで買いたいお菓子として、お土産にしても喜ばれること間違いなしのおすすめグルメです。

最後にご紹介する、サービスエリアで買いたいおすすめのお土産グルメは、玉ねぎを丸ごと使った「玉美ちゃん（410円）」です。淡路産の玉ねぎを丸ごと1個、甘酢漬けにしている商品で、ひとつずつ袋に入って売られています。

袋からだしてそのまま、お酒のおつまみにしてもいいし、らっきょうのようにカレーに添えたりと、使い方は様々です。甘酢漬けなので、すっぱいものが苦手な方でもおいしくいただけます。淡路産の甘みたっぷりの玉ねぎと、ほのかにピリッとする唐辛子がよく合う淡路島グルメです。

淡路島のサービスエリア、パーキングエリアをご紹介してきました。関西の中でも人気のある淡路サービスエリアは、上下の行き来が自由なので、サービスエリア目的で訪れる方もたくさんいます。

淡路島は瀬戸内海の温暖な気候のため、過ごしやすい島として近年は移住する人も増えてきました。自然とふれあえる観光地やおすすめグルメもたくさんあります。景観もすばらしい見どころ満載の淡路島で、あなただけのお気に入りのサービスエリアのスポットを見つけてください。（本記事の情報は2022年10月12日時点の情報です。なお、価格はすべて税込み表示です。）