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山形を代表する温泉郷「銀山温泉」
「温泉大国」とも呼ばれる山形は、大自然の恵みが豊かな地域です。夏は暑く、冬は寒い厳しい気候は、美味しいフルーツやお米、野菜や山菜を美味しく育て上げます。山から湧き出る水は澄んでいて、魚が泳いでいる川も多いです。
山形は、日本全国で唯一、全35市町村に温泉が湧きだしている県です。「蔵王温泉街」や「上山温泉街」、「湯野浜温泉街」など、有名な温泉街も多いです。
その山形には、全国的にも特に有名な温泉郷があります。大正ロマンを思い起こさせる町並みが素敵で、まるでレトロなテーマパークのような、銀山温泉(ぎんざんおんせん)です。
山形の銀山温泉ってどんなところ?
山形の銀山温泉は、慶長から寛永の間の期間に開湯しました。かつて、銀山温泉近辺では、野辺沢銀山での銀採掘が栄えていました。その鉱夫が、温泉を発見したそうです。
最上川支流の銀山川の両岸に、大正時代から昭和時代に建てられた、木造建築の旅館・ホテルが立ち並んでいます。銀山温泉街入口付近には、モダンなホテルも点在しています。川には橋がたくさんかかっており、歩道には昔ながらの「ガス灯」が並んでいます。
夜になるとこのガス灯の火が灯り、とても幻想的な雰囲気を醸し出します。電気ではないガスの優しい灯りは、日常を忘れ去ってしまうほどに美しいです。
山形県の最北東「尾花沢市」にある温泉郷
銀山温泉は、山形の中でも最北東にある、尾花沢(おばなざわ)市に位置します。尾花沢市は、花笠踊り発祥の地として、そしてすいかの名産地としても有名な地域です。その尾花沢市の中でもひときわ有名なのが、「銀山温泉」と言っても、過言ではありません。
銀山温泉は、かつては湯治場として、親しまれてきました。ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉という、泉質が楽しめます。足湯のお湯も、源泉から湧き出した温泉を使用しています。
大正ロマンを思わせる町並みが有名
銀山温泉が、大正ロマンを思わせる町並みであることは、全国的にも有名です。そこには、いくつかのポイントがあります。一つめは木造多層建築の旅館・ホテルが、多数立ち並んでいることです。町の中心には橋が多数架けられた銀山川が流れ、不思議な雰囲気を漂わせます。