宇和島運輸フェリーで別府まで旅しよう!アクセス・時刻表から船内のおすすめまで

宇和島運輸フェリーで別府まで旅しよう!アクセス・時刻表から船内のおすすめまで

宇和島運輸フェリーは大分県の別府市と臼杵市、愛媛県の八幡浜市を結ぶ観光フェリーのことです。四国から九州、九州から四国への観光を船旅で考えられているかたには必須のサービスです。是非宇和島運輸フェリーで船旅を満喫して下さい。

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記事の目次

  1. 1.宇和島運輸フェリーで宇和島から別府まで快適旅!
  2. 2.宇和島運輸フェリーって?
  3. 3.宇和島運輸フェリーに乗るには
  4. 4.宇和島運輸フェリーの船内
  5. 5.宇和島運輸フェリーの魅力
  6. 6.四国から別府に行くなら宇和島運輸フェリーがおすすめ

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宇和島運輸フェリーで宇和島から別府まで快適旅!

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四国と九州は陸続きになっていませんので、四国から九州に直接渡るには船に乗ることが必須になります。そこで愛媛県の八幡浜市から大分県の別府市、臼杵市に運輸しているのが宇和島運輸フェリーになります。豊後水道を横断するわけですが、距離は約60~80kmになります。

この距離を約2時間から2時間半で渡りきります。長すぎず短すぎず、ちょっと船旅を楽しむにはおすすめの乗船時間でしょう。南には太平洋の水平線も見えますので景色を楽しむのもおすすめです。九州と四国を行き来するのにおすすめのアクセスルートになります。

宇和島運輸フェリーって?

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宇和島運輸フェリーとは宇和島運輸株式会社が運営する九州と四国のアクセスを可能にする観光フェリーです。明治17年に設立された歴史ある船会社になります。

公式ホームページにて時刻表を確認すると早朝から深夜まで一日6便運行されていることがわかります。時刻表には深夜3:00過ぎに到着する便もあり、夜中にも運行しているフェリーになります。

愛媛県と大分県を2つの航路で結ぶフェリー

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現在では愛媛県と大分県を結ぶフェリーは宇和島運輸フェリーのみとなってしまいました。以前は高知県の宿毛市と大分県をアクセスを可能にする宿毛フェリーも運営されていましたが、利用者の減少により廃止となってしまいました。

宇和島運輸フェリーは四国と九州の旅やアクセスを可能にするとても貴重な船会社になっています。潮風に吹かれ海の旅を気軽に楽しめるフェリーです。

愛媛の八幡浜港→大分県の別府港

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宇和島運輸フェリーは愛媛県の八幡浜港と大分県の別府港の旅やアクセスを可能にする観光フェリーになります。八幡浜市と隣接する宇和島市では鯛飯が有名です。大分県の別府市では温泉が有名です。

どちらも海を挟んだ海沿いの街なので、海産物が有名なことは言うまでもありません。船旅を楽しみながら、どちらの名物も楽しむのがおすすめです。

一日6往復

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宇和島運輸フェリーの時刻表を確認してみると別府市と八幡浜市を一日6往復しています。昼間の運行のみならず、深夜出港であったり、朝方出港であったり出港時間は様々です。旅の目的に合わせて時刻表を確認し、都合の良い便に乗船することをおすすめします。

一日6往復というと約3~4時間起きになります。海は時間帯によって見せる顔も違いますから、夜景を楽しんだり、朝焼けを楽しんだりなど、時間によって船からの景色の違いを堪能することができます。特に時間を気にしない旅であるなら好きな時間を選ぶのも一興です。

所要時間は2時間50分

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別府市と八幡浜市の船旅でのアクセス所要時間は約2時間50分になっています。船内には売店もありますので、なにか買って食べるのもよいですし、景色を眺めるのもよいですし、少し仮眠を取って旅の疲れを癒やすのもよいでしょう。

夜は星や船の明かりなどの景色が楽しめますし、昼は青い海と遠くに見える自然の山々などの景色が楽しめます。昼や夜の時刻表も確認しておくことをおすすめします。

八幡浜港までのアクセス

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車でアクセスする場合で松山自動車道をご利用の場合は、大洲インターチェンジで降ります。電車でアクセスの場合はJR八幡浜駅よりタクシーで5分、徒歩でも30分でアクセスできます。松山市駅からアクセスする場合は、特急バスでアクセスできます。

交通量はそこまで多くはないですが、お越しの際には十分に気をつけましょう。少し早めに着いても待合所に売店や食事処もあるので時間を潰すこともできます。

宇和島運輸フェリーに乗るには

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ここまで宇和島運輸フェリーについて語ってきましたが、実際に乗船するためにはどうすればいいのかまだピンときていないかたも多いはずです。もう少し掘り下げて時刻表や詳細なアクセス方法などみていきましょう。

すでに説明済みですが宇和島運輸フェリーは大分県の別府市と愛媛県の八幡浜市を結ぶ観光フェリーです。どちらから乗船するかによって乗船時間も変わってきますので、間違えないようにしておきましょう。

運賃

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運賃は利用する客室などによって変わってきます。プランは「2等」「1等」「特等」とあり、それぞれ3150円、5770円、8920円となっています。快適な海の旅を満喫したいのであれば、特等客室を選ぶのもよいでしょう。

また子供料金は、約半額となっています。小学生以下のお子様は大人一人につき一人まで無料になります。車やバイクなどの二輪車で乗船する際は別途料金がかかります。

自動車

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自動車はお持ちの車種の長さによって料金が変わってきます。4m未満の軽自動車は10680円、5m未満の一般乗用車は12960円、6m未満のやや大きい車は15460円となっています。

6m以上の長さになると7mで18050円、8mで20480円と1m増すごとに2000円強ずつ運賃が上乗せされていきます。キャンピングカーや大型トラックなど、大きな車でのアクセスを予定されているかたは、ホームページで料金表を確認してみるとよいでしょう。

二輪車

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二輪車は排気量によって値段が変わります。自転車が1200円、125cc未満が2600円、750cc未満が3800円、750cc以上が4900円となっています。

二輪でツーリングを楽しんでいるかたが多いのか、二輪のお客様もたくさんいらっしゃいます。特に別府は下船するとすぐに全国的に有名な観光道である「やまなみハイウェイ」に続く、九州横断道路をすぐに走ることができるので、それも人気の秘密かもしれません。

時刻表

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朝は5:00以降から夜は24:00を過ぎての出港があります。別府から八幡浜間は1日6便運行されています。詳しい時刻表は公式ホームページをご覧になることをおすすめします。見やすい時刻表が掲載されています。

また宇和島運輸は別府と八幡浜の間のみならず、臼杵市と八幡浜の間も運行しています。ホームページには両方の時刻表が掲載されているので、見間違えないように注意しておきましょう。乗船時刻が決まったら予約を取ることも視野に入れるとよいです。

車やバイクの予約

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予約は宇和島運輸の公式ホームページからインターネット予約が可能になっており、なんとインターネットで予約することで5%の割引特典が受けられます。空席状況なども確認できるので、乗船を予定されているかたは見てみることをおすすめします。

バイクは電話のみでの受付

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残念ながらバイクのインターネット予約はできません。電話予約は受け付けているので、バイクでの乗船を予定されているかたは、電話で予約しましょう。

宇和島運輸フェリーの船内

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船旅に気になるのはやはり船内です。どのようなサービスがあるのか、ゆっくりできるのか、船内での食事はどのようなものなのか、などなど気になるところをチェックしていきましょう。

2等客室

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2等客室は大広間の自由席になっています。いわゆる雑魚寝状態です。2時間から3時間程度の船旅なので、正直これでも十分です。同じ旅行客と旅の話に花を咲かせるのも醍醐味のひとつです。

100円で毛布を借りることができるので、仮眠を取るかたにはおすすめです。共有スペースになるので貴重品の取り扱いには十分に注意しましょう。

女性専用スペース

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女性専用席が設けられているので、女性の方も安心してご利用できます。その他キッズルームやベビールームも完備されているので小さなお子様連れのお客様にも配慮されています。

1等客室および特別客室

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1等客室は4~8名程度利用できる個室になっています。枕、マット、毛布などが備え付けられており、旅の疲れに仮眠するには最適です。家族のみならずグループで利用する場合にもよいです。

少人数で利用する場合に、利用客が多い場合は、稀に相部屋になることもあるらしいので、相部屋は嫌だというかたは事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

特別室はもうホテルの個室のようなものです。ベッド、ソファー、トイレ、化粧台など完備されています。カップルでの利用や特別な旅行の際に利用されるかたが多いそうです。

すべて個室

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1等客室および特別客室はすべて個室になっています。2等客室は大広間なので、他のお客様の目が気になるかたは個室の利用をおすすめします。

展望デッキ

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船に乗ったらやはり外に出たくなるでしょう。潮の香りと風を感じながら海を眺めるのは最高です。宇和島運輸フェリーでは4階が展望デッキになっており、外に出て景色を眺めることができます。

青い海に白いカモメ、ウミネコの鳴き声を聞くだけで爽快感を味わえます。運がよければイルカが泳いでいる姿を目撃することもできるかもしれません。天気が良くないと展望デッキでの眺望は楽しめないので、展望デッキに出てみたいかたは天気もチェックしておくことをおすすめします。

売店

Photo by 水上温泉水上館

船内には売店があり、弁当や雑誌、飲み物、お土産などを販売しています。駅にある売店のようなものです。船上で海を眺めながら食べる弁当はまた違った美味しさがあることでしょう。

愛媛名物のじゃこ飯弁当

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売店では愛媛名物のじゃこ飯弁当を購入することができます。じゃことはしらすと呼ばれる小さな魚のことで炊き込みごはんになっています。混雑する日はすぐに売り切れてしまうらしいので、購入するにはちょっと運も必要かもしれません。

もしじゃこ飯弁当が余っていたなら是非食べてみましょう。売店も船の中とは思えないほど綺麗な売店です。軽食も販売しているので気になるかたはチェックしてみましょう。

宇和島運輸フェリーの魅力

フリー写真素材ぱくたそ

宇和島運輸フェリーの魅力は移動目的のみならず、観光も兼ねているところです。船内には売店もあればゲームコーナーなどもあり子供も飽きません。フェリーに乗船する前の待合所でも観光名物がたくさん売っておりして、買い物を楽しむことができます。

それは別府、八幡浜どちらも同じです。八幡浜では八幡浜の観光名物を堪能でき、船旅を楽しめ、別府に着いたならば、今度は別府の観光名物も楽しめます。船着き場には大きな売店もあるので、食事をとったりお土産を買ったりするのには事欠きません。

少し足を伸ばせば温泉を楽しむこともできます。乗船時間は2~3時間程度なので日帰りでも十分に楽しめます。時刻表を確認しながら自分にあった時間で日帰りの船旅行を計画するのもよいでしょう。

バリアフリー対応

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宇和島運輸はバリアフリー対応になっているので、車椅子のかたでも利用することができます。スロープがあり、障害者用トイレもありますので、安心して利用することができます。

車椅子の貸し出しサービス

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車椅子の貸し出しは常設されていますので、いつでも車椅子を借りることができます。船着き場の駐車場には車椅子のかた専用の駐車スペースもあります。その他、ベビーカーなども貸し出しされているので、小さなお子様連れのかたでご利用の際は、従業員に声をかけてみるとよいでしょう。

様々なタイアップキャンペーン

Photo by Kentaro Ohno

宇和島運輸では様々なタイアップキャンペーンを行っています。じゃらん、るるぶ、楽天トラベルなどから乗船予約されると運賃が割引されるキャンペーンなどです。

最大2割引になるのだそうです。気になるかたは宇和島運輸のホームページをチェックしてみるほか、各旅行会社のホームページでサイト内検索をかけてみるのもよいでしょう。

八幡浜の山並み

Photo by Japanexperterna.se

展望デッキからは八幡浜市の町並みを一望することができます。八幡浜を出港して徐々に遠くなる街を目に哀愁漂わせるのもよいですし、別府から出港して徐々に近づく八幡浜の町並みに心躍らせるのもまた一興です。

八幡浜市は現在でも古い家屋が残る歴史ある町並みをしています。愛媛県西に細長く伸びる佐田岬の付け根に位置する町です。岬は潮の流れが速くなりがちで、海に渦ができることもあるので、海の様子を楽しむのもよいです。

Photo by Japanexperterna.se

夜は佐田岬の灯台の明かりがくるくると回っています。さすがに夜だと町並みは拝めませんが、代わりに夜の月明りに照らされた町の明かりを楽しむことができます。昼と夜で違った顔を見せる八幡浜の町並みを楽しみたいものです。

四国から別府に行くなら宇和島運輸フェリーがおすすめ

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宇和島運輸フェリーの魅力をお伝えできたでしょうか。大分県と愛媛県を行き来するなら、道中も観光を楽しめる宇和島運輸フェリーは本当におすすめです。昼と夜でまた違った船旅を味わうことができますし、時刻表を確認し、是非とも違った時間での乗船を楽しんでほしいものです。

他に四国から九州に渡るルートは、中国地方を経由するしかありません。関門海峡のトンネルや海峡大橋を通る観光ルートも捨てがたいですが、なにより遠回りになりますし、船旅ではありません。

船の旅は子供も喜ぶので、お子様連れのかたにもおすすめです。乗船時間も短く値段も手頃なので気軽に利用することができます。船旅といえば豪華客船などを想像しがちですが、豪華客船となると敷居が高いので、まずは宇和島運輸フェリーで軽く船旅を経験するのは良い体験になるでしょう。

弥生丸
ライター

弥生丸

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