【無水鍋・無水調理鍋】に欠点はある?メリット・デメリットや正しい使い方を解説

【無水鍋・無水調理鍋】に欠点はある?メリット・デメリットや正しい使い方を解説

人気の無水鍋・無水調理鍋は水を足さずに食材の水分だけでおいしい料理が作れる鍋です。本体と蓋を密封できる優れた構造ですが、鍋自体が重く焦げ付きやすいという欠点もあります。今回は、無水鍋・無水調理鍋の特徴に加えて、欠点をカバーできる正しい使い方を解説します。

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記事の目次

  1. 1.無水鍋・無水調理鍋とは?
  2. 2.無水鍋・無水調理鍋のメリット
  3. 3.無水鍋・無水調理鍋の欠点・デメリット
  4. 4.無水鍋・無水調理鍋の基本の使い方
  5. 5.無水鍋・無水調理鍋のおすすめ商品
  6. 6.無水鍋・無水調理鍋の欠点を知って上手に使おう!

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無水鍋・無水調理鍋とは?

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食材の水分だけでおいしい料理を作る無水調理という方法があります。これには、無水鍋・無水調理鍋という鍋を使います。無水調理をするときには食材の水分を逃がさないようにする必要があります。

従来の鍋では、熱を加えるとどうしても鍋と蓋のすき間から水分が蒸発します。このため食材に水を加えて煮るのが基本の使い方です。

無水鍋・無水調理鍋は本体と蓋が密封できるように設計されています。このため、無水鍋・無水調理鍋では従来の鍋とは違う使い方ができます。無水鍋・無水調理鍋では食材に含まれている水分だけで調理できるので、旨味や栄養を逃す欠点が少ないのが特徴です。

無水鍋・無水調理鍋は、すき間を密閉し食材から出た水分を漏らさないことで、旨味や栄養が逃げる欠点を少なくしました。また、無水鍋・無水調理鍋では、煮たり茹でたりする他にも、蒸す、炊く、焼く、炒めるなどの使い方も可能です。

なお、「無水鍋」は「株式会社HALムスイ」の登録商標です。アルミニウムの厚手鋳物製である無水鍋の商標が正式登録されたのは1963年のことです。無水調理ができる鍋でもHALムスイ以外の製品は、無水鍋とは呼びません。

【無水鍋・無水料理鍋】のおすすめ7選!人気のメーカーやIH対応品ものイメージ
【無水鍋・無水料理鍋】のおすすめ7選!人気のメーカーやIH対応品も
毎日の食事作りには無水鍋・無水料理鍋があると便利でおすすめです。本記事では、無水鍋・無水料理鍋がおすすめの理由や、人気メーカーの無水料理鍋やIH対応の無水料理鍋、一人暮らしにおすすめの軽量無水料理鍋や電気調理できる無水料理鍋などおすすめ商品7選をご紹介します。

無水鍋・無水調理鍋のメリット

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無水鍋・無水調理鍋では、水分が鍋から逃げ出すことが少なく、新たに水を加えずに調理が可能です。余計に水を加えないことによって栄養が逃げにくく、味も薄くなりにくいなどの効果があります。そのため食材のうま味を逃さずきおいしい料理を作れます。

無水鍋・無水調理鍋はメリットの多いおすすめの調理器具です。無水鍋・無水調理鍋の代表的なメリットは次のようなものがあります。

栄養を逃さず時短調理

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従来の鍋では食材に水を加えるとそれだけ沸騰するまで余分に時間がかかります。しかし、無水鍋・無水調理鍋では新たに水を加えずに食材の水分のみですみます。さらに無水鍋・無水調理鍋は、密閉の効果で従来の鍋より早く火が通り時短調理が可能です。

無水鍋・無水調理鍋は、火を止めた後も熱が逃げにくく余熱で調理ができ、省エネ効果もあります。この点も無水鍋・無水調理鍋のおすすめのポイントです。

無水鍋・無水調理鍋の欠点・デメリット

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無水調理鍋は、本体と蓋のすき間を閉じ、食材の水分だけを使い無水調理が可能です。水溶性の栄養素の流出を防ぐことができるため、栄養価を損なうことが少ない料理ができます。

しかし、無水調理鍋には欠点・デメリットも指摘されています。これらの欠点・デメリットは工夫次第で回避することが可能です。

欠点1:鍋が重い

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無水調理鍋の材質には、鋳物、ステンレスなどの金属や土鍋もあります。これらは、無水調理鍋に適した材質ですが、どれも重さがあるのが欠点と言えます。無水調理鍋には鋳物製が多く構造上厚めの仕上げなので、そのずっしりとした重さが欠点と言えます。

鋳物製が多い無水調理鍋はその重さによる欠点がいくつかあります。まず、重いため持ち運びにくいという欠点です。また、本体もふたも重いので洗いにくい欠点もあります。さらに、重いと毎日使うのが面倒になるのも欠点と言えるでしょう。

しかし、無水鍋・無水調理鍋が重いことは欠点だけでなく、メリットでもあります。重いということは、鍋に厚みがある証拠です。厚みがあるほど熱が均等に伝わるので、全体的にムラなく加熱することができ、時短にもつながります。

無水調理鍋の欠点である重さがどうしても気になる場合は、アルミなど軽い材質や小さいサイズなど選ぶことでこの欠点をカバーできます。おしゃれなデザインのものなら食卓などで見せる収納ができるので持ち運ぶ回数が減り、重さという欠点を解消できるでしょう。

また、大きなサイズが必要なら、電気式の無水調理鍋がおすすめです。火にかけるものと比べ内釜のみを洗うので軽く、重さが欠点になりません。また、持ち運びもしないため、欠点である重さが気にならなくなるでしょう。

欠点2:焦げやすい

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無水調理鍋はいきなり強火で調理を始めると食材の外に水分が出る前に鍋が熱くなります。そのため、鍋と接している食材が焦げてしまうという欠点があります。この欠点は十分に予熱をしておくことでカバーできます。

十分に予熱ができているかの判別は、鍋に水を落としてみるのがおすすめです。落とした水が玉になれば予熱は十分なので、焦げやすいという欠点もカバーできます。焦げやすい欠点をカバーするには、シーズニングをする方法もあります。これについては次の項で触れます。

また、食材によっては水分が少なく焦げやすいなど無水調理に向かないものがあるのも欠点と言えます。その場合は水分を足す必要があるので、無水調理とは言えない場合があります。

さらに、無水調理鍋の温度が急に下がると蓋が開けにくくなるのも欠点です。鍋の蓋を開けられなくなる原因は、調理後に鍋が冷えると鍋内部の気圧が下がり外部の気圧に押されるためです。この欠点は鍋を再び加熱すると解消され蓋はまた開くようになります。

欠点3:定期的なお手入れが必要

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無水調理鍋は定期的に「シーズニング」をする必要があるので手間がかかることは、欠点・デメリットと言えるでしょう。シーズニングとは、鍋の表面に薄く油を塗って加熱する手入れのことです。

定期的にシーズニングを行えば鍋の表面に油膜をつくるので、鉄や鋳物のさびやすい欠点をカバーできます。さらに鍋自体を傷から守るメリットもあります。また、焦げ付きやすいという欠点を解消する効果もあります。

シーズニングは、購入して初めて使う前に最低1回、できれば2~3回行います。また、鍋の使用頻度が低いと毎回のように手入れを行わなければならず、人によっては面倒くさいと感じるのも欠点です。

実は、シーズニング不要の無水調理鍋もあります。これは表面に特殊な加工をして食材がくっつくという欠点をカバーしたものです。ただ、万能ではなく一部の食材ではくっつくことがあります。また、高温で長時間加熱時には、傷や変色する場合もあり適切な使い方が必要です。

シーズニングは、慣れるまでは面倒臭く欠点と感じることもあります。手間はかかりますが、鍋を長く愛用するために必要な手入れです。特に初めて使う前には、欠点をカバーしつつ、長く使うための大事な作業なので必ず行いましょう。

シーズニングの頃合いは鍋が白っぽくなってきたらその合図です。シーズニングが必要にになったら揚げものをすることで、シーズニングと同じ効果が得られ、手入れの回数を減らすことができます。

お手入れ方法

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無水調理鍋をシーズニングするときは、まず洗剤でよく洗います。十分に乾燥したら鍋全体に油を薄く塗り弱火で加熱します。加熱時間は鍋の材質や大きさで違うので手入れの前に取扱説明書で確認しましょう。

また、シーズニングでは油の種類や量にも注意しましょう。油の量が多すぎる場合には、劣化を早める原因になる場合があります。

加熱した後、余分な油は鍋が冷える前に拭き取ります。無水調理鍋には焦げやすい欠点がありますが、シーズニングの油は鍋の表面にしみ込み保護するためこの欠点をカバーします。油が抜けて内側のつやが無くなったらシーズニングの目安なので、いつも鍋の状態を見ておきましょう。

シーズニングは定期的に行う必要がありますが、手入れを行うたびに鍋の表面に油がしみ込み食材がくっつくという欠点を改善していきます。手入れする時間がないという方にはシーズニング不要の無水鍋がおすすめです。

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無水鍋・無水調理鍋の基本の使い方

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無水調理は食材の水分だけで調理ができます。無水鍋・無水調理鍋には、食材の水分だけで食材の栄養素や自然の風味を保つことができるメリットがあります。

無水鍋・無水調理鍋では、従来の鍋とは違った火加減や、鍋の中での食材の配置が重要です。これは無水鍋・無水調理鍋を使って食材に含まれている水分をうまく引き出すためです。

火加減

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無水鍋・無水調理鍋は、強火を使うと高温になりすぎ、焦げやすくなるという欠点があります。この欠点をカバーするために、無水鍋・無水調理鍋は1分程度予熱をしてから弱火~中火で調理します。

無水鍋・無水調理鍋では一度沸騰した後は弱火にするのが基本です。沸騰したままにしておくと失敗することがあるのも無水鍋・無水調理鍋の欠点といえます。

無水鍋・無水調理鍋は、弱火にするタイミングに注意が必要というのも欠点・デメリットです。一方、熱伝導が良く、弱火にした後も鍋全体に熱が伝わります。そのため、火を止めても余熱で調理ができ光熱費が節約できるというメリットがあります。

無水調理のポイント

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無水鍋・無水調理鍋で多種類の食材を調理する場合は、水気の多い食材を無水鍋・無水調理鍋に直接あたるよう下に置くのがおすすめです。この置き方で焦げやすいという欠点をカバーできます。

無水鍋・無水調理鍋での調理で水分が足りない場合はクッキングシートを底に敷きます。クッキングシートを使えば焦げてこびりつく欠点をカバーできます。

無水鍋・無水調理鍋のおすすめ商品

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無水鍋・無水調理鍋は、重たい、焦げやすいなどの欠点・デメリットもあります。その一方、無水鍋・無水調理鍋はうま味を引き出すなどのメリットも多いため人気がある商品でもあります。今回は重さや焦げやすいなど欠点をカバーした無水鍋、無水調理鍋それぞれ1点をご紹介します。

HALムスイ/HAL片手無水鍋16.5

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「HALムスイ/HAL片手無水鍋16.5」は、無水鍋の本家・HAL製の使いやすさを追求した多機能かつコンパクトな、深鍋、浅鍋、ガラス蓋の3点セット商品です。

無水鍋の材質は、アルミニウム厚手鋳物で、ステンレスの約14倍・鉄製の厚手鍋の約3倍の熱伝導率を誇り短時間で均一に熱が通ります。

    HALムスイ/HAL片手無水鍋16.5で無水調理を行う場合は、浅鍋を深鍋の蓋として組み合わせて使います。深鍋・浅鍋はガラスフタと合わせて従来の鍋としてなど使い方も工夫できます。炊く、焼く、煮る、に加えて、蒸し物や揚げ物などに幅広く使える多機能な無水鍋です。

HAL片手無水鍋 16.5

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CB JAPAN/コパン 無水調理ができる鍋 18cm

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「コパン 無水調理ができる鍋 18cm」は、CB JAPAN(シービージャパン)のおすすめ無水調理鍋です。本体と蓋のすき間に食材から出た水分が膜を作り密封状態となって定温・定圧に保ちます。余分な水を足さないため食材本来のうま味を活かした料理を作れます。

コパン 無水調理ができる鍋 18cmは、アルミニウム合金製、約1Kgの軽量設計で持ち運びも楽な両手鍋です。食卓にもおすすめのデザインで調理後もそのまま食卓で使えます。セラミック塗装のため汚れが落ちやすく料理のにおいも付きにくい無水調理鍋です。

コパン 無水調理ができる鍋 18cm

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無水鍋・無水調理鍋の欠点を知って上手に使おう!

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無水鍋・無水調理鍋は、焦げ付かないようにしておいしい料理を作るには火加減にコツがいります。また、重さがあるものや定期的な手入れが必要なものもあり、それらが欠点・デメリットとなっています。

しかし、無水鍋・無水調理鍋は、食材のうま味を引き出しておいしくヘルシーな料理が作れるので人気がある商品でもあります。長く愛用できる鍋で、料理の幅を広げたい方は無水鍋・無水調理鍋を選択肢に入れてみるといいでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や価格が異なることがあります。

コパン 無水調理ができる鍋 18cm

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HAL片手無水鍋 16.5

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uzimodo
ライター

uzimodo

世の中では何でもできる多能工という働き方が重視されています。同様にライターとしても仕事があれば幅広い分野に対応できるように勉強し、何でもよく調べてわかりやすい記事を書くようにしています。特に興味を持っている分野は自然言語処理やAIのテクノロジー方面です。

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