【高級寿司】の名店おすすめ7選！東京・大阪で贅沢な鮨を堪能

高級食材や旬食材を贅沢に使った握り寿司が食べられる高級寿司店には、「名店」と呼ばれる有名店が多数あります。

名店と呼ばれる高級寿司店にもいろいろなタイプがありますが、どの店も食事だけでなく空間を楽しむきめ細やかなサービスが施されているため、特別な日や記念日、自分へのご褒美として利用する人が多いです。

全国から高級食材が集まってくる東京では、高級寿司店も多数あります。本格的な江戸前寿司が堪能できる高級寿司店から隠れ家的な雰囲気で高級寿司のランチが楽しめる名店まで、東京のおすすめ高級寿司店4店をご紹介しましょう。

高級寿司店「鮓 村瀬」は、コの字型の大きなカウンター席で美しい中庭を眺めながらいただく熟成寿司が人気の名店です。

高級寿司の名店として知られるすし匠（東京・四谷）と匠達広（東京・新宿）で修業を積んだオーナーの店なので、コース料理は「寿司→つまみ→寿司→つまみ」と交互に料理を提供するスタイルになっています。

会話を楽しみながら熟成技術と細やかな手仕事で仕上げた料理をゆっくりと堪能できる高級寿司店なので、特別な日の食事におすすめです。旬のおいしさを最大限に引き出すため、鮓 村瀬では赤酢を使った酢飯と米酢を使った酢飯の2種類をネタによって使い分けています。

また丁寧に処理した食材は卓越した熟成技術によって旨味成分を究極までひきだしているので、おまかせコースで出される寿司はまさに高級寿司そのものです。

食事時間に制限はありませんが、人気のおまかせコースは高級寿司・つまみを合わせて約25品ありますから、コース料理をすべて食べ終わるのに平均3時間かかります。

ちなみに希望があればコース料理とは別に追加注文もできるので、話題の高級熟成寿司と絶品おつまみを堪能したいなら「鮓 村瀬おまかせコース」がおすすめです。

東京の高級寿司名店「秋葉原 鮨 よこ田」は、ミシュランで星を連続8年獲得した店で修業したオーナーが、食事をしながら上質な時間を贅沢に楽しめる店としてオープンしました。

江戸前寿司一筋のオーナーが自らの目利きと長年の経験から独自ルートを使って仕入れる厳選食材は、高級なだけでなく旬を意識した極上食材のみです。

店の中央には大きなL字型カウンター席が設けられており、シンプルながらモダンな雰囲気は食事をさらにおいしくしてくれます。

コースメニューが充実しているのも特徴で、絶品高級握り寿司と一品料理が堪能できる「お任せ握りコース」や、オーナー自ら仕入れした旬食材の天ぷらと一品料理を組み合わせた「鮨と天冨良会席（全3種類）」などがおすすめです。

ランチ営業も行っており、高級寿司名店の味をリーズナブルな価格で楽しめます。ランチでは旬食材をネタにした「お昼の握り寿司」、全14品のランチコースメニュー「お昼の贅沢握り寿司」などが人気メニューにあります。

東京の高級寿司名店「青空」では、オーナー自ら毎日豊洲でその日最もおいしい食材を仕入れ伝統的な江戸前寿司の技法で作る握り寿司が人気です。

青空のメニューは「おまかせコース」のみですが、仕入れの状況によって毎回内容が異なりますし、自慢の厳選食材を使ったお造りのつまみも人気があります。コースでは蒸し物や椀物なども趣向を凝らした逸品料理もあり、最後まで食事を楽しませてくれます。

食材へのこだわりは米にもあります。本来新米がおいしいとされていますが、青空では一切新米を使用しません。山形産の特徴が異なる2種類の米をブレンドしているため、ネタとの相性は抜群です。

しかも常に最高の状態のシャリを提供するため、1日に何度も米を炊き、ネタに合わせて温度調整をしています。さらに上質な空間を演出するアイテムとして、器や酒器にもこだわっているのが高級寿司の名店「青空」です。

有名な作家の作品だけでなく年代物の貴重な器・酒器なども使われているので、寿司だけにこだわるのではなく食事をする空間と時間をプロデュースしてくれる高級寿司名店としておすすめです。

大人の隠れ家的存在「江戸前 鮨 服部」は、ランチ営業が人気の高級寿司名店です。全国各地にある絶品食材を確かな目利きで仕入れているので、いつでも旬食材を使った高級握り寿司や一品料理が楽しめます。

食材だけでなく調味料にも強いこだわりがある江戸前 鮨 服部のメニューはおまかせコースのみですが、旬の魚を使った煮物料理や季節の日替わり一品料理、出汁にもこだわった海の幸の椀物料理など内容は盛りだくさんです。

そんな江戸前 鮨 服部では、お手頃価格で高級寿司名店の味が楽しめるランチメニューがあります。おすすめはその日最もおいしい贅沢な魚介をたっぷりと使ったランチメニュー「バラちらし」です。

1日限定10食の限定ランチメニューですが、どんぶりいっぱいに敷き詰められた食材は見ているだけでも贅沢な気分を味わえます。

高級レストランや飲食店が集中する大阪では、本格的な江戸前寿司が楽しめる大阪高級寿司名店や落ち着いた大人の空間で絶品寿司が食べられる高級寿司名店など、おすすめの高級寿司名店3店を厳選してご紹介します。

大阪で最も有名な高級江戸前寿司店「鮨処 平野」は、高級店が軒を連ねる北新地に店を構える会員制の店です。白木のカウンター席と掘りごたつ式の個室2室のみですが、厳選された高級食材で作る絶品江戸前寿司ときめ細やかなサービスが贅沢な時間を約束してくれます。

江戸前寿司に欠かせないマグロは、脂の甘みと旨味が際立つインドマグロを使用しているのが特徴です。ただしインドマグロの取り扱いは非常に難しいため、高級寿司店でもインドマグロをネタとして使うのは鮨処 平野を含めてもほとんどいません。

そのほかの食材も丁寧に下処理と卓越した職人技で仕上げるため、何を注文しても満足すること間違いなしです。

なおたまご焼きも鮨処 平野の名物の1つで、奈良・吉野産の卵に白身魚のすり身を合わせ、約2時間かけて仕上げています。会員制のため基本的に紹介がなければ利用ができませんが、一度は訪れてみたい憧れの高級寿司名店です。

大阪市天王寺区に店を構える高級寿司「鮨 原正」は、大阪を代表する名店です。カウンター12席のみですが、高級名店といわれる気品のある店内は時間を忘れてしまうほど落ち着いた雰囲気があります。

そんな大阪を代表する高級寿司名店「鮨 原正」は、おまかせコースのみです。旬の食材を中心に厳選した高級食材を丁寧な手仕事によって仕上げる握り寿司が10貫～12貫に、逸品料理が6品～7品つきます。ランチ営業もありますが、ランチもコースメニューのみの提供です。

大阪の高級寿司名店「すし うち田」はカウンター席のみですが、広々した落ち着いた雰囲気の店内が印象的な店です。

旬の食材にこだわる寿司店としても有名で、オーナーの厳しい目利きによって仕入れたその日最もおいしい食材が寿司や一品料理として提供されます。単品での注文も可能ですが、おすすめは絶品握り寿司を中心とした「おまかせコース」です。

季節や日によって仕入れの内容が変わりますが、どの料理にも旬食材の旨味を最大限に生かした料理となっています。器も料理の一部と考えているので、料理を提供する器に鍋島焼・有田焼を使用しているのも魅力の1つです。

料理だけでなく器や空間演出などにもこだわり贅沢な時間を約束してくれる高級寿司名店では、客として訪れる際に知っておくべきマナーがあります。

高級寿司名店では、香水の使用は原則NGです。そもそも寿司を含む和食は素材の味だけでなく、香りもおいしさの1つになります。そのため料理の香りを消してしまう香水は避けるのがマナーです。

高級寿司名店の中には「幸水の使用不可」とあらかじめ注意書きがされている店もあるので、気になる場合は事前に確認をした方がいでしょう。

高級寿司名店の寿司は、空気を含んだ柔らかいシャリが特徴です。そのため握り寿司を食べる際には、箸を使わず手で食べてもマナー違反ではありません。逆に箸を使って寿司を落としてしまう方がマナー違反になるので、自信がない場合は手で食べた方が良いでしょう。

高級寿司名店では必ず箸置きが用意されているので、箸を置くときには必ず箸置きを使ってください。器の上に箸をおくのは和食マナーではNGですし、他の利用客に対して不快な思いをさせることになります。

あくまでも高級寿司名店は「料理を楽しむだけの場」ではなく「贅沢な時間を楽しむ場」です。そのためその場の雰囲気にそぐわない行動をとることはNGとなります。

職人技が光る高級寿司を食べながら贅沢な時間が過ごせる高級寿司の名店は、特別な日だけでなく自分へのご褒美に利用するのもおすすめです。

丁寧な手仕事で仕上げられる寿司はまさに芸術品ですし、食事を楽しむための空間演出も素晴らしいので、名店と呼ばれる高級寿司店でお腹だけでなく心も満たされてみてはいかがですか?

ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。