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うなぎとは?
日本では夏の土用の丑の日に食べることが多いうなぎですが、実はうなぎが一番おいしい時期は冬であることをご存知でしょうか。うなぎは主に熱帯から温帯にまで生息する淡水魚です。世界中に分布していますが、食用にされるうなぎはそのうち4種類とされています。
日本にも古くから二ホンウナギが生息していますが、今では絶滅危惧種と指定されています。そのためうなぎの養殖を目的とした稚魚の数が厳密に決められ、なかなか口にすることができない高級魚になっています。
日本では江戸時代から夏の土用の丑の日に食べる習慣ができましたが、本来うなぎの旬といえる時期は初冬から冬にかけてと言われています。冬のうなぎは、脂がのり栄養を貯め込んでとても美味しいのです。
うなぎに含まれる栄養
うなぎにはどのような栄養があるのでしょうか。うなぎは夏のスタミナ源とも言われているだけあり、栄養豊かで体に必要なミネラルが豊富です。うなぎには私たちの体に欠かせない不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが豊富に含まれています。
うなぎには目の粘膜を健康に保ったり抵抗力を強めたりする効果が期待できるレチノールというビタミンAが多く含まれています。またうなぎはカルシウムが多いことでも知られています。さらに疲労回復効果があるとされるビタミンB1も豊富です。
うなぎにはその他にもビタミンEやたんぱく質、コラーゲンが多いため私たちの体に必要な栄養素が詰まっていることが分かります。夏のスタミナ源として重宝される理由がお分かりになるでしょう。
うなぎのカロリーは?
脂ののったうなぎはとても美味しいものですが、気になるのはそのカロリーではないでしょうか。うなぎは脂が多くおのずとカロリーも上がってしまいます。生のうなぎであれば100gあたり250~300Kcalとされています。うなぎ一匹は約200~250gありますので600~750Kcalとなります。
うなぎといえば蒲焼きで食べる方が多いでしょう。蒲焼きには甘辛いタレがついていますのでカロリーも糖質も上がってしまうと思いがちですが、焼いているうちに脂が落ちていきますのでカロリーはさほど変化はありません。
うなぎはダイエット中にはあまり向かない食品ですが、適度な量を美味しく食べれば豊富な栄養をとり入れることができおすすめです。
うなぎのかば焼きを上手に温める方法は?
せっかく買ってきたうなぎを美味しくアレンジして食べたいものです。スーパーでは冷凍や冷蔵のものが年中販売されています。ここではうなぎの蒲焼きを上手に温めるためのレシピをご紹介します。温め方のレシピを習得すると専門店にも劣らない美味しさを味わうことができます。
まず初めに知っておきたい点として、うなぎの蒲焼きのレシピが関東と関西では異なるということを覚えておきましょう。関東のレシピでは一般的に、素焼きにしたうなぎを一度蒸してから蒲焼きにします。一方関西のレシピは素焼きのうなぎを蒸さずに蒲焼きにします。
そのため関東のレシピではふんわりした柔らかいうなぎの蒲焼きを楽しむことができます。関西のレシピでは蒸しの工程が入らないため皮目がパリッとした香ばしい蒲焼きになります。このようなレシピの違いを考慮して温めると、最適な食感や香ばしさを楽しむことができるのです。
うなぎの蒲焼きを温めるレシピの一つは電子レンジを使用するというものです。電子レンジを使用する際のコツは、水分が飛んでしまわないように小まめに温めるというものです。
さらに別の方法として湯せんするという方法もおすすめします。これは真空パックのうなぎの蒲焼きを温める際におすすめのレシピです。他にもフライパンで焼くレシピやグリルやトースターを用いるレシピもあります。
その際に気をつけたい点は関東風のうなぎの場合、水分を閉じ込めることによってふんわり感を保つことが大切です。関西風のレシピの場合は、皮目のパリパリ感が大切ですので、先に湯せんなどで温めてから軽くあぶると良いでしょう。
うなぎのかば焼きを使った超簡単アレンジレシピ
それではうなぎの蒲焼きを使った簡単なアレンジレシピをご紹介します。うなぎレシピはたくさんありアレンジしやすい食材といえますが、まずはうなぎの蒲焼きを使って簡単に作ることができる丼レシピとひつまぶしレシピをご紹介します。
【アレンジレシピ】うなぎ丼
アレンジレシピの一つ目にご紹介するのは、うなぎ丼レシピです。関東風のうなぎ丼レシピと関西風のうなぎ丼レシピをご紹介します。まず関東風のうなぎ丼レシピですが、うなぎをパックから取り出しバットに置き、ひたひたになるくらいまで熱湯をかけてすぐに引き上げます。
水分をキッチンペーパーでふき取り、油を塗ったアルミホイルに置きます。お酒小さじ2を振りかけて包み、グリルに入れて約3分蒸し焼きにします。次にタレを塗り、今度は包まず開けたままで約1分焼きます。丼にご飯をよそいタレを少しかけてからうなぎを置きます。
次に関西風のうなぎ丼レシピをご紹介します。関東風レシピと同じく熱湯をかけ、すぐに引き上げ水分をふき取ります。フライパンに入れやすい大きさに切り、多めの油を入れてしっかり温めたフライパンに、身を下にして揚げ焼きにします。表面が薄く色づいたら皮の方を焼きます。
丼にご飯をよそい、タレを少しかけます。余分の油をふき取ったうなぎを置き、添付のタレをかけて完成です。粉山椒やワサビで頂きます。
【アレンジレシピ】ひつまぶし
続いてひつまぶしのレシピをご紹介します。ひつまぶしは、うなぎの蒲焼きとご飯を楽しむだけでなく様々なアレンジを加え味を変えていく楽しみがあります。1膳目はそのまま味わい、2膳目は薬味を添えて、3膳目はお出汁をかけてサラサラと食べるという具合です。
おうちで簡単に作ることができるひつまぶしレシピをご紹介します。ひつまぶしレシピで大切な点はいろいろな薬味とおいしい出汁を準備することです。まずうなぎを温め1cm幅に切っておきます。ひつまぶしの出汁レシピですが、簡単に作りたい時には白だしと水で作ります。
ひつまぶしに準備する薬味は、粉山椒・青ネギ・わさび・白ごま・刻みのりなどがおすすめです。まずはご飯とうなぎの蒲焼きを味わい、続いて薬味と共に味わいましょう。最後に熱々の出汁をかけ白ごまと刻みのりを乗せて簡単にアレンジすることができます。
うなぎと卵を使った簡単レシピ
うなぎそのものを味わったなら次は簡単なアレンジレシピを作ってみましょう。うなぎレシピはたくさんありますが、その中から2品ご紹介します。うなぎと卵は非常に相性が良く豪華なレシピになりますので、おめでたい日などの料理レシピとして重宝することでしょう。
【うなぎレシピ】う巻き
はじめにご紹介するうなぎと卵を使ったレシピは「う巻き」です。まずうなぎの蒲焼きはお酒で両面を洗い流しておきます。溶き卵2個・砂糖小さじ1・しょうゆ小さじ1・だし汁大さじ2を混ぜ合わせます。フライパンに油を熱し、両面にタレを塗ったうなぎを置き香ばしく焼き取り出します。
卵焼き器にサラダ油を薄くひき、卵液の1/4量を流し入れ全体に広げます。表面が少し乾く程度になったらうなぎを置き手前から巻いていきます。空いたところにサラダ油を薄く塗り卵液をさらに流し入れます。同じ要領で全体を巻き、最後に巻き簾で形を整えて完成です。
【うなぎレシピ】茶碗蒸し
次にご紹介するレシピは「茶椀蒸し」です。まずうなぎは縦半分に切り1cm幅に切っておきます。ボウルに酒小さじ1・塩少々・和風だしの素小さじ1/2・水250㏄を入れ混ぜ合わせます。そこへ溶き卵2個分を入れてよく混ぜます。
耐熱容器に卵液を入れ半量のうなぎを入れます。鍋に容器の高さの1/3くらいまで水を入れ沸騰させます。火を止めてから容器を置き蓋をします。再び火をつけて表面が白っぽくなるまで中火で約1分程加熱、弱火にして8分蒸します。残りのうなぎと三つ葉を乗せて完成です。
うなぎを使ったおつまみレシピ
最後にうなぎのおつまみレシピをご紹介します。おつまみレシピの代表的なものは「うざく」です。うざくとはうなぎときゅうりの酢の物のことです。まずうなぎは縦半分に切り1cm幅に切りお酒を振りかけ600wの電子レンジで1分加熱します。
きゅうりは薄い輪切りにし塩で揉んでおきます。砂糖・塩・酢を小鍋に入れひと煮立ちさせだし汁を加えて火を止め、冷まします。甘酢が冷めたらうなぎ・きゅうり・ショウガの千切りを混ぜ合わせ器に盛ります。
うなぎを使ったおいしいレシピを参考にしてみよう
うなぎを使ったアレンジレシピのご紹介はいかがでしたでしょうか。うなぎを美味しく頂くために上手に温めるレシピや卵や薬味で美味しく仕上げるレシピを活用してみましょう。冬でも夏でも美味しく味わうことができます。是非ご家族で美味しいうなぎを堪能してください。