広島の名店【ちんちくりん】のおすすめメニュー11選！お好み焼きや一品料理も

広島グルメ・お好み焼きは、広島県民のソウルフードでもあり、観光客にも喜ばれる人気グルメです。広島のお好み焼きには大きくわけると「重ね焼きタイプお好み焼き」「混ぜ焼きタイプお好み焼き」の2種類あります。

広島県内のお好み焼き店ではどちらのタイプも人気ですが、全国的には「重ね焼きタイプお好み焼き」のほうが広島らしいというイメージが強いでしょう。

家庭でも簡単に作れるお好み焼きですが、シンプルな素材と調理法であるがゆえに奥が深いのも広島のお好み焼きの特徴といえます。お好み焼き専門の店は広島県内に多数ありますが、その中でも地元で名店と呼ばれているのが「ちんちくりん」です。

地元客も多く通う名店「ちんちくりん」は、広島発祥のお好み焼き・鉄板焼き専門店です。お好み焼き激戦区の広島を拠点に店舗展開している広島・ちんちくりんは、関東や海外にも店舗があります。

広島・ちんちくりんの店舗数が最も多いのは発祥地である「広島」で、2021年12月現在10ヵ所のちんちくりん店舗が営業中です。

そんな広島・ちんちくりんの総本店「ちんちくりん薬研堀本店」は、お酒を飲みながら絶品お好み焼きや広島食材を使った一品料理が楽しめます。

築40年の建物をそのまま店舗に活かした「ちんちくりん流れ川店」は、オールドスタンダードな広島お好み焼きをゆっくり楽しめるところがおすすめです。

1階はテーブル鉄板席となっているので少人数でも気軽に楽しめますし、2階には掘りごたつ式の座敷があるので、女子会や宴会にも人気があります。駐車場完備の「ちんちくりん井口店」は、ランチ営業もあるファミリー客に人気のちんちくりん店舗です。

カウンター席、テーブル席、座敷、個室があるので、シーンに合わせて利用できるところも「ファミリー客に人気のちんちくりん店舗」と地元客に人気の理由でしょう。

広島県内で「ちんちくりん薬研堀本店」「ちんちくりん流川店」の2店舗はディナーのみの営業ですが、その他の店舗はディナーだけでなくランチ営業もあります。

掘りごたつのお座敷もある「ちんちくりん八木店」も平日・土日ともにランチ営業がありますし、店内にミニキッズルームを完備している「ちんちくりん祇園店」は子連れ客に人気のランチ営業有り店舗です。

国内最長約13ｍの鉄板カウンター席がある「ちんちくりん宮島口店」は、広島の観光名所・宮島と瀬戸内海を見ながらちんちくりん名物のお好み焼きが楽しめます。

観光客も多く来店するちんちくりん宮島口店では、店舗限定メニュー「ぷち広島焼き」「もみじ饅頭パフェ」もおすすめです。朝10時から開店する「ちんちくりんイオンモール広島府中店」も、店舗限定お好み焼きメニューがあります。

フードコート内にあるちんちくりん店舗ということもあり、気軽に名店の味が楽しめるところがおすすめです。このように広島県内でも店舗によってさまざまな特徴があるちんちくりんは、関東にも2店舗あります。

関東進出1号店は、飲食店激戦区・新橋にある「ちんちくりん新橋本店」です。ちんちくりん新橋本店ではランチ営業もあり、本場広島のお好み焼きが気軽に楽しめます。

埼玉・川口市にある「ちんちくりんイオンモール川口店」は、2021年6月にオープンしたばかりの新店舗です。大型ショッピングセンターのフードコートにあるので、朝10時から広島の名店・ちんちくりんのお好み焼きが食べられます。

なおちんちくりんはアメリカ・ロサンゼルスの3店舗も現地の人に人気があり、ランチにもディナーにも利用ができるおすすめの店舗です。

このように広島発祥の名店・ちんちくりんは2021年12月現在国内・海外に15店舗を展開しており、いずれのちんちくりん店舗も人気があります。

お好み焼きメニューも豊富ですが、広島名物の一品料理もちんちくりんの人気メニューです。ちんちくりん店舗によってグランドメニューには若干の違いがありますが、広島とん平焼き、牡蠣フライ、広島県産牡蠣昆布、殻付き牡蠣など広島グルメも堪能できます。

鉄板を使った一品料理も人気で、鉄板だし巻き玉子や牡蠣のバター焼き、紋甲イカの塩焼きなどもちんちくりんのおすすめ一品料理です。

ただしちんちくりん店舗の中には一品料理がない店舗もありますし、店舗によってグランドメニューが異なるので、メニューを事前に確認したい場合はちんちくりん公式WEBサイトの「店舗別グランドメニューブック」をご利用ください。

地元客だけでなく広島を訪れる観光客にもおすすめのチェーン店「ちんちくりん」は、本場・広島の味が気軽に楽しめるためのこだわりがあります。そんなちんちくりんのこだわりこそ、お好み焼き激戦区・広島で「名店」といわれる理由であり魅力です。

ちんちくりんグランドメニューには、「お好み焼きメニュー」「一品メニュー（牡蠣・海鮮系、牛・豚・鶏肉系、卵系、野菜系、揚げ物メニュー系、デザート系）」があります。

一品メニューもジャンルによってさまざまなメニューがあるので、メニュー数だけでも圧倒されます。もちろんお好み焼きメニューも種類が豊富なのが、名店・ちんちくりんの特徴です。ちんちくりんのお好み焼きは、注文の仕方に特徴があります。

まずベースとなるお好み焼きを「お好み焼きメニュー」から選びます。お好み焼きメニューにはちんちくりん名物メニューだけでなく、バンザイ山椒しびれ焼き、焦がしネギマヨ、明太チーズ焼き、肉玉そばなどもおすすめです。

ベースとなるお好み焼きが決まったら、4種類の麺からお好みの麺を選んでください。これだけでも十分においしいのですが、ちんちくりんはトッピングでカスタマイズするのが人気です。

そのためトッピングメニューからお好みのトッピングを選びます。ちんちくりんではこの3ステップで、お好み焼きを注文します。ですからベースとなるお好み焼きが同じでも、麺の種類やトッピングで違った味が楽しめるのがちんちくりんの魅力です。

重ね焼きタイプお好み焼きが定番の広島・お好み焼きでは、薄く焼いた生地に麺を挟み、濃厚なソースをかけるのがスタンダードスタイルです。

名店・ちんちくりんでは生地に挟む麺を4種類から選べるのですが、麺そのものにもこだわりがあります。使用しているのは「お好み焼き専用麺」で、1962年（昭和37年）創業の磯野製麺が作っています。

麺をはさむ広島お好み焼きにあうよう、「時間が経ってもゆでたてのコシが残っていること」「鉄板で焼いたときにもコシがしっかりしていること」「濃厚ソースに絡みやすいこと」の3点にこだわった麺です。

そのため広島・お好み焼きの中でもちんちくりんは、「麵がおいしいお好み焼き」として人気があります。味付けとなるソースは、広島で長く愛されている「おたふくお好みソース」で、たっぷりの野菜・フルーツに厳選したスパイスを約20種類使用しています。

だからこそ濃厚ソースをたっぷりと使っても、きちんと深みが感じられるのです。もちろんほかにもさまざまなこだわりがありますが、お好み焼き専用麺とおたふくお好みソースがあるからこそ、「広島名店・ちんちくりんのお好み焼き」と呼ばれているのでしょう。

一品料理やスイーツメニューなども充実している名店・ちんちくりんですが、やはりおすすめしたいのはちんちくりん名物「お好み焼き」です。

名店といわれていますが値段はリーズナブルなので、絶品お好み焼きが気軽に楽しめるところも魅力といえるでしょう。そこで地元・広島で愛されるちんちくりんのおすすめお好み焼きメニューを、厳選して4点ご紹介しましょう。

「ちんちくりん焼き（税込み1200円）」は、広島の名店・ちんちくりんの人気お好み焼きメニューです。旨味をアップさせるいか天にさっぱり系のトッピング・大葉とネギかけを加え、最後に半熟目玉焼きをのせた豪華版となっています。

麺はパリパリ生麺、むし麺、ピリ辛唐辛子麺、うどんから選べるので、麺を変えるだけでも4種類の味が楽しめるところがおすすめです。

「明太チーズお好み焼き（税込み1330円）」も、広島らしいお好み焼きメニューの1つです。明太チーズお好み焼きでは、トッピングメニューで人気の明太子をたっぷりと使用しています。

もちろんお好み焼きの定番・マヨネーズもたっぷりトッピングしていますし、明太子との相性が良いチーズでボリュームもアップしているので、マヨ・明太・チーズ好きにはたまらない一品です。

肉系一品料理も多数取り揃えているちんちくりんでは、牛肉の中でも希少な特選牛ミンチ・しょぶり肉をたっぷり使った「牛しょぶり焼き（税込み1290円）」もおすすめです。

脂がのった牛しょぶり肉を使っていますが、ソースの上にねぎかけをトッピングしているので、最後までさっぱりと食べることができます。

「スペシャル（税込み1330円）」は、新鮮な魚介類が豊富な広島らしい海鮮お好み焼きです。具には柔らかくてぷりぷりした生エビと生イカをたっぷりと使用していますから、魚介だけでもボリュームがあります。

さらに魚介系との相性がよい大葉とネギかけをトッピングしているので、肉系やチーズ系のようながっつり系お好み焼きとは違った楽しみ方ができるおすすめメニューです。

メインメニューのお好み焼きもベースとなるお好み焼き・麺・トッピング食材の組み合わせ次第でさまざまな味が楽しめるところがおすすめですが、お酒も楽しめるちんちくりんでは一品料理も人気があります。

雲丹ホーレン（税込み1890円）は、ほうれん草バターの上にたっぷりの雲丹と卵黄をトッピングした豪華な一品料理です。広島ではご当地グルメとして有名で、濃厚な雲丹の甘みとバターのコクがなんともいえません。

通常はほうれん草バターに雲丹をトッピングするのが定番ですが、ちんちくりんではさらに卵黄をとピングしまろやかさを出しています。

がんすも広島のソウルフードです。聞きなれないメニュー名なので広島県民でなければどんなメニューなのか想像がしにくいでしょうが、昭和初期から作られるようになった広島・呉生まれの揚げかまぼこのことを「がんす」といいます。

がんすには殺菌作用のある唐辛子をすり身に練りこんでいるため、「ピリ辛味がクセになる」と観光客にも人気です。なおちんちくりんの「がんす（税込み490円）」は揚げ物メニューのグランドメニューで、常連客にも人気があります。

牡蠣の産地として有名な広島では、肉厚で濃厚な牡蠣を使ったメニューが人気です。広島食材の一品料理が人気のちんちくりんにはさまざまな牡蠣メニューがあります。

そんなちんちくりんそんな牡蠣メニューの中でも「広島牡蠣のおろしポン酢（税込み1400円）」はおすすめです。大粒の焼き牡蠣の上にたっぷりの大根おろしをトッピングしポン酢で仕上げているので、濃厚な広島牡蠣もさっぱりと食べられます。

お好み焼き同様、安くておいしいメニューとして人気のホルモンも、ちんちくりんグランドメニューで食べられます。ちんちくりんにはホルモン料理が2種類あるのですが、その中でも人気が高いのが「絶品ぷりぷりホルモンのタレ焼き（税込み990円）」です。

ホルモンのぷりぷり食感を出すには、鮮度の良いホルモンを使う必要があります。鮮度が良いからこそぷりぷりした食感が楽しめますし、たっぷりの野菜と一緒に濃厚なタレで味付けしているので、酒の肴におすすめです。

ちんちくりんのメニューには、お好み焼き用「トッピングメニュー」も充実しています。濃厚なソースをたっぷりとかけるちんちくりんのお好み焼きでは、創業当初から刻み大葉「大葉かけ（税込み200円）」をトッピングするのが人気があります。

また無料のトッピングアイテム「白コショウ」も、ちんちくりん・お好み焼きでおすすめです。マヨネーズをトッピングするのはお好み焼きの定番ですが、そこに無料アイテム・白コショウをたっぷりとトッピングすると味変します。

なお「大葉かけ」「白コショウ」のほかにも、ちんちくりんお好み焼きをおいしくしてくれるおすすめトッピングがあります。

濃厚なソースにこだわりの麺をたっぷりと使っているちんちくりんお好み焼きでは、半熟の目玉焼きをトッピングする食べ方もおすすめです。

大胆に黄身を割り麺やソースに絡めて食べると、定番のお好み焼きが簡単にワンランク上のお好み焼きメニューになります。

チーズをトッピングしたお好み焼きメニューも数多くあるちんちくりんですが、熱々のお好み焼きだからこそおすすめしたいトッピングが「もち」です。

ちんちくりんお好み焼きは重ね焼きタイプお好み焼きなので、生地を薄く伸ばしたものを麺と組み合わせて作ります。そのため混ぜ合わせタイプの生地だと重たくなってしまう「もち」も、ちんちくりんの広島お好み焼き用トッピングにはおすすめです。

創業当初から人気の「大葉かけ」に並ぶ人気トッピングメニューが「ネギかけ」です。ネギかけだけならさっぱり系になりますし、ネギかけに卵を追加でトッピングすれば濃厚＆まろやかなお好み焼きメニューになります。

広島・関東・アメリカに店舗を構えるちんちくりんは、広島グルメ・お好み焼きにお好みのトッピングでアレンジするのがおすすめです。

しかもちんちくりんでは広島名物の鉄板焼きや一品料理もメニューにあるので、居酒屋感覚で楽しむこともできます。なおテイクアウトメニューもあるので、自宅で楽しむのもおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。