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実はすごい!スイカの栄養効果
夏の代名詞「スイカ」の栄養を徹底解説します。夏といえばスイカを思い浮かべる方は多いでしょう。まんまるの形をしたスイカは、古くから日本の夏の風景に根付いています。夏の風物詩「スイカ割り」は、子供の頃の夏の思い出だという方も多いでしょう。
スイカにかぶりついて、スイカの種飛ばしをしたことがある方もいるでしょう。みずみずしくて甘く、暑い夏にぴったりのスイカは、美味しいだけでなく栄養もしっかりとあります。今回の記事では、スイカの栄養について徹底的に解説します。
スイカの栄養や水分量、スイカがダイエットにおすすめの理由、スイカが夏バテや美容におすすめの理由などもご紹介します。スイカの栄養を知って、スイカ通になりましょう。
スイカの果肉の成分は約95%が水分
真っ赤なスイカの果肉は、みずみずしくてまるでスイカジュースを飲んでいるようだという表現もあります。それもそのはず、スイカの果肉の成分はなんと約95%が水分です。この約95%の水分のうち、6~8%が糖分だといわれています。
夏場は汗をかく機会が多いので、脱水症状に気を付ける必要があります。こまめな水分補給が必須なサマーシーズンには、水分が多いスイカがおすすめです。さっぱりとした甘みとみずみずしい果肉のスイカは暑い季節でも食べやすいと評判です。
多くの栄養素をバランス良く含む
スイカは天然のスポーツドリンクといわれるように、多くの栄養素をバランス良く含むことで知られています。疲労回復や食欲増進、むくみ解消、老化防止、美容効果など、様々な効果が期待できる栄養素がバランスよく含まれているので、この後の章で詳しく見ていきましょう。
夏バテ予防にも効果的なスイカの栄養素
スイカの栄養素は夏バテ予防にも効果的です。水分量が多くさっぱりと食べられるので、夏バテ予防のおやつにおすすめです。スイカの水分量と糖分について、スイカのミネラル分やビタミン類などの栄養についてご紹介します。
水分補給でスポーツドリンク代わりに
人間の体はほとんどが水でできていることをご存知でしょうか。性別や年齢で水分量には差がありますが、新生児は約75%、子供は約70%、成人は約60~65%、老人は50~55%が水分といわれています。
私たちの体の約60%を占める水分には、体温調節や関節のクッションと潤滑、疲労軽減、集中力アップなどの役割があり、体内のほとんどのシステムで重要な役割を果たしています。
人間にとって非常に重要な水分ですが、スイカを食べることで自然と水分補給ができるのでおすすめです。特にたくさん汗をかく夏場などは、スイカは最適なおやつといえるでしょう。水分だけでなく、栄養がバランスよく含まれているスイカは夏バテ予防にもおすすめです。
疲労回復に役立つミネラル分やビタミン類が豊富
スイカには夏場の疲労回復に役立つ栄養素であるミネラル分やビタミン類が豊富です。スイカの水分は約95%、そのうち6~8%が糖分といわれていますが、その糖分の内訳は、ブドウ糖が1.3%、果糖が2.4%、ショ糖が3.4%です。
果糖やブドウ糖はエネルギー転換の速度がはやいので、暑い季節の疲労を癒すのにスイカは最適だとされています。夏バテ予防や夏場の疲労回復に、スイカはおすすめの果実です。
美容に良いスイカの栄養素
スイカが美容に良いということをご存知でしょうか。スイカの栄養成分であるリコピンやカリウム、ビタミンC、Bーカロテンなど、美容に良いとされている栄養についてご紹介します。
「リコピン」の含有量がトマトの1.5倍
スイカには「リコピン」という栄養素が豊富に含まれています。リコピンといえばトマトに含まれている美容に良い栄養素として有名です。リコピンはカロテンの一種で、鮮やかな赤色を示す有機化合物です。
リコピンはスイカの他、トマトやニンジン、パパイヤ、グミなど赤色の果物や野菜に含まれています。ちなみに同じ赤色ですがイチゴやサクランボにはリコピンは含まれていません。
スイカに含まれている栄養素・リコピンには抗酸化作用があり、生活習慣病の改善を促す効果があると注目されています。リコピンは、老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する力が強い栄養素ということで知られています。
美肌は活性酸素により損なうことが危惧されますので、その活性酸素を取り除いてくれる働きが期待できるリコピンは、美容的にも摂りたい栄養素といえます。
さらに、リコピンには体脂肪燃焼効果があることも京都大学の動物実験で明らかになりました。スイカのリコピンの量は、トマトの1.5倍ともいわれていますので、美肌や生活習慣病の改善、体脂肪燃焼の効果を期待する方におすすめです。
「カリウム」「ビタミンC」「Β-カロテン」で老化防止
スイカの栄養素の代表といわれているのが、カリウムとビタミンCとBーカロテンです。これらのスイカ栄養素トリオは、アンチエイジングに欠かせない栄養素として有名です。それぞれの栄養について見ていきましょう。
1つ目にご紹介するスイカの栄養素「カリウム」は、細胞内に最も多いミネラルで、人間が生きていく上で最も基本的なミネラルの1つといえます。近年の研究結果では、カリウムの摂取量を増やすことで、血圧の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加につながることが分かってきています。
栄養素・カリウムには、人間の細胞の外液に存在するナトリウムとバランスを取りながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整して、一定した体内の状態をキープするという役割があります。
カリウムが不足すると脱力感や食欲不振、筋無力症、不整脈などの症状がみられることがありますので、スイカで適度にカリウムを補給すると良いでしょう。スイカ100gあたりにカリウムは120mg含まれています。
つづいてはスイカに含まれる栄養素「ビタミンC」について解説します。ビタミンCは、スイカ100gあたり10mg含まれています。ビタミンCは人間の体を形造る細胞を攻撃する酸素や日光、毒素などから身を守ってくれる栄養素として知られています。
酸素や日光、毒素などから攻撃を受けた人間の細胞は傷つき酸化し、酸化した細胞は様々な病気の原因になるほか、老化の原因にもなるといわれています。
スイカに含まれる栄養素・ビタミンCは、体の抗酸化(サビ取り)に働いてくれるので、美肌効果や免疫力アップ効果も期待できるといわれています。ビタミンCには、体内で作られた細胞や組織を傷つける活性酸素を取り除く効果があるとされています。
この抗酸化作用は、アンチエイジング効果や疲労回復効果が期待できるとされています。また、ビタミンCは体内でアドレナリンを作るために必要とされる栄養素です。
精神的・肉体的なストレスから体を守るアドレナリンの分泌を助けるビタミンCの摂取はストレス社会を生き抜くためにも摂りたい栄養素といえます。他にもビタミンCには貧血の改善、花粉症の症状を抑制、動脈硬化予防などの効果も期待できます。
次はスイカに含まれる栄養素「Bーカロテン」についてご紹介します。Bーカロテンは、ビタミンAに変換されて作用します。Bーカロテンは、皮膚や粘膜の健康を維持したり、光刺激反応に重要な役割を担ったりと、様々な細胞の増殖や分化をサポートします。
スイカ200gあたりに含まれるBーカロテンの量は、1600マイクログラムです。Bーカロテンは、体内でビタミンAに変換され、新陳代謝を促し、肌の老化を予防する栄養素といわれています。
ダイエットにも良いスイカの栄養素
スイカにはむくみ解消をサポートしてくれる栄養や食物繊維が含まれています。ダイエット中の方にもおすすめのスイカの栄養について見ていきましょう。
むくみに効果的な「シトルリン」
スイカには「シトルリン」というむくみに効果的な栄養が含まれています。シトルリンはなんと、スイカから発見されたという栄養素で別名「スーパーアミノ酸」とも呼ばれています。
スイカに含まれる栄養素・シトルリンは、血管を拡張させる効果があり、血流を改善する効果やむくみや冷えの解消、疲労回復効果、筋力・精力の増強効果、さらに美肌効果などが期待されています。
妊娠中はホルモンなどの影響によりむくみやすくなる方が多く、食塩(ナトリウム)の摂り過ぎによるむくみも懸念されます。シトルリンには血管を広げ、血液の流れを良くする効果がありますので、ダイエット中の方だけでなく、むくみに悩む妊婦さんにもおすすめの果実ともいえます。
食物繊維も豊富で満腹効果も得られる
スイカの約95%は水分ですが、スイカには食物繊維も含まれています。スイカの食物繊維は100gあたり約0.3g含まれています。
食物繊維は、便秘の予防をはじめ、整腸効果や血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下などが期待できますので、ダイエット中の方やカロリーコントロール中の方にもおすすめです。バランスよく栄養が含まれているスイカは、特に夏場におすすめの美味しい果実です。
夏はスイカで栄養を摂るのがおすすめ!
夏の果実の王様と呼ばれるスイカの栄養についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。カリウムやシトルリン、Bーカロテン、ビタミンCなど、スイカには暑い夏の季節で疲れた体を癒すために必要な栄養がたくさん含まれています。
栄養バランスのよいスイカは、抗酸化作用や老化防止、アンチエイジングなどを期待する方の他、ダイエット中やカロリーコントロール中の方にもおすすめの果実です。