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「杣乃家」の料理は、昔ながらの郷土料理、信州名物の馬刺しや信州牛を楽しめます。澄んだ美しい水のいけすには、元気な岩魚が泳いでいて、臭みが無く、川魚本来の美味しさを堪能できます。洋食もいいですが、どこか懐かしい郷土料理もおすすめです。
住所 | 長野県松本市安曇さわんど温泉4154-11 |
電話番号 | 0263-93-3313 |
「湯の花荘」
「湯の花荘」は、上高地で観光や登山をされる人や、松本城、白川郷へ向かう人の中継地として多くの人が利用しています。宿から徒歩4分の所に上高地シャトルバスのバス停があり、上高地まで約20分と便利です。
お風呂は男女別の内湯があるだけで、露天風呂はありません。季節を盛り込んだ、山の幸、川の幸を厳選して使った郷土料理が人気です。4月中旬から11月中旬の営業で、冬季の宿泊は、相談が必要です。大人一人あたり1泊2食付きで8500円と手ごろな宿泊料金です。
住所 | 長野県松本市安曇沢渡4162 |
電話番号 | 0263-93-2252 |
「坂巻温泉旅館」
最後に、さわんど温泉の周辺にある子宝の湯で有名な「坂巻温泉旅館」をご紹介します。坂巻温泉は梓川の川沿いにある標高1200mの渓谷に佇む一軒宿です。昭和3年に発見された源泉は、とてもよく温まることから「子宝の湯」と言われています。
温泉の効能は、冷え性・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病等に効果的です。飲用もでき、慢性便秘・糖尿病・胆石症・肥満症にいいそうです。自家製野沢菜、自家製味噌、梓川の清流で育った鱒、岩魚、鯉など、自慢の郷土料理が人気です。
「坂巻温泉旅館」は、上高地のマイカー規制対象外です。宿泊料金は1万1500円~1万4000円です。
住所 | 長野県松本市安曇上高地 |
電話番号 | 0263-95-2453 |
上高地周辺の絶景スポット
上高地には、数々の温泉宿があり、温泉を楽しむ事ができますが、上高地の四季折々の風景も絶景です。乗鞍高原、焼岳、霞沢岳等、上高地周辺には絶景スポットが多くあります。鏡のような水面、凍らない池、噴火で一夜にしてできた池など、自然の力は偉大です。
ここでは、上高地周辺の訪れてみたい絶景スポットをいくつかご紹介します。新緑、紅葉、花々、静寂の世界等、自然の癒しの力を堪能できそうです。
「一の瀬園地」
上高地周辺の絶景スポット一つ目は「一の瀬園地(いちのせえんち)」をご紹介します。「一の瀬園地」は、乗鞍高原で中央部を占める緑地です。湿原地帯には遊歩道が整備されていて、ミズバショウ・スズラン・レンゲツツジなど、四季の花々を楽しめます。
奥には一の瀬キャンプ場がありますが、指定地以外でのキャンプはできません。緑の中をサイクリングするのは気持ちよさそうです。冬はネイチャースキーが楽しめ、家族連れにもおすすめの絶景スポットです。
「田代池」
湿原の中に広がる「田代池」は、土砂によって流れがせき止められた浅い池です。「田代池」では四季折々の絶景が楽しめます。5月には新緑、夏はイチョウバイカモやニッコウキスゲ、コケモモ等が美しさを演出します。秋の紅葉、晩秋の霧氷もおすすめです。
田代池は、六百山や霞沢岳の伏流水が少しずつ流れるので、氷点下になっても池の表面が凍らないそうです。周りの木々は霧氷に包まれてしまいます。自然が生み出す不思議な世界です。
「大正池」
「大正池」は、大正4年(1915年)の焼岳の噴火により、梓川が堰き止められ、一夜にしてできた池です。当初は田代橋のあたりまであったそうですが、現在は半分以下にまで小さくなっています。穏やかな表情で山々を映し出す水鏡「大正池」は、静寂の中の絶景スポットです。
梓川の上流から流れ来る砂礫や、雨が降るたび流れ込む土砂が毎年大量に流れ込み、このままでは、いずれ大正池は埋まってしまうと言われています。このため、11月には流れ込む土砂を取り除く作業が行われています。美しい景観は次の時代にも残したいものです。
「河童橋」
次にご紹介するのは、上高地のシンボルともいえる「河童橋」です。現在の「河童橋」は、平成9年に架け替えられた5代目の吊り橋です。4月27日の開山祭からゴールデンウイーク、夏休み期間中、10月上旬からの紅葉の時期など、多くの観光客でにぎわっています。
「河童橋」は、雄穂高連峰や岳沢、梓川の流れ、川辺の化粧柳やカラ松、焼岳が見られる絶景スポットです。
「河童橋」という、少し変わった名前の由来は定かではありません。ただ、芥川龍之介が昭和2年に発表した「河童」という小説の中で、上高地や河童橋が登場します。このため「河童橋」という名前が、広く知られるようになったと言われています。