【松阪牛】がおいしいおすすめ店ランキングTOP11！ステーキやすき焼きも

「松阪牛」は三重県の雲出川以南・宮川以北の地域において肥育日数が500日以上あること、牝の未経産和牛であること、また規格は問わないことを定義にしています。規格を問わないとは、A5でもA3でも松阪牛に分類されるということです。

松阪牛の調理法にはステーキのみならず、しゃぶしゃぶやすき焼き、カレーやハンバーグなどもあります。また、松阪牛をデリバリーやテイクアウトで楽しめるよう、弁当にして販売している店も存在します。

こちらでは松阪牛のおいしいおすすめ店ランキング第11位から第9位を発表します。ランクインしている店の所在地は三重県に限りません。

「肉屋 田中」は銀座駅C2出口から徒歩2分の和牛肉割烹店です。店では特産松阪牛や神戸牛、近江牛などの和牛を提供しています。おすすめメニューの一つは「神戸牛・特産松阪牛おまかせコース」で、ヒレまたはサーロインのステーキを選べます。

神戸牛・特産松阪牛おまかせコースは前菜八寸から始まり、お造りや椀物、焼物など、全12品あります。前菜八寸は季節の食材を盛り込んだ彩り豊かな一皿です。肉屋 田中の内装は世界で活躍する有名デザイナーが手掛けており、「和」を取り込んだゴージャスな空間が広がるでしょう。

「宮本屋」は霜降りの松阪牛を供す焼肉レストランで、松阪駅近鉄側出口（北口）から徒歩5分の場所にあります。宮本屋は「良い食材をより安く」をコンセプトにし、直接仕入れることで、新鮮で安全な食材を確保しています。また、品質とボリューム、美味しさを大切にしています。

宮本屋にはあっさりした赤身のウデや柔らかく食べやすい肩サンカク、最高品質のシャトーブリアンなどの松阪牛メニューが並びます。約50年受け継がれた自家製味噌ダレも評判が良く、青森産のにんにくや津市の辻岡醸造の八丁味噌、竹本油脂のゴマ油などを使っています。

ランキング第9位「松阪牛卸 松阪御苑」は松阪牛専門のデリバリー弁当店です。メニューには松阪牛の握りとメンチカツがメインの弁当や、赤身と脂のバランスが良く、旨みと甘みを堪能できるヒウチの焼肉弁当などがあり、税込み1940～3000円で購入できます。

松阪牛卸 松阪御苑の弁当を配達できるエリアは東京都と神奈川県、千葉県と埼玉県です。配達可能時間は9:00～20:00、定休日は日・祝日になります。注文期限は2日前の15:00まで、支払い方法は代引きと銀行振込、クレジットカード（オンライン・現地決済）です。

松阪牛の正式な読み方は「まつさかうし」です。松阪牛は霜降りの肉質で脂分が豊富にあり、とろける様なまろやかさが特徴といわれています。

「千力 クボタ店」は松阪牛を主に扱う焼肉店です。千力 クボタ店では特産やA5・A4ランクのこだわり松阪牛を用意し、あっさりした中にもコクが凝縮された赤身ステーキや定番人気のカルビなどもメニューに並んでいます。また、味や食感の違いを楽しめる松阪牛の盛り合わせも人気があります。

千力 クボタ店の店長が推しているメニューは松阪牛ホルモンの「得ホルモン」です。一皿にホルモンとシマチョウ、赤ミノなどをミックスし、甘い脂と臭みの無さが美味しいといいます。千力 クボタ店では手頃価格を実現するため、牛一頭を買い付けています。

千力 クボタ店にはテイクアウト用の弁当があり、カルビ焼肉や赤身ステーキ、ハンバーグや牛カツの松阪牛メニューが用意されています。

「むかい」は1937年に下関の「てっちり」からアイデアを思い付き、松阪牛を湯にくぐらせて食べる肉の水炊きを考案しました。特選松阪牛をしゃぶしゃぶにしたメニューが一押しで、むかいの「肉の水炊き（しゃぶしゃぶ）」は沸騰しない温度の出汁の中で、牛肉や野菜を加熱します。

肉の水炊きは特選松阪牛を使った名物鍋で、霜降りの特選松阪肉を昆布だしにくぐらせていただきます。醤油ベースの秘伝のタレには薬味をたっぷり入れており、あっさりいただけるでしょう。肉の水炊きは野菜も甘くて美味しいと評判で、〆はうどんまたは雑炊から選びます。

松阪牛料理を堪能できる店は「松阪まるよし 鎌田本店」で、松阪駅北口から徒歩約10分の立地です。店内には座敷席やテーブル、個室など200席を備えており、ベビーカーでの入店が可能です。松阪まるよし 鎌田本店には松阪牛を贅沢に使った「まるよし特製お子さまランチ」があります。

松阪まるよし 鎌田本店は創業1962年の老舗店で、友人とのランチや家族の食事にも利用されています。松阪まるよしは松阪牛専門の精肉店と直営レストランを展開しており、看板メニューのステーキを始め、すき焼きやしゃぶしゃぶなどでも松阪牛を味わい尽くせるでしょう。

松阪まるよし 鎌田本店では「松阪牛カレーライス」を提供しており、松阪肉をじっくり煮込んで肉の旨みがカレー全体に溶け込んだカレーです。カレーにはサラダも付いています。

松阪まるよしは「松阪牛ビーフカレー」をレトルトでも販売しています。松阪牛ビーフカレーには松阪牛100％を使用し、大きい肉が数切れ入っています。肉は柔らかく、ルーと馴染みの良い仕上がりです。松阪牛ビーフカレーは松阪牛の旨味とルーのスパイシーな風味が絶妙でしょう。

松阪まるよし 鎌田本店のカレーはランチにもおすすめですが、味噌や醤油、鶏ガラやトマトの4種類から選べる「松阪牛もつ鍋」もランチで評判です。また、数量限定「松阪牛ステーキ丼」はあっさりした味わいに仕上げています。ランチ丼にはだし巻きとサラダ、みそ汁と香の物が付きます。

松阪まるよし 鎌田本店の「上肉しゃぶしゃぶ」は松阪牛のすき焼き用ロース肉を使ったもので、しゃぶしゃぶすることにより、脂分を約30％カットしています。肉の旨味はしゃぶしゃぶにしてもそのまま味わうことができ、カロリーを気にする人にもおすすめのメニューでしょう。

松阪まるよし 鎌田本店には松阪牛ステーキが数種類あります。最高の肉質と称されるサーロインの中心部分を贅沢に味わう「ロース芯だけステーキ」や脂の苦手な人におすすめの「モモステーキ」、さらに希少価値の高いロースやヒレのステーキも用意しています。

松阪まるよしでは弁当販売もしており、松阪牛を使用したメニューは「牛肉弁当」や「牛肉丼弁当」、「ハンバーグ弁当」があり、さらに「松阪牛すじめし弁当」の中から選べます。テイクアウト弁当はオーダーが入ってから手作りするため、事前の予約注文がおすすめです。

松阪牛の贅沢な弁当は、重役会議や接待、社内ランチミーティングや研修などのビジネスシーンで利用されることもあります。また、親族の集まりや自身へのご褒美にもおすすめでしょう。

「すき焼き 牛しゃぶ 松重」は津駅そばのしゃぶしゃぶ・すき焼き専門店で、松阪肉専門店「朝日屋」が厳選した松阪牛を供します。コースにはしゃぶしゃぶとすき焼きがあり、柔らかくて芳醇な松阪牛を堪能できるでしょう。「特産松阪肉しゃぶしゃぶ 極」は全6品のコースです。

特産松阪肉しゃぶしゃぶ 極には小鉢や前菜、寿司が付き、松阪肉の滑らかな舌触りやしっとりした肉質、とろける脂が好評を得ています。〆はごはんまたはうどんから選択でき、最後にデザートをいただきます。すき焼き 牛しゃぶ 松重には子供用メニューがあり、家族で楽しめるでしょう。

「一升びん 本店」では最上級A5ランクの最高峰松阪牛を焼肉で食べられます。松阪駅南口から約15分の一升びん 本店は松阪牛をリーズナブル価格で提供している人気店の一つで、特に松阪牛のセットメニューは様々な部位を味わえると評判です。セットメニューには数種類あります。

松阪牛ヒレやサーロイン、タンがセットになった「極 特撰三種」は数量限定で、他に特撰ロースと上カルビ、上ホルモン盛合せとキムチを組み合わせた「A5セット」なども用意しています。松阪牛A5ランクはしゃぶしゃぶなどに使われる上等な肉ですが、一升びんでは贅沢に焼肉で味わえます。

松阪牛は「肉の芸術品」の異名を持ち、高級ブランド牛として広く知られているでしょう。それではランキング第3位と第2位をご覧ください。

「ビーフクラブ ノエル」は松阪牛ステーキを味わえる店で、松阪駅南口から徒歩5分のアクセスです。ビーフクラブ ノエルは精肉店直営のビーフレストランになります。店ではランチタイムにも松阪牛ステーキを提供しており、本日のスープとサラダ、ライスとドリンクが付きます。

ビーフクラブ ノエルの松阪牛ステーキは柔らかくきめ細かい霜降りのロースを始め、脂肪分少な目のヒレや赤身とのバランスが良いイチボなどを扱っています。なお、イチボやランプ、ラムシンは入荷状況により用意できない場合があります。

「牛銀本店」は創業1902年の名店で、松阪駅南口より歩いて約15分の場所に所在します。家屋は和情緒に溢れ、つや光する手摺りや軋む階段などから歴史の長さを感じるでしょう。牛銀本店は接待や婚約の顔合わせ、還暦などの祝い事にも使われており、座敷円卓など50席を備えています。

牛銀本店の松阪牛は長年の経験と勘で熟成させたものを使い、霜降り肉の甘さと柔らかさが特徴の一つです。すき焼きは霜降り極上肉を鉄板で焼き、砂糖と醤油のみで味付けしています。牛銀本店の限定メニュー「松阪牛ヒレ肉あみやき」は箸で裂ける程に柔らかく、ポン酢でいただきます。

ランキング第11位から第2位には松阪牛のカレーや弁当の美味しい名店などが登場しましたが、第1位は自社牧場で飼育している松阪牛が自慢の人気店が選ばれました。

松阪牛のおすすめ店ランキング、今回ナンバーワンの座を射止めたのは「和田金（わだきん）」です。和田金はJR紀勢本線松阪駅から徒歩10分の場所にありますが、プラザ鈴バス停留所を利用すれば徒歩0分です。店内は広く、座敷個室やテーブル、広間に290席分を用意しています。

美味しい松阪牛が評判の和田金の創業は1878年で、140年以上もの歴史を紡いでいます。初代店主は東京の料亭などで料理の修業を積み、帰郷した際に牛肉店をスタートさせました。5年後にはすき焼き店を出店し、質の良い松阪の牛を平切りにした「寿き焼」を確立しました。

老舗の貫録を漂わせる和田金には看板メニューの一つである松阪牛のすき焼きが存在します。和田金では自社牧場で松阪牛を育てており、専門家の意見を取り入れた安心・安全な環境を整えています。和田金は鮮度の良い松阪牛を提供するため、原則として冷凍していません。

冷凍肉は薄くスライスできますが、冷凍していない肉は厚みが必要になるため、和田金のすき焼きやしゃぶしゃぶに使う肉は一般のものよりも厚くなっています。和田金は三重県が認定するブランド和牛 松阪牛を扱う店舗として、唯一単独で認められている店です。

和田金は上質な松阪牛に仕上げるため、独自の飼料に地元農家の稲藁をブレンドし、深い味わいと芳香を作り出しています。

和田金のすき焼きは炭火で温めた鉄鍋を使い、やや厚めにスライスした松阪牛をじんわりと焼いていきます。鉄鍋は菊炭と南部鉄で作られた重厚なものです。和田金は松阪牛の旨味を活かすよう、砂糖とたまりと少々の昆布出汁で味を付けます。食べ頃は専任の仲居が案内してくれます。

和田金は特別の品として弁当を用意しています。牛肉を隙間なく敷き詰めた「和田金炭火炙り焼き牛肉弁当」や野菜の彩り豊かな「和田金旬彩牛肉ごはん弁当」などがあり、注文は2個からで3日前までの予約受付になり、店頭での受け渡しになります。

松阪牛は日本三大和牛の1つに数えられる有名ブランド牛で、三重県を始め、東京都内にも美味しく味わえる店が存在します。上質肉が特徴の松阪牛は高級品ですが、ランチや焼肉でリーズナブルに提供している店もあります。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。