山口県・下関観光のおすすめスポット!歴史の街を定番から穴場まで徹底紹介

山口県・下関観光のおすすめスポット!歴史の街を定番から穴場まで徹底紹介

近年海外からの人気も高い、山口県・下関観光のおすすめスポットにフォーカスしました。古くから、海峡都市として発展してきた下関の歴史ある街を、定番の観光からレジャーやお土産、人気グルメ、穴場のスポット情報まで詳しく紹介します。

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記事の目次

  1. 1.魅力があふれる下関観光
  2. 2.下関ってどんな街?
  3. 3.「下関・観光」定番観光スポット
  4. 4.「下関・観光」おすすめ観光スポット
  5. 5.「下関・観光」おすすめ穴場スポット
  6. 6.「下関・観光」おすすめお土産スポット
  7. 7.「下関・観光」人気グルメスポット
  8. 8.下関観光で雄大な自然と歴史を感じよう

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魅力があふれる下関観光

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下関市は山口県の西部に位置し、人口規模や経済規模ともに、山口県では最大の都市です。また、中核市及び中枢中核都市に指定されています。関門海峡を中心に、東は瀬戸内海側の周防灘、西は日本海側の響灘と三方を海に囲まれています。

青い海が美しい角島など、釣りやマリンレジャーを楽しめるスポットが充実しているのも、下関の特徴の1つです。九州の福岡県へ続く関門トンネルは、自動車はもちろん歩いて渡ることもできます。

近年では海外からの人気も高い、下関のレジャースポットや定番の観光スポットだけではなく、おすすめの観光穴場、お土産スポット、人気グルメなどの情報を深堀りします。下関観光で、雄大な自然と歴史を感じる名所の数々を紹介します。

近年海外からの人気も高い下関旅行

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下関市は平成30年(2018年)に、中国などの外国人宿泊客が前年に比べ187%の3万6086人と大幅に増加し、過去最高となりました。近年は、日本の文化と四季折々の景色が楽しめる旅行や穴場スポットとして注目を浴びています。

また、下関市の最寄り空港である北九州空港や山口宇部空港、福岡空港などが利用できるアクセスの良さも、入国される要因の1つといわれています。

風光明媚な景観が楽しめる公園やレジャースポットも

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下関は、山口県の西部に位置する中核市です。風光明媚な景観が楽しめる公園や、おすすめで定番のレジャー・旅行スポットなど、観光を満喫できるところが数多くあります。

山口県、下関は関門海峡を挟み、福岡県の北九州とは関門橋(かんもんきょう)や、関門トンネルでつながっています。車であれば20分ほどで行き来でき、唐戸市場やカモンワーフでは、この地方で獲れた新鮮な魚介類を味わうことができます。

夏の旅行には、定番となった角島大橋の絶景もおすすめです。透明度が高い海を見ながらのドライブは雰囲気が良く、デートにも最適です。そのほか、長府毛利邸や長府庭園など、日本の文化と四季折々の景色が楽しめる穴場スポットも、はずせない魅力です。

下関ってどんな街?

Photo by HIRAOKA,Yasunobu

山口県の最西部に位置し、古くから海峡都市として発展してきた下関とは、どのような街なのでしょうか。下関は、東アジアとも地理的に近い土地といえます。そのため、古くから国内外の人や物が行き交う交流都市として、栄えてきました。

平成17年(2005年)、下関市・豊北町・豊田町・菊川町・豊浦町の1市4町が合併し、海と山の両方をもつ新たな都市・下関市が誕生しました。下関は、山口県で一番人口の多い市です。また、九州と本州をつなぐところであるとともに、国内物流の拠点でもあります。

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交流拠点である性格上、下関は歴史における様々な転換点の舞台となっています。武士社会の幕開けとなった「壇ノ浦の合戦」や、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の決闘」など、市内各地で日本の歴史に想いを馳せることができます。

山口県の最西部に位置

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本州・山口県の最西端に位置する下関市は、豊かな自然環境に恵まれています。また、「歴史と海峡の街」として多くの歴史遺産を有する下関市には、多くの観光客が、定番や穴場のスポットを求めて訪れます。

下関市を表舞台として、歴史は幾度も動きます。先述した、源平壇ノ浦の合戦や宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決闘は有名な話です。

高杉晋作による奇兵隊の結成や四国艦隊下関砲撃事件、晋作の長府功山寺での挙兵、そして明治維新と、下関の地を舞台に歴史は大きく動きました。

古くから海峡都市として発展

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古くから海峡都市として発展してきた下関は、物流の拠点としても栄えてきました。隣には九州があり、関門海峡の北側に位置している環境は、豊かな自然が残る場所でもあります。下関でしか味わえない「ふぐ」などをはじめとした定番、絶品グルメがあるのも魅力の1つです。

先に述べた通り、源平合戦や壇ノ浦の戦いの舞台としても有名で、歴史を感じるスポットや史跡なども数多く残っています。のちほど、下関のおすすめ定番観光スポットなども詳しくチェックしていきます。

捕鯨が盛んだった

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令和元年(2019年)7月、捕鯨船が下関から出港し、領海・排他的経済水域(EEZ)限定での商業捕鯨が行われました。前年末に政府が決めた国際捕鯨委員会(IWC)脱退の効力が生じた事をきっかけとして、中断していた商業捕鯨が31年ぶりに復活したのです。

そもそも、下関市は近代捕鯨の発祥地です。戦前から戦後にかけ南氷洋捕鯨の基地として、鯨肉などの交易を行っていました。また、鯨加工技術などの交流が行われる中継地となっていた歴史があります。

捕鯨と交易により、たくさんの「もの」と「ひと」が頻繁に行き交い、下関は大きく栄え賑わいました。くじらは、下関市水産業の発展の一端を担う大きな存在だったのです。

「下関・観光」定番観光スポット

Photo by HIRAOKA,Yasunobu

下関の観光における定番スポットを紹介します。下関に旅行で訪れた際は、まず定番観光地からおさえておきたいものです。関門橋や門司港レトロをはじめ、巌流島、角島、海峡ゆめタワー、市立しものせき水族館 海響館(かいきょうかん)など、外せない定番観光スポットからチェックしましょう。

「海峡ゆめタワー」

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「海峡ゆめタワー(山口県国際総合センター)」は、平成8年(1996年)7月に関門海峡のランドマークとして誕生しました。展望室は3層の球状で、最上階は国内有数の143mを誇る高さにあります。

展望室からは瀬戸内海や関門海峡、巌流島、九州の連山そして響灘と、360度の雄大なパノラマが一望に広がります。移り行く光と影、響灘に沈む夕陽、海峡を埋めつくす煌めく夜景も美しく、訪れた折々で多彩な海峡の表情を満喫することができます。

海峡ゆめタワーへのアクセスは車の場合、下関ICからおよそ15分です。料金所から下関市街方面へ向かい、椋野(むくの)トンネルを進みます。バスや電車は、JR下関駅からバスで1分「豊前田(ぶぜんだ)」下車、徒歩5分です。

住所 山口県下関市豊前田町3丁目3-1
電話番号 083-231-5600

「市立しものせき水族館 海響館」

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「市立しものせき水族館 海響館」は、日本唯一であるシロナガスクジラの全身骨格標本や、世界のふぐ100種類以上など下関らしい展示が特徴です。総水量は2400トン、65の水槽に魚など500種2万点の水生動物たちが展示されています。

関門海峡を再現した瀬戸内海水槽はトンネル状になっており、海底散策気分を味わうことができておすすめです。目の前に関門海峡が広がるアクアシアターでは、イルカとアシカの共演によるパフォーマンスが開催されます。

Photo by kagawa_ymg

また、イルカの水槽を眺めながらバラエティ豊かな料理が楽しめる「イルカの見えるレストラン」も人気です。店内ではイルカ撮影が可能なのも嬉しいポイントです。

駅からは、サンデンバスに乗るのをおすすめします。下関駅から約10分、新下関駅の場合はおよそ30分、「海響館前」で下車します。車で行く場合は中国自動車道の下関ICで降りて、関門海峡方面へ向かいます。

住所 山口県下関市あるかぽーと6番1号
電話番号 083-228-1100

「関門橋」

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「関門橋」は、橋塔間が712mあり、橋台間の吊橋の全長は1068m、幅6車線ある東洋有数の規模を誇る巨大吊橋です。毎年8月に開催される「関門海峡花火大会」は、下関市と福岡県北九州市による花火の競演として、多くの観光客が訪れます。

関門海峡をひとまたぎする絶景の橋は、格好の写真撮影スポットです。関門橋は、SNSにおもわずアップしたくなる最高のアイテムとなるでしょう。めかりPAは、北九州市門司から山口県下関に渡る関門橋を一望できる絶景ポイントです。

アクセスの注意点として「めかりPA」に行くには道路の構造上、門司港ICからは入れません。関門自動車道(関門橋)上り線のみ利用できますので、ご注意ください。

住所 山口県下関市みもすそ川町
電話番号 093-618-3141

「門司港レトロ」

Photo by kagawa_ymg

「門司港レトロ」(もじこうれとろ)は、博多から90分、下関からはフェリーで5分ほどの場所に位置します。大正ロマン風のレトロな街並みの美しさは、観光やデートにもおすすめのスポットです。美術館や博物館などの施設のほかにも、焼きカレーなど、ご当地グルメの数々を楽しめます。

国土交通省の都市景観100選を受賞している「門司港レトロ」は、見どころも満載です。レトロな美しい景観は平成31年(2019年)に復原工事を終え、グランドオープンしたJR門司駅から始まります。重要文化財である「旧門司三井倶楽部」や「旧大阪商船」は八角形の塔屋が目印です。

Photo by kagawa_ymg

ほかにも、港町のシンボル「旧門司税関」や鉄道のテーマパーク「九州鉄道記念館」など、まだまだたくさん見どころがあります。本州側から行く場合、JR山陽本線で「門司駅」まで来てから鹿児島本線に乗り換えるほか、各フェリーが利用できます。

車は本州方面からは「門司港IC」、九州側から来るときは「門司IC」、北九州都市高速を利用する場合には「春日IC」で降ります。

住所 福岡県北九州市門司区港町
電話番号 093-321-4151

「巌流島」

Photo by Tomoharu Mogami

「巌流島」は、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した島ということで有名です。なぜか、敗れた方の佐々木小次郎の流儀「巌流」をとって、巌流島と呼ばれるようになりました。巌流島の正式名称は「船島」といい、現在は無人島です。

現在では観光周遊船が接岸でき、決闘の地を連想させる海浜や散策道、休憩所も整備されています。島内には「武蔵・小次郎像」や、ひっそりと佇む「佐々木巌流之碑」、船着場から最初に出会うモニュメント「巌流島文学碑」が建てられています。

島では、大小さまざまな船が行き交う関門海峡の雄大な景観を眺め、壮観な気分に浸れます。また、潮風に吹かれ、遥か昔の決闘に想いを馳せながら、巌流島散策を堪能するのも良いでしょう。

住所 下関市大字彦島字船島648
電話番号 083-231-1838

「角島」

Photo by inazakira

角島は山口県の北西に位置し、日本海にポッカリと浮かぶつつみの形をした人口900人あまりの島です。南国の海と錯覚してしまいそうな白い砂浜とエメラルドグリーンが広がる海が魅力の島です。平成12年(2000年)の角島大橋完成に伴い、一気に山口県を代表する人気観光スポットになりました。

本土と下関市豊北町の「角島」を結んで誕生した全長1780mの「角島大橋」は、無料で渡れる橋の中では国内屈指の長さを誇ります。その光景の美しさは、映画やテレビ、メディアでも度々取り上げられています。

Photo by dreamcat115

アクセスは、JR新山口駅から車で約90分です。中国自動車道からは小月(おづき)ICか美祢(みね)ICを降り、国道191号線、山口県県道275号線を北上すると、角島大橋が見えてきますので渡れば角島へ到着します。

住所 山口県下関市豊北町大字神田
電話番号 083-786-0234

「下関・観光」おすすめ観光スポット

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下関のおすすめ観光スポットを紹介します。先に紹介した「定番観光スポット」とは視点を変え、由緒ある歴史や文化に携わる古社や公園・庭園、島々などを取り上げていきます。

「亀山八幡宮」

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「亀山八幡宮」は”関の氏神様”として市民に親しまれ、地元の人にはお馴染みの神社です。貞観元年(859年)の創建と伝わる古社ですが、県外の人にはあまり知られていない神社です。境内には林芙美子文学碑や、世界最大のふく(ふぐ)の銅像、亀山砲台跡など、多くの史跡があります。

下関における隠れた観光名所ともいえる、亀山八幡宮の魅力は様々あります。身体と心で感じるパワースポットとしても、知る人ぞ知る名所になっています。歴史を1つたどれば「馬関戦争」の舞台となり、幕末の歴史を大きく動かした場所がこの亀山八幡宮です。

Photo bybachstroem

亀山八幡宮には世界一を誇るふく(ふぐ)の建造物があります。下関といえば河豚がとても有名ですが、「福=ふく」と縁起を担いで、名物のふぐ料理を帰路に味わうのも良いでしょう。JR下関駅からバスに乗り「唐戸」まで約7分、下車して徒歩4分です。車では、下関ICから約10分の距離にあります。

住所 山口県下関市中之町1-1
電話番号 083-231-1323

「火の山公園」

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「火の山公園」山頂からは、瀬戸内海・日本海が一望できます。瀬戸内海国立公園に含まれる、火の山からの夜景は日本夜景遺産にも認定されています。1000万ドルの価値がある、と言われる景色を見るためのアプローチは、ロープウェイがおすすめです。

つつじの名所でもある「火の山公園」の名前の由来は、相当さかのぼります。遥か昔、山頂に敵の襲来を都に知らせるための、狼煙台が設けられていたことによるものです。

アクセスは、JR下関駅からバスで15分、「火の山ロープウェイ」バス停からは徒歩で30分です。高速道路を使う場合は、下関ICから15分(火の山パークウェイ経由)です。

住所 山口県下関市 みもすそ川町
電話番号 083-231-1933

「みもすそ川公園」

Photo by inazakira

「みもすそ川公園」には、長州砲の複製(平成16年(2004年)9月末完成)があります。攘夷戦争や下関戦争で使用されていた大砲で、壇ノ浦砲台跡、源義経像・平知盛像(平成16年11月末完成)などが展示され、壮観な雰囲気の公園です。

関門トンネル人道入口そばにある、関門海峡に面した公園で、関門海峡と関門橋の眺めも絶景です。トンネルを歩いて門司側へ渡ることもできます。

アクセスは、JR下関駅からバスで約15分、「御裳(みもすそ)川」バス停で降りると見える場所にあります。下関ICからは車で10分ほどの距離です。

住所 山口県下関市みもすそ川町1
電話番号 083-231-1350

「満珠島・干珠島」

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「満珠島・干珠島(まんじゅしま・かんじゅしま)」は、長府沖の瀬戸内海にひっそりと浮かぶ、樹林に蔽われた美しい2つの小島です。満珠、干珠とも忌宮神宮の神域で、1300年前以上に書かれた「日本書紀」にも見られます。

植物のほとんどは暖地性で、ノシラン、ハマセンダン、サカキカズラ、オオイタビ、ナタオレノキなどが見どころです。全く手付かずの自然の状態とは言えませんが、瀬戸内海西部における原生樹林のようすを教えてくれる、貴重な島々です。

満珠島・干珠島には渡航できないので、定期船はありません。フェリーや豊功神社などから、天然記念物に指定されている原生林の美しさを眺めましょう。

住所 山口県下関市長府宮崎町
電話番号 083-231-1350

「長府庭園」

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「長府庭園」は、平成5年(1993年)に開園しました。長府毛利藩の家老格・西運長(にしゆきなが)の屋敷があった跡地を整備した1万坪の広い敷地内に、書院やあずまや、茶室、池の水を利用した滝などが点在しています。

美しい庭園には、ほかにも民芸品や飲み物などを販売している一の蔵、情報コーナーとして観光ガイドを揃えた二の蔵があります。長い歴史と閑静な佇まいが調和する、情緒あふれる日本庭園に興味があれば、是非おすすめです。

長府庭園へのアクセスは、JR下関駅東口より、サンデンバス長府方面行きに乗って約20分、「美術館前」バス停で下車して徒歩2分です。

住所 山口県下関市長府黒門東町8-11
電話番号 083-224-1555

「関見台公園」

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「関見台公園」には、展望台や城跡、昔水族館だった鯨の形の建物があります。海岸に下りていくと、スナメリが見られる海岸に到着します。磯採集には適しており、ヤドカリや小さな魚、貝がたくさんいるので、子供と一緒に楽しめます。

園内にある、シロナガスクジラをモデルとして作られたオブジェは、遠目にもその姿を確認できて目立ちます。砂浜の東屋からは、干珠島・満珠島の小島や海を眺めてのんびりと過ごすことができます。

関見台公園までのアクセスは、JR下関駅から長府駅・宇部中央・小月営業所方面行きバスへ乗車し、「市立美術館前」バス停を下車、徒歩で約5分です。

住所 山口県下関市長府外浦町1
電話番号 083-223-1144

下関のグルメスポットランキングTOP11!ランチが人気の地元のおすすめ店も?のイメージ
下関のグルメスポットランキングTOP11!ランチが人気の地元のおすすめ店も?
下関はふぐなどの関門海峡の海の幸が有名で、人気グルメスポットの一つです。下関には他にも珍しいグルメがたくさんあり、夜だけでなくランチでその味を楽しめるお店が多くあります。そこでランチで味わえる下関グルメスポットランキングTOP11をご紹介します。

「下関・観光」おすすめ穴場スポット

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下関の観光、いよいよ穴場スポットの数々を紹介していきます。入園料無料のアミューズメントパークや、怪談「耳なし芳一」で有名な神社、甲冑や着物の着付体験ができる武家屋敷造りの邸宅、山を眺めつつゆったり入浴できる温泉など、下関観光の穴場に触れていきます。

「赤間神宮」

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「下関・観光」旅行・おすすめ穴場スポット、1つ目は「赤間神宮」です。源平壇ノ浦の合戦において、二位尼(にいのあま)に抱かれて入水した幼帝安徳天皇を祀った神社です。

境内には、平家一門の墓である「七盛塚(ななもりづか)」や、小泉八雲の「怪談」に紹介されて知れ渡った「耳なし芳一」の芳一堂があります。耳なし芳一ゆかりの芳一堂を訪ねる旅は、下関旅行の穴場として立ち寄りたい、定番スポットです。

境内の宝物殿には、重要文化財である「平家物語二十冊」をはじめとした貴重な資料が展示されています。参拝は自由にでき、夜はライトアップされ、とても美しい装いです。アクセスは、JR下関駅からバスで10分、JR新下関駅よりバスで30分、中国自動車道の下関ICから車で約10分です。

住所 山口県下関市阿弥陀寺町4-1
電話番号 083-231-4138

「はい!からっと横丁」

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「下関・観光」旅行・おすすめ穴場スポットの2つ目は「はい!からっと横丁」です。海峡が一望できる大観覧車など、楽しいアトラクションが人気の、海峡を臨む「あるかぽーと」にオープンしたアミューズメント施設です。

小さな子供でも安心して遊べるアトラクションが数々あり、大人も一緒に楽しめます。水族館、唐戸市場のそばには、コンビニエンスストアやレストランなど、便利な施設も揃っていて便利です。

「はい!からっと横丁」へのアクセスはJR下関駅からバスで5分、中国自動車道の下関ICからは、車でおよそ15分です。

住所 山口県下関市あるかぽーと1-40
電話番号 083-229-2300

「福徳稲荷神社」

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「下関・観光」旅行のおすすめ穴場スポット、3つ目は「福徳稲荷神社」を紹介します。古歌に「長門なる稲荷の山の姫あやめ時ならずして如月に咲く」と詠まれているほど由緒のある社です。「犬鳴のお稲荷さん」とも呼ばれ、参拝者が多いのが特徴の神社です。

表道からは想像できないほど立派な神社で、境内からの眺めには定評があります。また、海際の崖から続く鳥居や、神社からみる海の景色は絶景です。下関の旅行では、穴場であると同時に定番のおすすめスポットです。

JR湯玉駅から国道191号線を南へ車で5分ほど行き、稲荷茶屋を過ぎると、福徳稲荷神社の一の鳥居が見えます。

住所 山口県下関市豊浦町大字宇賀2960-1
電話番号 083-776-0125

「東行庵」

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「下関・観光」旅行・おすすめ穴場スポット、4つ目は「東行庵(とうぎょうあん)」です。「東行」は晋作の号で、高杉晋作の墓は国指定史跡です。境内は、早春には梅、桜の時期は、全部で200本のソメイヨシノと山桜が咲き誇ります。初夏は菖蒲、秋には紅葉が色づきます。

境内には高杉晋作の墓所をはじめ、記念館や銅像などもあり、ファンなら特に定番の穴場スポットです。年間通して草花の名所として知られていますので、下関旅行の際にはシーズンを選びません。

東行庵へのアクセスは、公共交通機関を使う場合には、JR小月駅(おづきえき)からバスで14分、「東行庵入口」バス停で下車して徒歩5分です。車では、小月ICからおよそ15分の道のりです。

住所 山口県下関市吉田町1184
電話番号 083-284-0211

「長府毛利邸」

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「下関・観光」旅行・おすすめ穴場スポット、4つ目は「長府毛利邸」です。明治36年(1903年)に、長府毛利家14代元敏によって建てられ、明治天皇の行在所としても使われていた武家屋敷です。日本庭園をめぐり、季節を眺める定番旅行などにおすすめな穴場です。

重厚な母屋と、白壁に囲まれた純和風の庭園が、往時を偲ばせてくれます。湯茶のサービスもあり、長府散策時の休憩所としても利用できます。また、甲冑や着物の着付体験ができるのも人気です。

長府毛利邸へ行くには、JR新下関駅や長府駅などからバスに乗るのをおすすめします。「城下町長府」バス停までの乗車時間は、JR新下関駅から18分、JR長府駅の場合は約10分です。バスを降りると徒歩10分ほどです。中国自動車道の下関ICからは車で約25分です。

住所 山口県下関市長府惣社町4-10
電話番号 083-245-8090

「一の俣温泉」

Photo by alberth2

「下関・観光」旅行・おすすめ穴場スポット、最後は「一の俣温泉」です。関門の奥座敷、山々に抱かれた静かな温泉地です。こんこんと沸く、アルカリ単純硫黄泉の泉質は化粧水のような柔らかさで女性にも大好評です。

とろけるような泉質は「にっぽんの温泉100選」にも選ばれ、地元の人からも愛されています。「一の俣温泉観光ホテル」と「一の俣温泉グランドホテル」の湯めぐりも人気です。山口・下関旅行では外せない、定番観光地「角島」へ約35分という好立地で、穴場の観光も楽しめます。

交通手段は、JR小月駅から出るホテルの無料送迎バスが便利です。温泉のみでも乗車でき、片道約40分です。車では小月ICから約30分ですが、国道491号線は道幅が狭いので避けましょう。

住所 山口県下関市豊田町一ノ俣1711
電話番号 083-768-0111

山口県下関のおしゃれカフェ厳選11!隠れ家でランチやこだわりスイーツものイメージ
山口県下関のおしゃれカフェ厳選11!隠れ家でランチやこだわりスイーツも
関門海峡の北岸に面している下関市は、歴史スポットや海の幸を目当てに観光で訪れる人も多い場所です。そんな下関にはこだわりのカフェもたくさんあります。この記事では、隠れ家カフェやランチ・スイーツが楽しめるカフェ、酒造にある今話題のカフェなどをご紹介します!

「下関・観光」おすすめお土産スポット

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下関の観光旅行に、おすすめなお土産の定番スポットを5つ選んで紹介します。関門の新鮮な海の幸、名産野菜などをお土産に買える道の駅やショッピングセンター、おみやげ街道などに詳しくスポットをあてていきます。

「ふくの関 長府観光会館店」

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「下関・観光」おすすめお土産スポット、1つ目は「ふくの関 長府観光会館店」です。日本海の幸と山口県名産品を豊富に取り扱っています。ふくのお菓子、ふくグッズ、ふく酒といった関連商品のほかに、山口県の地酒や地ワイン、地ビールなど旅のお土産も人気です。

食事は、山口県下関市名産の「とらふぐメニュー」をいただけます。バスでのアクセスは、バス停「長府駅前」から「城下町長府」まで約5分、下車して徒歩3分ほどです。JR長府駅から、車の場合は6分程度で着きます。

住所 山口県下関市長府侍町2丁目1-15
電話番号 083-246-1120

「ふくの増谷」

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「下関・観光」おすすめお土産スポット、2つ目は「ふくの増谷」です。お土産・宅配用のふく(ふぐ)の刺身は、厳選した国産とらふぐを使用しています。「ふくの串カツ」は、家庭でもう一品というときにおすすめです。

そのほか、工場直営ならではのリーズナブルな価格で「一夜干し」や「唐揚げ」などを味わえます。ふくの増谷は国道9号線付近の「カモンワーフ」内にあります。下関ICから車で約10分、または、JR下関駅からサンデンバスに乗り、「唐戸」バス停を下車して徒歩3分ほどです。

住所 山口県下関市唐戸町6−1
電話番号 083-223-8678

「おみやげ街道しものせき」

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「下関・観光」旅行おすすめのお土産スポット、3つ目は「おみやげ街道しものせき」です。JR下関駅構内にあるため、電車の待ち時間などにも気軽にお土産を買えるので便利です。

お土産は、歯ごたえのあるかまぼこ「宇部かま」や、白あんと黒あんの二種類入り甘いどら焼き「巌流島龍虎セット」などが人気の定番商品です。ほかにも名産ふくのかまぼこや、しっとりした栗入りの饅頭「義経八艘飛」、地酒純米吟醸などもあります。

おみやげ街道しものせきの営業時間は8時から20時で、定休日はありません。アクセスは下関駅から154mの距離に位置します。

住所 山口県下関市竹崎町4丁目3-1
電話番号 083-228-5881

「シーモール下関」

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「下関・観光」おすすめお土産スポットの4つ目は「シーモール下関」です。百貨店や専門店街、大型スーパー「下関大丸」が入る、山口県における最大規模のショッピングセンターです。JR下関駅のすぐそばにあり、旅行のお土産探しにもおすすめです。

海産物から銘菓まで下関おすすめのお土産は、シーモール下関に行くと手軽に揃います。人気の大判焼きなど、和菓子の専門店も数多く出店しています。下関駅直結のため、買い回りにはとても便利です。

住所 山口県下関市竹崎町4-4-8
電話番号 083-232-1118

「道の駅きくがわ」

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「下関・観光」おすすめお土産スポット、5つ目最後は「道の駅きくがわ」です。田畑に囲まれ、いちご狩りもできる環境が好評です。菊川町の名物「菊川そうめん」や「アイガモ」などの特産品販売コーナー、特産品を使用したレストランもあります。 

焼きたてパンコーナーのパン作り体験も人気です。地元名産の野菜はもちろん、味噌・醤油、お酒、お菓子などの多種多様のお土産があります。道の駅きくがわは、中国自動車道の小月ICから車で約15分です。

住所 山口県下関市菊川町大字上岡枝766番地1
電話番号 083-287-4649

山口県・下関の人気お土産厳選27!おすすめのふぐやお菓子・名産品をご紹介!のイメージ
山口県・下関の人気お土産厳選27!おすすめのふぐやお菓子・名産品をご紹介!
美味しいふぐで有名な下関には、錦帯橋や唐戸市場、角島大橋など、様々な観光地で有名な場所でもあります。今回は下関旅行でおすすめな美味しいふぐを味わえるお土産から、下関定番のお土産、美味しいうにを味わえるお土産など幅広くご紹介します。

「下関・観光」人気グルメスポット

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下関の観光で、おすすめの人気グルメスポット5選を紹介します。名産のふく(ふぐ)料理はもちろんのこと、地元で獲れた新鮮な海の幸などを直接販売している、地方卸売市場や元祖瓦そばのお店などに焦点を当てました。

「唐戸市場」

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「下関・観光」人気グルメスポット、1つ目は「唐戸市場」です。「関門の台所」といわれ、メディアやテレビなどに多数取り上げられる有名スポットです。総合食料品センターとして季節ごとのあらゆる食材を取り揃え、多くのファンに愛され賑わっています。

唐戸市場の魅力は、おいしいものを探したり食べたりしながら、場内を楽しく散策できることです。市場で働いている活気や熱気がある人たちと会話を弾ませながらの買い物は、グルメの醍醐味です。

場内は非常に混みあうこともあります。マグロ・ふぐ・ノドグロといった高級魚や、海鮮丼などのお寿司をテイクアウトし、野外へ出て関門海峡の絶景を眺めながらの食事もおすすめです。JR下関駅で下車し、バスで唐戸まで約10分と、アクセスの良さもポイントです。

住所 山口県下関市唐戸町5−50
電話番号 083-231-0001

「下関市 南風泊市場」

Photo by Koji Horaguchi

「下関・観光」人気グルメスポット、2つ目は「下関市 南風泊市場(はえどまりしじょう)」です。天然とらふぐをはじめ多くのふぐが集まる、全国で唯一ふぐを専門に取り扱う卸売市場です。ふぐセリのほとんどは、唐戸市場から分離した南風泊市場で行われています。

業者のみで行われる、一般客は見学できない早朝のセリが終わると、午前中からお昼にかけて、観光客用に魚や寿司の販売をしています。午前の早い時間であれば、新鮮な魚が安く手に入りやすいです。店頭の長椅子に座り、新鮮な握りずしを食べられます。

南風泊市場までのアクセスはJR下関駅からバスで約20分、「渡瀬」バス停で下車して徒歩5分です。観光地ではないため、近隣に飲食店やショップはありませんのでご注意ください。

住所 下関市彦島西山町4丁目11-39
電話番号 083-267-8181

「しおかぜの里角島」

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「下関・観光」人気グルメスポット、3つ目は「しおかぜの里角島」です。定番観光スポットでも紹介した、角島大橋の入り口に位置します。地元の食材を使った食堂、特産品の販売所として旅行客に親しまれています。特に絶景の美しい海を眺めながらの食事は人気です。

レストランもありますが、テイクアウトでのイカ焼きなどもおすすめです。また、わかめソフトクリームなど、他では味わえない、見かけない食品や商品も多く楽しめます。

しおかぜの里角島へのアクセスは、車で下関ICから70分、小月ICから60分、美祢ICから65分、美祢西ICから60分です。

住所 山口県下関市豊北町大字角島853-4
電話番号 083-786-0611

「元祖瓦そば たかせ 川棚本館」

Photo by inazakira

「下関・観光」人気グルメスポット、4つ目は「元祖瓦そば たかせ 川棚本館」です。本館では、昭和のレトロで庶民的な雰囲気漂う店内で、抹茶入りの麺を使った蕎麦を瓦で焼いて提供します。

具材は牛肉・錦糸卵・海苔などが乗っており、熱々のだし汁でいただきます。紅葉おろしとレモンの薬味も欠かせません。下関を訪れた際には、絶対に外せないグルメスポットです。

元祖瓦そば たかせ 川棚本館までのアクセスは、川棚温泉駅より徒歩で約25分、バスでは10分程度です。

住所 山口県下関市豊浦町大字川棚町5437
電話番号 083-772-2680

「下関春帆楼 本店」

Photo by alberth2

「下関・観光」人気グルメスポット、5つ目最後は「下関春帆楼(しゅんぱんろう)本店」です。伊藤博文によって命名されて創業し、ふく料理公許第一号店となった下関春帆楼には、国の登録有形文化財「日清講和記念館」が隣接しています。

老舗割烹旅館の下関春帆楼が提供する「ふぐの薄造り」は歯ごたえがあり、格別な美味しさと評判です。また、塩加減が絶妙なふぐの唐揚げも好評です。2階の個室から見渡せる関門海峡のロケーションは人気があります。

下関春帆楼までのアクセスは、JR下関駅から車で約10分、サンデンバス「唐戸」バス停から徒歩で約10分、唐戸市場から徒歩約5分です。

住所 山口県下関市阿弥陀寺町4-2
電話番号 083-223-7181

下関・唐戸市場は絶品グルメの宝庫!海鮮料理のおすすめはふぐだけじゃない?のイメージ
下関・唐戸市場は絶品グルメの宝庫!海鮮料理のおすすめはふぐだけじゃない?
ふぐだけじゃない、下関・唐戸市場のおすすめ海鮮グルメを紹介します。水揚げされたばかりののどぐろ・アラも格安で食べられるイベント、「活きいき馬関街」の楽しみ方も解説します。市場でも観光できるポイントがたくさんです。下関観光なら唐戸市場をおすすめします。

下関観光で雄大な自然と歴史を感じよう

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下関の歴史に触れながら、雄大な自然と、海の恵みにまつわる観光スポットの数々を紹介しました。下関は、遙か昔から現代まで、九州やアジア大陸からの玄関口として栄えています。歴史のロマンに触れる神社や、観光スポット、グルメなど魅力いっぱいの下関観光を楽しみましょう。

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ライター

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