ホースラディッシュはローストビーフでお馴染みのハーブ！おすすめ商品や使い方は

私たち日本人が日常的に口にしている、市販のチューブワサビは、実はホースラディッシュが原料であることをご存知でしょうか？昔から日本人の中で愛されてきた本わさびは、練るとすぐに香りや辛さが飛んでしまうことから、家庭的には向いていませんでした。

そんな時、家庭でも気軽に食べられるように、チューブのワサビが誕生しました。ホースラディッシュは本わさびより辛いということや加工しやすさ、そしてリーズナブルな価格という理由からチューブワサビに使われるようになりました。

チューブワサビの中身がホースラディッシュということが分かったところで、ここからはホースラディッシュの詳しい情報をお届けします。名の由来や栽培方法など、ホースラディッシュの全てをまとめました。ホースラディッシュについて詳しく知れば、日頃から口にしやすくなるでしょう。

ホースラディッシュはフィンランドなどヨーロッパを中心に育てられており、海外ではレオール・レフォールと呼ばれている植物です。日本には、すでに本わさびという食材がありました。

本わさびと比較ができるように、日本では原産地からとって西洋わさびと名付けられたようです。現在でもホースラディッシュは、別名「西洋わさび」と呼ばれています。

主にヨーロッパなどで育てられているホースラディッシュですが、日本の北海道でも「山わさび」または「アイヌわさび」と呼ばれ育てられています。

日本のチューブワサビの大半は中国などからの輸入が主になっていますが、北海道の広々とした大地でも元気に栽培されていました。以前は長野県や埼玉県でも栽培されていた過去もあります。

広々とした広大な土地でしか栽培できないのではないかと思う方も多いかもしれませんが、実はちょっとした畑やプランターがあればホースラディッシュは栽培できます。

深さ30cm以上の地植えができれば、鉢やプランターでも可能です。植え付けに最適な時期は、3～5月となっています。栽培方法が分かれば簡単に育てられるので、気になる方はホースラディッシュを育ててみましょう。

そもそもホースラディッシュという名前は、どこから由来しているのでしょうか。ホースラディッシュは大根の仲間に属しており、馬のように根気強く偉大な力を発揮することに由来しています。ホース（馬）ラディッシュ（大根）となっています。

続いては、ホースラディッシュの使い方とおすすめ商品をご紹介していきます。馬の大根から由来されているホースラディッシュですが、その使い方によって味が異なります。また、おすすめ商品も異なりますので、上手くホースラディッシュを使いこなして絶品料理を作りましょう。

1つ目の使い方は、すりおろす方法です。ホースラディッシュは、すりおろせればすりおろすほど風味も香りも良くなります。ローストビーフやわさび丼などにぴったりの使い方です。ホースラディッシュ単体を楽しみたい場合に適した使い方となっています。

すりおろす方法でおすすめの商品が、SBフーズの「ホースラディッシュ」です。チューブ状になっており、いつでも気軽に使いやすくなっています。ホースラディッシュのすりたてたような、爽やかな香りが特徴の人気商品です。

牛肉や鶏肉料理と相性が良い調味料となっています。薬味として使用しても良いですし、風味付けにお肉に味付けてもおすすめです。値段は税込み135円となっています。

2つ目の使い方は、ソースにする方法です。すりおろす方法より食べやすく、肉料理以外にも野菜料理や魚料理にもぴったり合います。さまざまな調味料と合わせた、おいしいホースラディッシュソースです。

ソースにする方法でおすすめの商品が、ちどりやの「北海道山わさびソース」です。ホースラディッシュ本来のおいしさを活かした洋風ソースで、ローストビーフやステーキにぴったりの商品となっています。

ローストビーフはもちろんのこと、サラダや冷や奴のドレッシングとしても使うことができます。北海道山わさびソースはかなりさっぱりとしながらも、ホースラディッシュが感じられる味わいですので、フレッシュな野菜や豆腐とよく合います。

名前の由来や使い方など、ホースラディッシュについて詳しくご紹介してきましたが、一体どのような料理を作ることができるのでしょうか。ここからは、ホースラディッシュを使った絶品レシピをご紹介していきます。本記事でご紹介する絶品レシピは、全て2人前の分量でお届けします。

ホースラディッシュを使った絶品レシピ1つ目は、「ホースラディッシュの冷ややっこ」です。ホースラディッシュのツンとした辛さがアクセントになっている一品です。あと一品欲しい時にぴったりですので、覚えて損はありません。お酒のアテにもなる優れ料理です。

用意する材料は豆腐1丁に玉ねぎ1/4個、ホースラディッシュ約3cm、醤油大さじ1、砂糖小さじ1/2、塩ひとつまみ、マヨネーズ小さじ1です。豆腐の上に乗せる具材は玉ねぎですが、他にもかいわれ大根や蒸し鶏でもおいしくなります。冷蔵庫にある余り物を使っても良いでしょう。

それでは、ホースラディッシュの冷ややっこの作り方をご紹介します。まずは、玉ねぎを薄めにスライスし、軽く水にさらして辛みをとってください。次は、ボウルにホースラディッシュと醤油、砂糖、塩、マヨネーズを入れて和えましょう。

器に豆腐を盛り付け、スライスした玉ねぎを乗せたら、ホースラディッシュのソースをかけてください。辛いものが好きな方は、追いホースラディッシュをして、ホースラディッシュの冷ややっこのできあがりです。

ホースラディッシュを使った絶品レシピ2つ目は、「ホースラディッシュソース」です。ローストビーフやステーキの付け合わせにぴったりの薬味で、お家でも簡単に手作りすることができます。冷蔵庫で作り置きすることも可能となっています。

基本的なホースラディッシュソースの作り方ですので、ぜひとも覚えておきたいレシピです。用意する材料は、いたってシンプルです。ホースラディッシュ大さじ1に対して、サワークリーム大さじ1、マヨネーズ小さじ2、塩ひとつまみ、粒マスタード小さじ1、ブラックペッパー適量です。

それでは、ホースラディッシュソースの作り方をご紹介します。作り方はとても簡単で、ボウルにサワークリームとマヨネーズを入れて混ぜ合わせます。

サワークリームが馴染んできたら、塩と粒マスタード、ブラックペッパー、ホースラディッシュを加えて混ぜ合わせてください。全体がしっかりと混ぜられたら、基本的なホースラディッシュソースのできあがりです。

ホースラディッシュを使った絶品レシピ3つ目は、「ホースラディッシュのせごはん」です。熱々のご飯の上にホースラディッシュを乗せた、シンプルな一品です。思いっきりご飯をかきこみたくなるような、そのくらいおいしいご飯に仕上がっています。

また、呑んだ後の〆にもぴったりですので、一度作って食べてみましょう。用意する材料は白米2杯にホースラディッシュ小さじ2、醤油少々、小ねぎ適量、海苔適量です。ホースラディッシュをメインにしているので、少ない材料ですみます。

それでは、ホースラディッシュのせごはんの作り方をご紹介していきます！まずは、小ねぎを細かく刻んでください。次は、暖かいご飯をお茶碗によそいます。

小さじ1のホースラディッシュ、細かく刻んだ小ねぎ、そして海苔をちぎりながらご飯の上に乗せてください。最後に醤油を軽く回しかけたら、ホースラディッシュのせごはんのできあがりです。

本記事ではローストビーフに使うことの多い、ホースラディッシュを総まとめしていきました！ホースラディッシュの名前の由来をはじめ、おすすめ商品や使い方、栽培方法などをまとめました。ホースラディッシュは、気軽に食べやすい食材です。

また、ホースラディッシュは肉料理と相性抜群です。ローストビーフやステーキなどの調味料として、日頃からホースラディッシュを食べてください。ホースラディッシュの虜になるでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。