名物「日田焼きそば」のおすすめ人気店11選！レシピの特徴はパリパリ食感の麺！

日田（ひた）市は大分県の西、福岡と熊本に隣接したところ、九州最大級の河川「筑後川」の上流にあります。江戸時代には幕府直轄の天領地として栄えました。

観光は、商家や白壁の蔵屋敷などのレトロな街並みが残る豆田町の散策や屋形船を利用した鵜飼い見物などができ、日田温泉、小鹿田焼も有名です。

日田市のほとんどのラーメン屋さんには「日田焼きそば」がメニューにあり、多くの市民に愛されています。ラーメン屋さんなのに、ラーメンより「日田焼きそば」を注文する人の方が多い程です。「日田焼きそば」はパリパリの食感で一度食べると、とりこになってしまいます！

日田市のご当地グルメ「日田焼きそば」は、麺はよく焼いてパリパリにし、シャキシャキのもやし、ねぎなどの野菜、豚肉と共に秘伝ソースで味付けしたものです。素朴でシンプルな味ですが、だからこそ飽きが来ず、その食感に病みつきになってしまう方も多いです。

さらに、餃子などとあわせて食べるとビールに相性抜群！です。「日田焼きそば」が生まれたのは、昭和30年代といわれています。日田焼きそば専門店「想夫恋」の初代店主「角安親」氏が、「焼いた麺料理はないものか」と考え、試行錯誤の末生み出しました。

「日田焼きそば」はテレビや雑誌などでも、たびたび取り上げられ、最近話題となっています。大分県日田市に「日田焼きそば」を食べに行く旅に出てみませんか？

ここでは、日田焼きそばが食べられるおすすめの名店5選をご紹介します。どこのお店も有名店ばかりです。期待してご覧ください！

日田焼きそばが食べられるおすすめの名店、1軒目はみくま飯店です。みくま飯店は、「日田焼きそばの人気店」特集では必ずランクインする人気店で、ランチ時間などには行列ができます。

名物日田焼きそばは、もやしがたっぷり入ってボリューミー、秘伝のソースは少し甘めの味付けとなっています。表面パリパリ、中身モチモチの太麺はソースと相性抜群です！

日田焼きそばにはスープが付く店が多いですが、みくま飯店のスープは白濁した豚骨スープです。JR日田駅から徒歩約12分、日田温泉街の一角にあります。

日田焼きそばが食べられるおすすめの名店2軒目は三久（さんきゅう）です。昭和45年創業の老舗で、昭和レトロな雰囲気の中、ラーメンや焼きそばをいただくことができます。JR日田駅から徒歩約10分の住宅街の中にある、隠れ家的なお店ですが人気の名店です。

名物日田焼きそばのモチモチした自家製麺はパリッと香ばしく、もやしやネギ、特製ソースもいい風味を醸し出しているのが特徴です。スープは豚骨スープが付きます。三久の焼きそばメニューには、日田焼きそば、大盛、生卵入りがありますが、おすすめは大盛です。

大盛は少しの料金アップで、なんと麺は普通サイズの1.5倍、もやしは2倍となります！満足感たっぷりの大盛を是非食べてみてはいかがでしょうか。

日田焼きそばが食べられるおすすめの名店3軒目は天龍です。天龍の名物日田焼きそばは、「椎茸焼きそば」です。2日間かけて甘く煮た大分特産の椎茸をトッピングしてあるのが特徴です。おすすめの食べ方は椎茸と生卵をよく混ぜて麺に絡めて食べる方法です。

名物「椎茸焼きそば」は、椎茸の甘さとソースが絶妙にマッチすると、人気を得ています。ラーメンスープも付いてきます。「椎茸焼きそば」は1日40食限定ですので、早めに出かけることをおすすめします。

天龍はJR日田駅から徒歩約10分の日田税務署の隣にあり、地元の方から愛されていると同時に、休日は観光客でにぎわいます。

日田焼きそばが食べられるおすすめの名店4軒目は来々軒です。JR日田駅から徒歩約10分のところにあります。名物日田焼きそばは鉄板にのせてアツアツで提供されます。こんがりと焼き色が付いた麺はもやし、ネギ、キャベツ、豚肉、ソースとよく絡んでいい風味です。

メニューは温泉卵焼きそばやチーズ焼きそば、ピリ辛焼きそばなど種類豊富なのが特徴です。実は来々軒は大分県最古のラーメン屋さんです。福岡県久留米市で白濁とんこつスープを生み出したお店の流れをくみ、日田市で昭和29年に創業しました。

ラーメンの麺はヒアルロン酸やコラーゲンを練り込んだ自家製麺で、スープはあっさり系のとんこつです。友人や家族と訪れたら日田焼きそばとラーメンをシェアするのもおすすめです。

日田焼きそばが食べられるおすすめの名店5軒目は想夫恋です。想夫恋は先ほどもご紹介した通り、日田焼きそば発祥のお店です。日田市内を始め、大分県外にも店舗展開しています。

日田市にある想夫恋の総本店は広くゆったりしていますが、ランチ時には満席です。モヤシやネギは自家生産し、熟成オリジナルソースは濃厚すぎず爽やかな味わいとするなど、こだわりの味を提供しているのが特徴です。鉄板で提供されるので最後まで美味しくいただけます。

お好みで、生卵や目玉焼き、マヨネーズや山芋などのトッピングも可能です。総本店はJR日田市から徒歩約12分のところにあります。

想夫恋は日田市内や九州のみならず、関西や東海地方、関東にも支店があるため、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。日田焼きそばといえば想夫恋を思い浮かべる方も少なくありません。

また、想夫恋は、ネットで名物日田焼きそばを販売しているのも特徴です。自社ホームページにて「焼きそばチルド」と、「焼きそばセット（生麺）」の2種類を購入することができます。焼きそばチルドは電子レンジで温めるだけで食べられるので便利です。

近くに想夫恋の支店がない場合や、日田市まで行くのが難しい場合は、ネット販売を利用してみてはいかがでしょうか。

ここでは、日田焼きそばを目当てに、地元民も通う人気店3選をご紹介します。名物日田焼きそばを知り尽くした地元民も通うお店なので、美味しくない訳がありません！楽しみにご覧ください。

地元民も通う日田焼きそばの人気店、1軒目は味の珍さんです。店名も面白いこのお店は、店主の人柄も明るく地元民に人気です。店名は創業秘話に登場する「珍さん」という中国の方の名前からとっているそうです。

本場仕込みの技・味が代々受け継がれるラーメンは味の珍さん自慢の一品ですが、名物日田焼きそばも負けてはいません。日田焼きそばには風味豊かな豚バラ肉を使用し、食べ応え抜群なのが特徴です。お肉の旨味に特製ソースの甘み・酸味のバランスが絶妙な一品です。

気さくな店主との楽しい会話で旨さ倍増！の味の珍さんで、日田焼きそばを楽しんでみてはいかがでしょうか。JR日田駅から徒歩約5分のところにあります。

地元民も通う日田焼きそばの人気店2軒目はらく亭です。らく亭はJR光岡駅から徒歩約3分のところにひっそりと佇む隠れ家的なお店です。気付かず通り過ぎてしまうお客さんも多いそうですが、地元民は見逃しません。

らく亭はコスパ抜群のお店です。平日限定「Aランチ」では、ハーフ焼きそば＋ハーフラーメン＋おにぎりを目を疑う程のお得な値段で楽しむことができます。

らく亭の名物日田焼きそばは、濃い色の見た目に反してあっさりとした味わいが特徴です。あっさりしているのでいくらでも食べられてしまいます。ラーメンは久留米系のとんこつラーメンが付きます。

地元民も通う日田焼きそばの人気店3軒目は銀馬ラーメンです。銀馬ラーメンは、女将さんが出迎えてくれる、日田の人情を感じる昔ながらのお店です。

創業40余年、地元民に愛され、昔ながらの味わいを守り続けてきました。日田焼きそばの肉は、ブロック肉を女将さんがカットしているので、食べ応えたっぷりなのが特徴です。

調理のタイミングも手慣れたもので、麺のパリパリ感、モヤシのシャキシャキ感がたまりません。JR豊後三芳駅から徒歩約2分のところにあります。

焼きそばといえば休日のランチの定番ですが、ここでは、ランチで日田焼きそばが食べられる人気店3選をご紹介します。名物日田焼きそばでランチにお腹を満たしませんか？

ランチで日田焼きそばが食べられる人気店1軒目は萬天楼（まてんろう）です。萬天楼は、日田市の溝口製麺が運営するお店で、元うどん店が名物日田焼きそばのお店となりました。摩天楼の日田焼きそばは、少し焦がすくらいにパリパリの麺が特徴です。

ランチにおすすめなのは日田焼きそばのセットです。日田焼きそばセットは日田焼きそばの他にごはん、冷奴、スープ、お新香が付きます。他にも日田焼きそばチャーハンセットやレディースセット、日田焼きそば牛すじ煮込みセットなどがあります。

萬天楼の特徴は、お茶とわらび餅のサービスがあることです。JR光岡駅から徒歩約18分、日田インターチェンジの近くにあるお店です。タクシーか車で来店するのがおすすめです。

ランチで日田焼きそばが食べられる人気店2軒目は大学軒です。JR日田駅から徒歩約5分のところ、住宅街にあるお店です。店舗付き住宅で家族経営されていますが、地元の方に人気でランチ時にはいつも賑わっています。

名物日田焼きそばの特徴は極めてオーソドックスなものであるということです。麺はパリパリ、モヤシはシャキシャキです。オーソドックスで飽きない味がリピーターを獲得しています。スープは豚骨スープが付きます。

日田焼きそば初挑戦の方は、大学軒でまずはオーソドックスな日田焼きそばを、ランチにいただいてみてはいかがでしょうか。

ランチで日田焼きそばが食べられる人気店3軒目は寳屋（たからや） 本店です。創業70余年の寳屋 本店は、日田焼きそばはもちろん、中華料理や寿司定食、天ぷら定食など、100種類を超えるメニューが楽しめる老舗料理店です。

家族でランチにわいわい食べに行くのにぴったりのお店です。小上がりがあるので小さな子供連れでも安心して行くことができます。日田焼きそばは麺はパリパリとしており、ソースにコクがある味わいです。

寳屋 本店は、JR日田駅から徒歩約1分のところにあり、とても便利な立地です。旅行で日田到着直後のランチにぴったりでしょう。

寳屋 本店では、ちゃんぽんも人気メニューです。「日田ちゃんぽん」として特製ちゃんぽんを売り出しています。大・中・小とあるちゃんぽんは、中サイズでもスープが見えないほど具材が入り、食べ応え抜群です。

具材は豚肉、海老、あさり、たこ、イカ、もやし、キャベツ、玉ねぎなど色々入っていて楽しめます。スープは豚骨ではなく、いりこ＆昆布出汁で醤油味の和風のものです。

あっさりしたスープですが、豚肉と海鮮の旨味が合わさり、最高のハーモニーを奏でます。麺は中太のちゃんぽん麺で、時間がたってもあまりのびず、最後まで美味しくいただくことができます。

ここまで読んで、日田市名物の日田焼きそばを、家でも食べたいと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は日田焼きそばは、レシピを知っていれば家でも簡単に作ることができます。ここでは、日田焼きそばのレシピをご紹介します。

日田焼きそばのレシピ1は、「豚肉を切る」です。豚肉を一口大に切ります。レシピ2は、「豚肉・太もやしを焼く」です。フライパンに油大匙1を入れて焼きます。塩胡椒もしておきましょう。

レシピ3は、「麺を焼く」です。別のフライパンに油大匙1を入れ、焼きそばの麺3玉をほぐさずにそのまま焼きます。焼き目が付くまで焼きます。裏返して裏面も同様に焼きましょう。

レシピ4は、「材料を混ぜて焼き上げる」です。レシピ3の焼きそばに、レシピ2の豚肉・太もやしを混ぜて焼き上げます。

レシピ5は、「ソースを絡める」です。レシピ4で材料を混ぜ合わせたら、焼きそばのソースをかけて、ソースの水分が飛ぶまで全体をよく混ぜ合わせたら出来上がりです。

今回は日田焼きそばについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。日田焼きそばは、麺はパリパリ、もやしシャキシャキの楽しい食感と甘辛いソースで癖になる味です！あなたも日田市に日田焼きそばを食べに、出かけてみてはいかがでしょうか。