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「高知の四万十川」はやっぱり行きたい観光スポット!
高知の四万十川はやはり一度は行きたい有名な観光スポットです。四万十川は高知県西部を流れる一級河川で、四国内では最長の川です。日本最後の清流としても知られていて、柿田川・長良川とともに日本三大清流の一つでもあります。
上流から下流には沈下橋がたくさん残っています。四万十川の沈下橋は、増水した時に川に沈んでしまうように設けられた欄干のない橋のことです。
高知県の自然豊かな山々に、青い四万十川、そして沈下橋という景色は、最も四万十川らしい光景で素敵です。四万十川ではアクティビティを楽しむこともでき、カヌーによる川下りなどができます。
自然を満喫できるスポットから川が眼下に広がる宿まで
また四万十川には自然を満喫できるおすすめなスポットがたくさんあります。カヌーや川遊びを満喫したり、四万十川で採れた新鮮な海の幸を味わったりなど様々な楽しみ方ができます。
四万十川の渓谷には、昔から霊泉として知られていた「松葉川温泉」という名湯があります。そして「ホテル松葉川温泉」という宿は、四万十の四季を感じさせる山里の奥にあります。
四国でも有数の泉質で、露天風呂から見る四万十川の眺めも絶景です。こちらの宿は日帰りでの入浴もできるので気軽に利用できます。四万十川には自然を満喫できるスポットから川が眼下に広がる宿泊施設まであり、楽しみ方は多種多様です。
四万十川をじっくり楽しめるのが「遊覧船」
四万十川をじっくりと楽しむなら「遊覧船」がおすすめです。遊覧船に乗りながら四万十川の美しい絶景を楽しむことができます。清流を間近に見ると、旅の気分を更に盛り上げてくれるでしょう。
遊覧船は、高知県中村市に5社以上あります。定時に運行する船だけでなく、貸し切りの船や予約食事付きの遊覧船、白い帆を張った舟母などもあります。定期船に関しては1時間おきに運行しています。
遊覧船の会社によって、発着所や遊覧のルート、料金は異なるので、必ず問い合わせをしてください。四万十市観光協会のホームページには問い合わせ先の番号も掲載されています。
高知県四万十市へのアクセス
次に高知県四万十市へのアクセス方法について説明します。四万十川は全長196キロメートルと四国最長の川で、1日で簡単に回れるような距離ではありません。
そこで、四万十川ではできる限り見るポイントを決めてから観光しましょう。四万十川を巡るための定番の3つのアクセス方法を挙げていきます。いずれも高知駅からのアクセスとなります。
一つ目は電車とレンタカーを組み合わせてアクセスする方法です。まず高知駅から須崎駅まで行きます。特急は40分、各駅停車なら1時間ほどの距離です。須崎駅からはレンタカーで約45分ほどで四万十市までアクセスできます。
二つ目は電車のみでアクセスする方法です。高知駅から四万十市の中村駅まで行きます。特急の乗り換えなしだと約1時間30分、各駅停車だと3時間45分かかります。中村駅に到着したら、バスなどを利用して観光できる場所まで行けます。
三つめは電車と自転車とレンタカーでアクセスする方法です。まずは高知駅から四万十町の窪川駅までアクセスします。特急だと約1時間で各駅停車だと2時間ぐらいです。
四万十町に到着したら、古民家カフェ半平にてレンタサイクルの貸し出しを行っています。営業時間は8:30~16:30までで、2時間までは400円、1時間延長ごとに100円追加となります。
レンタカーの方が良い場合は、四万十町中央自動車で借りれますが、台数に限りがあるので予約を必ずしてください。窪川駅から一番近い沈下橋までは、自転車の場合は約20分、車の場合は約5分でアクセスできます。
高知の四万十川で多くの人がおすすめする名所4選
ここからは高知の四万十川での観光名所を4つ紹介していきます。多くの人がおすすめするスポットなので是非行ってみてください。
安並水車の里
まず四万十市の観光名所として挙げられるのが安並水車(やすなみすいしゃ)の里です。この水車は、野中兼山が作り上げた用水路から水田に水を吸い上げるために設置されました。
現在では、観光用として15基ほどの水車があり、地元の方たちの管理によって設置されています。水車の周辺には公園が整備され、5月下旬から6月上旬にかけてはアジサイが色どりを添えています。
安並水車の里へのアクセスは、土佐くろしお鉄道の中村駅から車で10分ほどとなります。高知道四万十町中央インターチェンジからは国道56号経由で1時間10分ぐらいです。
住所 | 高知県四万十市安並 |
電話番号 | 0880-35-4171 |
物産館サンリバー四万十
四万十市の中心街には「物産館サンリバー四万十」という大型産直市場があります。自然に育てられた豊かな食材が毎日運ばれる四国最大級の物産館です。地元の新鮮な野菜や四万十ならではの産物やお土産などを購入できます。
中村駅からは徒歩10分でアクセスでき、四万十地区だけではなく高知県のお土産も売っています。試食もたくさんあるので、しっかりと味を見て選ぶことができます。おすすめの観光スポットなので是非行ってみてください。
車でアクセスする場合は、須崎東インターチェンジからは車で90分、西予宇和インターチェンジからは車で120分です。営業時間は8:00~17:30で年中無休です。
人気商品はお取り寄せできる
物産館サンリバー四万十では、人気商品をお取り寄せすることもできます。県外への発送も可能で、高知の自然豊かな食材を手に入れることができます。是非ホームページで商品をチェックしてみてください。
住所 | 高知県四万十市右山383-7 |
電話番号 | 0880-34-5551 |
四万十川学遊館あきついお
3つ目の観光名所は「四万十川学遊館あきいつお」という自然博物館です。四万十市は世界初のトンボ保護区で、日本一のトンボに出会える「四万十市トンボ自然公園」に併設しています。
学遊館は、「とんぼ館」と「さかな館」からなります。とんぼ館では、世界のとんぼ標本を約1000種3000点を展示していて、単一施設の常設展示としては世界一を誇ります。
「さかな館」では、アメリカなど四万十川産魚種を中心に国内外のの淡水・汽水魚約300種を飼育展示しています。四万十川産を含めて、国産淡水・汽水魚約300種の飼育数は、単一施設としては日本一です。
「四万十川学遊館あきいつお」まで車で行く場合は、高知道四万十町インターチェンジから車で約1時間20分です。公共交通機関でアクセスする場合、中村駅からは徒歩45分です。もしくは中村まちバスに乗り、「トンボ自然公園」で下車します。
営業時間は9:00~17:00までで、定休日は月曜日です。月曜日が祝日の場合は翌日は営業していません。ただし、春休みや夏休みや冬休みの期間は無休です。
入館料金は大人860円、中高生は430円、4歳以上の小人は320円です。団体20名以上で行く場合は、大人680円、中高生は340円、4歳以上の小人は250円となります。
住所 | 高知県四万十市具同8055-5 |
電話番号 | 0800-37-4110 |
高知の自然歴史体験 センス・オブ・ワンダー高知
高知の観光では、自然歴史体験をするのもおすすめです。センス・オブ・ワンダー高知とは、よりお気軽に、お手頃に自然と遊べる自然体験サービスのことです。
季節ごとの収穫体験をしたり、果物狩りや味覚狩りをしたりできます。家族や友達と一緒に観光に来た際には、是非高知の大自然に触れてみてください。
住所 | 高知県四万十市西土佐江川崎1430 |
電話番号 | 080-4132-8298 |
高知の四万十川で人気の宿泊スポット・旅館2選
ここからは高知の四万十川で人気の宿泊スポットを紹介していきます。まずはおすすめの旅館を2個挙げるので参考にしてください。
四万十の宿
四万十の宿は、中村駅からタクシーかバスで約15分のところにあります。ブラウン色の落ち着いた外観の旅館です。館内の施設は充実していて、カフェバー、四万十の郷土料理を楽しめるレストラン、大浴場があります。
全部で30室の客室があり、露天風呂付きの和洋室が3室、8畳の和室京間とロフト付和室が4室、10畳の和室が4室、洋室のツインルームが18室、バリアフリー1室です。
これらの全客室にテレビ、冷蔵庫、エアコン、シャワートイレがあります。ボディーソープやシャンプーやリンスなどの風呂用品も備わっています。また洗顔、クレンジング、乳液、化粧水、歯磨き用具、タオル、浴衣、ドライヤーもあります。
四万十のグルメ
四万十の宿では四万十の美味しいグルメを味わうのもおすすめの過ごし方です。四万十の自然が育んだ山の幸、川の幸、海の幸はまさに絶品です。ここでしか食べられない四万十の郷土料理を満喫してください。
住所 | 高知県四万十市下田3370 |
電話番号 | 0880-33-1600 |
なごみ宿 安住庵
なごみの宿 安住庵は温泉旅館で高知市内から約2時間ほどでアクセスできます。駅からは距離があるので、レンタカーなどを使う必要があります。この旅館は四万十川を眼下に一望する小高い山の上にあって、展望から見る景色は絶景です。
客室は和室と和洋室の2つのタイプが用意されています。アメニティに関しては歯ブラシやシャンプー類やタオル類だけではなく、浴衣やスリッパも備わっています。
館内には、温泉が2か所ありますが、それぞれ異なるイメージの作りとなっているので両方とも入りましょう。カフェを兼ね備えたロビーやお土産店もあります。夕食付きの宿泊プランにすると、趣向を凝らした懐石料理も食べられます。
「選べる2つの露天風呂」から見られる絶景
なごみ宿 安住庵には趣の違う2つの露天風呂があります。静寂に包まれた中で、季節ごとの自然の織り成す音楽に耳を澄ましてみましょう。男湯女湯が朝晩で入れ替わるので、朝は少し早起きして違った雰囲気の温泉を楽しんでください。
「山河の湯」では、四万十川を眺望する石のイメージの湯殿を配していて、「木漏れ日の湯」では、四万十川を眺望する森林浴風の木のイメージの湯殿を配しています。この宿の露天風呂は宿泊客の方のみ入浴することができます。
住所 | 高知県四万十市中村1815 |
電話番号 | 0880-35-3184 |
高知の四万十川でおすすめの宿泊スポット・ホテル2選
次に高知の四万十川でおすすめの宿泊スポット・ホテルを2個紹介していきます。四万十川で宿泊したい方は是非参考にしてください。
ホテル松葉川温泉
ホテル松葉川温泉は、高知県四万十町の山里にある一軒宿です。一軒宿なので、周りには何もありません。しかし、四季折々の様々な表情を見せてくれる山々や渓谷、新鮮な空気や美しい星空があります。
ホテル松葉川温泉で宿泊すると、都会の喧騒を忘れさせてくれ、心も体もリフレッシュすることができます。温かみのある桧を使った内装の標準和室では、冷暖房、テレビ、冷蔵庫を備えています。また天井に梁を施したベッド2台を備えた洋室もあります。
「日帰りプラン」も好評
ホテル松葉川温泉は、宿泊プランだけでなく日帰りプランも好評でおすすめです。例えば10名以上の団体様向けに「ホテルde湯ったりお食事プラン」があります。
このプランでは、日帰り入浴とお食事がセットになっています。温泉付きのゆっくりできるお食事会は、地元ならではの楽しみ方でおすすめです。
住所 | 高知県高岡郡四万十町日野地605-1 |
電話番号 | 0880-23-0611 |
ホテルサンリバー四万十
ホテルサンリバー四万十は、中村駅からは徒歩8分でアクセスできます。このホテルは物産館サンリバー四万十の建物内にある宿泊スポットです。受付は24時間対応でカードキーロックも導入しています。
客室には、机、冷蔵庫、エアコンが備わっていて、全室に快眠を誘うスランバー社製のベッドを導入しています。内装はシンプルではありますが、機能性が高いのでゆったりと宿泊することができます。
ワンコインの朝食バイキング
ホテル館内の1階にあるカフェコーナーでは、ビュッフェ形式の朝食を提供しています。四万十町で採れた新鮮な野菜や地元高知の食材も豊富に使っていて評判の高い朝食です。500円のワンコインで好きなものを好きなだけ味わいましょう。
住所 | 高知県四万十市右山383-15 |
電話番号 | 0880-34-8875 |
高知の四万十川で自然を感じられるキャンプ場3選
四万十川の宿泊スポットはホテルや旅館だけではありません。実はキャンパーにとっても人気のスポットです。高知の四万十川には自然を感じられるキャンプ場がたくさんあります。その中でもおすすめのキャンプ場を3つ紹介していきます。
四万十カヌーとキャンプの里 かわらっこ
「四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ」では、初心者の方でもお気軽にカヌーやキャンプを楽しめるスポットとなっています。キャンプサイトは26区画あります。
キャンプサイトには、トイレやシャワールームやコインランドリーや多目的室があり、宿泊するのに快適な環境です。カヌーは約100艇、ラフトボートは2艇あり、ランタンなどのキャンプグッズの種類も豊富に揃っています。
「デイキャンプ」もできる
こちらのキャンプサイトでは、デイキャンプをすることもできます。デイキャンプの営業時間は、10:00~16:00までです。定休日は月曜日ですが、7月1日から9月30日は無休です。年末年始の12月29日~1月3日も定休日です。
デイキャンプの入場料金は2200円となります。デイキャンプをするには予約が必須で3ヵ月前から予約可能です。キャンセルする場合は、利用日の1週間前からキャンセル料が発生するので気を付けてください。
「レンタル用品」も充実
道具・用品は自身で持ち込み可能ですが、レンタル用品も充実しています。レンタルできるのは、テント、タープ、マット、寝袋、折り畳みテーブル、折り畳み椅子、クーラーボックス、まな板・包丁、バーベキューコンロなどです。
住所 | 高知県四万十市田出ノ川24 |
電話番号 | 0880-31-8400 |
四万十ひろばキャンプ場
四万十ひろばキャンプ場は、四万十川の中流域に位置しています。松山市と高知市からは車で約2時間ほどです。四万十川の中流域にあるカヌー館敷地のキャンプ場でテニスやバーベキューを楽しむことができます。
公共交通機関でアクセスする場合は、JR予土線の江川崎駅から徒歩20分です。基本的に通年営業していますが、1月1日~1月3日は定休日です。
デイキャンプの営業時間は8:30~17:00です。屋根付バーベキューの営業時間は2部制となっていて、11:00~14:00と17:00~20:00です。
入場料金は、屋根付バーベキュー1サイトにつき1620円(定員は6名、3時間の利用)です。デイキャンプの入場料金は無料になっています。またフリーサイトの1泊料金は、大人350円・子供210円・幼児無料です。
屋根付バーベキューサイトは、予約が必須となっていて電話で予約することができます。フリーサイト希望の方は当日にカヌー館で申し込むようにしてください。それでは好きな食材を持っていき、自然を感じながらバーベキューをしましょう。
住所 | 高知県四万十市西土佐用井1111-11 |
電話番号 | 0880-52-2121 |
四万十オートキャンプ場ウエル花夢
「四万十オートキャンプ場ウエル花夢」も四万十川中流域に位置しています。森林と清流に囲まれたキャンプ場です。AサイトとBサイトを合計すると42サイトあり、Aサイトには電源が備わっています。またサイトの中央には洗濯機・シャワー棟もあります。
広場サイトは芝生のフリーサイトで、大人数で使用可能です。広さはテントを約7張ほど設置できるぐらいです。1区画1泊の利用料金は、Aサイト4500円、Bサイト4000円、広場サイト3000円です。デイキャンプは1区画1回で2000円です。
Aサイト・Bサイト・広場サイトの利用時間は、チェックインが午後3時でチェックアウトが午後1時となります。デイキャンプの利用時間は、チェックインが午前10時でチェックアウトが午後4時です。
お風呂とトイレ付きの「ケビン」
お風呂とトイレが付いた6人用の「ケビン」が9棟あります。ケビンは木造2階建てで、お風呂・寝室・トイレ・キッチンが完備の別荘タイプの宿泊施設です。開放感があり、家族やグループでの利用にもおすすめです。
ケビンの1棟1泊の利用料金は、定員6人のうち4人目までは14000円です。5人目からの利用料金は一人あたり追加料金2000円となります。ケビンの利用時間は、チェックインが午前10:00でチェックアウトが午後4時です。
住所 | 高知県高岡郡四万十町江師546 |
電話番号 | 0880-27-1211 |
高知の四万十川で開催される注目イベント(番外編)
番外編として、高知の四万十川で開催されるおすすめの注目イベントを2つ紹介します。もし時間が合えば是非行ってみてください。
しまんと納涼花火大会(しまんと市民祭)
しまんと納涼花火大会(しまんと市民祭)は、四万十市で毎年開催されている恒例の花火大会です。1時間で約12000発の花火が打ち上げられます。四万十川に映り出す花火は非常に美しいです。
2019年は8月31日の20:00~21:00に開催されました。花火大会の打ち上げ場所は中村駅からは徒歩30分ほどで行けます。車でアクセスする場合は大変込み合うので、交通規制もあります。
四万十市観光協会のホームページでは、当日の臨時駐車場の場所も掲載されているので必ずチェックしてください。花火だけではなく屋台・露店も充実しているので、更にお祭り気分を盛り上げてくれるでしょう。
住所 | 高知県四万十市四万十川河川敷 |
電話番号 | 0880-34-1555 |
不破八幡宮大祭
不破八幡宮神社の祭典は色々ありますが、その中でも「神様の結婚式」は、当時の略奪結婚の蛮風を戒める為に始まりました。全国的にも珍しい伝統行事で、男神輿と女神輿の担ぎ棒の先端を3度激しくぶつけ合うことで、婚姻成立となります。
アクセス方法ですが、中村駅から車で5分ほどの距離となります。2019年は9月14日と9月15日に開催される予定です。四万十川の奇祭と言われるほどの珍しい祭りなので、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 | 高知県四万十市不破1374-1 |
電話番号 | 0880-35-2839 |
高知の四万十川観光をじゅうぶんに楽しもう!
高知の四万十川では、アクティビティをしたり、沈下橋を眺めたり、四万十市の名所を訪ねたりなど様々な楽しみ方ができます。また四万十川で開催されるイベントなどもおすすめです。自然を感じられるキャンプ場や川が眼下に広がる宿泊施設もあります。
アクセスは良いとは言えませんが、普段都会で暮らしている人にとっては癒しの時間になるでしょう。自然豊かな高知での観光を是非満喫してください。