話題のぴよりんチャレンジ！ふわかわスイーツの運命は？実食レポも♡

一つ一つが手作りというぴよりんは、2017年12月に累計100万個販売を達成した、名古屋の新名物スイーツです。ひよこの形をしたスイーツで、ふわふわのアレとアレで出来ているため、揺れに弱く、慎重に持ち運ばなければ、倒れて見るも無残な姿になってしまうという、なんともカヨワクかわいい存在です。

そのふわふわ加減に、最近テレビやSNSで話題となっているのが「ぴよりんチャレンジ」です。「ぴよりんを無事に家まで連れて帰ることができるか？」という一大チャレンジです。筆者も「ぴよりんチャレンジ」に挑んできましたので、その模様とお味をレポートします！

ぴよりんは、JR名古屋駅構内で買うことができます。中央コンコースにある「カフェジャンシアーヌ」や、うまいもん通り広小路口にある「なごやめしカフェトラッツィオーネ ナゴヤ」とその横にある「ぴよりんshop」で販売しており、カフェでは店内でぴよりんを食べることも可能です。

筆者は、「ぴよりんshop」にてテイクアウトしました。苺味のピンクの子や、チョコ味の茶色の子もいましたが、ここは迷わずスタンダードな黄色の子を購入です。スタンダードな味は、テイクアウトが380円、店内飲食が387円です。

「2つください」というと、「2羽ですね」というお返事。そうです。かわいいかわいいぴよりんは「羽」で数えねばならないのです！紙袋が大きいので、ガサガサ動かないように、空の箱を入れてくれました。また、持ち歩き時間に合わせて保冷剤も入れてくれました。

公式ホームページには、星座はひよこ座で血液型はP型、名古屋ひよこ園に在園中であるというプロフィールと共に、暑さと揺れが苦手だという情報が載っています。「揺れに弱いので注意してください。」と2度警告を受け、心して挑みます。

電車の時間が迫っていますが、走ることはできません。細心の注意を払って早歩きで階段を上がり、ホームに着くと突風が！わが子のように大切に抱え、電車に乗り込みます。

運よく座ることができ、「結構揺れるな」と思いながらも、「JR東海フードサービスが提供しているぴよりんが、電車に負けるはずがない！」と、ぴよりんを信じて進みます。次の試練は自転車です。迷いましたが、乗らずに押して歩くことを選択。大切に大切に持ち帰ってきました。

家に帰って封を開けると、そこにはかわいい2羽のひよこが立派に立っておりました！わが子の成長を見たように感動しました（成長していません）！右の子は少し傾いていましたが、ちょっと疲れたと休んでいる程度です。

ぴよりんをお皿に移します。つぶらな瞳がこちらを見つめています！ひよこのふわふわした感じは、粉末状にしたスポンジで表現されており、目や口ばし、トサカ、羽はチョコレートで出来ています。２羽を向かい合わせてお話させて遊んだ後、失礼して実食です！

はじめは甘いスポンジと、クリーミーなババロアの部分にいきあたりました。ぴよりんは、愛知県のブランド鶏「名古屋コーチン」の卵を使ったプリンを、ババロアで包み、スポンジの上にのせて作られています。

プリンは少し硬めのクラシックタイプ。ババロアはよく見るとバニラビーンズが見えており、バニラの香りが豊かでなめらかです。一緒に口に入れると、比較的甘さ控えめでまろやかなババロアとキャラメルが効いたプリン、甘めのスポンジが美味しいハーモニーを奏でてくれます。

名古屋コーチンの卵を使っているだけあって、プリンの味が美味しく、キャラメルが効いているのでどんどん食べ進めてしまいます。甘くてなめらか、癒される味です。

ぴよりんは、ババロアを入れた型に、名古屋コーチンの卵で出来たプリンをそっと乗せ、上からさらにババロアを流し込み、固めて作ります。目や口ばし、トサカ、羽も手作りで一羽一羽表情が微妙に違います。

名古屋に来る機会があれば、見た目だけではなく製法にもこだわったぴよりんを、連れて帰ってみてはいかがでしょうか。ぴよりん24個分（直径18cm）ものサイズをしたぴよりんDX（デラックス）もあるそうです。