川越で話題の専門店「川越プリン」を紹介！さつまいものオリジナルスイーツが人気

埼玉県川越市は、古い街並みが残る「小江戸」として人気の観光地です。城下町の面影を残す道や蔵造りの建造物が多く残るエリアは、散策するのにぴったりの場所です。川越のシンボルである「時の鐘」や、縁結びで有名な「川越氷川神社」が有名です。

古い街並みを眺めたり、観光名所に行くためにあちこち歩いているとお腹が空いてきてしまいます。川越は食べ歩きの街でもあり、川越名物をテイクアウトして食べながら歩くのは川越散策の醍醐味です。

たくさん歩いて疲れたら、甘いスイーツが疲れを癒してくれます。老舗の和菓子屋や甘味処はもちろん、洋菓子やフォトジェニックなスイーツなどさまざまなスイーツがあります。食べ歩きにぴったりなメニューもあります。

川越の新しい名物として人気なのが、プリン専門店の「川越プリン」です。テレビや雑誌など多数のメディアで取り上げられ、お土産にもおすすめのスイーツです。川越プリンについて詳しくご紹介します。

川越プリンは2018年7月にオープンした川越では初のプリン専門店です。さつまいもなど地元の食材を使ったプリンやソフトクリームを販売しています。プリンにもソフトクリームにも複数のメニューがあり、期間限定のメニューもあります。

とろけるようななめらかな食感が特徴のプリンです。観光客や修学旅行生、外国人観光客など多くの人々がやってくる川越で、小さな子供からお年寄りまですべての年代の方が美味しく食べられるように商品開発されたプリンです。

プリンは丸みを帯びたガラス瓶に入れられています。瓶の上には小江戸川越にふさわしく、瓦屋根をモチーフにした屋根型のキャップがかぶせられています。商品によってキャップの色が違うので、並べてみても可愛らしいです。

行列ができる人気店で、SNSには川越プリンのプリンやソフトクリームの写真が多数アップされています。川越の新しいスイーツスポットとして人気の場所です。

川越プリンはインターネット通販をしていないので、川越プリンを食べたいならお店まで直接足を運ばなければなりません。

店舗はおしゃれでありながら川越の古い街並みにも調和していて、川越を訪れたなら1度は行ってみたいフォトスポットにもなっています。

川越プリンのある場所は川越の中心地なので、川越観光を楽しみながら立ち寄ることができます。お店の場所や営業時間など川越プリンの基本情報をご紹介します。

川越プリンのある場所は、蔵造りの街並みで有名な「一番街」にあります。一番街周辺は重要伝統的建造物群保存地区に選定された場所で、歴史ある建造物が見られます。

川越プリンの店舗は、歴史ある街並みにふさわしい建物です。木のぬくもりを感じさせる建物で、庇は瓦屋根になっています。お店のロゴが書かれた暖簾がかかり、遠くから見たら和菓子屋さんのようにも思えます。

プリンの瓶の形をした看板は、川越の新しいフォトスポットとして人気の場所です。新しいお店ですが、蔵の街の雰囲気に溶け込んでいます。

アクセスはJR・東武東上線川越駅から徒歩22分、西武新宿線本川越駅から徒歩10分です。川越駅からは少し離れた場所にありますが、蔵の街を散策していればすぐに到着してしまいます。周辺には観光名所「時の鐘」があります。

駅からバスに乗り換えて「仲町」バス停で下車すると徒歩1分です。車の場合は、川越プリンの向かいにタイムズ川越幸町第2駐車場があります。電車でも車でもアクセスしやすい場所にあります。

営業時間は10:30から17:00ですが、季節により変動する場合があります。定休日はありませんが、臨時休業の場合があります。営業時間や休業日のお知らせは公式ホームページ、ツイッターやインスタグラムなどのSNSをご確認ください。

川越プリンのなめらかなプリンは、食材にこだわって作られています。牛乳や卵は厳選された国産のものを使用し、風味付けのバニラビーンズも天然のものを使っています。

店頭で販売されるプリンは工場で大量生産されたものではなく、お店で1つ1つ丁寧に作られています。バニラビーンズをさやから取り出すのも、プリン液を拡販するのも、すべて手作業で行われています。

川越プリンのこだわりは食材だけではありません。プリンを入れる瓶を食べやすい形状に改良したり、パッケージの色を改良したりと、よりよい商品を提供する努力を惜しみません。

川越プリンでは安心安全な国産材料を使用しています。川越名産のさつまいもや河越抹茶など、地元の食材も使用しています。

クリームのようになめらかなプリンは、化学調味料を使わずに作られています。離乳食を食べている小さなお子様からお年寄りまで安心して食べられます。

こだわりの材料の1つであるさつまいもについてお客さんにも知ってもらうため、秋には芋掘り体験のイベントも行っています。

川越プリンのメニューは、いつでも扱っている商品が3種類、季節限定の商品が2種類あり、合計5種類のプリンを味わえます。

「川越プリン なめらか」は、オーソドックスなプリンです。厳選した牛乳と生クリーム、卵黄とバニラビーンズで作られています。食感はとろけるようななめらかさです。

底にあるカラメルソースは少しほろ苦く、食べ進めるうちにプリンの味の変化を楽しめます。プリンそのものを存分に味わいたい方におすすめです。

「川越プリン さつまいも」は川越特産のさつまいもを使ったプリンです。川越プリンを代表する人気商品です。「川越プリン さつまいも」については、のちほど詳しくご説明します。

「川越プリン 河越抹茶」は、川越名物の河越抹茶を使った和のスイーツです。河越抹茶とは、旧河越藩領で作られている抹茶です。旧河越藩領と呼ばれる場所は川越市・狭山市・所沢市で、天下の茶どころとしても有名です。

川越には抹茶を使用したスイーツも多くあります。「川越プリン 河越抹茶」は、伝統の河越抹茶を100%使用したプリンです。プリンと抹茶が混ざり、ほろ苦い味わいを楽しめます。瓶の底には甘く煮た黒豆が入れられていて、和の味わいを堪能できます。

「川越プリン いちごゼリー」は春限定の商品です。いちごの果肉はしっかりと形を残し、食感を楽しめます。いちごの酸味と甘みを味わうゼリーと、なめらかなプリンのコラボレーションは絶妙です。見た目も可愛らしく、春にぴったりのスイーツです。お子様にもおすすめのプリンです。

「川越プリン ゆずゼリー」は夏限定の商品です。ゆずの皮をバニラジュレに混ぜたさわやかなゼリーが、なめらかなプリンの上にのっています。とろとろとした食感のゼリーとなめらかなプリンは予想以上にマッチします。暑い夏にさっぱり食べたいスイーツです。

「川越プリン いちごゼリー」も「川越プリン ゆずゼリー」もゼリーはトッピングではなくたっぷりとした量が入っているのでゼリーの味もしっかりと味わえ、ゼリーとプリンを同時に楽しめるメニューになっています。

ご紹介した5種類のプリン以外にも、期間限定のプリンがあります。2019年9月にはさつまいもをふんだんに使ったプリンに栗をのせた秋の味覚満載の「どんだけ～芋プリン “栗のせ”」が販売されました。

2019年12月にはプリン生地にチーズを練りこんだ特別なプリンにいちごジュレをのせた「イチゴジュレ＆チーズフロマージュ」が販売されました。

ホームページの「商品紹介」に掲載されているプリンのメニューは5種類ですが、ホームページの「お知らせ」欄やツイッターなどでは期間限定の商品が紹介されるので要チェックです。

川越の名物といえばさつまいもです。江戸時代に川越はさつまいもの産地として有名な場所になりました。さつまいもは甘い食べ物の少なかった江戸時代に人気の食材で、焼き芋は江戸の人気スイーツでした。川越のさつまいもは質が高く、最高級品とされていました。

現在も川越にはさつまいもを使ったスイーツを提供するお店が数多くあります。川越プリンでもさつまいもを使った「川越プリン さつまいも」は大人気商品で、オープンから3ヶ月で累計1万個も販売しました。

「川越プリン さつまいも」はプリン生地に川越名産のさつまいもを練りこみ、「川越プリン なめらか」とは一味違う濃厚なプリンに仕上がっています。ダイスカットされたさつまいもも入っていて、なめらかなプリンだけではなくさつまいも本来の甘さと食感も楽しめます。

2019年4月、食べ歩きのためのスイーツ「どんだけ～芋プリン」が発売されました。川越プリンの人気商品「川越プリン さつまいも」と、「川越芋のモンブランソフトクリーム」をドッキングした商品です。

ガラス容器に入ったプリンの上にモンブランクリームをのせ、大きな芋チップスをトッピングしています。

さつまいもプリンのなめらかさ、プリンの中に入ったダイスカットされたさつまいものざくざくした食感、モンブランクリームの濃厚さ、芋チップスのパリパリとした食感を一度に味わうことができます。

見た目もインパクトがあり、SNS映えするスイーツとして大人気です。川越のさつまいもの魅力が詰まったスイーツを味わいながら川越の街を散策できます。

川越プリンのおすすめはやはり「川越プリン さつまいも」です。丁寧に作られたプリンのなめらかさと、川越名産のさつまいもの美味しさをじっくりと味わうなら「川越プリン さつまいも」がおすすめです。

さつまいもは川越名産として有名なので、お土産としても喜ばれます。季節限定の商品も魅力的ですが、定番商品である「川越プリン なめらか」「川越プリン さつまいも」「川越プリン 河越抹茶」の3種類は川越プリンの看板商品です。

添加物の使われていないプリンをお土産に持って帰るのは少し心配になりますが、川越プリンではオリジナルの保冷バッグも販売しています。

売り切れてしまうのが心配な方は川越に着いたらすぐにプリンを確保したくなりますが、重いプリンを持ったまま川越観光をするのは大変です。川越プリンでは「お取り置きサービス」も行っています。先に購入しておいて思う存分川越観光を楽しんだら、帰りにプリンを受け取って帰れます。

川越は食べ歩きを楽しむ街ですが、瓶に入ったプリンを歩きながら食べるのは大変そうなイメージがあります。川越プリンにはイートインスペースはなく、お店の前のベンチで食べることになります。

しかし川越プリンには、食べ歩きにもってこいのスイーツがあります。ソフトクリームです。川越プリンには「プリンソフトクリーム」と「川越芋のモンブランソフトクリーム」の2種類のメニューがあります。

「プリンソフトクリーム」は、プリンとカラメルが混ざり合っているので濃厚な味わいです。冷たいソフトクリームは夏の食べ歩きにぴったりですが、味が濃厚なので気温が下がった時期でも美味しく食べられます。

「川越芋のモンブランソフトクリーム」は、オーソドックスな「プリンソフトクリーム」に川越芋クリームを絞り、モンブラン風のトッピングになっています。通常の「プリンソフトクリーム」の美味しさだけではなく、川越名物のさつまいもの美味しさも味わえるので、非常に人気のある商品です。

着物や浴衣を着ていくと、値段はそのままで芋クリームを増量してもらえる「メガ盛りキャンペーン」を行っています。2018年12月には期間限定で「チョコモンブランソフト」が登場しました。

ホームページの「商品紹介」に掲載されているソフトクリームのメニューは2種類ですが、ホームページの「お知らせ」欄やツイッターなどでは期間限定の商品が紹介されるので要チェックです。

SNSには「川越芋のモンブランソフトクリーム」の写真が数多く投稿されています。「川越芋のモンブランソフトクリーム」を片手に川越の街を散策してみてはいかがでしょうか。

川越は東京都心からもアクセスが良く、小旅行にぴったりの場所です。地元川越の材料にこだわり、蔵の街にふさわしいパッケージの川越プリンは、川越土産としても最適です。ソフトクリームは食べ歩きにもぴったりです。

2018年オープンのまだ新しいお店ですが新メニューの開発に意欲的なお店で、次々と新商品を開発したり、期間限定の商品を発売したりと目が離せません。川越を訪れるたびに川越プリンに足を運んでも、新たな魅力を発見できます。