出雲で食べたいご当地グルメ9選！豪華な名物料理から甘味まで種類も豊富

島根県出雲市といえば、「出雲大社」で全国的にも知られている観光スポットです。日本神話の世界が残る「出雲大社」では、近年では天皇陛下による「即位礼正殿の儀」や「大嘗祭」が執り行われたことでも知られています。

歴史的価値はもちろん、出雲大社には国宝や重要文化財に指定されている建物や美術品が数多く残されています。そんな出雲大社は、縁結びの神様として女性にも人気のパワースポットです。

国内のみならず海外からも観光客が訪れる神話の世界を色濃く残す出雲市には、美味しい名物ご当地グルメがたくさんあります。出雲を訪れたら絶対に食べたい、ランチにおすすめのグルメから名物甘味までご紹介します。

出雲大社で知られる出雲市で、そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでランチにおすすめのご当地グルメ3選をご紹介します。出雲を訪れたら美味しいグルメを堪能しましょう。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでランチにおすすめのご当地グルメが「出雲そば」です。「出雲そば」は、岩手県の「わんこそば」と長野県の「戸隠そば」と並ぶ三大蕎麦に数えられる出雲地方の郷土料理です。

出雲地方では昔から、出雲大社などの奥の院詣りをする際に門前にあるそば屋で蕎麦を食べるのが楽しみの一つでした。一年の中で全国の神様が出雲大社に集まるとされる「神在月」の時に行われる出雲大社最大の神事「神在祭」には、たくさんのそば屋の屋台が建ち並びました。

古くから蕎麦を親しんで食べていた出雲地方の「出雲そば」は、蕎麦の実を皮ごと石臼で挽くことで黒く濃い麺をしており、さらに香りも強いのが特徴です。

また、その食べ方も出雲地方ならではの食べ方をします。丸い漆器に蕎麦を盛った「割子蕎麦」と茹でたそばを水洗いせずにそのままゆで汁であるそば湯をかけて食べる「釜揚げ蕎麦」です。

「出雲そば」でおすすめのお店が「羽根屋 本店」です。大正天皇に蕎麦を献上して以来、皇室に愛用されている老舗の蕎麦屋です。「羽根屋」の「出雲そば」が人気の理由が薬味にあります。

香り高い蕎麦を引き立てる絶品の薬味をつけて食べる、まさに絶品のグルメです。創業以来守り続けている熟練の技とこだわりの素材を使用した絶品ご当地グルメをランチで堪能しましょう。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでランチにおすすめのご当地グルメ「出雲そば」でおすすめの「羽根屋 本店」の営業時間は、ランチは11:00～15:00、ディナーは17:00～19:3017:00～19:30、定休日は第1・第3水曜日です。アクセスはJR「出雲市駅」より徒歩5分です。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでランチにおすすめのご当地グルメが「出雲うどん」です。近年出雲で人気が出ている「出雲うどん」は、出雲の新しいご当地グルメとして注目されています。

出雲地方では昭和期までに米の裏作で生産した小麦を使用してうどんを打っていたことに注目し、出雲の新しいご当地グルメとして考案された「出雲うどん」は、褐色の麺が特徴的なうどんです。細めの麺はモチモチとコシのある美味しい出雲のご当地グルメで、ランチにおすすめです。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでランチにおすすめのご当地グルメが「しじみラーメン」です。島根県にある宍道湖は、しじみの産地として全国的にも知られています。そんな美味しいしじみを使用した出汁を、ラーメンスープに使ったのが「しじみラーメン」です。

「しじみラーメン」でおすすめのお店が「かみあり製麺」です。しじみをはじめ魚介類を使用したラーメンとして、地元の人はもちろん観光客も多く訪れる出雲で人気のラーメン店です。

「かみあり製麺」のメニューは、「しじみ塩」（750円）や「はまぐり醤油」（750円）、「えび味噌」（750円）、「魚介濃厚」（750円）、「魚介スッキリつけ麺」（750円）、「海老塩つけ麺 」（750円）、「うにつけ麺」（980円）、「あん肝つけ麺」（800円）などがあります。

貝の卸売業をしていた店主による魚介類を使用したラーメンは、出雲の絶品ご当地グルメです。宍道湖産の大粒のしじみをたっぷり使用した「しじみ塩」は、濃厚なしじみの旨味に自家製のストレート麺との相性抜群のランチにおすすめのグルメです。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでランチにおすすめのご当地グルメ「しじみラーメン」でおすすめの「かみあり製麺」の営業時間は、11:00～15:00、定休日は木曜日です。アクセスはJR「荘原駅」より徒歩11分です。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの名物甘味グルメ3選をご紹介します。甘くて美味しい出雲の甘味を楽しみましょう。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの名物甘味グルメが「出雲ぜんざい」です。現在では全国的に食べられているぜんざいですが、もともと出雲で発祥したグルメです。

毎年10月になると全国の神様が出雲大社に集まり執り行われる神事「神在祭」の際に出されていたのが「神在（じんざい）餅」です。出雲弁が訛って「ぜんざい」になった「出雲ぜんざい」は、その後京都に伝わり全国に広まりました。

そんな「ぜんざい」発祥の地・出雲では、10月31日が「1031（ぜんざい）」ということで、この日を「出雲ぜんざいの日」として制定されています。また出雲大社が縁結びの神様ということにあやかって、縁結びのぜんざいもあります。

ランチのあとのデザートやちょっと一息入れたい時にも、またお土産としてもぴったりの「出雲のぜんざい」は、ぜひ一度は味わいたい出雲の名物甘味です。

ぜんざい発祥の地「出雲ぜんざい」で、ぜひ食べたいおすすめのお店が「日本ぜんざい学会 壱号店」です。出雲大社門前の神門通りにある「日本ぜんざい学会 壱号店」は、ぜんざい専門店として人気のお店です。

「日本ぜんざい学会 壱号店」では、様々なぜんざいが堪能できます。紅白の白玉団子が入った「出雲ぜんざい」（600円）、通常の1.5倍ある「大盛ぜんざい」（750円）、焼いた仁多もちが入った「縁むすびぜんざい」（700円）などがあります。

また季節限定のメニューもあります。夏季限定の「冷製ぜんざい」（600円）、「アイスクリームぜんざい」（700円）、冷製と焼き餅セットの「中井貴一さんSP」（700円）があります。冬季限定メニューでは、あずき、お団子、抹茶風の「抹茶ぜんざい」（800円）があります。

レトロな古民家を改装した雰囲気ある「日本ぜんざい学会 壱号店」は、繁忙期には行列もできる出雲で人気の甘味処です。ぜひ「日本ぜんざい学会」で美味しい出雲ぜんざいを味わいましょう。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの名物甘味グルメ「出雲ぜんざい」のおすすめ「日本ぜんざい学会 壱号店」の営業時間は、10:00～17:00、不定休です。アクセスは一畑電鉄「出雲大社前駅」より徒歩3分です。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの名物甘味グルメが「福乃和」の「おふく焼き」です。フグの形をしたコロンとしたまん丸のボディをした「おふく焼き」は、観光客に人気の出雲のスイーツグルメです。

「フグ」は「福」から縁起の良いものとして、また縁結びや福を祈願して丸い形にしたのが「おふく焼き」です。フグのヒレを見るとハートの形をしており、見た目が可愛い女性に人気のスイーツです。

フワフワモチモチの生地に甘さ控えめのあんこがたっぷり入った、食べ歩きにもおすすめのグルメです。ふぐ専門店のお店が作る絶品出雲グルメを堪能しましょう。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの名物甘味グルメ「おふく焼き」が食べられる「福乃屋」の営業時間は、10:00～17:00、不定休です。アクセスは「出雲大社前駅」より徒歩5分です。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの名物甘味グルメが「出西生姜ソフトクリーム」です。「出西生姜ソフトクリーム」は、「道の駅 湯の川」で食べられる人気ご当地グルメです。

「出西生姜ソフトクリーム」は、およそ400年前に生産が始まったとされる出雲市斐川町出西地区で作られているブランド生姜「出西生姜」の葉と茎を粉末にして練り込んであります。

さわやかな香りを特徴とした「出西生姜」を使用したソフトクリームは、すっきりとした甘さがあとを引く出雲の美味しいおすすめスイーツです。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの名物甘味グルメ「出西生姜ソフトクリーム」が食べられる「道の駅 湯の川」の営業時間は、9:00～18:00です。アクセスはJR「荘原駅」より徒歩約5分です。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでがっつり食べたい名物グルメ2選をご紹介します。出雲で絶品のグルメを味わいましょう。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでがっつり食べたい名物グルメが「しまね和牛バーガー」です。「しまね和牛」を使用した出雲のご当地グルメ「しまね和牛バーガー」ですが、特に人気なのが「バーガーハウス・ピコピコ」です。

「ピコピコ」の「しまね和牛バーガー」はお肉はもちろん、地元産のトマトを使用した自家製ソースや町内のパン屋さんに特別にオーダーした天然酵母のバンズなど、食材にこだわった美味しいハンバーガーが味わえます。

パテは注文を受けてから焼き上げるので、出来たてアツアツで肉汁あふれるジューシーなハンバーガーを楽しむことができます。定番メニューは、ポテトとドリンクがついた「ピコピコバーガーセット」（600円）です。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでがっつり食べたい名物グルメ「しまね和牛バーガー」が食べられる「ピコピコ」の営業時間は、8:30～19:00、定休日は火曜日です。アクセスは「出雲横田駅」より徒歩4分です。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでがっつり食べたい名物グルメが「鯛めし」です。創業120年以上の旅館「皆美館」で誕生した「鯛めし」は、不昧公として親しまれている松江藩7代目藩主・松平治郷のエピソードをもとに考案されました。

「皆美館」の鯛めしは、蒸し上げた鯛をそぼろ状にし、その他卵や大根おろし、ネギなど細かくした7種類の具材をご飯の上にのせて出汁をかけてお茶漬け風に食べます。

お米には島根県産の仁多米こしひかりを使用、また岩見銀山がある大田市の有機農法による地卵を使うなど食材にこだわった絶品の鯛めしです。「皆美館」では、朝食に鯛めしを味わうことができます。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの絶品名酒をご紹介します。出雲の美味しいグルメと日本酒で旅の思い出を残しましょう。

そばやぜんざい、肉など出雲のグルメでおすすめの絶品名酒が「富士酒造」の「出雲富士」です。日本酒発祥の地として知られる出雲でぜひ味わいたのが「出雲富士」です。

「出雲富士」は、島根の酒米「佐香錦」を使用して作られており、この他にも減農薬、減化学肥料での酒米造りにより美味しい日本酒に仕上げています。何度味わっても飲み飽きない、美味しい日本酒を堪能しましょう。

出雲大社で知られる島根県出雲市には、そばやぜんざい、肉など絶品のご当地グルメがたくさん味わえます。今回は、出雲ならではのご当地グルメ、甘味やがっつり飯、お酒をご紹介しました。出雲のご当地グルメを食べ尽くしましょう。