新宿からディズニーへ行くならバスが便利！乗り場や利用方法をまとめました

ディズニーへ行く時の交通手段は人それぞれです。電車で向かう方法や自家用車で向かう方法などがありますが、意外と知られていないとても便利な行き方があります。大都市ならではですが、新宿駅からバス1本でディズニーまで行けることをご存じでしょうか。

新宿駅で待ち合せをして、みんなでゆっくりバスでディズニーへ、という日があっても良いのではないのでしょうか。ディズニーまでは電車だと、土日や祝日の車内はかなり混雑しますし、帰りの電車の時間や切符の心配の他、荷物の心配など結構大変です。

この記事では、新宿からバスでディズニーへ行くための便利な利用方法などを、詳しくご紹介していきます。バスでディズニーへ行ったことがない方は、チェックしてみて下さい。

新宿の駅はとても広く大きいため、普段から利用している方には簡単ですが、あまり利用しない方には複雑で、迷ってしまう事もあります。

ここでは、新宿駅のバス乗り場の場所などを分かりやすくご紹介していきます。大都市の大きな駅は、よく工事などの作業が行われており、常に風景が変化しています。事前に準備して調べていても、当日変わっている場合がありますのでお気を付け下さい。

新宿の駅の中で迷わないポイントとして、迂回するように案内などが必ずありますので、案内の通りに向かうと比較的迷わず目的地へ向かう事ができます。

新宿のバス乗り場は、新宿高速バスターミナル「バスタ新宿」として近年生まれ変わりました。「バスタ新宿」は、新宿ミライナタワーの中にあります。

メディアにも数多く取り上げられる商業施設「NEWoMan（ニュウマン）」が入っていることでも有名で、直結するバスターミナルにはおしゃれな雰囲気さえ漂います。

ディズニーへのバス乗り場も「バスタ新宿」（新宿駅の新南口）にあります。「バスタ新宿」まで行けば、バス乗り場は4階しかないので迷う事はないです。「バスタ新宿」の4階は大きく4つのエリアに分かれています。

4つのエリアはAエリア（南）、Bエリア（東）、Cエリア（北）、Dエリア（西）として分かれています。各エリアには3つのバス乗り場があり、4つのエリアで12個のバス乗り場があることになります。その中でディズニー行きのバス乗り場はDエリア（西）の「D12」になります。

ここまでの情報をまとめると、ディズニー行きのバス乗り場は、新宿ミライナタワーの中の「バスタ新宿」4階、Dエリアの「D12」です。運行会社は「京成バス」と「JRバス関東」です。

とても有名な「バスタ新宿」ですが、新宿駅をあまり利用しない方には、その場所は分かりづらい場合もあるかもしれません。ここでは、JR新宿駅から新宿高速バスターミナル「バスタ新宿」までの行き方を詳しくご紹介します。

JR線は、「バスタ新宿」まで一番近い路線になります。約2分もあれば十分です。理由は、JR新宿駅と「バスタ新宿」は、新南改札から直結しているからです。雨の日も濡れずに移動できますので便利です。しかし新南改札は、05:45～24:00の利用となりますのでご注意ください。

新南改札が閉まっている時間は、南口改札を利用してください。南口改札からの行き方は、改札を出ると道路をはさみ目の前が新宿ミライナタワーです。横断歩道を渡り向かって下さい。

JR線の電車から下車後の行き方をご案内します。電車を下車して、新南改札へ向かい新南改札を出ます。南口改札もありますので間違えないように気を付けて下さい。新南改札を出た場所が、「バスタ新宿」の2階フロアです。

改札を出ると左側にエスカレーターが見えます。エスカレーターは、高速バス乗り場がある4階まで続いていますのでそのまま乗り、4階へ行くと「バスタ新宿」高速バス乗り場の総合案内所入り口があります。右側にはエレベーターもあります。

JR線から新南改札に出ると、「バスタ新宿」は分かりやすいので迷うことはありません。新宿駅に慣れていない方や不安がある方は、JR線で新宿駅に向かう行き方をおすすめします。

その他の路線からの行き方と出口を少し説明します。小田急線「新宿駅」南口改札から徒歩約4分です。京王線「新宿駅」京王百貨店口改札から徒歩約5分です。京王新線「新線新宿駅」京王新線口改札から徒歩約5分（出口2）です。

都営新宿線「新宿駅」京王新線口改札から徒歩約5分（出口2）です。都営大江戸線「新宿駅」京王新線口改札から徒歩約5分（出口2）です。東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」新宿三丁目交差点方面改札から徒歩約8分（E10出口）です。

最後に、東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」伊勢丹方面改札から徒歩約10分（E10出口）です。全て約10分以内で移動は可能です。

バス乗り場に到着したら、次は高速バスを利用してディズニーまで行く方法はどうしたら良いのでしょうか。ここからは、「新宿バスタ」からディズニーまでの高速バスの利用方法などを詳しくご案内します。

「バスタ新宿」ではたくさんの高速バスが行き来していますので、初めて行く方は、ここでも迷いそうで心配になるかもしれませんが、大きな画面にインフォメーションが表示されていますので、そちらをチェックすれば大丈夫です。迷わずチケットを購入できます。

万が一迷ってしまっても、インフォメーションカウンターや有人の窓口があり、スタッフの方も案内していますので、ディズニーまでの乗車券の購入方法を聞くことができて安心です。

ディズニーまでの乗車券の購入方法は、自動券売機か窓口での購入になります。乗車当日に自動券売機か窓口で購入してください。便指定制のチケットです。バスへ乗車の際はディズニー行きの乗車券が必要となりますので、乗車券は紛失しないようにご注意ください。

2020年2月現在、「バスタ新宿」ではICカード（SuicaやPASMOなど）は使用できません。ICカードの利用は準備が整い次第可能になるとのことです。しかし、ディズニーランドとディズニーシーから乗車するバスでは、ICカードが利用できます。

「バスタ新宿」には待合室があり、待合室内にはインフォメーションカウンターがありますので、不明な点や困ったことがあれば相談できて安心です。待合室の営業時間は03:30～25:30です。インフォメーションカウンターの営業時間は07:00～23:00です。

その他の施設は、飲料自動販売機がターミナル内4か所にあります。そして、無料Wi-Fiサービスが利用できます。訪日外国人観光客向け無料LAN「Shinjuku-Bus-Terminal_Free_Wi-Fi」の利用ができます。

待合室内にコインロッカーもあります。ロッカーの使用料金は、2時間で小型は100円、中型は200円、大型は300円です。2時間を超える場合は追加料金が発生します。使用期間は使用開始から72時間以内で、営業時間は始発の30分前～終車までです。

この他、車いす対応の多機能トイレがあります。オストメイトサポートがあり、ストーマ装具の洗浄などができます。給湯設備完備の授乳室もあります。おむつ替え台なども隣接してあり、小さいお子様が一緒でも安心です。

待合室内には、セブン銀行のATMがあります。営業時間は始発の30分前～終車までです。そして、コンビニエンスストアもあります。ファミリーマートバスタ新宿店です。こちらにもファミポートATMがあります。営業時間は03:30～25:30までです。

土産品をお探しの方は、バスタ新宿THE土産SHOPがあります。東京土産や関東近郊のお土産商品を取り揃えています。気軽に立寄れる便利なお土産屋さんです。営業時間は06:00～24:00までです。

コイン式携帯電話充電器は、北側の自動発券機横に設置されています。利用料金は、100円で20分間の充電 （連続投入により延長可能）ができます。「バスタ新宿」は高速バス乗り場ですが、多様なニーズに応えた設備なども充実しており、誰もが安心して利用できます。

「バスタ新宿」からディズニーまでの高速バスを利用する場合、事前の予約はできません。ディズニーへ向かう当日に、乗車券を購入して乗車するシステムですのでご注意ください。

たとえるなら、普段、通勤や通学で利用している路線バスに乗るようなイメージでしょうか。高速バスとはいえ並んだ順番でバスに乗り込み、座席も決まっていませんので好きな場所に座れますが、混雑している場合次のディズニー行きのバスを待つことになります。

混雑によりディズニー行きのバスに乗ることができない場合でも、20分～30分程度の待ち時間で次のバスは到着します。しかし、時間をずらしたくない方や、ディズニーに早く到着したい方は、乗車時間よりも早めにバス乗り場へ並ぶことをおすすめします。

新宿からバス1本でゆったりディズニーへ行けるなど、知れば知るほど便利な高速バスですが、ディズニーまでの料金はどのくらいなのでしょうか。

ディズニーまでのバスの乗車料金は、大人（12歳以上、中学生以上）の料金が、片道1000円です。小児（6歳以上12歳未満、12歳であっても小学生は小児料金）の料金は、500円です。

大変便利な高速バスですが、実は、電車の乗車料金より割高になります。まずは新宿から電車でディズニーまで行く場合の行き方として、一番早く安くディズニーまで行ける行き方をご紹介します。

「新宿駅」からディズニーまでの行き方は、JR中央線の快速に乗車し「東京駅」で下車します。JR京浜線に乗り換えし、JR京浜線の快速に乗車すると3駅でディズニーの最寄り駅「舞浜駅」に到着します。料金は片道400円です。

「新宿駅」からディズニーの最寄り駅「舞浜駅」まではいくつか行き方がありますが、東京駅経由でのディズニーまでの行き方が1番切符の値段が安いです。しかし、東京駅からの乗り換えは、かなりの移動距離がありますので、ご注意ください。

電車で1番安いディズニーまでの行き方で、乗車料金片道400円なのに対し、高速バスの乗車券はディズニーまで片道1000円ですので、料金で比較するとかなり割高になってしまいます。安さを重視する方には、この差額は大きく感じられるかもしれません。

しかし、ディズニーまで利用するバスは観光バスのタイプで、トランクルームもあります。スーツケースを預けられるので旅行者にとっては便利で楽な移動になります。

バスによっては、無料Wi-Fiが使えたりトイレが付いていたりと、ディズニーまで快適に過ごすことができるのがバスを利用する魅力です。

ベビーカーを使用する小さいお子様が一緒のご家族や、2デー以上のパスポートでディズニーホテルに宿泊予定などで荷物が多い方には、ディズニーまでの高速バスの利用はとくにおすすめです。

ディズニーまで乗り換えなどの移動がなく、荷物を持たずに座ったまま新宿からバス1本でディズニーの目の前まで行けるので、とても便利で楽な移動方法です。電車移動の安さと比較したうえで、何を優先するか、一緒に訪れる家族や友人と相談してみてはいかがでしょうか。

新宿駅からディズニー行きのバスでは混雑も予想されます。前述したように、ディズニー行きの乗車券は予約できませんので、並んだ順番にバスへ乗り込むスタイルになります。自由席ですので好きな場所に座れますが、混雑している場合は、満席でバスに乗れないこともあります。

ディズニー行きのバスは約20分～30分間隔で到着しますが、高速など道路の混雑状況で少し誤差がでることもあります。できれば時間に余裕をもって並ぶことをおすすめします。参考に東京ディズニーリゾートへのバスの時刻表をご紹介します。

バスは東京ディズニーリゾート行きとなります。ディズニーランドへもディズニーシーへも同じバスに乗車します。降りるときに、ディズニーランドかディズニーシーかで分かれることになります。

「新宿バスタ」から、東京ディズニーリゾート行きのバスの時刻は午前中のみです。06:40（京成）07:00（京成）07:20（京成）07:40（JR）08:10（JR）08:30（JR）08:50（JR）09:10（JR）09:30（京成）09:50（京成）10:20（JR）11:00（京成）です。

ディズニー行きの京成バスには、無料Wi-FiやトイレとAEDが装備されており、より快適にディズニーまで移動できるのではないでしょうか。しかし、ディズニー行きのバスでは混雑が予想されますので、早めにバス乗り場へ並ぶことをおすすめします。

ディズニー行きバスの運行状況や忘れ物については、各運行会社にお問い合わせください。

ディズニーまでのバス移動は、小さいお子様やお年寄りが一緒のご家族や、荷物の多い旅行者などには、便利な移動方法ではないでしょうか。しかし、デメリットもあり、高速など道路が混雑している時はディズニーへの到着が遅れる場合もありますので、行き方を決める際は考慮に入れましょう。

バスは新宿以外に、神奈川県や埼玉県など各地から出ています。新宿より自宅に近い駅でのご利用もできるかもしれません。次回のディズニーは、バスで便利に楽しんでみてはいかがですか。