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センターオブジアースは大人気絶叫アトラクション
東京ディズニーシー・ミステリアスアイランドにあるセンターオブジアース(Center of the Earth)は、プロメテウス火山を疾走する爽快感抜群の人気絶叫アトラクションです。
センターオブジアースは、正式名称を「ジャーニー・トゥ・ザ・センター・オブ・ジ・アース(Journey to the Center of the Earth)」といい、マニアの中では「ジャーニー」と呼ばれています。アクティブ派やグループにおすすめなジェットコースター系の屋内アトラクションとなっています。
絶叫アトラクション・センターオブジアースは、SF(サイエンス・フィクション)の父ともいわれたフランスの小説家・ジュール・ヴェルヌの代表作「地底旅行」を原作とし、映画化した「センター・オブ・ジ・アース」がモチーフとなっています。
センターオブジアースは、謎の天才科学者・ネモ船長によって明かされる地底の世界です。ネモ船長は噴火の轟音が鳴り響く火山島にゲストを招待し、自身の研究成果を公開しています。活火山(プロメテウス火山)のふもとに築かれた秘密基地を訪れてみましょう。
招待されたゲストは、ネモ船長の研究室から、テラベーターと呼ばれるエレベーターで地中深くにあるベース・ステーションへと向かいます。エレベーター降下後は、扉の近くにいるゲストから列に並びます。
外の景色が見えやすい人気の席は左側となりますので、エレベーターに乗り込むタイミングは、最後がおすすめです。ベース・ステーションからは地底走行車に乗り込み、水晶の洞窟や巨大キノコの森など神秘の地底の世界を探検します。
入り口から乗り込むテラベーターは地下を潜る演出となっていますが、不思議なことに降下ではなく実際は上昇しています。センターオブジアースに搭乗する際は、見事なテラベーターの演出にも注目してみてください。地底走行車に乗車中の撮影は禁止となっていますので注意しましょう。
センターオブジアースには、定期メンテナンス等でアトラクションを休止している際に期間限定・無料で開催している激レアなツアー「火山の洞窟ツアー」があります。
所要時間約20分の火山の洞窟ツアーは、ネモ船長の研究室を解説付きでじっくり見ることができるとっておきのツアーです。普段は、Qライン(ゲストがアトラクションに乗るまでに待つ待ち列)で待っている時には見ることのできないレアなツアーとなっています。
参加することができたらラッキーな火山の洞窟ツアーは、東京ディズニーリゾートの公式サイトや、入園の際に配布される小冊子・東京ディズニーシーのToday(トゥデイ)には告知がありません。珍しいプログラムとなっていますので、実施されるかどうかは、キャストに確認する必要があります。
センターオブジアースは怖いのか?
人気の絶叫系アトラクション・センターオブジアースは、どのようなタイプのアトラクションなのでしょうか。初めて挑戦する!という方は、怖い思いをせずに楽しめるのか気になるものです。
アトラクションに搭乗する前に、センターオブジアースは怖いアトラクションなのか、どのようなタイプのアトラクションなのか、気になる点を確認していきましょう。
ジェットコースター系のアトラクション
センターオブジアースは、神秘に包まれた地底の光景を楽しみながら地底走行車に乗って探検するジェットコースター系アトラクションです。
探検中、火山性の振動が発生し、地底走行車は予期せぬ危険に遭遇してしまいます。突如猛スピードになった地底走行車はどうなってしまうのでしょうか。
センターオブジアースはスピードやスリルがあるだけでなく、暗闇を進む・大きな音がする・怖いキャラクターが登場する・激しい揺れを伴う・稲妻や炎の演出があるアトラクションです。
急発進・急降下・急旋回といった動作も加わるため、怖いキャラクターや暗闇、上下左右の振動が苦手な子どもには注意が必要です。
ジェットコースター系の乗り物が苦手、暗い空間が怖いという方も、無理して搭乗せず休憩を取り入れながらパーク内の雰囲気を楽しみましょう。
身長制限をパスした子どもであっても、ジェットコースター系アトラクションに乗ることは、怖い・不安などの感情を抱くものです。抱っこをしてアトラクションに搭乗することはできませんので、大人の方が付き添い十分に注意してください。
最高速度は約75kmと早い
センターオブジアースは、所要時間約3分・定員6名・時速約75kmで走行するジェットコースター系アトラクションです。日本国内のジェットコースターの中には、時速110kmで走行するジェットコースターもあれば、驚異の加速・時速180kmで走行するジェットコースターもあります。
時速100kmで駆け抜けるジェットコースターと比べた場合、時速75kmの速度で走行するセンターオブジアースはさほど早くないのではないか、と思われる方もいるかもしれませんが、暗闇の中を進んでいく絶叫系ジェットコースターは、「怖い」という気持ちに似たスリルと興奮を味わえます。
センターオブジアースはゆっくりしたスピードで進んでいくジェットコースターですが、終盤にかけて急上昇、急降下します。東京ディズニーリゾートのアトラクションの中では、最速のスピードといわれています。
センターオブジアースは、絶叫アトラクションの中でも「スピード感が怖い!」といわれているアトラクションです。速度は必ずしも「絶叫」とイコールになるとはいえませんが、スリルのあるスピードを怖いと感じ、絶叫する方が多くいます。
プロメテウス火山から聞こえてくる叫び声は、センターオブジアースに搭乗しているゲストの悲鳴です。爽快な風を切って駆け抜けていくスリリングなジェットコースターに魅了される絶叫マシンマニアの方もいれば、ジェットコースターと聞くだけで怖い気持ちを払拭できない方もいます。
スピードの出るジェットコースターが怖い時は、無理をせずに違うアトラクションを楽しむのが得策です。怖い気持ちはあるものの大人気アトラクションに挑戦してみたい!という方は、自分のペースで、コンディションが良い日に絶叫アトラクションに挑戦してみましょう。
絶叫系が苦手な人はつらい
絶叫系が苦手で辛い、暗闇が怖い、待ち時間の間も緊張して気分が優れないなど、怖い気持ちが溢れ体調が悪化してしまう恐れがある場合は、絶叫アトラクションへの搭乗を見送り、無理をされないことをおすすめします。
センターオブジアースは上下左右の揺れや、急降下の時に体が浮くような浮遊感があるアトラクションです。絶叫系を辛いと感じる方には、怖いと感じる場面が幾つかあります。振動の強い乗り物が苦手な方も、十分に気をつけましょう。
センターオブジアースはどこにある?
センターオブジアースは、東京ディズニーシーのミステリアスアイランドにあるアトラクションです。プロメテウス火山がシンボルとなっている中央エリアにあります。
東京ディズニーシーには個性豊かな7つのテーマポートがありますが、それぞれのテーマポートには、テーマに合わせたアトラクションやレストランなどがあります。
センターオブジアースを訪れる前に、パーク内を効率よく巡るポイントや東京ディズニーシーにはどのようなテーマポートがあるのかを見ていきましょう。
ミステリアスアイランドへ行くためには、エントランスをくぐり東京ディズニーシー・ホテルミラコスタを通り抜けます。通り抜けると、前方にプロメテウス火山が見えてきます。
センターオブジアースへ行く場合は、比較的空いている右回り(アラビアンコーストやマーメイドラグーン方面)に進むのがおすすめです。アトラクションの入り口は洞窟の中にあります。
開園直後に左回りへ進むと、トイ・ストーリー・マニア!やタワー・オブ・テラーの人気アトラクションを目指すゲストで大変混雑しますので、混雑回避のためにも、右回りでセンターオブジアースを目指しましょう。
東京ディズニーシーの玄関口となる「メディテレニアンハーバー」は、中世~20世紀初頭にかけての南ヨーロッパの街並みが続くエリアです。人気アトラクションには、ヴェネツィアン・ゴンドラなどがあります。
20世紀初頭のニューヨークと、のどかな漁村・ケープコッドの2つのエリアからなる「アメリカンウォーターフロント」は、美しい景色を眺めながらゆっくり過ごせるエリアです。絶叫系アトラクションのタワー・オブ・テラーや、大人気のトイ・ストーリー・マニア!などがあります。
時空を超えた未来のマリーナ「ポートディスカバリー」は、海洋や自然を研究する科学者たちが集まるエリアです。人気のアトラクションには、ニモ&フレンズ・シーライダーなどがあります。
1930年代の中央アメリカ・カリブ海沿岸が舞台となっている「ロストリバーデルタ」は、うっそうと茂るジャングルの中に突如として古代遺跡の数々が姿を現すエリアです。絶叫アトラクションのレイジングスピリッツなどの人気アトラクションがあります。
エキゾチックな町「アラビアンコースト」は異国情緒が漂うエリアで、魔法と神秘に包まれた空間となっています。スパイシーなカリーの香りも魅力です。人気アトラクションには、マジックランプシアターなどがあります。
アリエルと仲間たちが暮らす海底王国の世界「マーメイドラグーン」は、ディズニー映画「リトル・マーメイド」の世界が広がるエリアです。マーメイドラグーンシアターなどの魅力あふれるアトラクションが人気です。
ミステリアスアイランドには、大人気アトラクションのセンターオブジアースの他にも、海底の旅に参加する人気アトラクションの海底2万マイルがあります。
ミステリアスアイランドには、混雑するアトラクションの待ち時間や、ブレイクタイムに気軽に利用できる2か所の人気レストランとフードワゴンがあります。
人気レストランの一つには、ネモ船長自慢の中華料理を提供する「ヴォルケイニア・レストラン」があります。ヴォルケイニア・レストラン(Vulcania Restaurant)は、ネモ船長が発明した削岩機(さくがんき)でくり抜いて作られた洞窟の中のレストランです。
レストランのエリアは二つのダイニングに分けられ、ソファ席とテーブル席が設置されています。岩壁には削岩機で削られた跡が残り、まるで探検家になったような気分で食事を楽しめます。
混雑時の待ち時間などを利用して、プロメテウスの火山の地熱で調理された本格中華を堪能してみてはいかがでしょうか。プロメテウス火山を一望できるテラス席では、火山の爆音を聞きながら食事できます。
その他、混雑したエリアから解放されたい時におすすめのレストランに「ノーチラスギャレー」があります。ノーチラスギャレー(Nautilus galley)は、ネモ船長の潜水艦・ノーチラス号を整備するクルー達のために作られたレストランです。
開放的なロケーションの中でゆっくりブレイクできるノーチラス・ギャレーでは、東京ディズニーシーの名物・ギョウザドッグを堪能できる他、生ビールも楽しめます。暇つぶしや時間つぶしなどの待ち時間に利用してみてはいかがでしょうか。
アトラクション混雑時の待ち時間にも気軽に味わえるフードワゴン「リフレッシュメント・ステーション(Refreshment Station)」では、モチっとした食感のチュロスを販売しています。
待ち時間を利用してディズニーシーで出会える絶品グルメを見つけてみましょう。販売しているチュロスの味は、東京ディズニーシー公式サイト「メニュー/レストラン」で確認できます。モチモチのチュロスは腹持ちが良く小腹が空いたときにおすすめです。
センターオブジアースの待ち時間
続いては、センターオブジアースの待ち時間、混雑の傾向を見ていきます。2001年9月の東京ディズニーシー開業と同時にオープンしたセンターオブジアースは、現在もなお、多くのファンを魅了する大人気アトラクションです。
基本的に待ち時間の長いアトラクション
センターオブジアースは、基本的に待ち時間の長いアトラクションです。平日・休日共に、開園時間から多くのゲストが列を作ります。混雑の影響が少ないだろうと予想される平日であっても、120分前後の長い待ち時間を要します。
混雑の傾向としては、開園の30分後には110分、1時間後には130分~といったように次第に列は増え、日中はアトラクションを待つ列で大混雑します。15時台・16時台は、1日のうちで最も混雑する時間帯といえます。待ち時間の長い時は、140分~160分待ちになることもあります。
18時以降には待ち時間が減少してくるものの、20時以降であっても待ち時間は60分を下回らないという人気ぶりです。
来園前から混雑が予想できる休日の待ち時間に関しては、140分~160分前後の待ち時間となります。開園の30分後には150分、1時間後には170分待ち~と、平日よりもさらに混雑します。ピーク時の待ち時間は200分~220分にまで及びます。
ハロウィンやクリスマスなどのイベント開催時は激しい混雑・大渋滞がおこりますので、注意が必要です。
東京ディズニーシーや東京ディズニーランドの待ち時間は、携帯電話に公式の「ディズニーリゾート・アプリ」をダウンロードすることで、マップからアトラクションの待ち時間や、自分の場所を確認できるようになります。
混雑の回避できる「ファストパス」についても、スマートフォンアプリから取得することができるようになりました。詳細は、後述する「センターオブジアースはファストパス利用で混雑回避!」で解説していきます。
特に学生の休みと重なる日は待ち時間が長くなる
東京ディズニーリゾートには、春休み期間中の学生が東京ディズニーシーや、東京ディズニーランドをお得に利用できるパスポート(春キャン)があります。春キャンの期間中は、多くの学生が集まりますので、学生の休みと重なる日は、さらに待ち時間が長くなります。
春キャンの対象期間については、ディズニー公式サイト「おすすめ情報」で確認できます。キャンパスデーパスポートは、パーク窓口での販売はしていませんので、購入される場合は公式サイトをご確認ください。
開園直後か閉園直前が狙い目
長い待ち時間を要するセンターオブジアースですが、開園直後や閉園直前は狙い目ともいえます。待ち時間の目安としては、平日の開園直後は20分前後、休日は40分前後となります。
閉園直前の場合は平日・休日共に、20分前後の待ち時間でアトラクションを楽しむことができます。実際の待ち時間については、アプリなどを利用しご確認ください。
センターオブジアースはファストパス利用で混雑回避!
それでは、東京ディズニーシーや東京ディズニーランドで利用できる「ディズニー・ファストパス」とはどのようなサービスなのかを見ていきましょう。
ディズニー・ファストパスは、混雑するアトラクションの待ち時間を有効に使いたい!という方におすすめのサービスです。センターオブジアースなどの人気アトラクションのファストパスは、お昼頃には発券中止となることがありまので、朝一番に取得しておきましょう。
ディズニー・ファストパスを取得するには、当日、ディズニーリゾートアプリから無料で取得する方法や、当日、パーク内に設置されている無料のファストパス発券機で取得する方法、事前にファストパス・チケット付きの宿泊プランで準備する方法があります。
ディズニーリゾートアプリを使用してファストパスを取得する方法は、今まで発券機で取得していたファストパスが東京ディズニーリゾートのアプリから取得できるようになったという新しいサービスです。空き時間に簡単に利用することができます。
アプリでファストパスを取得するには、ディズニーアカウントの登録及びログインが必要となります。利用手順については、公式サイト「便利なサービス」で確認することができます。
当日、パーク内のファストパス発券機で取得する場合は、はじめにアトラクション入り口付近に掲示しているタイムボードでファストパスの利用時間をチェックします。
利用するアトラクションのファストパス発券所に行き、当日入園に使用したパークチケットの二次元コードをファストパス発券機にかざし、「ファストパス・リマインダー」を取得します。ファストパス・リマインダーとは、利用するアトラクションの利用時間を確認するものです。
ファストパスは時間を過ぎると無効となりますので、指定時間内に利用するようにしましょう。ファストパスの利用時間になり次第、利用するアトラクションを訪れます。ファストパス・エントランスの読み取り機に当日入園に使用したパークチケットをかざして入場します。
センターオブジアースには隠れミッキーも!
パーク内には、いたるところに隠れミッキーがいます。隠れミッキーとは、Hidden Mickey(ヒドゥン・ミッキー)ともいい、東京ディズニーシーや東京ディズニーランドなどで見つけることができるミッキーマウスを模した小さなミッキーマークのことです。
普段は気がつかない飾りなどに隠れミッキーを見つけることができるかもしれません。隠れミッキーには相当な数があり、正確な数はないといわれています。休憩時間や混雑するアトラクションの待ち時間を利用して隠れミッキーを見つけてみてはいかがでしょうか。
レストランに入った時にもぜひ周りを見渡してみてください。絵画や壁画などに隠れているミッキーマークを見つけることができるかもしれません。ほとんどの隠れミッキーは、大小3つの丸で耳と顔を表しています。
もともとは、パーク内の壁画などを手掛けているデザイナーが遊び心で描いたのが始まりとされており、長蛇の列ができるアトラクションの待ち時間も「隠れミッキーを見つけて楽しんでもらいたい」というディズニー側の気持ちが込められています。
センターオブジアースでも隠れミッキーを見つけることができます。入り口付近や地面、石の壁、ネモ船長の研究室などを見てみましょう。場所がわからない時はキャストに尋ねると教えてくれます。
センターオブジアースの利用制限について
センターオブジアースでは、安全のため身長制限が設けられています。身長117cmに満たない方は利用できませんのでご注意ください。ディズニーリゾートでは、身長制限の設けられているアトラクションが幾つかあります。
身長制限のあるアトラクションでは、身長を確認した方にリストバンドとファーストライドシールが配布されるという特典があります。ファーストライドシールは、身長制限を初めてクリアした場合に貰える記念シールです。
その他、乗り物に一人で座って安定した姿勢を保てない方や、心臓・脊椎・首に疾患のある方、高血圧の方、乗り物に酔いやすい方、妊娠中の方、高齢の方は利用が制限されます。アトラクションの利用により悪化する恐れのある症状を持っている場合も、制限されますのでご注意ください。
住所 | 千葉県浦安市舞浜1番地1 |
電話番号 | 0570-00-8632 |
大人気のセンターオブジアースに乗ってみよう!
今回は、東京ディズニーシーの絶叫系ジェットコースターアトラクション・センターオブジアースの混雑状況や待ち時間などをご紹介しました。まだ挑戦したことがないという方は、ぜひ大人気のセンターオブジアースに乗ってスリルを体感してみてください。