店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
ディズニーランドとは?
東京ディズニーランドは、世界で3番目にできた「ウォルト・ディズニーの作品をテーマにした遊園地」です。他には2020年1月現在フロリダ、カリフォルニア、パリ、香港、上海にあり、どのディズニーランドもその国らしい素敵な場所になっています。
舞浜にある人気テーマパーク
1973年に千葉県浦安市舞浜にオープンした東京ディズニーランドは、東京ディズニーシー共に、連日多くのゲストが訪れています。国内でもトップクラス、世界的に見ても上位に入るくらいの入場者数を誇っています。
ところでこの東京ディズニーランドは、他のパークと違い、ディズニー本社が直営しておらず、オリエンタルランド (OLC) がライセンスをとって運営しています。2020年1月現在、ディズニーの出資を全く受けていないのは東京ディズニーランド・ディズニーシーのみになります。
ディズニーランドでの大人のコスプレOKな期間は?
そんなディズニーランドですが、一年で一度だけ、大人から子供まで全てのゲストが「コスプレ」つまりディズニーキャラクターになりきって楽しめる期間があるのをご存知でしょうか?
それは、ハロウィンの期間中です。今や日本でハロウィンの仮装やコスプレはすっかり浸透していますが、実はハロウィンイベントの元祖はディズニーランドであるといわれています。
大人でもかつて憧れだったディズニーキャラクターの衣装を着て、ディズニー映画の物語の中で楽しめるとして、とても人気を博しています。ハロウィン期間中は多くのゲストが、お友達同士やカップル、家族と一緒に仮装を楽しむためにディズニーランドに訪れています。
ハロウィンの期間中
ディズニーランドのハロウィン期間は9月上旬~10月31日となっています。2019年はディズニーランド、ディズニーシーどちらでもコスプレが可能となっていました。
それぞれに更衣室がついていて、そちらで着替えることができます。あらかじめ衣装を着てきて車の中で仕上げることや、オフィシャルホテルを利用して着替えることも推奨されています。トイレでの着替えは禁止されています。
どのコスプレもOKというわけではなく、ディズニー作品以外のキャラクターは禁止されています。
2019年の時点でマーベル作品は禁止とされていて、スパイダーマンやアイアンマンのコスプレはディズニーランドではできません。カリフォルニアにマーベルエリアが完成予定とされており、今後ルール変更がされるかどうかにも注目です。
服装やメイクに関しても多数禁止事項があります。裾を引きずるような衣装、過度に露出の高い衣装、リアルな傷メイク、武器を模した小道具(パーク内で販売されているものを除く)は禁止されています。
過度に露出の高い衣装については、お腹が出ているもの、胸元が見えるもの、ベアトップのように肩が出ているものなどが対象になります。
例えば、ジャスミンやティンカーベルのような露出の高い衣装は、お腹が隠れるように肌色のインナーを着たり、肩紐をつけたりするアレンジが必須になります。
またジーニーやマレフィセントのように、顔全体を肌色以外に塗るようなメイクは禁止されています。そのような仮装をするときは、自分の肌色を生かすようなアレンジが必須になります。
他にもディズニーランドでのコスプレについては、色々注意事項があるので、目を通すようにしましょう。
ディズニーランドでの子供のコスプレOKな期間は?
ハロウィン期間は、大人はもちろん、子供もコスプレを楽しめます。ディズニー映画で観ていた素敵なキャラクターになりきって、ディズニーランドで過ごす一日は一生の思い出になること間違い無しです。
実は小学生以下の子供であれば、ハロウィン期間以外にもディズニーランドでコスプレが可能です。
衣装の準備の仕方は購入またはレンタル、中にはご家族が子供のために手作りしたという方もいます。どの衣装も本気と愛情を感じ取ることができて、とても素敵です。
1年を通してOK
ハロウィン期間になると、量販店やおもちゃ屋さんなどで、子供向けのディズニーキャラクターのコスプレ衣装が販売されています。
またハロウィン期間外でも、オンラインで検索すれば多数コスプレ衣装がヒットしやすいので、自作が苦手と言う方も安心です。家からも着ていってOKという理由から、事前購入される方も増えています。
せっかくならディズニーランドで衣装を探したいと言う方は、「ブレイブリトルテイラー・ショップ」がおすすめです。乳幼児~子供向けサイズで、さまざまなキャラクターになりきれるお洋服を販売しています。
小学生以下の子供のみ(中学生以上は大人と同じ)
シンデレラやエルサなど、ディズニープリンセスになりたい子供には「ビビディ・バビディ・ブティック」がおすすめです。好きなプリンセスとおそろいのドレスを選び、専属のスタッフがメイク&ヘアセットをしてくれます。併設のフォトスタジオやパーク内で写真を撮影する事もできます。
プリンセスの魔法をかけられたような素敵な体験ができるので、とてもおすすめです。こちらはなかなか予約が取れないので、遊びに行く日が決まったら早めの予約をおすすめします。
こちらの利用含め、ハロウィン期間外のコスプレは小学生以下までの子供です。中学生は大人と同じ扱いになるので、ご注意ください。
ディズニーランドでなぜ大人のコスプレは禁止なの?
さて、ディズニーランドではハロウィン期間以外の大人のコスプレは禁止です。ディズニーランドで大人のコスプレが禁止とされている理由は何故でしょうか?
防犯上の理由(世界各地でテロ事件が相次いでいる為)
ディズニーランドではゲストの安全を守るという理由から、危険物が持ち込まれていないかチェックしています。
例えばコスプレをしたゲストが、銃や爆弾、刃物といった武器を持参していたら危険です。本物と見分けがつきにくく、偽物と称して本物の武器をパーク内に持ち込まれる可能性があるという理由から禁止されています。
またフルフェイスマスクや人相が分からないほどのメイクをしていた場合、パーク内でトラブルが発生した際に犯人の顔を特定することが難しくなります。
このようにディズニーランドでハロウィン期間外、あるいは期間中であってもコスプレに制限があるのは、このような防犯上の理由があるのです。
本物のキャラクターやキャストと間違えない為
コスプレイヤーや仮装をする方は、ドレスやメイクなどとても本格的な方が増えています。中には本物のキャラクターと見間違えてしまうようなレベルの方もいらっしゃいます。
周りに同じような格好の方が多いハロウィン期間外であれば、一目でコスプレだとわかります。しかし、それが普通の営業の日で、一人だけだったらどうなるでしょうか。
例えば、そのコスプレをしたゲストが、いつものように飲食をしていたり、乗り物に乗っていたり、あるいは喫煙をしていたら、当然何も知らないゲストは「本物のキャラクター」だと思って見てしまいます。
コスプレをしたゲストとの間でトラブルが発生したとき、信用問題に関わってくるのはパーク側です。こういった理由から、ハロウィン期間外のコスプレは禁止とされています。
ディズニーランドでハロウィン以外でコスプレする場合
ディズニーランドでは、ハロウィン以外はコスプレをせずに楽しみましょう。そこで、パーク内で販売されている帽子や小物を使って、ディズニーキャラクターになりきる「ちょこっと仮装」はいかがでしょうか。
明らかに「パーク内で販売しているもの」であれば、本物と間違えられることもありません。しかもお友達や同行者とお揃いで楽しめるので一石二鳥です。コスプレが苦手と言う方でも、少し身につける事によって一緒に盛り上がれると言う理由からおすすめです。
フルコスプレはNG!パーク内で販売している小物はOK!
量販店で販売されているような「全身着ぐるみ」や「ミニスカプリンセス」のような全身コスプレは期間外でも禁止です。ハロウィン期間に着るようにしましょう。
一応「ミニスカプリンセス」のコスプレは「ハロウィン期間はOK」となっています。しかし許可されているとはいえ、下着が見えるほど短い丈のスカートや、胸元が見えるようなデザインのコスプレ衣装はルールで禁止されています。
量販店で一般的に販売されている「ミニスカプリンセス」の衣装はほぼ「セクシー系」のデザインのため、ディズニーランドの仮装向きではないのです。実際、ディズニー好きな方からの印象はあまりよくないのも事実です。
キャップ
手軽にキャラクターになりきれるアイテムと言えば、キャップやカチューシャではないでしょうか。基本的にどのショップでも販売されていて、手軽に手に入れやすいという理由から、ちょこっと仮装を楽しみたい方にはおすすめです。
カチューシャはおなじみのミッキーの耳や、ミニーのリボンがついたものをはじめさまざまです。比較的安いお値段で、かさばらないのも人気の理由です。
またインパクト狙いの方はファンキャップがおすすめです。これも沢山の種類が販売されているので、好きなキャラクターにあわせて選ぶことができます。しかも冬は防寒になるという理由もおすすめです。冬のディズニーランドはかなり冷えます。
大きくて可愛いものから、さりげなくコーディネートに取り入れてキャラクターをアピールできるものまで、色々な種類が販売されています。ぜひお気に入りを手に入れてパークを楽しんでみてはいかがでしょうか。
パーカー
私服よりもちょっとディズニーランド気分を味わいたい方に、ウェアアイテムも多数販売しています。中でも、一年中を通して着用できるパーカーは大人気です。夏は日焼け防止に、冬は防寒にもなるので、コスプレ関係無しに1枚買っておきたいものです。
シンプルなミッキーのパーカーは、私服にも応用できそうなおしゃれさです。ミッキーはシンプルなのに、カラーバリエーションがとにかく豊富なので、おそろいや色違いでも楽しめます。
また、キャラクターになりきれるパーカーも多数販売しています。ディズニーシーのアイテムなのですが、なんとダッフィー&シェリーメイになりきれるパーカーが販売されています。見た目もふわふわもこもこでとても可愛いので、ずっと着ていたくなります。
コスプレじゃなく「ディズニーバウンド」を楽しもう!
コスプレと一味違った「ディズニーらしい」コーディネートが流行っているのをご存知でしょうか。「ディズニーバウンド」といって、色や素材、モチーフなどでディズニーキャラクターを連想させるコーディネートです。
アメリカのディズニーファンが、ハロウィンの時期以外もキャラクターらしい服を着たいとし、考案したのが発祥だそうです。
では、仮装やコスプレと「ディズニーバウンド」との違いはなんでしょうか?やりすぎではないか、など不安な方の為に、ディズニーバウンドのおすすめをご紹介します。
私服でディズニーキャラクターを表現する
ディズニーバウンドは、コスプレ衣装を着るのではなく、私服でキャラクターを表現します。着用する服は、市販の服でも、古着でも、クローゼットの中にあるものでもOKです。普段着の組み合わせなので、お財布にもやさしく手軽に挑戦できます。
ちょっと考えるのが難しい、と言う方は、ディズニーキャラクターをモチーフにした私服を着用してもよいでしょう。例えばレディースなら「シークレット・ハニー」というブランドからディズニーキャラクターをテーマにしたウェアアイテムが沢山登場しています。
必要なのは想像力
「コスプレ衣装ではないから、ディズニーキャラクターだと分かりづらいかも」と気になる場合は「さりげなく、自分がわかる」ものであればなんでもOKです。例えば、以下の方法をちょっと意識すると、よりディズニーキャラクターらしいコーディネートになります。
まず、一番キャラクターらしいコーディネートのコツは「カラーリングを意識する事」です。例えばリトル・マーメイドのアリエルなら「グリーン、パープル」です。この2色を重点的に取り入れると、アリエルに見えてくるようになります。
また、そのキャラクターが身に着けていたり、物語で重要な役割をするアイテムを取り入れるとより分かりやすくなります。例えばアリエルの場合、「貝、ヒトデ、マリンモチーフ」がそうです。パークで販売しているアクセサリーを追加してもよいでしょう。
自分のできる範囲で、キャラクターらしいコーディネートを自由に楽しめるのが、ディズニーバウンドが、コスプレとはまた違った人気の理由です。
ディズニーランドはコスプレしなくても楽しめる!
ディズニーランドのコスプレを楽しむ方法や、コスプレをしなくてもディズニーランドを楽しむ方法をご紹介しました。家族で遊ぶ場合、子供は全身仮装で、大人は軽い仮装やディズニーバウンドで一緒に楽しめます。
お友達やカップル同士でお揃いにしても、楽しさがより広がります。コスプレ、私服問わず、ディズニーランドをファッションから楽しんでみてください。