バリ島と日本の時差は？フライト時間もあわせて旅行前にチェック！

インドネシアの通貨は「ルピア（Rupiah）」です。一般に「Rp.」と表記されます。流通している紙幣は8種類（500・1000・2000・5000・10000・20000・50000・100000）で、硬貨は5種類（50・100・200・500・1000）です。

2020年1月26日のレートを参考とした場合、1円が約126ルピア、10000ルピアは約797円となります。中級以上のホテルでは、税金（5～11％）とサービス料（5～10％）が宿泊料金に加算されます。高級レストランやスパでも、料金にサービス料を加算する場合が多くあります。

バリ島と日本の時差や、時差の種類については後述する「バリ島と日本の時差について」や「バリ島のあるインドネシアは時差が3種類」で解説していきます。

バリ島と日本にはどのくらいの時差があるのでしょうか。続いては、バリ島と日本の時差やサマータイムが実施されているのかなど、気になる時差について確認していきましょう。エリアごとに時差を解説していきますので、バリ島を訪れる際の参考にしてみてください。

バリ島と日本には1時間の時差があります。バリ島よりも、日本は1時間進んでいます。たとえば、日本が12月1日正午の場合、インドネシア・バリ島は12月1日の午前11時ということです。

サマータイムについては、バリ島では実施しておりません。サマータイムとは、太陽の出ている時間帯を有効に活用することを目的に、標準時を1時間進める制度です。サマータイムは日照時間の長い欧米諸国などで多く導入されています。

米国では、サマータイムは「デイライトセービングタイム（Daylight SavingTime）」と呼ばれ、3月の第2日曜日～11月の第1日曜日までをサマータイムとしています。

サマータイムは、世界のうちおよそ三分の一の国が導入しています。欧州や北米では殆どの国がサマータイムを導入しているのに対し、アジアの国では中東を除くと実施している国はありません。

日本はかつて、1948年～1952年の4年間にサマータイムを実施していた期間がありますが、わずか4年で廃止された過去があります。日本のサマータイムが廃止された背景には、労働時間が増えたことにあるといわれています。

サマータイムの導入により残業が増加、寝不足などを引き起こすなどとして不評が集まり、日本のサマータイムは廃止されることとなりました。現在、アジアでサマータイムを導入している国には、イスラエル・イラン・キプロス・シリア・レバノン・ヨルダンの6か国が挙げられます。

近年、日本では記録的な猛暑が話題となっています。全国一律に夏の時間を1時間早めるというサマータイムの導入案がこれまでも検討されてきましたが、サマータイムには短所と長所の両面があり、決め手を欠いたといわれています。

サマータイムには、省エネルギーや温暖化ガスの削減、余暇が増えることによる消費の拡大など経済的なメリットもありますが、コンピューターのシステム変更が必要であることや、残業が増え労働強化につながるなどのデメリットがあるのです。

バリ島のあるインドネシアには、3つの時間帯（西部・中部・東部）があります。続いてはエリアごとの時差を詳しくみていきましょう。

インドネシアのタイムゾーン（同じ標準時を利用する地域や区分）は、UTC+7～UTC+9の3つがあります。「UTC」とは協定世界時のことです。UTCは、GMT（グリニッジ標準時）を調整し、世界共通の標準時として定められています。