ほっともっとの弁当は絶品揃い！コスパ良し・味良しの秘密は？

美味しいお弁当で人気の「ほっともっと」は、弁当業界で日本一となっています。ほっともっとは、株式会社プレナスが運営するお弁当チェーン店です。

プレナスは、もともと「ほっかほっか亭」を運営していた企業ですが、ほっかほっか亭の総本部と商標権を巡り対立したことで両社の関係が悪化し2008年にほっかほっか亭から離脱をします。

ほっかほっか亭からの離脱とともに、新たなお弁当屋さんである「ほっともっと」を事業展開していきます。プレナスは、ほっかほっか亭を2294店舗運営していましたが、そのうちの2028店舗と新たに契約をした50店舗を足した2078店舗でほっともっとをスタートさせました。

ほっともっとは出店済みの地域を含め各地に出店を進め2008年には弁当業界で2位の規模まで拡大しました。その後も、未出店の地域を中心に店舗展開を行い2009年には、弁当業界最大規模の「本家かまど家」を抜き弁当業界で日本一となっています。

ほっともっとは日本国内のみならず海外にも積極的に進出しています。海外の店舗は、中国や韓国、そしてオーストラリアです。中国へは2010年に、韓国へは2012年に、オーストラリアには2013年に営業開始しています。

日本一の規模を誇るほっともっとは近年では営業利益が悪化しています。2017、18年度の収益悪化の要因は、コストの増加にあるといわれています。

2018年度に関しては既存店舗の売上高は増収であり、なおかつ店舗数も増やしていて売上高自体は前年度を4.2％上回り1100億円と大きく伸ばしました。

しかし、営業損益はというと8億円の赤字となってしまったのです。赤字に転落した要因は、増収以上にコストがかかってしまったことによるものです。

ほっともっとを運営するプレナスは、2018年度の赤字の理由として「商品力強化への投資」や「人材確保および育成への投資」、「仕入れコストの上昇」を挙げています。

ほっともっとのメイン層は40代の男性となっていて、お弁当のメニューもメイン層に対するメニューがメインとなってたため、客層を拡げるために商品力の強化をに力を入れていきました。

客層を拡げるためには新メニューが欠かせませんが、メニューが増えると扱う材料の種類も増えてしまうためコストが増加してしまうのです。

そのコスト増加に対し売上高が上回れば収益になるわけですが、当初の売上高の計画を下回ってしまったことが営業赤字に陥ってしまった要因のひとつとなっています。

ほっともっとの営業利益が低下してしまったひとつの要因に、お弁当や惣菜が充実しすぎていることにあります。これは、ほっともっと内での話ではなく異業種が弁当業界に侵食してきていることです。

近年、コンビにではお弁当のほかに様々な惣菜も取り扱っており、弁当のほかにパスタやサンドイッチなど、ご飯に変わる主食が多くあることや、近年の健康ブームでご飯を含む炭水化物を多く含む食品が敬遠されがちになってきていることが挙げられます。

健康志向の高まりで、お惣菜のみで食事を済ます人たちも増え、お弁当屋より気軽に購入することができるコンビニの需要が高まっているのです。

また、近年ではドラッグストアでもお弁当の取り扱いが増えており異業種の弁当業界への侵食が増えていることも営業利益減少の要因のひとつとなっています。

ほっともっとの美味しいお弁当は、老若男女を問わず人気となっています。様々な年代から支持を集める理由は、ほっともっとの食へのこだわりがあるからこそです。どうしてほっともっとが人気のお弁当屋さんなのか、その秘密を紹介していきます。

ほっともっとのお弁当に使用されている素材には様々なこだわりがあります。国内外の生産地や食品工場に直接出向き、現地で素材の質を見極めながら仕入れを行なっています。

ほっともっとを運営するプレナスは、お弁当に使用するお米にもこだわっています。「日本のお米でたくさんの人を笑顔にしたい」という想いから、日本で生産された美味しいお米を使用しています。

ほっともっとをはじめとするプレナスのグループ会社では、1年間に日本で生産されているお米のうち約0.5%にあたる4万トンを使用しています。

日本各地で生産されているお米を各地から仕入れているほっともっとは、お米作りへのこだわりを持った生産者と協力し各地で生産された美味しいお米を使用しています。

プレナスは新鮮で美味しいお米を各店舗で提供するために1、994年に最初の精米センターを福岡県に設立しました。その後精米センターを各地に設立し、全国4箇所に拡大した精米センターで全国各地の美味しいお米を精米しています。

各精米センターでは、玄米が仕入れられると全ての玄米の袋からサンプルをとり、銘柄やお米の等級、水分量などの品質をチェックし基準をクリアした玄米のみ精米しています。

産地や銘柄ごとに違うお米の特性を熟練の職人さんが見極め最適な金芽米に磨いていきます。季節や気温、湿度に大きく左右されるため、それらを見極め細かく精米の数値を調整しています。

職人さんの熟練された手によって精米されたお米は、プレナス独自の美味しい味にブレンドされ、新鮮なままの状態で各店舗へ届けられます。「いつでも美味しいお米」を提供するために一切の妥協はせず心をこめた精米が毎日なされています。

精米センターで精米され、プレナス独自の味にブレンドされお米は各店舗ごとに炊飯をしています。お米が持つ美味しさを最大限に引き出すためにほっともっとの各店舗では大釜でお米を炊いています。

いつでも美味しいご飯を提供するためにほっともっとでは大釜の容量の6割ほどでお米を炊いています。大釜6割の容量で炊飯する理由は、強い火力でしっかりと対流を生み出しお米の粒一つ一つを際立たせるためと、できるだけ炊き立ての味を提供するために炊飯の数を増やすためです。

各店舗ごとに炊飯によるお米の味にバラつきがでないように炊飯マニュアルに沿って炊かれたお米は、どんなおかずにも相性が良くほっともっとのご飯は美味しいと評判で人気となっています。

「いつでも温かくて美味しいお弁当を味わってもらいたい」という想いから、ほっともっとでは店舗内での調理にこだわっています。ほっともっとの各店舗に設けられた厨房では、毎日できたての美味しいお弁当が提供されています。

「揚げたて」「焼きたて」「炒めたて」「煮たて」「炊きたて」にこだわるほっともっとでは、調理に使用する油や調理時間、調理器具など細かいところまで気を配りお弁当作りがされています。

ほっともっとは美味しいと人気のお弁当屋さんですが、人気の理由は美味しさだけでなく値段にもあります。美味しい上に値段がお手ごろとなっておりコスパが高いと評判になっています。

お米から各種おかずの素材までこだわったほっともっとのお弁当は、絶品でなおかつリーズナブルとなっています。ほっともっとの絶品おすすめメニューはいくつもあるので、お好みで選べるのもうれしいポイントです。

ここでは、ほっともっとのおすすめ絶品メニューを紹介していきます。お米や素材にこだわった絶品メニューの一部になりますので、お弁当選びの参考にしてください。

ほっともっとで、コスパが良く人気となっているお弁当が「のり弁」です。白身のフライとちくわの天ぷらが、ご飯の上に敷かれたのりの上に乗っており、定番のお弁当となっています。お値段も300円と大変お手ごろになっており、コスパに非常に優れているため人気のお弁当となっています。

「300円で味わえるお弁当で、この美味しさは絶品だ」と高評価となっている、ほっともっとの看板メニューです。また、プラス30円で「もち麦ごはん」に変更ができます。

続いてのほっともっとの絶品おすすめ弁当は、「すき焼き弁当」です。贅沢料理であるすき焼きをお手ごろなお値段で提供しているということで人気となっている絶品メニューです。牛肉に木綿豆腐、白菜、たまねぎ、春菊をほっともっと独自のタレで煮込み絶品の一品に仕上げられています。

すき焼き弁当のお値段は590円となっており、コスパが良いと評判になっています。お米はもち麦ごはんへ変更も可能となっているメニューです。

次に紹介する、ほっともっとのおすすめ弁当は、コスパに優れた「から揚げ弁当」です。お弁当の代名詞的とも言えるから揚げ弁当のから揚げは、衣はサクッと中はジューシーに仕上げられています。ごはんが進むおかずと高評価で、お値段も390円とコスパに優れているお弁当です。

4番目に紹介するほっともっとのおすすめ弁当は、「チキン南蛮弁当」です。ほっともっとのチキン南蛮は、外はカリッと中はふんわり仕上げられています。

たっぷりのタルタルソースがボリューム満点で、甘酢ソースを絡めて食べる絶品弁当です。お値段は500円となっておりコスパにも優れているお弁当です。

最後に紹介するほっともっとのおすすめ弁当は、「カットステーキ重」です。たまり醤油ベースのタレで味付けられたステーキは食べ応え十分となっていて、ごはんによく合うおかずとなっています。お値段も590円とリーズナブルな設定となっています。

お米や素材にこだわるほっともっとのお弁当は、コスパが良く大変美味しいと高評価です。弁当だけでなくおかずのみでの購入もできるので、ランチや夕食のメニューに困ったら、ぜひとも老若男女問わず人気となっているほっともっとのお弁当を食べてみてください。