帯広の美味しいスイーツ人気店めぐり17選!デザートやお土産のおすすめもご紹介

帯広の美味しいスイーツ人気店めぐり17選!デザートやお土産のおすすめもご紹介

小麦粉や卵、砂糖など美味しいスイーツの素材に恵まれた十勝・帯広はまさに「スイーツ王国」です。お得なスイーツめぐり券もあるので、観光しながら美味しいスイーツが楽しめます。この記事では人気の洋菓子から老舗の和菓子まで、帯広の美味しいスイーツ17選をご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.帯広の美味しいスイーツを食べよう!
  2. 2.帯広はこんな街
  3. 3.帯広の人気スイーツ店・6選
  4. 4.帯広の老舗スイーツ店・4選
  5. 5.帯広のお土産におすすめなスイーツ・4選
  6. 6.帯広の食後に食べたいおすすめスイーツ・デザート・3選
  7. 7.スイーツを食べても太りにくい「ゴールデンタイム」は?
  8. 8.帯広で絶品スイーツめぐりをしてみては?

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

帯広の美味しいスイーツを食べよう!

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十勝・帯広の中心街には「六花亭」や「柳月」をはじめ、スイーツの名店が数多くあります。これらの名店は帯広駅の近くまたは春駒通や電信通に比較的集中しているので、スイーツめぐりに最適なのも嬉しいポイントです。美味しいグルメを味わった後のデザートも充実しています。

帯広のスイーツは地場産の豊富で良質な原材料を使用

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「スイーツ王国」として知られる十勝・帯広のスイーツやデザートには地場産の良質な原材料が使われています。例えば十勝産小麦は輸入小麦に比べてデンプンがもちもちしているので、ケーキのスポンジがやわらかくしっとりした仕上がりになり、ビート糖はスイーツの味に深みを出します。

また、健康な牛から搾った生乳で作られたジェラートは、濃厚なのにさっぱりして食後のデザートにぴったりです。このように良質な原材料に恵まれた帯広のスイーツは「手頃な値段でありながら美味しい」ことで有名になり、このスイーツを求めて全国各地から観光客が訪れるようになりました。

帯広はこんな街

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帯広市は人口約16万6千人、北海道で6番目の規模を誇る都市です。豊かな自然と美しい風景、そして「帯広競馬場」や「六花の森」など観光名所がたくさんあることから毎年大勢の観光客が訪れます。近年では帯広のスイーツやデザートを楽しむ日帰りバスツアーも行われています。

「十勝」の中核都市

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帯広市は十勝地方にある1市16町2村の中核都市として機能しています。自然と調和した暮らしやすい都市を目指しており、街には緑が多く買い物の利便性が高いことが特徴です。東洋経済新報社による北海道内35市「住みよさランキング2017」では見事、道内第2位に選ばれました。

広大な十勝平野の中心に位置

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帯広市は広大な十勝平野のほぼ中心に位置しています。これは開拓時代、帯広に十勝地方の中核都市として、また農産物の集散地としての機能を持たせるために政府主導で都市計画が行われたためです。帯広市の道路が碁盤の目状になっているのは、このときの都市計画が元になっています。

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帯広の人気スイーツ店・6選

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帯広でスイーツめぐりをするなら十勝観光情報センターが発行している「スイーツめぐり券」がおすすめです。これは参加20店舗の中から好きな4店舗を選んで各店の美味しいスイーツ1個と引換券1枚を交換できるお得なチケットです。帯広競馬場に無料で入場できる特典も付いています。

スイーツめぐり券には、この記事で紹介する「トスカチーナ」や「ユトリベルグ」、「十勝トテッポ工房」も参加しているので、スイーツめぐりをする前にぜひ購入しておきましょう。スイーツめぐり券は帯広駅エスタ東館2階の十勝観光情報センターほか各参加店で販売しています。

「おかしの館のあくつ」

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「おかしの館のあくつ」は帯広市大正町にある創業80年の老舗の洋菓子店です。もともとは和菓子店でしたが、「これからは洋菓子だ」と時代を読んだ二代目の安久津允重氏によって洋菓子店として生まれ変わりました。現在では美味しいスイーツをめぐり道内外からたくさんのお客さんが訪れます。

国道236号線沿いにある本店は一見すると洋菓子店とは思えないほどシックな佇まいです。バターの香りが漂う店内には、1番人気のショートケーキや人気のアップルパイをはじめ、ミネラル分が多い極楽糖を使用した「ごく楽プリン」など食後のデザートにぴったりなスイーツが並んでいます。

ケーキ1個1個の価格が安く抑えられているので、子供のおやつとしてもおすすめです。十勝産小豆のつぶあんが入った「和がま」やミルク感たっぷりの「乳菓香」はお茶請けとしても人気があります。

Photo byYmon

「おかしの館のあくつ」を代表するスイーツとして有名なのが酪農王国十勝をイメージした「ミルクロード」です。長方形に切ったスポンジの上下にホワイトチョコをコーティングしたこのお菓子は、スポンジがしっとりとして美味しいと評判です。レトロな感じのパッケージも人気があります。

お土産には見た目もカラフルなマカロンや焼き菓子の詰め合わせセットがおすすめです。特に十勝産全粒粉やバターにこだわったクッキーは大人から子供まで人気があります。生チョコを石畳に見せた「北の石畳」などチョコ類も口どけが滑らかで美味しいと定評があります。

営業時間は9:00~18:00、元旦休みをのぞき不定休です。場所は帯広駅から国道236号線を経由して車で約25分、とかち帯広空港からは道道109号線を経由して車で約10分です。

住所 北海道帯広市大正本町本通3丁目9
電話番号 0155-64-5438

「あさひや」

Photo bysharonang

「あさひや」は帯広市の繁華街にある人気の洋菓子店です。札幌で6年、フランスで1年間修行したシェフ・中島健智氏が平成7年にオープンしたお店には、開店から閉店までお客さんが絶えません。

春駒通にあるお店は赤と白を基調としたおしゃれな外観です。店頭には季節の果物をふんだんに使ったスイーツが並び、見ているだけで心が躍ります。お店の1番人気は生地がふわふわなことで有名な「あさひやプレーンロール」です。休日はこのロールケーキをめぐり、大勢のお客さんが訪れます。

「子供からお年寄りまで愛されるお菓子」をコンセプトとしたあさひやのスイーツは、砂糖の甘みを抑え、素材の風味を活かしています。しかし美味しい砂糖でなければ美味しいスイーツは作れない、というシェフの考えのもと、十勝産の7種類の砂糖をスイーツによって使い分けています。

Photo by akira yamada

またあさひやでは地元のよつ葉乳業と提携し、十勝・帯広産のバターや生クリームを用いたスイーツづくりにも取り組んでいます。特に店内のイートインで食べられるソフトクリームは美味しいと評判です。ソフトクリームは定番のバニラやチョコのほか、「男梅ソフト」という変わり種もあります。

食後のデザートには季節の果物のジュレやプリンをどうぞ。日持ちするお土産であれば「はるこまマドレーヌ」などバターの風味が活きた焼き菓子がおすすめです。特にクマの形をしたスイーツ「くまのあしあと」はオレンジの風味がさわやかで、大人から子供まで人気があります。

営業時間は月曜日~金曜日は9:00~20:00、土曜日・日曜日・祝日は9:00~19:00です。不定休なので来店前に公式ホームページを確認してください。場所は帯広駅から春駒通を経由して車で約10分です。

住所 北海道帯広市西19条南4丁目19−4
電話番号 0155-38-2606

「スイーツカフェ トスカチーナ」

Photo by toshifukuoka

「スイーツカフェ トスカチーナ」は帯広の有名菓子店「柳月」が運営するカフェレストランです。帯広の中心地にある店舗は交通の便もよく、週末になると大勢の家族連れで賑わいます。

トスカチーナのコンセプトは、十勝・帯広の食材とイタリアの食文化のめぐり合いです。木のぬくもりを感じるカフェでは、道産牛のボロネーゼなど、十勝産の食材にこだわり抜いた美味しいイタリア料理が味わえます。十勝産のアスパラやホタテを用いた季節限定のメニューもおすすめです。

トスカチーナではデザートも充実しています。1番人気は柳月を代表するスイーツ「三方六」を使った「三方六と生クリームパフェ」です。しっとりとした三方六と生クリームの相性は抜群で、これを目当てに訪れるお客さんもいます。またイチゴやマンゴーなど季節の果物を使ったパフェも人気です。

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トスカチーナの1階は柳月の店舗になっています。三方六をはじめ、NHKの連続テレビ小説「なつぞら」に登場して話題になった「あんバタサン」など、きれいに並んだスイーツに思わず目移りしてしまいます。特にあんバタサンは十勝小豆と発酵バターの取り合わせが美味しいと評判です。

このほかイタリアをテーマにしているトスカチーナらしく、十勝小豆とイタリア栗をケーキに閉じ込めた「トカチョ」やパスタを揚げ菓子にした「パスタチーナ」など、お土産にピッタリな限定スイーツもあります。なお、スイーツめぐり券のおすすめ商品はこの「トカチョ」です。

営業時間は菓子店舗が9:30~20:00、カフェが11:00~21:00(オーダーストップは20:00)、定休日は火曜日です(カフェのみ)。場所は帯広駅から春駒通を経由して車で約10分です。

住所 北海道帯広市西18条南5丁目45−2
電話番号 0155-38-3966

「ユトリベルグ」

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「ユトリベルグ」は帯広の繁華街・春駒通にある人気の洋菓子店です。シェフの藤田歩氏はもともと池田町の和洋菓子店「ふじた」(閉店)で父・藤田幸平氏とともに菓子作りをしていましたが、平成10年に帯広に独立しました。現在では本店、木野店、エスタ店の三店舗で営業しています。

ユトリベルグのスイーツ作りは十勝産の新鮮な素材にこだわっています。例えば卵は道産米で育てた音更町の「ゆめたまご」を、牛乳は青草を食べてのびのびと育った帯広畜産大の「畜大牛乳」を使用しています。そのほか小麦粉やバター、砂糖もスイーツにあわせた道産素材を使い分けています。

春駒通にある本店では、かわいらしいクマの看板がお出迎えしてくれます。本店の近くには「トスカチーナ」や「あさひや」もあるので、街のスイーツめぐりにピッタリなのも嬉しいポイントです。

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ユトリベルグの名物スイーツといえば開店当初からある「春駒チーズ」でしょう。お店が春駒通に面していることからこの名がついた一口サイズのチーズケーキは、生地がふわふわで心地よい食感です。クリームチーズをふんだんに使用しているので味は濃厚ですが、クセは全くありません。

お土産には「こぐまのMO・NA・KA」がおすすめです。これはクマの形をした最中の中にくるみキャラメルとお餅に見立てたマシュマロが入っているという和洋折衷のスイーツで、特に子供に人気です。なお、スイーツめぐり券のおすすめ商品は「十勝晴れマドレーヌとクッキーのセット」です。

営業時間は本店および木野店が10:00~19:00、エスタ店が8:30~19:00です。定休日は水曜日(エスタ店のみ第3水曜日)です。場所は帯広駅から春駒通を経由して車で約10分です。

住所 北海道帯広市西17条南4丁目15-7
電話番号 0155-33-0134(本店)

「菓子の家」

Photo byla-fontaine

「菓子の家」は白樺通の近くにある人気の洋菓子店です。元は本別町で営業していましたが「帯広で挑戦してみたい」というシェフ・佐藤孝之氏のたっての希望で、平成23年に帯広に移転しました。

菓子の家では美味しいスイーツを作るため、材料の品質管理を徹底しています。例えば帯広の乳業メーカーからバターや生クリームを仕入れる際は、温度を5度以下に保つ専用ボックスに入れて運んでもらっています。これは全てお客さんに美味しいものを食べて欲しいというシェフのこだわりです。

またスイーツに使う卵は地元・くさなぎ農園の平飼い卵を使用するなど、産地にも妥協を許しません。おしゃれなカントリー風の店舗のショーウィンドウには季節の果物をふんだんにつかったケーキや発酵バターを練り込んだサクサクのパイ、タルトなどが並び、連日大勢のお客さんが訪れます。

Photo by378322

お店の看板スイーツは「シュークリーム」です。皮が固いタイプから柔らかいタイプまで数種類ありますが、その最大の特徴は何といってもクリームにあります。これは本場フランスの味を再現したもので、ぶるぶる震える卵たっぷりの濃厚なクリームがサクサクと香ばしいシュー皮によく合います。

濃厚でまろやかな「うちのプリン」やイチゴやキウイなどの果物を浮かべた「ミネラルウォーターゼリー」は食後のデザートとしておすすめです。お土産用には種類も豊富な焼き菓子をどうぞ。スイーツと同じ素材で作った生アイスも美味しいと評判です。

営業時間は10:00~20:00まで、定休日は火曜日です。場所は帯広駅から西3条通を経由して車で約5分です。白樺通を経由する場合は、坂野産科婦人科の角を曲がり、少し進んだ通り沿いにあります。

住所 北海道帯広市西9条南11丁目2−1
電話番号 0155-66-9035

「十勝トテッポ工房」

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「十勝トテッポ工房」は旧十勝鉄道跡にある緑地帯「とてっぽ通り」沿いにある洋菓子店です。「トテッポ」とは十勝鉄道の蒸気機関車の愛称で、昭和34年に営業を停止するまで人や砂糖の原料になるビートを輸送していました。十勝トテッポ工房の真っ黒な外観と名前はこの機関車に由来します。

もともと十勝トテッポ工房は十勝・帯広産の美味しいチーズの情報発信の場になるようチーズケーキの専門店としてスタートしました。これは地元の十勝毎日新聞が運営しているためです。しかし現在では種類豊富なケーキからお土産用の焼き菓子、雑貨類まで扱う人気店に成長しました。

店舗のスイーツは小麦粉や砂糖、バターにいたるまですべて北海道産の原材料を使用しています。特にチーズは十勝地方に数十カ所あるチーズ工房から取り寄せたものを使い分けています。

Photo by Yuya Tamai

十勝トテッポ工房の看板商品はスイーツめぐり券のおすすめ商品でもある「北海道フロマージュ」です。クリームチーズの濃厚な味わいにフレッシュチーズのさわやかさとマスカルポーネのミルキーな風味を加えた一口サイズのチーズケーキは、食後のデザートやお土産用に大変人気があります。

そのほかビート糖を使ったスイーツも人気です。ビート糖はまるでキャラメルのような香ばしい風味が特徴の茶色い砂糖で、特に生クリームとの相性は抜群です。併設されたカフェでは、購入したスイーツをそのままいただけます。ロールソフトなどカフェオリジナルメニューも充実しています。

営業時間は10:00~18:00まで、年中無休です。場所は帯広駅から車で約3分、徒歩なら約10分です。スイーツめぐりに来たついでに、とてっぽ通りを散歩してみるのもおすすめです。

住所 北海道帯広市西6条南17丁目3−1
電話番号 0155-21-0101

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帯広のお土産おすすめランキングTOP27!人気スイーツや定番のお菓子もご紹介
帯広の名産を使用したこだわりのある銘菓から、地元で愛されている銘菓など、人気のスイーツや定番のお菓子のお土産をご紹介します。この記事を見て、小さなお子様からお年寄りの方まで様々な世代の帯広土産の参考にしていただき、自分好みのお土産を見つけましょう。

帯広の老舗スイーツ店・4選

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戦前からお菓子の材料の小麦粉や砂糖、小豆の一大産地である帯広には、半世紀以上も続いている老舗の製菓店が数多くあります。帯広の老舗スイーツ店を4つ、ご紹介します。なお「クランベリー」はスイーツめぐり券の参加店です。

「クランベリー本店」

Photo byauntmasako

「クランベリー」は昭和47年に創業した老舗の洋菓子店です。もともとは「アンデルセン」という店名でしたが、道外の製パン会社と名称が同じだったため新名称を公募し、平成12年に現在の名称に変更されました。現在では本店と白樺通店、弥生通店、エスタ店、札内店の5店舗で営業しています。

クランベリーといえば何といっても「スイートポテト」です。サツマイモを1本丸ごと使った豪快なスイーツは美味しい上に食べ応えがあります。これは社長の水戸部昭二氏が開店当初に開発したもので、現在でも来店客の9割が購入する人気商品です。道外の物産展でも販売されています。

サツマイモは全国各地から特大サイズを選んで取り寄せています。またサツマイモの状態にあわせて砂糖を控えたり、逆に牛乳を足したりして調整しています。熟練の職人でなければできない技です。

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小さなお城のような外観の帯広本店にはイートインスペースがあり、購入したスイーツをそのままいただけます。スイートポテトに皮つきのオレンジをのせた「ソレイユ」やスイーツめぐり券のおすすめ商品「ポテトパイ」もイチオシです。沖縄産の紅芋を使った読谷ソフトクリームも人気です。

お土産にはクッキーがおすすめです。十勝産小麦を使用した「シァンルルクッキー」は食べ飽きることのない、素朴な味わいの昔風クッキーです。郷愁を誘われる「ガブリエルクッキー」は、マラソン選手のガブリエル・アンデルセン氏が来店した際に教わったスイス風クッキーです。

営業時間は9:00~20:00(本店)、年中無休です。場所は帯広駅から西3条通を経由して車で約6分です。「六花亭」や「柳月」も近くにあるので、徒歩でスイーツめぐりをするのもおすすめです。

住所 北海道帯広市西2条南6丁目
電話番号 0155-22-6656

「福いち」

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「福いち」は春駒通にある老舗の団子屋です。福いちの社長はもともと帯広の街中にあった和菓子の名店「お多福」(閉店)で働いていましたが、平成7年に独立して現在の場所に店を構えました。

お店の外観は「だんご」と大きく描かれた看板があるだけの簡素な作りとなっています。お団子の種類はあん、黒ゴマ餡、白ゴマ餡、青えんどう、しょうゆ、焼団子の全6種類で、注文を受けてから餡をのせてくれます。

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お団子は柔らかめで、お年寄りから小さな子供まで食べやすいサイズです。あんは少し甘めで、さらりとしています。青えんどうは上品な豆の味がして、美味しい和菓子を食べている感じです。ゴマの風味が活きた黒ゴマ餡、白ゴマ餡は昔ながらの味がして特におすすめです。

地元で長年愛されてきた人気の老舗店ですが、保存料や添加物を一切使っていないので日持ちしない上、すぐに固くなるのでお土産にはあまり向いていません。店内にはイートインスペースもあるので、帯広でスイーツめぐりをする際にぜひ立ち寄っておくことをおすすめします。

営業時間は10:30~17:00まで、定休日は月曜日・火曜日です。場所は帯広駅から公園大通と春駒通を経由して車で約10分です。駐車場(8台)はカラオケ「まねきねこ」の正面左側にあります。

住所 北海道帯広市西16条南4丁目32−9
電話番号 0155-35-5116

「高橋まんじゅう屋」

Photo by Yuya Tamai

「高橋まんじゅう屋」は電信通商店街にある人気の大判焼き店です。昭和29年創業の老舗店で、地元では「たかまん」の愛称で親しまれており、連日大勢のお客さんが大判焼きを買いに訪れます。

年季の入った焼き台の前に立つのは三代目の高橋道明氏です。「自分で食べて美味しいと思えるものをお客さんに出したい」という信念の元、作り置きはせず、お客さんの流れを見ながら1個1個丁寧に大判焼きを焼き上げています。大判焼きの種類はあんことチーズの2種類です。

店の大釜で毎日炊き上げている自慢のあんこは甘さ控えめで香ばしい生地とよく合います。あんこに使用している小豆はもちろん十勝産です。一方チーズは塩味がきいていて、甘いものが苦手な人にもおすすめです。5個以上買うと経木(木製の包装紙)で包んでくれるのも嬉しいポイントです。

Photo by Yuya Tamai

店舗の客層は地元の人をはじめ、お土産を買いに来たサラリーマンや近所の高校に通う学生など実にさまざまです。比較的学生が多いことから受験がたけなわな時期には「勝」や「合格」の焼き印入り大判焼きの注文が大量に入ることもあり、店はその対応に追われます。

そのほか店舗では肉まんや蒸しパンも販売しています。特に肉まんは饅頭の部分はフカフカ、餡は玉ねぎの甘みとニンニクの香りがきいて絶品です。子供のおやつに、お土産に、地元で60年以上愛され続けている名店ながらリーズナブルな価格であることも人気の秘密です。

営業時間は9:00~18:30まで、定休日は水曜日です。場所は帯広駅から国道236号線を経由して車で約6分です。駐車場(7台)もありますが、休日は混雑しやすいのでご注意ください。

住所 北海道帯広市東1条南5丁目19−4
電話番号 0155-23-1421

「六花亭 本店」

Photo by othree

「六花亭」は帯広市に本社を置く老舗の製菓店です。その歴史は初代・小田豊四郎氏が昭和8年に札幌千秋庵からのれん分けで帯広千秋庵を任されたことから始まります。昭和27年、市制施行20年式典のお土産用として銘菓「ひとつ鍋」を考案したことで、その名が一気に評判になりました。

その後、小田氏は帯広の乳製品に着目し、昭和52年には北海道を代表する銘菓「マルセイバターサンド」の販売を開始しました。これは小田氏が東京で食べたレーズンウィッチを元にしたものですが、クッキーがバターでふやけないようにするのが難しく、開発に5年を要しました。

バターサンドは濃厚なバターとクッキーの口どけが良く、たちまち大ヒットしました。同年、千秋庵ののれんを返上し「六花亭製菓」に社名変更、現在でもさまざまなお菓子の開発を続けています。

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帯広市の中心街にある本店の1階では、「マルセイバターサンド」をはじめ「チョコマロン」、「百歳」など、さまざまなスイーツが1個単位でバラ売りされています。イートインの「サクサクパイ」や「マルセイアイスサンド」は本店以外では北海道数店舗でしか食べられない貴重な一品です。

本店2階は喫茶室になっており、六花亭オリジナルスイーツをはじめ、ピザやハヤシライスといった軽食が味わえます。六花亭のポイント(86ポイント)で入室できるお得意様ラウンジ「極楽」では、極楽ロールやパイなど、ここでしか食べられないスイーツが食べ放題です。

営業時間は店舗は9:00~18:30まで、喫茶室は11:30~17:00です。年中無休ですが、喫茶室のみ水曜日が定休日なのでご注意ください。場所は帯広駅から車で約5分です。

住所 北海道帯広市西二条南9-6
電話番号 0155-24-6666

帯広の六花亭本店はおすすめのスイーツがいっぱい!定番のお菓子や喫茶室とは?のイメージ
帯広の六花亭本店はおすすめのスイーツがいっぱい!定番のお菓子や喫茶室とは?
六花亭といえば北海道のお土産の定番ですが、地域に根差し地元帯広の方からも絶大な人気を誇ります。今回は、そんな六花亭の帯広本店でおすすめのお菓子や喫茶室についてご紹介します。六花亭創業の地、帯広で美味しいスイーツを堪能してみてはいかがでしょうか。

帯広のお土産におすすめなスイーツ・4選

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

十勝・帯広の玄関口・とかち帯広空港でもさまざまなお土産が買えますが、せっかく帯広観光に来たからには帯広ならではのお土産を選びたいものです。帯広のお土産におすすめのスイーツを4つ、ご紹介します。なお「柳月」と「華どら」はスイーツめぐり券の参加店です。

北の自然菓 柳月 大通本店「三方六」

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「三方六」は帯広にある老舗製菓店「柳月」を代表する銘菓です。この名前は開拓時代、ストーブで燃やす薪を六寸に割ったことに由来します。バウムクーヘンにチョコで模様を描き白樺の薪そっくりに仕上げたこのスイーツは、卵たっぷりのしっとりとした生地が美味しいと評判です。

このしっとりとした生地は、休ませながら焼いたり、卵と小麦粉の配合を工夫してみたりと、長年の研究開発の末に生まれました。また材料は、製粉会社と協力して開発した十勝産の小麦粉や道産の砂糖、バターを使用するというこだわりです。賞味期限も21日なので、お土産にも向いています。

なお、スイーツめぐり券のおすすめ商品は「三方六の小割」(プレーン)です。営業時間は8:00~19:00、年中無休です。場所は帯広駅から国道236号線を経由して徒歩7分です。

住所 北海道帯広市大通南8丁目15
電話番号 0155-23-2101

よねくら「バナナ饅頭」

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「バナナ饅頭」は池田町の米倉商店で製造している銘菓です。その誕生は明治38年、初代・米倉三郎氏が当時高価だったバナナをお客さんに手軽に味わってもらおうと考案したのがはじまりです。バナナの香りがする饅頭はたちまち評判になり、地元を代表するお土産として有名になりました。

バナナ饅頭の特徴は何といっても、そのバナナの芳香にあります。実はバナナは入っておらず特注のバナナ香料で匂いをつけていますが、地元ではバナナよりも美味しいと評判です。特製の焼き型でバナナの形に焼き上げたお饅頭の中身は甘さ控えめの白あんで、いくつでも食べられそうです。

そのままでも美味しいですが、少し温めると香りが引き立つのでおすすめです。バナナ饅頭は池田町の「レストランよねくら」ほか、帯広駅構内の四季彩館またはエスタ西館で販売しています。

住所 帯広市西2条南12丁目4 JR帯広駅構内
電話番号 0155-67-6660(北海道四季彩館 帯広店)

Happiness Dairy「ミルク&クッキークリームチョコレート」

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「ミルク&クッキークリームチョコレート」は池田町の「Happiness Dairy」で製造・販売している人気のスイーツです。Happiness Dairyは地元の酪農家・嶋木牧場が立ち上げた自社ブランドで、同社で手掛けるジェラートなどのスイーツは、すべて嶋木牧場で生産した生乳を使っています。

ミルク&クッキークリームチョコレートの箱にはミルクチョコレートとクッキー入りホワイトチョコの2種類が入っています。ミルクチョコは濃厚、ホワイトチョコはクッキーのサクサクした食感が楽しめます。1箱40枚入り、個別包装なのでバラまき用のお土産としてもおすすめです。

保冷剤が持つ距離であれば、看板商品のアイスクリームもぜひどうぞ。ミルク&クッキークリームチョコレートは池田町のHappiness Dairyの店舗のほか、帯広駅構内のエスタ西館でも販売しています。

住所 帯広市西2条南12丁目 JR帯広駅構内
電話番号 0155-23-2181(エスタ帯広西館)

華どら「どら焼き」

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どら焼き専門店「華どら」では、さまざまな種類の創作どら焼きを製造・販売しています。もともとは「柏林台秀月」(閉店)という和洋菓子店でしたが、現在の社長・高木克安氏は色々な味を創作できるどら焼きに活路を見出し、どら焼き専門店として再スタートしました。

華どらのどら焼きは全18種類、小倉あんやずんだといった定番から生チョコバナナやラムレーズン、ティラミスまで、ちょっと他では食べられない珍しいどら焼きもあります。生クリーム入りは日持ちしませんが、小倉あんやバター醤油は常温保存可能なのでお土産としておすすめです。

なお、スイーツめぐり券のおすすめ商品は「どら焼き全種類」です。営業時間は10:00~19:00、定休日は日曜・祝日です。場所は帯広駅から国道236号線を経由して車で約10分です。

住所 北海道帯広市東6条南5丁目18−1
電話番号 0155-20-7711

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帯広のお土産おすすめランキングTOP27!人気スイーツや定番のお菓子もご紹介
帯広の名産を使用したこだわりのある銘菓から、地元で愛されている銘菓など、人気のスイーツや定番のお菓子のお土産をご紹介します。この記事を見て、小さなお子様からお年寄りの方まで様々な世代の帯広土産の参考にしていただき、自分好みのお土産を見つけましょう。

帯広の食後に食べたいおすすめスイーツ・デザート・3選

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コッテリした帯広グルメを楽しんだ後は、さっぱりしたデザートをどうぞ。帯広には旬の果物や野菜を使った美味しいデザートが食べられるお店がたくさんあります。帯広のグルメを楽しんだ後に食べたいデザートを3つ、ご紹介します。なお「ウエモンズハート」はスイーツめぐり券の参加店です。

ウエモンズハート「ジェラート」

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広瀬牧場の自社ブランド「ウエモンズハート」では、新鮮な生乳で毎日手作りしているジェラートが味わえます。なんと牛舎のすぐ横に店舗があり、時折牛の鳴き声が聞こえてきます。店頭では130種類のレシピから厳選して14種類のジェラートを提供しており、どれにしようか迷ってしまうほどです。

またジェラートに使っている果物や野菜も、十勝産の無農薬・有機栽培ものにこだわっています。季節に応じてさまざまなジェラートが販売されますが、ミルクの味わいがそのまま活きた「牧場のミルク」は年間を通じて人気です。帯広のグルメを楽しんだ後のデザートとしてもおすすめです。

スイーツめぐり券のおすすめ商品は広瀬牧場の「搾りたて牛乳」です。営業時間は10:00~18:00、定休日は3、11、12月の水曜日です。場所は帯広駅から国道236号線を経由して車で約15分です。

住所 北海道帯広市西23条南6丁目13
電話番号 0155-33-6064

ディッピンドッツ アイスクリーム 帯広店 「レインボー」

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「ディッピンドッツ アイスクリーム 帯広店」では、-196℃の超低温で色々な素材を瞬時に凍らせ、丸いつぶつぶにした新食感のアイスが味わえます。全国各地にチェーン店がありますが、見た目もカラフルで楽し気なアイスは帯広でもたちまち評判になりました。

一番人気は口に入れた瞬間ラムネが弾ける「レインボー」です。レインボーとバニラ、チョコとストロベリーなど、ミックスフレーバーも楽しさ抜群です。材料に卵を使用していないので、卵アレルギーの人も安心なのはもちろん、食後のデザートとてもさっぱりといただけます。

営業時間は11:00~18:00、定休日は月曜日です。場所は帯広駅から常磐通を経由して車で約15分です。駐車場もあります。

住所 北海道帯広市自由が丘1丁目12
電話番号 0155-38-5000

ジュエリー ジェラート 「ソルベ」

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「ジュエリージェラート」は新緑通り沿いにある人気のジェラート店です。赤を基調としたおしゃれな外観の店舗では、常時14種類以上のフレーバーが置いてあります。季節や仕入れの状況に応じて毎日違うフレーバーを提供しているので、食べ飽きることがないことも嬉しいポイントです。

お店の人気商品は旬の果物や野菜を使用した「ソルベ」です。バナナやマンゴーなど、追熟させた果物の果汁100%のソルベは口どけがサラリとしているのに滑らかで、果物そのものを食べているようです。こってりした帯広グルメを楽しんだ後のデザートとしてもおすすめです。

営業時間は4月~9月が11:00~20:00、10月~3月が11:00~17:00、定休日は4月~9月は無休、10月~3月は月曜日と第二火曜日です。場所は帯広駅から車で約5分です。

住所 北海道帯広市西10条南14丁目2
電話番号 0155-67-0206

スイーツを食べても太りにくい「ゴールデンタイム」は?

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スイーツ好きであれば誰しも「スイーツや食後のデザートは食べたいけれど太りたくない」という願望を抱いているでしょう。確かに高カロリーなスイーツはダイエット向きの食品とは言えません。それではスイーツを食べても太りにくい「ゴールデンタイム」は存在するのでしょうか。

ズバリ15時!

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そのゴールデンタイムとはズバリ15時です。これは脂肪の合成を促すタンパク質「BMAL1」の分泌量が1番減る時間帯が14時~15時であるためです。BMAL1の分泌量が少なければスイーツやデザートを食べても脂肪として蓄えにくく、結果的に太りにくいことがわかっています。

3時のおやつは嘘じゃない

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このように3時のおやつには合理的な理由があります。逆に夜はBMAL1の分泌量が急上昇するため、夕食後のデザートは一番危険です。スイーツを食べるなら14時~15時に少しだけ、という食べ方が理想です。食べ過ぎたら軽く運動して糖を消費すると、脂肪になりにくいのでおすすめです。

帯広で絶品スイーツめぐりをしてみては?

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十勝・帯広のスイーツの名店やお土産スイーツ、デザートをいくつかご紹介しました。「スイーツ王国」帯広には、ご紹介した以外にも美味しいスイーツがまだまだたくさんあります。十勝・帯広を訪れた際は、観光名所の探索ついでに絶品スイーツめぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

dmi30
ライター

dmi30

北海道在住。牛や馬、羊が身近にいる自然豊かな場所で暮らしています。旅行が趣味で、気の赴くまま北海道のあちこちを旅してまわっています。旅先で美味しそうなものを見つけたら、食べずにいられない食いしん坊。宿泊先はホテルよりユースホステルやドミトリーを利用しています。北海道を中心に、素敵な場所や旅先での楽しみ方、グルメ情報などをお届けします。

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