肉じゃがに合うじゃがいもの種類はコレ!品種別の特徴や美味しくつくるコツも紹介

肉じゃがに合うじゃがいもの種類はコレ!品種別の特徴や美味しくつくるコツも紹介

日本では、多くの種類のじゃがいもが流通し、さまざまな料理で親しまれています。特に「肉じゃが」は、家庭料理の代表格。しかし、肉じゃがは難しい家庭料理ともいわれ、その理由のひとつに「じゃがいもが煮崩れしやすい」ことが挙げられます。そこで今回は、肉じゃがにぴったりなじゃがいもの種類や、肉じゃがが煮崩れしないコツを紹介します!

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    記事の目次

    1. 1.肉じゃがに合うじゃがいもの種類は?
    2. 2.肉じゃがには煮崩れしにくい粘質系のじゃがいもの種類がおすすめ!
    3. 3.メークインを使った美味しい肉じゃがのレシピ
    4. 4.ホクホク柔らか食感の肉じゃがを作りたいなら粉質系のじゃがいもの種類もおすすめ
    5. 5.男爵を使った肉じゃがレシピ
    6. 6.新じゃがを肉じゃがに使う場合
    7. 7.肉じゃがはじゃがいもの種類で作り方も変えよう

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    肉じゃがに合うじゃがいもの種類は?

    じゃがいも
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    身近な食材「じゃがいも」は、焼く・煮る・揚げる・蒸かすの万能選手。ビタミンやカリウムが豊富でどんな食材とも相性がよく、1年を通して手に入るため使い勝手がいいことが特徴です。

    ひとくちに「じゃがいも」と言っても、「男爵」や「メークイン」などの種類があります。定番の品種に加え、「きたあかり」や「インカのめざめ」「デストロイヤ(グランド ペチカ)」などの珍しい品種も見かけるようになりました。

    煮たり焼いたりと万能なじゃがいもですが、品種や種類によって特徴が異なるので、それぞれに合った調理法あります。今回は和食の定番「肉じゃが」に適したじゃがいもにスポットを当てて紹介していきます。

    じゃがいもの種類

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    じゃがいもは、全世界でおよそ2000種類ほどあると言われています。日本国内では、そのうちの20種類ほどが一般的に流通していますが、近年では栽培されている種類が増え、見た目も味も様々です。

    じゃがいもは主に「粘質系」と「粉質系」に分けられます。粘質系のじゃがいもは煮崩れしにくい特徴があり、煮込み料理に向いています。粉質系のじゃがいもはホクホクとした食感で、煮崩れしやすく、ポテトサラダやコロッケなどに向いています。

    じゃがいもの種類
      じゃがいもの種類 特徴 合う料理
    粘質系
    • メークイン
    • はるか
    • とうや
    • 十勝こがね
    • 煮崩れしにくい
    • 見た目にでこぼこが少ない
    • なめらかな舌触り
    • 煮物やカレーにおすすめ
    • 肉じゃがなどの煮物
    • カレーなどの煮込み料理
    粉質系
    • 男爵
    • キタアカリ
    • ホッカイコガネ
    • アンデスレッド
    • 煮崩れしやすい
    • でこぼこした見た目
    • ホクホクした食感
    • サラダやコロッケにおすすめ
    • ポテトサラダ
    • コロッケ
    • じゃがバター
    • ポタージュ

    肉じゃがには煮崩れしにくい粘質系のじゃがいもの種類がおすすめ!

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    肉じゃがを作るときは、煮込み料理にぴったりな粘質系のじゃがいもがおすすめ。一般的に手に入りやすい「メークイン」は、特にきめが細かく煮崩れしにくい特徴があります。

    メークインを使った美味しい肉じゃがのレシピ

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    メークインを使えば、肉じゃがも煮崩れしにくく上手に仕上がります。作り方も簡単ですので、ぜひ煮崩れしない肉じゃがに挑戦してみましょう!

    煮崩れしない肉じゃがの作り方(メークイン)
    煮崩れしない肉じゃがの作り方(メークイン)
    材料
    (作りやすい分量)
    じゃがいも(メークイン) 3個~4個
    にんじん 1本
    玉ねぎ 1個
    豚バラ肉 200g
    だし汁(水+顆粒だしでもOK) 500ml
    しょうゆ 大さじ4
    砂糖 大さじ3
    みりん 大さじ2
    サラダ油 大さじ1
    作り方
    1. じゃがいもは皮を剥いて大きめにカットし、5分程度水にさらす
    2. にんじんは小さめの一口大に、玉ねぎはくし切りに、豚バラ肉は5cm程度に切っておく
    3. 鍋にサラダ油をひいて豚肉を入れ、ほんのり色が変わるまで炒める
    4. じゃがいも・にんじん・玉ねぎを加えて、全体に油がなじんだらだし汁を加えて強火で煮込む
    5. 5分ほど煮込んでアクが出てきたら取り除く
    6. 砂糖と醤油の半量を鍋に加え、中火にして落し蓋をして野菜に火が通るまで煮込む
    7. 野菜にに火が通ったら、残りの醤油とみりんを加えて、煮汁が半量程度になるまで煮込んで完成

    調理のコツ

    料理
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    粘質系のじゃがいもでも、絶対に煮崩れないというわけではありません。いくつかのコツをおさえておくと、より崩れにくくなるので、ぜひ覚えておくといいでしょう。

    粘質系じゃがいも(メークイン)で肉じゃがを作るコツ

    • 大きめに切る
    • 切った後は水にさらす
    • 炒めるときはしっかりと油をまとわせる
    • 炒めるとき・煮込むときは混ぜすぎない

    じゃがいもは大きめに切り、水でさらすと周りのでんぷんが流されて煮崩れしにくくなります。さらに、炒めるときはしっかりとじゃがいもの表面に油をコーティングするようにしましょう。

    過熱を始めたら、必要以上に触りすぎないようにしましょう。また、煮汁を少なめにすることもポイントです。

    煮崩れないようにするコツは、粘質系だけでなく、粉質系のじゃがいもも基本的には同じです。肉じゃがだけでなくシチューやカレーも同様ですので、応用してチャレンジしてみましょう!

    ホクホク柔らか食感の肉じゃがを作りたいなら粉質系のじゃがいもの種類もおすすめ

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    ホクホクとした食感が魅力の粉質系のじゃがいもは、一般的にでんぷん量が多く煮崩れしやすい特徴があります。そのため、ポテトサラダやコロッケなどに向いています。しかし、煮物が作れないわけではないので、コツをおさえて作りましょう!

    男爵を使った肉じゃがレシピ

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    男爵で肉じゃがを作る場合も、基本的にはメークインなどの粘質系のじゃがいもと同じ作り方で大丈夫です。男爵で作ったじゃがいもはホクホクとして、じゃがいもらしい味わいが楽しめます。

    フライパンで作る男爵の肉じゃが
    フライパンで作る男爵の肉じゃが
    材料
    (作りやすい分量)

    じゃがいも(男爵)

    3個~4個
    にんじん 1本
    玉ねぎ 1個
    豚バラ肉 200g
    だし汁(水+顆粒だしでもOK) 300ml
    しょうゆ 大さじ4
    砂糖 大さじ3
    みりん 大さじ2
    サラダ油 大さじ1
    作り方
    1. じゃがいもは皮を剥いて大きめにカットし、5分程度水にさらす
    2. にんじんは小さめの一口大に、玉ねぎはくし切りに、豚バラ肉は5cm程度に切っておく
    3. 水にさらしたじゃがいもを耐熱皿に乗せ、電子レンジ(500W)で5分ほど加熱し、火を通す
    4. じゃがいもに火が通ったら冷ましておく
    5. 深めのフライパンにサラダ油をひいて豚肉を入れ、ほんのり色が変わるまで炒める
    6. にんじん・玉ねぎを加えて炒める
    7. 野菜がしんなりしてきたらじゃがいもを加え、全体に油をなじませる
    8. だし汁を入れて煮込み、アクが出てきたら取り除く
    9. しょうゆ・砂糖・みりんを加えて落し蓋をし、野菜に火が通り、煮汁が少なくなったら完成

    調理のコツと注意点

    調理のコツ
    Photo bycongerdesign

    男爵などの粉質系じゃがいもで肉じゃがを作るときは、いくつかのコツと注意点があります。

    • 大きめに切り、水にさらしてから使う
    • 煮込む前に電子レンジで加熱して、冷ましてから使う
    • 煮汁は少なめにし、煮込む時間を短くする
    • 作り置きには向かない

    大きめに切ることや水にさらしてから使うことは、粘質系のじゃがいもと同じです。メークインなどの粘質系じゃがいもと違う点は、あらかじめ電子レンジで加熱し、火を通しておくことで煮込む時間を短縮する点です。

    あらかじめ加熱しておくことで、少ない煮汁で短時間煮込むだけでも美味しく仕上がります。男爵などの粉質系じゃがいもは、粘質系に比べてでんぷんが多く傷みやすいため、肉じゃがなど煮物の作り置きには向かないので注意が必要です。

    新じゃがを肉じゃがに使う場合

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    新じゃがはみずみずしいフレッシュな味わいで、煮崩れしにくい特徴があります。しかし、水分量が多いために味が染み込みにくいという特徴も併せ持ち、素材そのものの味わいを楽しめます。

    新じゃがを肉じゃがにする場合は、じゃがいも自体に水分が多いため、煮汁を少なめにするといいでしょう。煮崩れが心配な場合は、皮を剥かずによく洗って使うのもおすすめです。

    肉じゃがはじゃがいもの種類で作り方も変えよう

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    じゃがいもは大きく分けて2種類あり、煮崩れしにくい粘質系と煮崩れしやすい粉質系があります。肉じゃがに向いているのは粘質系のメークインなどですが、粉質系の男爵もホクホクとして美味しく仕上がります。

    じゃがいもは種類によって、合う料理や調理法が異なります。ちょっとしたコツをおさえるだけで上手に美味しく作れるので、ぜひ活用してみましょう!

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    渡邉こみつ
    ライター

    渡邉こみつ

    茨城在住の主婦ライター、渡邉こみつです。3人の娘と仲良く戦いながら、母・嫁・ライターとして日々奮闘中。子供を持つ田舎の主婦の目線から、皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思います!

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