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肉じゃがに合うじゃがいもの種類は?
身近な食材「じゃがいも」は、焼く・煮る・揚げる・蒸かすの万能選手。ビタミンやカリウムが豊富でどんな食材とも相性がよく、1年を通して手に入るため使い勝手がいいことが特徴です。
ひとくちに「じゃがいも」と言っても、「男爵」や「メークイン」などの種類があります。定番の品種に加え、「きたあかり」や「インカのめざめ」「デストロイヤ(グランド ペチカ)」などの珍しい品種も見かけるようになりました。
煮たり焼いたりと万能なじゃがいもですが、品種や種類によって特徴が異なるので、それぞれに合った調理法あります。今回は和食の定番「肉じゃが」に適したじゃがいもにスポットを当てて紹介していきます。
じゃがいもの種類
じゃがいもは、全世界でおよそ2000種類ほどあると言われています。日本国内では、そのうちの20種類ほどが一般的に流通していますが、近年では栽培されている種類が増え、見た目も味も様々です。
じゃがいもは主に「粘質系」と「粉質系」に分けられます。粘質系のじゃがいもは煮崩れしにくい特徴があり、煮込み料理に向いています。粉質系のじゃがいもはホクホクとした食感で、煮崩れしやすく、ポテトサラダやコロッケなどに向いています。
じゃがいもの種類 | 特徴 | 合う料理 | |
---|---|---|---|
粘質系 |
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粉質系 |
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肉じゃがには煮崩れしにくい粘質系のじゃがいもの種類がおすすめ!
肉じゃがを作るときは、煮込み料理にぴったりな粘質系のじゃがいもがおすすめ。一般的に手に入りやすい「メークイン」は、特にきめが細かく煮崩れしにくい特徴があります。
メークインを使った美味しい肉じゃがのレシピ
メークインを使えば、肉じゃがも煮崩れしにくく上手に仕上がります。作り方も簡単ですので、ぜひ煮崩れしない肉じゃがに挑戦してみましょう!
煮崩れしない肉じゃがの作り方(メークイン) | ||
---|---|---|
材料 (作りやすい分量) |
じゃがいも(メークイン) | 3個~4個 |
にんじん | 1本 | |
玉ねぎ | 1個 | |
豚バラ肉 | 200g | |
だし汁(水+顆粒だしでもOK) | 500ml | |
しょうゆ | 大さじ4 | |
砂糖 | 大さじ3 | |
みりん | 大さじ2 | |
サラダ油 | 大さじ1 | |
作り方 |
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調理のコツ
粘質系のじゃがいもでも、絶対に煮崩れないというわけではありません。いくつかのコツをおさえておくと、より崩れにくくなるので、ぜひ覚えておくといいでしょう。
粘質系じゃがいも(メークイン)で肉じゃがを作るコツ
- 大きめに切る
- 切った後は水にさらす
- 炒めるときはしっかりと油をまとわせる
- 炒めるとき・煮込むときは混ぜすぎない
じゃがいもは大きめに切り、水でさらすと周りのでんぷんが流されて煮崩れしにくくなります。さらに、炒めるときはしっかりとじゃがいもの表面に油をコーティングするようにしましょう。
過熱を始めたら、必要以上に触りすぎないようにしましょう。また、煮汁を少なめにすることもポイントです。
煮崩れないようにするコツは、粘質系だけでなく、粉質系のじゃがいもも基本的には同じです。肉じゃがだけでなくシチューやカレーも同様ですので、応用してチャレンジしてみましょう!
ホクホク柔らか食感の肉じゃがを作りたいなら粉質系のじゃがいもの種類もおすすめ
ホクホクとした食感が魅力の粉質系のじゃがいもは、一般的にでんぷん量が多く煮崩れしやすい特徴があります。そのため、ポテトサラダやコロッケなどに向いています。しかし、煮物が作れないわけではないので、コツをおさえて作りましょう!
男爵を使った肉じゃがレシピ
男爵で肉じゃがを作る場合も、基本的にはメークインなどの粘質系のじゃがいもと同じ作り方で大丈夫です。男爵で作ったじゃがいもはホクホクとして、じゃがいもらしい味わいが楽しめます。
フライパンで作る男爵の肉じゃが | ||
---|---|---|
材料 (作りやすい分量) |
じゃがいも(男爵) |
3個~4個 |
にんじん | 1本 | |
玉ねぎ | 1個 | |
豚バラ肉 | 200g | |
だし汁(水+顆粒だしでもOK) | 300ml | |
しょうゆ | 大さじ4 | |
砂糖 | 大さじ3 | |
みりん | 大さじ2 | |
サラダ油 | 大さじ1 | |
作り方 |
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調理のコツと注意点
男爵などの粉質系じゃがいもで肉じゃがを作るときは、いくつかのコツと注意点があります。
- 大きめに切り、水にさらしてから使う
- 煮込む前に電子レンジで加熱して、冷ましてから使う
- 煮汁は少なめにし、煮込む時間を短くする
- 作り置きには向かない
大きめに切ることや水にさらしてから使うことは、粘質系のじゃがいもと同じです。メークインなどの粘質系じゃがいもと違う点は、あらかじめ電子レンジで加熱し、火を通しておくことで煮込む時間を短縮する点です。
あらかじめ加熱しておくことで、少ない煮汁で短時間煮込むだけでも美味しく仕上がります。男爵などの粉質系じゃがいもは、粘質系に比べてでんぷんが多く傷みやすいため、肉じゃがなど煮物の作り置きには向かないので注意が必要です。
新じゃがを肉じゃがに使う場合
新じゃがはみずみずしいフレッシュな味わいで、煮崩れしにくい特徴があります。しかし、水分量が多いために味が染み込みにくいという特徴も併せ持ち、素材そのものの味わいを楽しめます。
新じゃがを肉じゃがにする場合は、じゃがいも自体に水分が多いため、煮汁を少なめにするといいでしょう。煮崩れが心配な場合は、皮を剥かずによく洗って使うのもおすすめです。
肉じゃがはじゃがいもの種類で作り方も変えよう
じゃがいもは大きく分けて2種類あり、煮崩れしにくい粘質系と煮崩れしやすい粉質系があります。肉じゃがに向いているのは粘質系のメークインなどですが、粉質系の男爵もホクホクとして美味しく仕上がります。
じゃがいもは種類によって、合う料理や調理法が異なります。ちょっとしたコツをおさえるだけで上手に美味しく作れるので、ぜひ活用してみましょう!