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初心者でもわかる「マザーボード」の選び方
複雑な仕事をこなすパソコン(PC)は、たくさんの電子部品で構成されています。その中でも一番重要なのが「マザーボード」で、選び方によってPCの性能が決まる最重要部品です。
デスクトップPCを自作する場合、要求されるスペックや予算によってマザーボードの選び方が決まります。今回は初心者の方に向けてマザーボードの選び方を解説します。
自作PCを作る時のマザーボードの選び方~基本
マザーボードは電子回路を載せ、様々な電子部品を接続するためのソケットを付けたボードでPCの基本性能や拡張性を決める部品です。自作する場合にはその選び方が重要です。
初心者の方に向いたマザーボードの選び方は、まず自作PCのスペックを決め、それを実現できるCPUとマザーボードを決めるのがおすすめです。
CPUにあわせたソケットを選ぶ
PC性能の選び方にマザーボードとともに重要なCPUはソケットに装着しますが、ソケットは発売年によって変わっている場合があります。CPUとソケットを合わせる選び方をしましょう。
初心者の方におすすめの選び方は、IntelかAMDどららかのCPUを選び対応したマザーボードを選びましょう。同時にマザーボードのソケットがCPUに合うかチェックする選び方が必要です。
「Intel製」「AMD製」
Intelはアメリカの半導体メーカーで世界で初めてCPUを発売して以来トップメーカーであり続けています。Intel製CPUに対応のCPUソケットは「LGA1700」「LGA1200」などが最新でおすすめです。CPUソケットはCPUの世代に対応する選び方をする必要があります。
一方、AMDもアメリカの半導体メーカーで長年Intelの陰に隠れていましたが近年のCPUシリーズ・RyzenがIntelに比肩するコストパフォーマンスで人気を呼んでいます。現行のAMD製CPU対応の選び方では「SocketAM4」ですが今後は「SocketAM5」に移行する見込みです。
選び方の参考に、マザーボードメーカーは自社のマザーボードにどのCPUが対応するかを示してマザーボードの選び方を案内しています。後でアップグレードしたくなったら、CPUだけを新しく付け替える選び方もできます。
チップセットを選ぶ
チップセットはマザーボードにハンダ付けされていて、CPUで処理したデータをデバイスに伝達する部品です。チップセットは、選び方次第でPCの処理能力が決まるためマザーボード上の根幹部品といえます。
IntelとAMDから自社のCPUに対応したチップセットが数種類出ていますが価格に応じて能力も違います。そのチップセットをマザーボードメーカーが仕入れ、マザーボードに組み込み製品にしているのです。カタログを見て予算や性能が求めているものかよく考えた選び方がおすすめです。
使いたいCPUを決め選び方が絞れたら、次はそれに対応したチップセットが入ったマザーボードを選びましょう。CPUがIntel製ならIntel製チップセット、CPUがAMD製ならAMD製チップセットという選び方のみ可能で互換性はありません。
また、物理的にCPUがソケットに装着できても、CPUとチップセットが対応していないと動作はしません。初心者の方が自作するとき、マザーボードの選び方では必ず、CPUとソケット・チップセットの対応をメーカーのカタログで確認しておきましょう。
使用したいPCケースで選ぶ
マザーボードの選び方には大きさの規格があります。使用したいPCケースが決まっているならPCケースのサイズによって搭載できるマザーボードの選び方も決まってきます。
マザーボードには、ATX(305×244mm)、microATX(244×244mm)、Mini-ITX(170×170mm)の3サイズの選び方があります。ATXとmicroATXはねじの位置が共通で、ATX対応の大型PCケースにmicroATXのマザーボードを入れる選び方もできます。
初心者の方におすすめの選び方は、大きめのATXかmicroATXサイズのマザーボードです。大きいサイズの選び方を主とすればケーブル装着など作業がしやすくなります。またPCIスロットの数や搭載できる部品も選び方も多くなり、拡張性が期待できます。
自作PCを作る時のマザーボードの選び方~使用用途
自作PCに使うマザーボードは、もし予算に余裕があれば、最上位マザーボードからの選び方がおすすめです。たいていは予算とマザーボードに期待するスペックを比べる選び方になります。
そこで自作PCをどのような目的に使うのかで、マザーボードに期待すべきスペックの選び方を考えてみましょう。CPUがGPU機能無しだとマザーボードに画像出力端子があっても別にグラフィックカードが必要です。
ゲームや動画制作
まず、自作PCをゲームや動画制作に使う選び方では高スペックのマザーボードが必要です。画像処理は高負荷で発熱も多く、対策を立て選び方を考えなければなりません。
ゲームや動画制作に使うマザーボードで初心者の方におすすめの選び方は、2万円を超える高いクラスをのものをチョイスする選び方がいいでしょう。このカテゴリーのマザーボードはオーバークロックに対応し冷却機能も充実し空冷ではなく水冷式のものもあります。
グラフィックに優れたゲーミングマザーボードなどの高級マザーボードからの選び方なら高性能になります。また、グラフィックカードも付けた選び方ならさらに満足出来るかもしれません。
ネット閲覧や文書作成
自作PCをネット閲覧や文書作成などの事務作業に使う選び方ではマザーボードに高スペックは必要ありません。むしろ宝の持ち腐れとなります。
ネット閲覧や文書作成PC用のマザーボードは、チップセットに基本的なものを採用している一番安く安定しているものから探す選び方や、もっと上のクラスのマザーボードで発売後時間が経ち後継品が出るなど価格低下しているものを探す選び方があります。
マザーボードの選び方~おすすめ商品から選ぶ【Intel用】
IntelのCPUを使うならマザーボードはIntelチップセット製品からの選び方になります。ASRock・ASUS・MSIなどおすすめのマザーボードメーカー各社から商品が選択できます。
Intel対応マザーボードはチップセットの選び方が上位モデルからZ690、H670、B660、H610などとなっています。このうちZが付くのが最上位で、Hが付くのはオーバークロックを、Bが付くのはさらにポートを減らした廉価版、Hモデルは最小限の構成です。
初めての自作PCに「ASUS/TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4」
ASUS製「TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4」は、人気のTUF GAMINGシリーズで初心者の方向け、ATXサイズのゲーミングマザーボードで、CPUソケットはLGA1700です。
第12世代のintel Coreプロセッサ対応のintel B660チップセット・PCIe5.0対応のPCIe×16・USB3.2 Gen2×2 Type-C・2つのPCIe4.0×4対応M.2・など先進技術を搭載しています。
高耐久性コンデンサを採用「ASUS/ROG STRIX Z690-F GAMING WIFI」
ASUS製「ROG STRIX Z690-F GAMING WIFI」は、注目のROG STRIXシリーズのラインナップでATXサイズゲーミングマザーボード・DDR5メモリ対応モデルで、CPUソケットはLGA1700です。
ASUS製「ROG STRIX Z690-F GAMING WIFIR」はチップセットにIntel Z690搭載、第12世代Intel Coreプロセッサーの高性能をサポートします。またPCIe 5.0・USB 3.2 Gen2x2 Type-Cなどの最新テクノロジーにも対応しています。
マザーボードの選び方~おすすめ商品から選ぶ【AMD用】
AMDのCPUを使う場合はAMDのチップセットを載せたマザーボードが必要です。選び方は、ASRock・ASUS・MSIなどマザーボードメーカー各社からおすすめの製品が選択できます。
AMD用マザーボードのチップセットの選び方は上位モデルからAMD600、AMD500、AMD400、…となっています。X670などXが付くものがハイエンドでB650などBが付くものが普及モデルです。
コスパに優れた製品「ASRock/B550 Steel Legend」
「B550 Steel Legend」は、AMD製B550チップセット、CPUソケットSocket AM4を搭載したATXサイズのASRock製マザーボードです。Steel Legendシリーズは、コスパに優れ高品質なコンポーネントを使い高い信頼性がおすすめのミドルレンジのマザーボードです。
B550 Steel Legendには、PCI-Express4.0(x16)およびNVMe SSD用Hyper M.2が1基ずつ搭載されています。また、最高4733MHzクロックメモリ、2.5ギガビットLANなどが特徴です。
ハイエンドPC向け「MSI/MEG B550 UNIFY」
「MEG B550 UNIFY」はMSI製のAMD用ハイエンドマザーボードであるMEGシリーズのラインナップの1つです。AMD B550チップセット搭載でCPUはAMD Ryzen 5000 シリーズ対応、CPUソケットはSocket AM4、ATXサイズのマザーボードです。
MEG B550 UNIFYマザーボードには、PCIe4.0×16・3つのPCIe4.0×4のM.2・USB3.1 Type-C・Realtek 2.5GbE・Intel WiFi 6 & BT5.1などの最新テクノロジーを搭載しています。
マザーボードは選び方が重要!
マザーボードの選び方でPCで出来ることやスペックが決定されます。出来上がったデスクトップPCにどんな仕事をさせるのかよく考えましょう。
デスクトップPCを初心者の方が組み立てるときも、出来上がった後でも、ハード・ソフトのさまざまなトラブルがあります。周りに詳しい人がいてくれれば良いのですが、一人で作るのは心許ないものです。そんな時はネットに沢山ある動画が参考になるでしょう。