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ボニークでレアでジューシーなローストビーフを作るには?
ボニークは2017年に日本で初めての低温調理器ブランドとして創業しました。その後徐々に低温調理に対する関心が高まり、今では10万人を超える方が愛用する調理器具ブランドになりました。ボニークは低い温度でじっくりと食材に火を通すためしっとりとやわらかく仕上がるのが特徴です。
おもてなしや豪華な料理の一品としてローストビーフを作りたいと思う方も少なくないでしょう。しかしフライパンでローストビーフを作るのは意外と難しいものです。せっかくのお肉がパサついたり火が通り過ぎたりしてがっかりしたという経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ボニークは低い温度を保ち、お肉全体がレアで柔らかい状態のローストビーフを作るのにぴったりの調理器具です。さらにボニークを使うと、ほったらかしで簡単にローストビーフを作ることができるのでその間に他の料理を作ることができる優れものです。
ローストビーフをおいしく作るコツは徹底した温度管理
ローストビーフを端から端までレアでやわらかい状態に仕上げるためには、加熱温度を50℃~60℃に保つ必要があります。それより高い温度で調理したローストビーフは肉が縮み肉汁が出てしまうためパサつきの原因になります。
フライパンやオーブンでローストビーフを作る際にはどうしても外から火を入れるため、全体を低い温度に保つことができません。ボニークは55℃~58℃辺りの微妙な温度に設定することができ、端までレアのやわらかいローストビーフに仕上がるのです。
このようにローストビーフを最適な温度で調理することを、ボニークでは「絶対温度の火入れ」と呼んでいます。ボニークは使う食材に最も適した温度のもとで調理することができるため、その食材の最もおいしい状態を引き出す加熱ができるのです。
ボニークなら火加減の心配なし
ボニークは操作も大変簡単で、温度と時間を設定しスタートボタンを押すだけでローストビーフに適した温度を保ちながら調理できます。ボニークは難しい火加減は必要ではなく、ほったらかしで調理ができるので大変人気があります。
ボニークで作るローストビーフの簡単レシピ
それではボニークを使ってローストビーフを作ってみましょう。ボニークのローストビーフを使って簡単でおいしいレシピを2選ご紹介します。ボニークで作るローストビーフは保存もできますので、お肉が安い時や時間がある時に前もって作り置きしておくのもおすすめです。
ボニークで作るローストビーフのおすすめの保存方法については後述します。ボニークで極上のローストビーフを手軽に作り、豪華な一品を是非お試しください。
「ローストビーフ丼&サラダ」
まず初めにご紹介するのはボニークで作るローストビーフを使った丼とサラダです。どちらも前もってボニークでローストビーフとソースを作っておけば、すぐに二つの味を楽しむことができおすすめです。忙しい時にも豪華な食事になりますし、おもてなし料理にもぴったりです。
材料と作り方
ボニークで作るローストビーフの作り方はとても簡単です。まず牛肩ロース肉を準備します。脂身の少ない牛もも肉でもおいしく出来上がります。お好みに応じて作ってみましょう。ここでは適度な脂身と旨みのある赤身がとてもおいしい牛肩ロースを使います。
牛肩ロース肉のステーキ用を2枚重ねて作ります。2枚重ねた厚みが2.5cmくらいがおすすめです。牛肩ロース肉の両面に塩こしょうをし、ジップロックかフリーザーバッグに入れます。オリーブオイル大さじ1半を加え、よく揉みこみます。そのまま冷蔵庫で1日寝かせます。
ボニークを使うための専用の鍋やコンテナもありますが、おうちにある深めのお鍋でも作ることができます。時間をかけて加熱するので水が蒸発するのを防ぐため下限水位から大きく余裕を持たせて水を入れます。
ボニークの温度を57℃・時間を3時間に設定します。ボニークの設定温度に達したら、フリーザーバッグに入れたお肉を湯せんしながら空気を抜いていきしっかりと密閉します。この時完全にお湯に沈み、お肉全体が浸かるように注意します。また気泡が残らないようにします。
ボニークの設定タイマーが鳴ったら牛肩ロースを取り出し、軽く水気をふき取ってからフライパンで表面に焼き色を付けます。この時ローストビーフのレア状態を保つため、肉に火が通りすぎないよう気をつけましょう。そのまま冷蔵庫に入れて少し休ませます。
ボニークで作ったローストビーフ丼用のソースを作ります。フォンドボーペースト・水・生クリーム・バター・醤油・赤ワインを小鍋に入れ、少しとろみが付くまで煮詰めます。ご飯にもよく合うように少し濃いめの味付けにするのがおすすめです。
続いてボニークで作ったローストビーフサラダにかけるドレッシングを作ります。小鍋にバルサミコ酢・醤油を入れ一煮立ちしたらバターを加えてよく混ぜて完成です。お好みの野菜の上にボニークのローストビーフを置き、ドレッシングをかけて出来上がりです。
「ローストビーフの玉ねぎ赤ワインソース」
続いてボニークで牛もも肉を使ったローストビーフを作ってみましょう。おもてなし料理にぴったりの素敵な一品が出来上がります。
材料と作り方
ここで使うお肉は牛もも肉の塊肉250gです。牛もも肉に塩こしょうをし、油を熱したフライパンで表面をこんがりと焼きます。この時焼きすぎないように気をつけましょう。焼き上がったらフリーザーバッグにローリエの葉と共に入れます。
ボニークの温度設定を60℃、時間は3時間30分にセットします。設定温度に達したら湯せんしながらフリーザーバッグ内の気泡を抜いて密閉し完全にお湯に浸るようにします。全体がレア状態でやわらかいローストビーフが出来上がります。
その間に玉ねぎ赤ワインソースを作ります。小鍋にすりおろしたショウガと玉ねぎ・砂糖・赤ワインを入れ火にかけます。液体がほとんど煮詰まる位まで加熱し、醤油を加えて火を止めます。ローストビーフが完成したら袋の中の肉汁をソースに加えて温め、お肉にかけます。
ボニークでおいしいローストビーフを作るコツは?
ボニークで全体がレア状態の極上のローストビーフを作る際に知っておきたいコツがあります。ボニークのコツさえしっかり守ると、ほったらかしでやわらかくジューシーな極上ローストビーフを作ることができます。
またローストビーフだけでなく、ボニークで他のお肉の調理をする際にも気をつけたいポイントがあります。是非ポイントを抑えて絶品料理を作りましょう。
設定されている加熱温度と時間を守る
ボニークは低温調理器のため、一般的な食材の殺菌方法として採用されている高温で加熱処理することができません。しかし、ボニークは様々な食材に適した安全レベルまで加熱殺菌を行うことができる時間を設定しています。
そのため、ボニークのレシピに書かれている設定温度と設定時間は必ず守るようにしましょう。ローストビーフだけでなくローストポークや鶏ハムなど肉や魚の大きさや厚みを考慮せず適当に加熱してしまうと、芯の部分まで安全に加熱できていない場合があり注意が必要です。
さらに芯の部分が安全レベルの温度に達していたとしても、その温度を一定時間保つ必要があります。ボニークはその点きちんと温度や時間を設定できるので、安全に殺菌をすることができ、全体がレアのローストビーフでも安全に食べることができます。
袋から空気を抜いて真空状態にする
ボニークでローストビーフを作る際にもう一つの重要なポイントは、正しい加熱方法で行うというものです。袋に気泡などの空気が入っていると加熱ムラができしっかりと火が通らない危険があります。袋に気泡を残さないため、湯せんにかけながら水圧を利用して空気を抜くと良いでしょう。
また袋にぎっしり食材を入れたり、鍋に幾つものフリーザーバッグを入れたりすると均一に加熱できず、食中毒につながりかねません。さらに鍋の水位が低く袋が出ている状態でも加熱具合が変わりますので、必ず多めの水を入れるようにしましょう。
フリーザーバッグに塩を入れて味を1時間含ませる
ボニークで極上のローストビーフを作る際には、お肉にしっかりと下味を付けておくのもおいしく作るコツの一つです。塊肉であればフォークで全体に穴を開け塩こしょうをして、冷蔵庫で1時間から半日置きます。そのようにして下味を付けておくと食べやすくなりおすすめです。
またボニークで調理後すぐにフリーザーバッグに塩を入れ1時間置いておく方法もあります。そのようにすることで塩味のシンプルなローストビーフを作ることができます。その後表面をフライパンで焼き、香ばしさをプラスすると極上のローストビーフが出来上がります。
ボニークで作ったローストビーフの保存方法
ボニークで作ったローストビーフは保存が可能です。前もって作り置きしておくと、豪華料理をすぐに作ることができ忙しい時にもぴったりです。また、おもてなしの時など料理の品数が多い時には保存しておいたローストビーフは大変役に立つでしょう。
完全に冷えてから冷蔵または冷凍保存
ボニークで作ったローストビーフを保存する場合は、出来上がってすぐに氷水で急冷します。その際にはローストビーフの一部が氷水から出ているということがないようにしましょう。完全に冷えてから冷蔵または冷凍保存します。
常温で放置したり、熱いまま冷蔵庫や冷凍庫に入れると急冷することができず食材が傷んでしまう危険があります。調理後に塩を入れて味をなじませる場合には1時間以内にします。ローストビーフは冷蔵庫で3日、冷凍庫で1ヵ月程度保存することができます。
ボニークなら極上ローストビーフも簡単にできる!
低温調理器ボニークを使って作る極上のローストビーフはやわらかくジューシーです。前もって作ることもできますし、ガスコンロを使うことなく調理することができ大変簡単です。是非ボニークを使って低温調理をいろいろ試してみてください。