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大人の味わいが美味しいティラミス!
1990年代に、日本で爆発的な人気となったスイーツが、ティラミスです。当時は、カスタードクリームとマスカルポーネチーズの甘いケーキと苦いコーヒーやココアパウダーの組み合わせは非常に珍しく、甘味と苦みの絶妙なバランスが大人の味、と一躍人気となりました。
元々はイタリアのスイーツであるため、イタリア料理店にしかありませんでしたが、雑誌で取り上げられ、話題になると同時に、ファミリーレストラン「デニーズ」を始めとする多くのファミリーレストランがこぞってティラミスをメニューに取り入れました。
各社コンビニでもティラミスは商品化されていき、今やティラミスは知らない人がいないほどの人気スイーツといっても良いでしょう。
実は簡単にお家でティラミスが作れちゃう!
今ではわりとどこでも購入でき、様々な場所で食べることが出来るティラミスですが、実は考えているよりも簡単に自宅でティラミスを作って食べることが出来るということはご存知でしょうか。
ティラミス作りは家にある道具で簡単に出来、マスカルポーネチーズも他の物で代用することで、より簡単に、よりお手軽に人気のティラミスが家庭で楽しめるのです。
本記事では、自宅で簡単手軽に作れる簡単ティラミスの作り方をご紹介していきます。簡単ティラミスはレシピによって代用材料が異なりますので、好みや冷蔵庫の在庫状況、アレルギーの有無、持っている道具によっても作り方が選べます。
ティラミスってどんなスイーツ?
簡単なティラミスの作り方を紹介していく前に、先ずティラミスとはどのような食べ物なのかをご紹介していきます。ティラミスは前述したように、イタリア出身のスイーツです。
日本では、1980年代に既に一部の本格的なイタリアンレストランではティラミスを提供していました。しかし、実際に人気が出て、ティラミスが日本の代表的なスイーツといえるようになったのは、ブームとなった1990年代以降です。
本場イタリアの本格ティラミスは、ビスコッティ・サヴォイアルディというビスケット菓子にエスプレッソを染み込ませた物を型に敷き詰め、その上にカスタードソースとマスカルポーネチーズを合わせたクリームを流し、冷やして固めた物を指します。
表面にココアパウダーやチョコパウダーをかけるのは日本と同じですが、イタリアや本格派のレストランでは、さらにコーヒー豆のパウダーかけ、コーヒーの風味を引き立たせていたといいます。
日本では、エスプレッソではなくコーヒーリキュールを使って苦みを抑えたり、ビスケット菓子ではなくスポンジケーキを挟み込んだり、と様々な改変が加えられています。
びっくりするほど簡単な本格ティラミスの作り方!
ティラミスというスイーツや、日本におけるティラミスの立ち位置がわかってきたところで、いよいよティラミスの簡単手作りレシピをご紹介させていただきます。どのレシピも驚くほど簡単なのに本格的です。
簡単ティラミスのレシピは火不使用、包丁不使用なのでお子さんだけでも安全に簡単に出来る点も魅力です。
混ぜるだけ!本当に簡単なティラミス!
最初にご紹介する簡単ティラミスの作り方は、なんと材料を混ぜ合わせるだけで簡単に本格的なティラミスが出来てしまう簡単レシピです。材料さえ揃えば、火も使わず、混ぜるだけですので、普段料理をしないという方やお子さんにもぴったりな簡単レシピです。
4人分の簡単ティラミスとなる材料は、ビスケット(100g)、マスカルポーネチーズ(250g)、卵(2個)、グラニュー糖(40g)、コーヒー(100ml)、ココアパウダー(適量)です。
先ず、材料の下ごしらえをします。ビスケットはジップロック等の袋に入れて叩き、細かく砕いておきます。また、卵を卵黄と卵白に分け、卵白はグラニュー糖を混ぜながらメレンゲにし、卵黄は良く溶いておきましょう。コーヒーは、かなり濃いめに淹れるておくと良いでしょう。
先ず、濃いめに淹れたコーヒーに砕いたビスケットを浸し、コーヒーを染み込ませます。ビスケットを浸している間に、ボウルにマスカルポーネチーズ、溶いておいた卵黄を入れてよく混ぜ合わせます。しっかり混ざったら、メレンゲも加え、サックリ切るように混ぜていきます。
メレンゲも混ざったら、ティラミスを入れるためのカップを用意します。最初にコーヒーに浸しておいたビスケットをカップに敷き詰め、その上に混ぜ合わせたマスカルポーネを入れます。
カップは、大きい物を用意してスコップティラミスのようにしても良いですし、1つ1つ分けても良いでしょう。冷蔵庫で1時間程寝かせ、ココアパウダーを振りかけたら、簡単混ぜるだけティラミスの出来上がりです。
大人の味にするにはコーヒーリキュールをプラス!
簡単混ぜるだけティラミスは、誰でも食べやすいようコーヒーを使うレシピでご紹介しましたが、より簡単かつ本格的に仕上げるため、コーヒーリキュールを使うのもおすすめです。
インスタントコーヒーよりも、リキュールは深いコーヒーの香りやコクを楽しめます。コーヒーリキュールはアルコールですので、入れすぎるとお子さんやアルコールが苦手な方には食べずらくなってしまいますので、振舞いたい方に合わせて使う方を選ぶと良いでしょう。
クリームチーズで作る簡単で人気ティラミスレシピ!
簡単ティラミスを自宅で作りたいけれど、簡単レシピの中で割と入手難度の高いマスカルポーネチーズが近場で売っていない、ということもあるでしょう。そんな時におすすめな簡単レシピが、クリームチーズをマスカルポーネチーズの代用として作る簡単ティラミスレシピです。
3~4人分の材料は、クリームチーズ(200g)、生クリーム(200g)、砂糖(100g)、ビスケット(150g)、コーヒー(100ml)、ココアパウダー(適量)です。クリームチーズと生クリームはいつでも簡単に購入出来るので、買い物の手間がかなり軽減できます。
1つ前に紹介した簡単レシピと同じ様にビスケットの下ごしらえをした後、クリームチーズを滑らかになるまで混ぜます。クリームチーズが固く、混ぜにくいという時は30秒ほど電子レンジにかけると混ぜやすくなるのでおすすめです。
クリームチーズが滑らかになったら、砂糖を3/2の量クリームチーズに加えて混ぜ合わせます。生クリームは、別のボウルで残りの砂糖3/1の量を加えて8分目程度に泡立てます。泡立てた生クリームは、2回に分けてクリームチーズに混ぜましょう。
しっかり混ざったら、また前の簡単レシピと同様にカップに入れます。ビスケットとクリームチーズの2層仕立てでもよいですが、繰り返し複数の層を作っても美味しいのでおすすめです。
ヨーグルトで作るさっぱり美味しい簡単ティラミス!
最後にご紹介する簡単ティラミスレシピは、少し手間はかかりますが、最もコストのかからない簡単ティラミスです。材料費を少しでも抑えたいという時におすすめな簡単ティラミスレシピです。
4人分の材料は、プレーンヨーグルト(400g)、生クリーム(200g)、レモン汁(小1)、砂糖(36g)、ビスケット(150g)、コーヒー(100ml)、ココアパウダー(適量)です。
また、ヨーグルトを使う簡単ティラミスレシピはヨーグルトを水切りする必要がありますので、水切りに使うための大きなボウル、ボウルに収まるサイズのザル、キッチンペーパー、清潔なポリ袋も用意しておきましょう。
先ず、簡単ティラミスに使う水切りヨーグルトの作り方をご紹介します。ヨーグルトの水切りは、簡単ですが結構時間がかかりますので、ティラミスを作りたい時間よりも2~3時間前に準備をしておきましょう。
ボウルとザルを重ねたら、中にキッチンペーパーを敷き、キッチンペーパーからこぼれないようゆっくりヨーグルトを流し入れます。全て入れたら、キッチンペーパーでヨーグルトを包み、水を入れたポリ袋を乗せて重しにします。
2時間程冷蔵庫に放置すると、ヨーグルトの水分が抜けて体積が半分程になります。水切りが終わったら、いよいよ簡単ティラミス作りが始められます。
簡単ティラミスに使うビスケットは、事前に他の簡単レシピと同じ様にコーヒーに浸しておきましょう。次に、生クリームとレモン汁をボウルに入れ、泡立てます。泡立てる目安は角が立つ程度で大丈夫です。
泡立てた生クリームに、水切りをしたヨーグルトと砂糖を加え、しっかり混ざったら簡単ティラミスのクリームは出来上がりです。
出来上がったクリームを、コーヒーに浸していたビスケットと共にカップに入れ、冷蔵庫で1時間程冷やしたらヨーグルトを使った低コスト簡単ティラミスの完成です。最後にココアパウダーをかけていただきましょう。
簡単で美味しいティラミスを作ってみよう!
ティラミスは、非常に簡単に作れるレシピがたくさんあります。また、昨今はマスカルポーネチーズの代用品を使ったレシピもたくさんあるため、簡単なのに圧倒的低コストで作れてしまうティラミスもあります。
どのレシピも簡単なのに本格的で、非常に人気もあるレシピばかりです。あまり調理したことが無い方でも簡単ですので是非1度チャレンジしてみてください。