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万能キャンプギア「メスティン」で燻製を作ろう!
メスティンはキャンプを楽しむ際の大切な調理器具の一つです。最近では100均でも販売されるなど気軽に手に入るようになりました。メスティンが注目されている理由は、調理器具として万能で簡単においしい料理を幅広く作ることができるためです。
メスティンの代表的な調理法の一つは炊飯ですが、それ以外にもパスタやスープを作ることができます。中でも特にキャンプではメスティンで作る燻製が絶品だと人気を集めています。燻製作りは難しいように思いますが、メスティンを使えば簡単にできます。
ここではメスティンで燻製料理を楽しむためのおすすめの方法や、簡単でおいしいメスティン燻製レシピをご紹介します。是非ソロキャンプでも家族でのアウトドアでもメスティンでおいしい燻製を作ってみましょう。
メスティンと飯盒の違い
最近では100均でもメスティンが販売されているため、多くの方がメスティンという言葉をご存知のことでしょう。メスティンと飯盒とは何が違うのでしょうか。メスティンというのは英語の「食事」という言葉と「アルミ缶」を意味する言葉が合わさった用語です。
飯盒は昔から、兵士が食料を入れて運んだり食事の配給を受け取ったりするために用いられてきました。また戦時の炊飯にも用いられ、携行に便利なソラマメ型のものや円筒形のものがあります。飯盒のことを英語でメスティンと呼ぶことから基本的には同じものであると言えます。
しかし最近メスティンとして愛用されているのは、四角い形状でお弁当箱のような形のものです。飯盒のような深さはなく比較的浅めのメスティンが多く販売されています。メスティンは飯盒と同じく炊飯に適していますが、他にも麺を茹でたり煮物をしたりと幅広い用途で使えます。
メスティンを使えば燻製料理まで作ることができるため、キャンプが一層おしゃれなものになります。メスティンで簡単においしい燻製料理を楽しめることから、キャンプ好きの方はもちろんおうちで楽しむ方にも人気が高まっています。
使用する前にはシーズニングとバリ取りを
100均でもメスティンを購入することができるのですが、購入したら使用する前に準備しておくことがあります。まずバリ取りと言われる作業です。多くのメスティンは販売時点でバリ取り済みのものが多いのですが、中には本体や蓋のふちにギザギザの突起があるものがあります。
そのようなメスティンはまずバリ取りが必要です。メスティンの本体や蓋の淵にある棘やギザギザしたものを滑らかにする必要があるのです。準備するのは目の粗い耐水ペーパー(ヤスリ)と目の細かい耐水ペーパー・軍手・新聞紙です。
まず目の粗い耐水ペーパーで淵だけをこすります。その際内側と外側を傷つけないよう気をつけましょう。その後目の細かい耐水ペーパーで淵だけをこすります。最後に柔らかいスポンジで水洗いし、指で触ってみて滑らかになっていたら完了です。
次にシーズニングと呼ばれる作業です。シーズニングは新しいメスティンを使う前に酸化被膜という膜でコーティングすることにより、焦げやアルミ臭を軽減させることができます。まずメスティンの取っ手を外しておきます。
準備するのはメスティンが浸る位の大きさの鍋とお米の研ぎ汁です。大きめの鍋にお米の研ぎ汁とメスティンを入れ、沸騰させてから約15分煮ます。その後粗熱を取り水洗いして完了です。その際コーティングがはがれてしまいますので、洗剤をつけて洗わないようにします。
メスティン燻製に必要な道具
それではいよいよメスティンで燻製料理を作ってみましょう。メスティンで燻製料理を楽しむために必要な道具は、メスティンの他に網・アルミホイル・スモークチップ・バーナー・バーナーパッドです。メスティン専用の網も販売されているので活用すると良いでしょう。
さらにシングルバーナーやキャンプ用のコンロを使うこともできます。その際一か所に火が集中して当たってしまうとアルミ製のメスティンに穴が開いてしまう恐れがあるため、バーナーパッドと呼ばれるもので火力を分散させることをおすすめします。
メスティン燻製は下準備が大事
メスティンで燻製を作る時には、高温で短時間で燻製を作る熱燻という方法を用います。短時間でおいしい燻製を作ることができるので、食べている間に次の燻製を作るといった方法で楽しむこともできます。
食材はそのまま食べられるものがおすすめ
メスティンを使った燻製料理にはどのような食材が適しているのでしょうか。まず短時間で燻製にする熱燻と呼ばれる方法ですので、そのままでも食べることができる食材がおすすめです。例えばウィンナーやチーズ・卵・ナッツといった食材です。
他にもはんぺんやたらこなどもおすすめの食材です。長時間かけて燻製にする必要のある塊肉や魚なども燻製にすることはできますが、メスティンを使う際には短時間で燻製にできるようにスライスしておくと良いでしょう。また魚の切り身を使っても良いでしょう。
メスティンで燻製を作る際には、食材を小さくカットしておくと色や香りが付きやすくなりおいしい燻製料理に仕上がります。
食材を乾燥させる
メスティンを使った燻製料理を作る際に抑えておきたいもう一つのポイントは、よく乾燥させるというものです。燻製を作る時に食材に水分があると煙と反応して苦みやえぐみと言った雑味が出てしまいます。そのため、食材はよく乾燥させてから燻製にするようにしましょう。
パッケージから取り出したばかりの食材や味卵のように液体が付いているものは丁寧に拭き取ってから燻製にします。燻製にする前に風通しの良い所に置いておいたり冷蔵庫にラップをせずに入れておいたりすることをおすすめします。
おすすめ!メスティンを使った簡単燻製レシピ
それでは実際にメスティンを使って燻製料理を作ってみましょう。おすすめの燻製レシピをご紹介します。メスティンがあれば、キャンプやアウトドアの時だけでなくおうちのコンロでも簡単に燻製料理を楽しむことができます。
メスティンの内側をアルミホイルで保護
まずはじめに下処理したメスティンの内側全体をアルミホイルで覆います。この作業によりメスティンが焦げ付いたり燻製の色がつくのを防いだりすることができます。蓋の内側も忘れずアルミホイルで覆いましょう。その際底に敷くアルミホイルをクシャクシャにしておくと凹凸ができて役立ちます。
燻製にするのでアルミホイルで覆っていても香りや焦げが付いてしまいますので、燻製専用のメスティンを準備するのもおすすめです。
作り方
メスティンで作る簡単でおいしい燻製料理のレシピの材料は、先程も書いた通りウィンナーや卵・チーズ・ナッツがおすすめです。食材をよく乾燥させたらいよいよ燻製を作ります。まず、クシャクシャのアルミホイルを敷いたメスティンに網を置きます。
チップを置く隙間がない場合にはセルクル型や大きめのクッキー型で高さを出すようにします。網の下にスモークチップをひとつかみか大さじ1~2程度置きます。燻製レシピにはスモークチップと網の間に隙間が必要ですので、網の高さを調整する必要があります。
続いて網の上に食材をのせます。ナッツやチーズなどはアルミカップを利用して落ちないようにすると良いでしょう。また肉や魚など燻製にしている間に油が出てくるものは、チップの上に落ちないようアルミホイルを敷いておくことをおすすめします。
蓋をして、スモークチップの真下にバーナーの火が来るようにセットし点火します。はじめは中火で加熱し、煙ができたら弱火にします。バーナーパッドがない場合は、一か所に火が当たり続けないように少しずつ移動させることをおすすめします。
燻製時間はレシピの食材にもよりますが、チーズやナッツの場合10分から15分で出来上がります。溶けやすいチーズの燻製は5分程度で様子をみると良いでしょう。またベーコンや魚などを燻製にする場合は火加減に注意しながらじっくりと燻製にします。
メスティンを使って燻製料理をする際に気をつけたい点は、バーナーの火が一点に集中しないように気を付けるという点です。
基本的にメスティンは空焚きができませんが、燻製を作る時には空焚き状態になります。そのため一点に火力が集中するとアルミが溶けて穴が空いてしまうので注意しましょう。
メスティンを使えばキャンプでおいしい燻製が作れる!
気軽に手に入るメスティンはキャンプの際の燻製料理にぴったりです。ソロキャンプでも大勢のバーベキューでもメスティンでおいしい燻製料理を作れば、楽しい時間がより一層素敵なものになるでしょう。またメスティンがあればおうちでも気軽に燻製料理を楽しむことができます。
是非メスティンの新しい使い方をマスターして簡単でおいしい燻製レシピを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと日常とは違うゆったりとした時を過ごすことができるでしょう。