カレーにコクを出す隠し味7選♡おすすめの食材や入れる量は?

カレーにコクを出す隠し味7選♡おすすめの食材や入れる量は?

コクがあるカレーは美味しいものです。激辛カレー流行りの昨今であっても、香辛料の辛さだけではない独自のコクがある美味しいカレーのための食材を探してしまいませんか。カレーにコクを生み出す隠し味7選をご紹介します。おすすめしたい食材や入れる量などをまとめました。

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記事の目次

  1. 1.カレーの「コク」とは?
  2. 2.カレーにコクが出るおすすめ隠し味3選
  3. 3.カレーにコクが出る調味料2選
  4. 4.カレーにコクが出る具材レシピ2選
  5. 5.カレーにコクを足してみよう!

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カレーの「コク」とは?

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「コク」とは、ひとことでまとめると「複雑な味わい」になります。煮込み料理のレシピや、グルメ系のTV番組の食レポなどで見聞する言葉に「(カレーの)コク」があります。改めて「コクとは?」と質問されると、漠然とイメージできるものの的確に答えられない人が多いでしょう。

だからこそ、コクとは「複雑な味わいやうま味」としてまとめられます。改めてコクとは、厚みある濃厚さや安定感、広がりがあると感じた味わいを指します。味や風味に食感などの多彩な要素が、複雑に結合され重なることで生じる味わいともいわれます。

「うま味」は、昆布だしに例えられる味を意味します。基本的な5味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)のひとつですが、コクとは別のものです。「おいしい」は十人十色な解釈ながら、一般的には「複雑な味が重なる」がおいしいとされ「コクがある料理はおいしい」傾向があります。

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一方であっさりさっぱり味の料理は、コクを足すとその味が消されるので「コクがある料理はおいしい」はレシピにもよる、といえます。「濃さ」は、ズバリ「味が強い」を意味しますが、単一の味が強いだけならコクは皆無です。

具体的に例えると、大量の砂糖を入れた水を飲んでもひたすら甘いだけで、コクは全く感じません。しかし、濃い味を複合的に重ねることで、コクを生み出すのは充分あり得ます。

基本的に、野菜や果物だけを食べてもコクを感じません。しかし、カレーなど長時間煮込んだ料理や熟成された具食材はコクを感じやすい傾向にあり、例えば果物でも「完熟物は未完熟物よりコクがある」といえます。

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カレーにコクが出るおすすめ隠し味3選

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この項目でご紹介のカレーにコクが出る隠し味3選は、カレーの定番隠し味というべき食材です。今この記事をご覧の人にも、すでに使ったことがある人が多いでしょう。逆をいえば、カレーの隠し味を試したい初心者におすすめできます。この3選の隠し味をみていきます。

インスタントコーヒー

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最初にご紹介のカレーにコクが出るおすすめ隠し味は「インスタントコーヒー」です。コーヒーは「眠気覚まし」や「気分転換」に「癒やし効果」など用途別に楽しめる嗜好品です。一方で、カレーのコク出しにも使えるのをご存じでしょうか?

インスタントコーヒーならではの独特な香ばしさが、さらにカレーの香りを引き立てます。キレがあるコーヒーの苦味が味の深さやコクを引き出し、プロの料理人が時間と手間かけて調理したような本格カレーに変貌します。

コーヒーとカレーの相性が良く、カレールーを使って作るカレーの脂っぽさが無くなります。なので、ブイヨンを取り仕上げたような本格的な欧風カレーの味に限りなく近くなります。

鍋に入れるタイミングは、インスタントならカレールーを溶かしたあとが良いでしょう。コーヒーの種類によっては、味やコクが変わるので、好きな味やコクを探しても良いかも知れません。

チョコレート

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次にご紹介のカレーにコクが出るおすすめ隠し味は「チョコレート」です。種類にもよりますが、甘さはもちろん、味の深みやコクでさえもプラスできるカレーの万能隠し味がチョコレートです。

甘さをプラスするならミルクチョコレートなど糖分多めのものでもOKですが、チョコレートを入れすぎるとカレーの風味が飛んでしまいます。そのため、チョコレートを隠し味に使う時はカレールーを溶かし切った後に、2~3片の板チョコを鍋に入れ混ぜ込むだけです。

コクを全面に出したい時はビターチョコレート、例えば明治の「チョコレート効果95%」などがおすすめです。無糖に近ければ近いほど、コク出しに効果的でしょう。劇的な味やビジュアルに変化はありませんが、飽きないカレーに仕上がります。

ココアもおすすめ

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ここまで記事を読んで不思議に感じた人も多いかも知れません。勘がいい人は「甘くないチョコレート?それってココアでも良い?」と頭を過ぎったでしょう。その「読み」は当たっています。

「ココア」はカレー独特の辛味を「優しくまろやかにする」と共に、隠し味にもなりコクも生まれます。ちなみにカカオ豆から抽出される「ココアバター」もカレーのコク出しに使えます。

ヴァンホーテン謹製の「ココア」など甘味がない「ココアパウダー」なら、鍋ひとつに大さじ1杯(15g)を加えるだけで、手軽にコクがカレーにプラスされます。一般的な「加糖ココアパウダー」を使うなら、小さじ1杯(5g)ずつ加えながら様子を見ながらコクを加えましょう。

にんにく

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最後にご紹介のカレーにコクが出るおすすめ隠し味は「にんにく」です。肉類や野菜など具材を炒める工程でにんにくも一緒に炒め煮込むことで、カレー風味が豊かになりさらにコク出しにも繋がります。

しかし大量に入れるとにんにくの香りや味が主張しすぎてしまうので、鍋ひとつに対し2.5g~4gのにんにくがベストの量です。にんにくの量を減らすとお子様向きに、にんにくの量を多めにすると大人向けの味になります。

にんにくのみじん切りより、にんにくのすりおろしが、さらに風味は強くなります。また、にんにくとしょうがはインド人が作るカレーに必ず入るとされます。

この2種がなければ、カレーのコクどころかどこか物足りないカレーになりがちと言われます。カレーのコク出しはもちろんカレーの味をまとめる意味でも、にんにく好きは迷わずカレーの隠し味に使ってみても良いかもしれません。

カレーにコクが出る調味料2選

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カレーにコクを生み出す調味料も、実に多くあります。食べる直前に甘味や辛味をプラスするあの液体調味料も、カレーの隠し味に充分おすすめできます。その液体調味料群の一部を、今からみていきます。

オイスターソース

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最初にご紹介の、カレーの隠し味におすすめ調味料は「オイスターソース」です。オイスターソースは焼きそばや炒めものなど中華のイメージが強いものの、実はカレーの隠し味にも使えます。

オイスターソースの「オイスター」は「牡蠣」を指し、その名の如く牡蠣を原材料としたソースです。茹でた牡蠣の汁を煮詰め、砂糖や塩に酢などの調味料で味を調整し、デンプンでトロみをつけたものが一般的です。色は黒く、ドロッとした液状を特徴としています。

メーカーにより味に幅がありますが、共通した特徴は、紛れもなく深い牡蠣のコクと甘味、そして何といっても強い磯の香りに付きます。「牡蠣」という海鮮具材を原材料とするオイスターソースは、隠し味にすることでシーフード風味が強いカレーに仕上げます。

そのため具材も各種新鮮シーフードにすることでプロ並みのカレーの仕上がりになります。オイスターソースを隠し味に使う時は、お鍋に対して小さじ1杯ぐらいで十分です。手軽にシーフードカレー風の隠し味にしたいときにおすすめです。

中濃ソース

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次にご紹介の、カレーの隠し味におすすめ調味料は「中濃ソース」です。「ウスターソース」は、果物や野菜の繊維質が含まれ、ウスターソースととんかつソース(濃厚ソース)を足して2で割ったようなトロみがあるのが特徴です。

味の方も、ウスターソースの辛味ととんかつソース(濃厚ソース)の甘味がプラスされた味わいです。「揚げ物にかける」はもちろん、煮込み料理の隠し味にも使われます。カレーに混ぜることで、さらにコクや甘味が深化します。

カレールーがすべて完全に溶けた後の仕上げに追加しましょう。また先にご紹介の「オイスターソース」を含む「ソース」類は、全般的にカレーの隠し味におすすめできる調味料です。

ご紹介の「中濃ソース」を始め、サラッとした「ウスターソース」やドロッとした「とんかつソース」単体も、もちろんカレーの隠し味としておすすめです。冷蔵庫にソース類があれば、食べる前にかけるのではなく、試しにカレーの隠し味に使ってみてはいかがでしょうか?

カレーにコクが出る具材レシピ2選

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ここで、カレーにコクが出やすいおすすめ具材を使ったレシピ2選をご紹介します。いずれのカレーレシピも、一定数のファンが存在する、知る人ぞ知るカレーレシピです。また「カレーのコクとは?」を知りたい人に最適なレシピともいえます。このカレーレシピ2選をみてみましょう。

チキンとカシューナッツのカレー

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最初にご紹介のコクが出るカレーレシピは「チキンとカシューナッツのカレー」です。作り方は以下のとおりです。まずは、事前準備として、具材となる「鶏肉」は一口大にカットし、塩胡椒で下味つけます。「玉ねぎ」は薄切りに、「トマト」はヘタを取り6つにカットします。

香辛料ですが、「カシューナッツ」と「牛乳」はミキサーにかけペースト状にします。これを「ペースト」とします。「カイエンペッパー」とホール状の「カルダモン」と「クローブ」を小皿に取り、にんにくと生姜をすり下ろします。

また「ぬるめの水」や「はちみつ」に「ケチャップ」、「醤油」に「塩」や「サラダ油」などをまとめて「調味料群」とします。作り方ですが、弱火フライパンにサラダ油やカルダモンとクローブを入れ、膨らむまで加熱します。

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強めの中火のフライパンにして炒め玉ねぎにします。黒めの茶色になるとすったにんにくと生姜を入れ、水分を飛ばします。中火フライパンにし、トマトを入れ潰しつつ炒めます。トマトが潰れたら塩を入れペースト状にします。

弱火フライパンにして、鶏肉とカイエンペッパーを入れ、焦げないように30秒ほど炒めます。中火フライパンにして「ペースト」を入れ、60秒ほど炒めることで、カシューナッツのコクが出ます。「調味料」をフライパンに入れ強火にします。

沸騰後、弱火にしフタして30分ほど煮込みます。カレールーのとろみ具合はサラッとするぐらいが良い感じでしょう。味を見ながら塩で調整して仕上げます。好みの味になれば完成です。

牛すじカレー

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次にご紹介のコクが出るカレーレシピは、王道「牛すじカレー」です。下準備として、鍋に「牛すじ」と「お酢」に「料理酒」と「水」を入れ、火にかけます。沸騰後にアクを取り、すぐにフタして30分煮込みます。柔らかくなれば、ザルに上げ牛すじに付いた余分な脂やアクを洗い流します。

別途フライパンにすり下ろした「玉ねぎ」に「バター」とすり下ろした「にんにく」を入れ、飴色になるまで炒め、別皿に置きます。そしてカレー作りです。鍋に油をひき、下準備した「牛すじ」を焦げ目が付くまで炒めます。さらに「赤ワイン」を入れ蓋して、15分ほど煮込みます。

その後、下準備した飴色「玉ねぎ」を入れ、アクを取りながらさらに中火で10分ほど煮込みます。更にその後、「オイスターソース」や「好きなカレールー」に「ガラムマサラ」を鍋に入れ、弱火で10分ほど煮込めば完成です。

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カレーにコクを足してみよう!

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市販されているカレールーだけでも充分おいしいですが、そもそもカレーは十人十色的なバリエーションがある料理です。基本的な味だけではなく、隠し味によるコクの追加でも人によって違います。カレーは、基本的な味具材でもアレンジしやすい料理です。

今回ご紹介の隠し味アイディアを参考にカレーにコクを足し、あなたオリジナルカレーをバージョンアップしてみてはいかがでしょうか?

ぬこぬここ
ライター

ぬこぬここ

生まれは福岡県、人生の大半は大阪府、そして現在は滋賀県住みのアラフィフおばさんです。年に1回ペースで国内のどこかへ旅しています。過去に旅した場所や今度旅したい場所について書けたら、と考えています。

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