今更聞けない【カレー】の正しい保存方法を伝授!常温よりは冷凍?

今更聞けない【カレー】の正しい保存方法を伝授!常温よりは冷凍?

カレーは一晩寝かせると美味しいといわれていますが、その一方でカレーは食中毒になりやすい食べ物です。正しく保存する事で安全にカレーを食することができます。カレーの冷凍・冷蔵の保存期間や保存の仕方などをまとめましたので、安全のためにチェックしましょう。

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    記事の目次

    1. 1.カレーの保存ってどうしてる?
    2. 2.カレーの常温保存は危ないって本当?
    3. 3.カレーの保存に適した容器は?
    4. 4.カレーの冷蔵保存の仕方と保存期間は?
    5. 5.カレーの冷凍保存の仕方と保存期間は?
    6. 6.カレーの正しい保存方法を知っておいしく食べよう!

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    カレーの保存ってどうしてる?

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    カレーは家庭料理の中でも非常にメニューとして登場する機会の多いことからなじみの深いメニューの1つです。カレーは非常に人気の高いメニューとして老若男女問わず愛されており、カレーは1日寝かせたほうがおいしいという説まであります。

    理由として考えられるのは、野菜などのうまみ成分やブイヨンのうまみ具合などが生まれるからです。

    ただ一方でカレーを寝かせることによる食中毒等の危険性の問題もあります。カレーはおいしく人気のメニューですが、一方で食中毒などの危険な一面があるのも否定できません。

    Photo by Cool-Rock.com

    食中毒を起こす可能性もあることから、カレーの保存についてどうしたら良いのかが気になっている方も多いのではないのでしょうか。どのようにしたら安全にカレーの保存ができるのかについて正しい知識を取り入れる必要があります。

    カレーの保存方法や保存期間を解説!

    Photo by hildgrim

    安全なカレーの保存方法には、保存の仕方や期間等注意点は複数あります。それでは、カレーの保存方法や保存期間をどのようにしたら良いのかについて、解説していきますので安全のためにぜひチェックしてみましょう。

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    カレーの常温保存は危ないって本当?

    Photo by nakashi

    よくカレーの常温保存は菌の繁殖の可能性が高いことから危ないといわれています。特に食中毒の経験がなければ、カレーは常温保存でも問題ないと考える方もいらっしゃることでしょう。しかし、カレーの常温保存は危ないという噂は本当です。

    カレーの常温保存することによって「ウェルシュ菌」が発生することにより食中毒の危険性が高まります。よくカレーで集団食中毒が起こったというニュースを目にしますが、これはカレーに繁殖したウェルシュ菌が原因であるケースも多いです。

    Photo by whitefield_d

    よく学校などの集団で食中毒が起きている原因が、ウェルシュ菌が給食独特のたくさんの量で作られる特徴によって、発生しやすいリスクがあるからです。ウェルシュ菌は加熱程度ではなかなか死滅しない一面があります。

    温度が下がっている間にも菌は発生し続けるのですが、学校給食など多くのカレーを作ることにより、さらにウェルシュ菌が発生しやすい条件が整ってしまうのです。

    Photo by nakashi

    学校給食が危険なだけで家庭の料理であれば量も多くないし、たかが知れているのでは?と考える方も多いかもしれません。しかし、家庭においても注意を怠れば食中毒のリスクがあります。したがって、安全のためにカレーを正しく保存する必要があるのです。

    常温で保存したカレーは細菌が増殖する可能性がある

    Photo by ttanabe

    常温保存をする事によってカレーにウェルシュ菌が大量発生する危険性があります。なんと1gにつき10万個以上の菌が増えるといわれています。

    常温で保存した場合、カレーの賞味期限が気になる方も多いでしょう。外気が寒い季節であっても、賞味期限は1日から1日半程度といわれています。

    ただエアコンなどの空調が効いたところだと少し賞味期限の変動が起こる可能性もありますので、注意が必要です。夏場であったり、湿度の高い梅雨の時期であれば、常温保存をしたら半日程度の賞味期限になります。

    Photo by yoppy

    賞味期限が非常に短くなるので常温保存にこだわらない方が良いのはいうまでもありません。しかし常温保存が良いのであれば、1日に1~2回、安全の為を思うのなら1日3回程度はしっかりと火を通すことが条件になってきます。

    さらに注意するべき点は水滴が溜まり湿度が上がる可能性が高いです。温め直したカレーにはすぐに蓋をしないようにしましょう。カレーはあら熱を取った後に冷やすべきです。

    常温保存するには非常に細心の注意が必要になり、細やかな加熱が必要になってくるのです。カレーを安全に食べるためには、冷凍保存か冷蔵保存をすることを頭に入れておきましょう。

    カレーに繁殖した雑菌は加熱しても殺すことは難しい

    Photo by jetalone

    仮に常温保存のカレーに菌が付着しても熱を通せば大丈夫なのではないかと思う方も多いのではないのでしょうか。菌は熱を通すことによって死滅する菌も多いことから、熱さえ通せばと感じる方がいても不思議ではありません。

    しかし、熱を通しただけでは死滅しない菌だからこそ、危険なのです。ウェルシュ菌とは熱に強く、100度の加熱をしても6時間以上は堪えるといわれている菌です。

    6時間カレーを加熱し続けることは現実的ではありません。我々の常識の範囲で火を通した位では、カレーに繁殖した上で菌はなかなか死滅しないのが現状です。

    Photo by jetalone

    したがってカレーは常温保存にこだわらず冷ましたらすぐに保存する位に、保存には気をつけた方がいい食べ物ということになります。できるだけ早く冷まし、できるだけ冷蔵保存や冷凍保存など、温度を下げた保存は必須です。

    カレーの保存に適した容器は?

    Photo by Andrea_Nguyen

    カレーの保存は、冷蔵保存や冷凍保存をしたほうがウェルシュ菌発生を防ぐには必要です。そうなると気になるのが、カレーの保存容器をどのような保存容器が適しているのかということです。

    1つ目におすすめなのは、ジップロックのような袋状の保存容器です。空気を抜いて、なるべく平らにして保存しましょう。

    カレーの中に定番のじゃがいもが入っているケースが多いですが、大きさがそのままだと冷凍することにおいて、パサパサになってしまうことがあります。

    冷凍したカレーのジャガイモなどの根菜類は味が損われてしまいますので、冷凍保存するときは必ずつぶしておくことをおすすめします。

    Photo by sukitamba

    少量のカレーを使いたい時であれば、製氷皿を使うも冷凍保存におすすめです。製氷皿の大きさであれば、普通にカレーを食べる時は何個も解凍をする必要があるので面倒に感じるかもしれません。

    しかし、少量のカレーはお弁当やカレー風味のおかずに入れたいときに非常に役立ちます。保温できるスープジャーもありますので、お弁当に暖かいカレーを使うのも良いでしょう。

    他にはジップロックコンテナのような容器もカレーの保存におすすめではありますが、カレーは油っぽいですので汚れがなかなか落ちないというデメリットがあります。

    Photo by BrownGuacamole

    もしジップロックコンテナを使う場合であれば、サランラップをして中に入れ、包んだ上で冷凍保存をしたら良いでしょう。汚れたサランラップは処分したらいいだけですので、ジップロックコンテナをきれいにする事も容易になります。

    カレーの冷蔵保存の仕方と保存期間は?

    Photo bytigerlily713

    カレーを作ったら続けて2日間食べるので、冷凍保存までは必要ない方もいらっしゃることでしょう。カレーを近いスパンで食べるとしたら、遅くとも2日後くらいであれば冷蔵保存がおすすめです。しかし条件としては必ず、2日後までには食べきることが前提です。

    冷蔵保存のメリットとしては、ジャガイモやニンジンが入っていて、冷凍保存するとぼそぼそになってしまう可能性があるので野菜の食感の低下を防ぐのに最適です。

    鍋ごと保存することも可能ですので、別に容器をする必要がないのもカレーの冷蔵保存の魅力の1つです。保存期間は先ほども触れたように、2日までとなっています。常温保存前よりか保存期間が長く良い一面がありますが、なるべく早く消費しましょう。

    カレーの冷凍保存の仕方と保存期間は?

    フリー写真素材ぱくたそ

    冷凍保存の仕方としてはカレーをジップロックに入れるか、サランラップで小分けにして冷凍保存をする、プラスチックの容器などにサランラップをした上で保管をする冷凍保存方法になってきます。

    気をつけるべき点としては、冷凍する方法でカレーを保存する時には何かの容器に入れるときは必ずきれいな容器を準備するようにしましょう。

    中には牛乳パックを使ってカレーの冷凍保存をする方もいらっしゃいますが、使う前にはよく洗う手間が必要になりますので気をつけましょう。

    Photo byCouleur

    根菜がパサパサとして美味しくなくなるリスクがありますので、冷凍保存するときは取り除くか潰すようにしましょう。

    もし初めから冷凍することを考えているのであれば、根菜類は入れずに違う野菜にするなど工夫をすることが必要になってきます。また根菜を入れても、あらかじめ潰して作ると良いでしょう。カレーの冷凍の保存期間は1ヵ月位が目安となります。

    したがって、すぐに食べる予定がないであれば冷凍保存の方がおすすめです。冷凍保存をすると安心してしまう一面がありますが、期限は1ヵ月が目安ですので、忘れずに食すようにしましょう。

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    カレーの正しい保存方法を知っておいしく食べよう!

    Photo byJungyeon

    カレーはウェルシュ菌ゆえに危ないですが、気をつければ美味しく食べることができます。カレーの正しい保存方法についてはぜひ知っておきましょう。続けて食べるのであれば、カレーも冷蔵保存でも大丈夫です。

    しかしなかなか食べる時間がないのであれば、冷凍保存をするようにしましょう。冷凍保存のコツを抑えれば安全に長く保存できますのでおすすめです。

    Akasatana
    ライター

    Akasatana

    広島在住のAkasatanaと申します。小学校の低学年までは東京にいましたが、それ以降はずっと広島に住んでいます。2020年1月現在、中学生と小学生の娘がいる主婦です。主人を筆頭に家族みんな食べ歩き大好きで、特にラーメンには目がありません。地元のラーメン店についてはお任せください!旅行は頻繁にはいけないけれど、年1回程度の家族旅行に行きます。旅行計画だけでも楽しくて好きです!旅行会社のパンフレットを見るだけでわくわくします。少しでも皆様のお役に立てる記事で情報提供が出来たらと思っております。よろしくお願いいたします。

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