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コクのある旨味が美味しい【バルサミコ酢ソース】
穀物酢にポン酢、黒酢など健康に良いとされるお酢は、家庭の食卓に欠かせない調味料の1つです。特に食欲が落ちてしまいがちな夏は、酸味がおいしいお酢は大活躍します。しかしながら、お酢はお酢でもバルサミコ酢となると常備している家庭は少ないのではないでしょうか?
レストランではステーキやローストビーフなどのお肉料理のソースとして、バルサミコ酢がよく使われています。バルサミコ酢のソースは食材の味を邪魔しないまろやかな酸味とコクのある旨みが絶品で、これが自宅でも味わえたらと願わずにはいられません。
バルサミコ酢を使ったソースのレシピや活用法を紹介!
高級なイメージが強いバルサミコ酢ですが、実は1000円以下で手に入るお手頃な価格のものも多く販売されています。そして、バルサミコ酢のソースは自宅でも驚くほど簡単に作れるのです!
バルサミコ酢を使って作ったソースに合う食材は、お肉だけではありません。魚料理や野菜料理など、バルサミコ酢のソースはどんな食材をメインとしたメニューにもおすすめです。覚えておくと自慢できること間違いなしの、バルサミコ酢のソースのレシピや活用法をご紹介しましょう!
そもそもバルサミコ酢ってどんなもの?
バルサミコ酢の万能ソースのレシピの前に、まずはバルサミコ酢について簡単にご紹介しておきます。バルサミコ酢の原料や製法は元より、バルサミコ酢には種類があることはあまり知られていないのではないでしょうか?ワインビネガーとの違いについても学んでおきましょう。
バルサミコ酢はイタリア生まれの果実酢のひとつ
バルサミコ酢の故郷は、イタリアのエミリア・ロマーニャ州にある「モデナ」という地域です。食の宝庫としても知られるモデナでは現在も盛んにバルサミコ酢が作られ、特産品となっています。
バルサミコ酢の原料は、ぶどうです。ぶどうの果汁を煮詰めた濃縮果汁を木樽に入れて、長期間じっくりと発酵させながら熟成させるという伝統的な製法により作られています。バルサミコ酢は果物を原料にして発酵・熟成させて作られる、つまり果実酢の一種なのです。
バルサミコ酢のお酢らしからぬ華やかでフルーティーな香りは、ぶどうを原料にしているためです。バルサミコ酢の種類には濃厚なコクを感じられる赤と、甘みがさっぱりとした白とがあります。違いはワインと同じです。原料のぶどうに赤を使うか白を使うかで異なります。
伝統的製法により丁寧に作られたモデナのバルサミコ酢は、「アチェート・バルサミコ」とも呼ばれます。イタリア語でアチェートは酢、バルサミコは芳香があるという意味です。香り高いバルサミコ酢のソースを使えば、いつもの料理がレベルアップすることは言うまでもありません!
バルサミコ酢とワインビネガーって違うの?
バルサミコ酢と同じ果実酢の1つに、ワインビネガーがあります。ワインビネガーの原料もぶどうであり、バルサミコ酢と一緒です。ワインビネガーにもバルサミコ酢と同じように赤と白の種類があり、赤は少し渋みを、白のワインビネガーは強い酸味を感じられます。
ワインビネガーは肉料理や魚料理のソースに使ったり、サラダのドレッシングにしたりと、使い方もバルサミコ酢と変わりません。バルサミコ酢とワインビネガーの違いは何なのでしょうか?
バルサミコ酢とワインビネガーの違いは、その製造方法と発酵の期間です。バルサミコ酢は木樽の中でゆっくりと長い時間をかけて発酵させる、という昔ながらの製法で作られます。
それに対してワインビネガーは、原料にワイン酵母と酢酸菌を加えることで発酵を促して、バルサミコ酢よりも短い期間で作り上げられるのです。そのため、濃厚なバルサミコ酢と違い、ワインビネガーは味わいがさっぱりとしています。
おいしい!おすすめのバルサミコ酢のソース!
それではいよいよバルサミコ酢を使って作る、おすすめの絶品ソースのレシピをご紹介します。バルサミコ酢のソースはとてもハードルが高いように感じられますが、実際はそんなことはありません。電子レンジでぱぱっと作れてしまうほど簡単でおすすめです!
ソースの材料はバルサミコ酢とはちみつの、たった2つだけです。肉や魚、野菜など食材の人数分の分量に合わせて、バルサミコ酢2に対してはちみつ1の分量を用意しましょう。
鍋にバルサミコ酢とはちみつを入れて、火にかけます。弱火でコトコトと煮詰めながらよく混ぜ合わせて、とろみが出たらソースの完成です!お店で提供されるようなおいしいソースに仕上げるために、バルサミコ酢とはちみつは焦がさないように注意深く煮詰めましょう。
電子レンジでソースを作る場合は、鍋ではなく耐熱容器にバルサミコ酢とはちみつを入れます。ラップはかけずに、600Wの電子レンジで1分ほど加熱しましょう。よく混ぜてとろみが出たらソースの完成です。本格的なバルサミコ酢のソースが電子レンジで簡単に作れるなんて助かります!
簡単!絶品!バルサミコ酢ソースの活用術!肉料理編!
ここからは、自宅で簡単に作ったバルサミコ酢ソースの活用法をご紹介します。まずはバルサミコ酢ソースの定番、肉料理編です。まろやかでコクのあるソースは、ステーキやローストビーフのおいしさをより引き立ててくれます。お肉の後味を酸味がさっぱりとさせてくれることでしょう。
肉料理に使うバルサミコ酢ソースには、基本のレシピに醤油とバターを加えるとよりコクが増しておすすめです。醤油の分量ははちみつ1に対してバルサミコ酢と同じ2の分量、バターはお好みで5~10gを加えると良いでしょう。玉ねぎやニンニクを加えてもおいしいソースになります。
肉料理にバルサミコ酢ソースを使いたい場合、お肉を焼いた後のフライパンでさっと作れる手軽さも嬉しいポイントです。お肉から出た脂とあいまって、スペシャリティな味わいになります!
肉料理のバルサミコ酢ソースは、調理段階でお肉に絡ませる方法もおすすめです。焼き上がったお肉をフライパンの端に寄せて、空いたスペースでバルサミコ酢とはちみつを煮詰めます。半分以下の量になったら醤油、バターを投入して混ぜ合わせ、最後にお肉と絡めましょう!
人気!バルサミコ酢ソースの活用術!魚料理編!
次のソース活用法は、魚料理編です。コク深いバルサミコ酢のソースは、特に淡白な味わいの白身魚とばっちり合います。真鯛や鱈、カレイなどお好きな白身魚と組み合わせましょう。バルサミコ酢のソースはムニエルやポワレ、カルパッチョなど様々な白身魚料理と相性抜群です!
ここでは、白身魚の代表的な料理であるムニエルとバルサミコ酢ソースのコンビをご紹介しましょう。お好きな白身魚を食べやすい大きさにカットして、水分をしっかり拭き取ります。下味として塩コショウを振っておきましょう。その後、全体に薄力粉をまぶします。
フライパンにオリーブオイルを熱して、白身魚を焼いていきます。バターを入れて絡めたら、ムニエルの完成です。次に、ムニエルに添えるバルサミコ酢のソースを作っていきましょう。
白身魚が淡白な味わいなので、バルサミコ酢ソースは肉料理の時と同じく醤油とバターを加えてコクを増すのがおすすめです。別のフライパンを使ってバルサミコ酢を煮詰めていきます。弱火で少し煮詰めてからはちみつ、醤油、バターを加えて混ぜ合わせ、とろみが出たらソースの完成です!
おいしい!バルサミコ酢ソースの活用術!野菜料理編!
バルサミコ酢ソースのおすすめ活用法、ラストは野菜料理編です。肉料理に魚料理、野菜料理と、料理を選ばないバルサミコ酢ソースの万能さがお分かりいただけることでしょう。
サラダのドレッシング代わりに使ってもおいしいバルサミコ酢のソースですが、ここではグリルした野菜にかけるソースとしてのレシピをご紹介します。用意する野菜はお好みで問題ありません。アスパラガス、ヤングコーン、パプリカ、ナス、かぼちゃなど彩りの良い野菜を選びましょう。
作り方は簡単です。お好みの野菜を食べやすい大きさにカットします。フライパンにオリーブオイルを熱したら、野菜を並べてじっくりと火を通しましょう。その際に軽く塩を振ると、野菜の甘みや旨みがより引き出されます。野菜はあらかじめ下茹でしておくのも、時短になりおすすめです。
バルサミコ酢ソースは、野菜をグリルした後のフライパンで作ってもOKです。もっと簡単に作るなら電子レンジを活用しましょう。先にご紹介した電子レンジでのレシピでバルサミコ酢ソースを作り、皿に盛り付けた野菜にソースをかければあっという間に出来上がります!
バルサミコ酢を使って絶品ソースを作ろう!
バルサミコ酢を使った万能ソースは自宅で簡単に作れます。それでいて本格的でおいしいソースが作れるのですから、実践しない理由はありません!これまで使いこなせる自信がなかった人も、バルサミコ酢をぜひゲットして絶品ソースを簡単に手作りしてみませんか?