コンビニで使える電子マネーおすすめランキングTOP7！還元率が高いのはコレ

電子マネーは現金を持たずに支払いできるキャッシュレス決済です。電子マネーなどのキャッシュレスは海外ビジネスや販路拡大の際に必要な支払い方法のファクターであり、海外をはじめ、日本でも電子マネーなどのキャッシュレス決済を利用する人や導入店が増えています。

日本国内のキャッシュレス普及率は海外に比べて低いですが、2019年10月に消費税率が10%に引き上げられ、需要平準化策としてキャッシュレス・ポイント還元事業を導入したことで、国内のおよそ半数を占める消費者が電子マネーなどのキャシュレス決済を始めたといわれています。

キャッシュレス決済には電子マネーの他にクレジットカードやデビットカードなどがあり、使いやすさやポイント還元率、サービスなどによって選び方は変わってくるでしょう。本記事ではコンビニでも使える電子マネーにフォーカスを当て、おすすめ電子マネーランキングでご紹介します。

コンビニで使える電子マネーには「iD」や「WAON」、「suica」など多数あり、現金を持たずにコンビニで買い物している人も多いでしょう。今回は各電子マネーの特徴をまとめました。

身近なコンビニでも利用可能な電子マネーですが、経済産業省による2019年のデータによれば、キャッシュレスサービスの経済比率は26.8％になります。2018年はクレジットカードの伸びに牽引される形でキャッシュレス経済比率が上昇し、2019年は電子マネーなど他決済の利用も増えました。

クレジットカードの経済比率は2018年から2019年に掛けて2.1％上昇し、コンビニでも使える電子マネーは0.1％上昇、QRコードは0.26％アップしています。

株式会社インフキュリオンの調査によれば、2021年4月のFeliCa型電子マネー利用率は58％に上り、クレジットカードに続く利用率になります。FeliCa型電子マネーとはコンビニなどで電子マネーを装置にかざして使うもので、ソニーによる非接触ICカード技術方式を指します。

コンビニでも便利に使える電子マネーは2021年4月において40歳以上の利用率が高く、次点で30～39歳、16～19歳、20～29歳と続きます。コンビニでの買い物や支払いにはQRコードや電子マネーの利用者が多く、電子マネーの最も利用者が多いシーンは地下鉄などの公共交通機関のようです。

コンビニでの買い物や電車・バスなどの公共交通機関でも利用されている電子マネーは、利用前にチャージを行うプリペイド方式の電子的な決済手段のことです。利用者は電子的なやり取りを通じ、現金を使う場合と同様のショッピングやサービスの提供を受けることができます。

電子マネーは全国各地に所在するコンビニをはじめ、ショッピングセンターやインターネットショップ、自動販売機などでも活用されています。電子マネーはポイント還元などのお得なキャンペーンによるメリットの他に、レジ処理の効率化を図る店舗側のメリットもあるといいます。

電子マネーを使えるコンビニを含め、日本には2021年1月時点で56948軒ものコンビニが出店しています。最も店舗数の多いコンビニはセブンイレブンで、次にファミリーマート、ローソン、ミニストップへと続きます。コンビニは買い物に限らず、各種支払いやサービスも提供しています。

全国のコンビニで使える電子マネーには「Apple Pay」や「QUIC Pay」などもあります。それではおすすめランキングをチェックしましょう。

コンビニ対応の電子マネー「LINE Pay」は、LINEユーザーであればどなたでも登録できます。対応店はコンビニ大手をはじめ、カラオケ店や飲食店なども含みます。使い方はスマートフォンでコードを提示し、レジでスキャンしてもらう方法です。

「PayPay」はソフトバンクとヤフーが設立したPayPay株式会社運営の電子マネーです。PayPayは2021年6月17日に登録ユーザー数が4000万人を突破しています。対応店舗はポプラやローソンなどのコンビニとライフなどのスーパー、夢庵などのレストランも含み、全国に多く存在します。

「nanaco」は株式会社セブン＆アイ・ホールディングスが展開する電子マネーで、2021年6月時点ではコンビニ含めて約800500店で使えます。nanaco対応のコンビニはセブンイレブンで、イトーヨーカドーや西武・そごうなどのスーパーや百貨店でも導入しています。

「suica」はJR東日本のICカードで鉄道やバス、コンビニでの買い物にも使用できます。suicaはKitacaやPASMOなどのICカードの利用も可能で、Kitacaなどのマークがあるコンビニでも電子マネーとして機能します。モバイルSuicaの場合はスマートフォンをタッチするだけで支払えます。

よく利用するコンビニやスーパーなどがある場合は、該当店舗でお得になる電子マネーがおすすめでしょう。

「WAON」はコンビニにも対応しているイオン提供の電子マネーです。WAONはチャージすれば買物などに利用でき、ポイントも貯まります。WAONが使える場所は2021年6月時点で全国に約84万か所も存在し、ポプラやファミリーマートなどのコンビニでもチャージ可能です。

WAONでショッピングできるコンビニはミニストップやローソン、生活彩家などを入れて9つのコンビニになります。ミニストップとセイコーマートのコンビニはWAONのオートチャージに対応し、ミニストップは会員登録すると支払い税込み200円ごとに2ポイントが貯まります。

コンビニおすすめ電子マネー、今回ランキング第2位に選ばれたのは「d払い」です。d払いはネットショッピングや実店舗で支払える決済サービスで、月々の携帯料金と一緒に支払うことができるドコモユーザー限定の「ドコモ払い」とは異なります。d払いはドコモユーザーでなくても使えます。

d払いに対応しているコンビニはローソンなどの定番コンビニを含め、ハマナスクラブやさくらみくら便利店など全15店舗になります。また、キョーエイやヒラマツなどのスーパーのほかに、マツモトキヨシやココカラファインなどのドラッグストアでも電子マネーの支払いが可能です。

d払いはローソンやファミリーマートなどのコンビニとタワーレコードなどのd払い・dポイントのロゴマークがある店で、dポイントの二重取りが可能です。使い方はdポイントカードまたはモバイルdポイントカードを会計時に提示するやり方で、詳細は公式ホームページに記載されています。

電子マネーdポイントの二重取りは、1日500円程度を週に4日ほど利用すれば500ポイントお得になります（ポイント還元率0.5％・200円で1ポイント進呈の場合）。dポイントカードの提示が無い場合のd払い決済は500ポイント獲得、dポイントカードの提示があればプラス500ポイントです。

コンビニで使えるd払いはスマートフォンを利用している場合、dポイントクラブアプリの利用がおすすめされています。dポイントカードを持っていなくてもアプリから設定可能です。

コンビニで利用可能な電子マネーおすすめランキングTOP7を制したのは「iD」です。iDはスマートフォンやカードをかざして支払いできるキャッシュレス方法で、iPhoneとApple WatchはApple Pay、AndroidスマートフォンはGoogle Payやおサイフケータイを通じて使えます。

iDはクレジットカードなど様々なタイプのカードに対応し、QR決済の利用もできます。iDはアプリの起ち上げの必要がなく、装置にかざしてスピーディに買い物できるでしょう。iDが使える店はiDのロゴマークがある場所で、会計時にiDで払う旨を口頭で伝えてから利用します。

iDに対応しているコンビニは大手3社をはじめ、アズナスやセイコーマート、アンスリーなど15のコンビニになります。また、フードウェイなどのスーパーや牛角を含むレストランも対応します。

条件を達成することで還元率がアップする電子マネーには「楽天ペイ」などがあり、楽天ペイは2021年7月～9月の毎週金曜に電子マネーで支払えば、最大で全額ポイント還元になるチャンスがあります。条件は毎月エントリーと対象日に税込み500円以上の買い物を楽天ペイですることです。

「au PAY」は2021年8月31日までの期間限定ですが、コンビニローソンでau PAYを使って支払えばPontaポイントを最大10％還元するというキャンペーンを行っています。なお、au PAYプリペイドカード申込みとau PAYアプリの同意が必要です。

今回はコンビニで使える電子マネーをご紹介しました。電子マネーを選ぶ際は高いポイント還元率を求めることも一つの選択肢です。また、期間限定のキャンペーンでお得になる場合もあるため、各電子マネーの最新情報をチェックするのもおすすめでしょう。