ファミマで使える電子マネー・クレジットカードまとめ！QRコード決済は？

24時間いつでも利用できるファミマでは、電子マネーやクレジットカードなど、キャッシュレス決済でスムーズに支払いを済ませる人が増えています。国内大手コンビニチェーン店であるファミマですから、人気のキャッシュレス決済も積極的に導入している状況です。

ファミマにはファミマ直営店とファミマフランチャイズ店がありますが、どちらのファミマ店舗も、利用可能なキャッシュレス決済の種類は年々増えています。

コンビニ大手・ファミマでは、全国の店舗でさまざまなキャッシュレス決済に対応しています。キャッシュレス決済は種類が豊富にありますが、決済方法よってポイントの付与やポイント還元サービスなど特典が異なるのが特徴です。

そのため一概にどの決済方法がファミマでお得なのか、断言することは難しいのですが、決済サービスによっては期間限定のお得なキャンペーンもあります。キャンペーン期間中は、ポイント付与率や還元率がアップすることが多いのでお得です。

そのためこまめにキャンペーン情報をチェックし、その都度お得な決済方法を選ぶのが、ファミマのキャッシュレス決済をうまく利用するポイントです。

ファミマで利用できる電子マネーは、流通系電子マネーと交通系電子マネーの2種類あります。流通系電子マネーは全5種類、交通系電子マネーは全9種類ありますが、いずれの電子マネーも種類によって使い方が異なるため注意が必要です。

ファミマで利用できる流通系電子マネーは、WAON、楽天Edy 、iD、QUICPay 、PiTaPa（ファミマ独自の電子マネー）です。5種類の電子マネーの使い方は、それぞれ違います。

そんな流通系電子マネー5種の中でおすすめなのが、1度に2枚の電子マネーが利用できる楽天Edyです。ほかの電子マネーは、1回の支払いに1枚の電子マネーしか利用できません。その点楽天Edyは最大2枚まで利用可能なので、残高不足が気になる場合も安心です。

ただし楽天Edyを含むすべての流通系電子マネーは、その他の電子マネーとの併用ができません。ファミマ独自の電子マネー「PiTaPa」は、大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀のファミマ全店舗および三重・愛知の一部ファミマ店舗のみで利用できる電子マネーです。

取り扱い店舗以外のファミマ店舗では利用できないので、ファミマ独自の電子マネーを使用する際には対応店舗であることを確認しましょう。

ファミマでは、交通系電子マネーも複数対応しています。都心を中心に導入店舗が多い交通系電子マネーのSuicaやPASMOはもちろん、Kitaca、manaca、SUGOCA、TOICA、nimoca、ICOCA、はやかけんも利用可能です。

交通系電子マネーは、レジ横に設置してある電子マネー用端末にカードをタッチすることで決済が完了します。音が鳴れば電子マネー決済が完了するので、非常に便利です。残高が不足している場合も、ファミマのレジでチャージができます。

ただし1度にチャージできるのは最大2万円までなので、2万円を超えるチャージの場合は、交通系電子マネー専用のチャージ機を利用してください。

キャッシュレス決済の定番であるクレジットカードも、ファミマの支払いに利用できます。クレジットカード決済にはポイントの還元がありますし、あらゆるシーンで利用できるため、「普段の買い物もすべてクレジットカード決済」という人も多いです。

そんなキャッシュレス決済の定番「クレジットカード決済」ですが、ファミマで使用する際にはいろいろと注意点があります。

ファミマに関わらず、クレジットカード決済を利用する場合、「手持ちのクレジットカードで支払いができるか」が気になります。その点でいえば、ファミマのクレジットカード決済は便利です。

さまざまな店舗でも導入されている主要国際ブランドのクレジットカードは、ファミマのほぼ全店舗で対応しています。なおクレジットカードの国際ブランドとは、クレジットカードの運営・発行会社ではなく、クレジットカード決済サービスの主要ブランドです。

そのため「どこで作ったクレジットカードか」はファミマでの支払いに関係がなく、あくまでも「どこのクレジットカード決済サービスと提携しているのか」がポイントとなります。

なおクレジットカードの主要国際ブランドとはJCB、VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレスのことなので、国内で流通しているほとんどのクレジットカードがファミマの支払いに利用可能です。

さらにアジア系のクレジットカードも一部利用できます。たとえば中国で人気のクレジットカード「銀聯カード」や、韓国のクレジットカード「新韓カード」も、ファミマの支払いに利用できます。

日本国内では会員数が少ないですが、東南アジアで人気があるアメリカのクレジットカード「ディスカバーカード」も、ファミマで利用可能です。

ファミマではいろいろな種類のクレジットカードが支払いに利用できますが、支払い回数は1回のみです。そのため便利なクレジットカードの分割払いは、ファミマの支払いに利用できません。

なお1回の支払いに利用できるクレジットカードは1枚のみなので、複数のカードでの支払いも不可です。ファミマでのクレジットカード決済が1回払いのみとなると、残高不足が心配なケースもあります。

ファミマでは交通系電子マネーや流通系電子マネーが各種利用できるので、クレジットカードと電子マネーを組み合わせて支払いができれば、残高不足を気にする必要もなくなります。

ただしクレジットカードと電子マネーの併用は不可です。ですからクレジットカードの残高が気になる場合は、「電子マネーで全額決済する」または「キャッシュレス払いではなく現金払いにする」のいずれかを選んでください。

食品や日用品などをファミマで購入する程度であれば、よほどのことがない限り支払い金額が1万円を超えることはありません。そのためファミマでクレジットカード決済を利用しても、暗証番号の入力を求められることは基本的にありません。

ただしクレジットカード決済の場合、ファミマでの支払総額が1万円を超えると、決済時に暗証番号の入力が必要です。なお1万円以上で暗証番号の入力が求められるのは、クレジットカードの種類に関係ありません。

どのクレジットカードを使用しても、ファミマで1万円以上の買い物をする場合は暗証番号が必要です。ちなみにクレジットカードには「利用可能上限金額」があります。

クレジットカードの「利用可能上限金額」は、クレジットカードの種類やクレジットカード会社との契約内容、さらに当月のクレジットカード利用状況で決定するものです。

そのためファミマでの支払い総額がクレジットカードの利用可能上限金額を超えた場合は、1万円未満であってもクレジットカード決済は利用できません。

流通系電子マネー、交通系電子マネー、各種クレジットカードと、ファミマで支払いに利用できるキャッシュレス決済の種類は豊富です。そんなファミマでは、電子マネーやクレジットカード以外のキャッシュレス決済も利用できます。

定期的にお得なキャンペーンを実施しているQRコード決済も、ファミマでの支払いに利用可能です。QRコード決済はカードタイプの電子マネーやクレジットカードとは違い、スマホだけで支払いが完了します。

QRコード決済は、ファミマのようなコンビニ以外でもレストラン、ショップ、宿泊施設、レジャー施設など幅広い店舗で利用できる便利なキャッシュレス決済です。

QRコード決済にはいろいろな種類がありますが、人気のQRコード決済だと、還元率が大幅にアップするキャンペーンがあります。そのためキャンペーン期間中のQRコード決済は、定価販売が基本のファミマがお得になるチャンスです。

ファミマでは、スマホを使ったQRコード決済もさまざまな種類に対応しています。なお2021年時点でファミマで利用できるのは、LINE Pay、楽天ペイ、PayPay、d払い、au PAY、メルペイ、J-Coin Pay、ゆうちょPay、pring、WeChatPay、AliPayです。

なおファミマで利用する際は、注意点があります。ファミマ店内にある商品の支払いには基本的にQRコード決済が利用できますが、公共料金やファミポートで取り扱う商品・サービスの支払いなどには利用できません。

また電子マネー（交通系電子マネー・流通系電子マネー）のチャージも、QRコード決済は使用不可です。もちろんほかのキャッシュレス決済との併用も、ファミマでは利用できません。

ですから「電子マネーやクレジットカードの残高不足をQRコード決済でカバーする」ということは、基本的にできません。ちなみにファミマではQRコード決済を利用した場合も、現金払いと同じくTポイント、dポイント、楽天ポイントが付与されます。

大規模還元キャンペーン中もポイントは通常通り付与されるので、お得にポイントを貯めるチャンスです。なおQRコード決済を利用しつつポイントを貯めたい場合は、支払い前にファミマスタッフにポイントカードを提示してください。

ファミマでは交通系電子マネー、流通系電子マネー、各種クレジットカード、QRコードなど、さまざまな種類のキャッシュレス決済が利用できます。

決済方法によってポイントや還元率が異なるので、キャッシュレス決済を上手に利用して、スムーズかつお得にファミマの支払いを済ませましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。