簡単にできる絶品角煮の作り方をご紹介！圧力鍋がなくてもOKのレシピは？

美味しい角煮があればご飯が止まらなくなると話題です。角煮は豚のブロック肉を使用したメニューで中華料理が基本となっています。本格的な角煮は八角や特別な香辛料などを使用し、長時間コトコトと煮込んで手間がかかり難しいイメージがあるでしょう。

今回ご紹介するレシピは「簡単」をキーワードにした絶品角煮の人気レシピです。圧力鍋がなしでもOKの手軽に挑戦できるレシピをまとめましたのでぜひ参考にしてください。

角煮は子供からお年寄りまで万人受けする人気メニューです。白いご飯と一緒に食べればご飯が止まらなくなると話題です。またお酒のおつまみにも最適です。こってりと煮込まれた角煮はビールはもちろん、焼酎や日本酒、ワインなどにもマッチすると評判です。

美味しい角煮と美味しいお酒があれば楽しい時間になること間違いなしです。中華料理店やお惣菜専門店の角煮を購入するのも良いですが、自宅で簡単に角煮を作ることができたらとても素敵です。しかもそのレシピがとても簡単で手軽なものだったら言うことがありません。

今回の記事では定番の基本の角煮の作り方をはじめ、じっくり煮てとろとろになる角煮の簡単レシピ、圧力鍋なしでも十分に絶品角煮が作れる簡単レシピなどをご紹介します。

中にはフライパン1つで完成する手軽＆簡単な角煮レシピや土鍋を使った余熱調理の簡単レシピなども登場します。料理上級者でも驚くようなコーラを使用した簡単レシピやレンジで作れる料理ビギナーにおすすめの簡単レシピもご紹介します。

さらに角煮の煮汁をアレンジした絶品人気メニューなどもご紹介しますのでぜひ参考にしてください。料理初心者の方から料理上級者の方まで目からうろこの絶品＆簡単レシピが続々と登場します。難しいことはなしにして簡単角煮レシピに挑戦してみましょう。

この章では基本の絶品角煮レシピをご紹介します。意外と簡単と思う方もいるでしょう。それでは定番で基本の角煮レシピの登場です。

まずは圧力鍋を使った基本の豚の角煮をご紹介しましょう。アレンジや簡単レシピを知る前にやはり「基本」となる作り方を知っておいた方がその違いや手軽さの度合いなどがわかりやすくなります。

「基本の豚の角煮 圧力鍋編」の材料は、豚バラブロック肉600g、ネギの青い部分1本分、生姜1かけ、ゆで卵4個、料理酒大さじ2です。煮込む際の調味料は砂糖大さじ2、料理酒大さじ3、みりん大さじ3、醤油大さじ5、ゆで汁500ccです。ネギの青い部分は洗っておきましょう。

生姜はスライスしておきます。圧力鍋に豚バラブロック肉をそのまま入れて、豚肉が浸る程度の水と酒大さじ2を入れフタをして中火で熱します。圧力がかかった時点で弱火にし、20分加圧調理しましょう。加圧調理後、火を止めしばらく置きます。

圧力が下がったらフタを開け、豚肉とゆで汁を分けておきます。ゆで上がった豚肉は食べやすい大きさにカットしましょう。圧力鍋はさっと洗っておきます。再び圧力鍋に豚肉、ネギの青い部分、生姜、煮込む際の調味料全てを入れてフタをして中火で熱します。

圧力がかかったら弱火で15分加圧、加圧終了後火を止め、放置します。圧力が下がって落ち着いたらフタを開けてゆで卵を投入し中火で約5分煮詰めたら完成です。そのまま食べてもOKですし、少し時間をおいて味がさらにしみ込んでから食べるのもおすすめです。

じっくり煮てとろとろが美味しい絶品角煮レシピをご紹介します。「簡単とろとろ角煮」の材料は豚バラブロック肉600g、ネギの青い部分1本分、生姜1かけ、ゆで卵4個です。煮込む際の調味料は砂糖大さじ3、料理酒大さじ4、みりん大さじ2、醤油大さじ4、はちみつ大さじ1、ゆで汁400ccです。

調理工程は下茹でと煮込みの大きく2つに分かれます。まず豚バラブロックをフライパンに入れ、焼き色を付けるように焼きます。こんがりと焼き色がついたら、豚肉が浸るくらいの水を入れ、ネギの青い部分、生姜を入れアクを取りながら45分煮込みます。

煮込み終えたら豚肉とゆで汁を分けてフライパンから取り出します。ゆで汁は後ほど使いますので取っておきましょう。フライパンに食べやすい大きさにカットした豚肉、煮込む際の調味料全てを入れて落し蓋をして30分煮込みます。

煮込み終えたらゆで卵を煮汁に浸かるように入れて約15分放置すれば完成です。下茹ですることでよりとろとろの食感の絶品角煮が簡単に完成します。

角煮の煮汁は豚肉の旨味と甘みがたっぷりと溶け込んだ最高の煮汁です。この煮汁が余った際にはぜひ挑戦してほしい簡単メニューがあります。角煮の煮汁を使った再利用アレンジレシピ「豚の角煮で炊込みご飯」です。レシピはとても簡単です。ご飯を通常通りにといで炊飯器にセットします。

この時まだ水はメモリの線までセットしないでください。米2合の場合の材料は、豚の角煮の煮汁100cc、豚の角煮適量、根菜など適量です。根菜はごぼうやニンジン、もしくは椎茸やこんにゃくもおすすめです。

炊飯器にといだ米を入れたら、豚の角煮の煮汁を入れ、足りない分の水分を水を入れて調整します。豚の角煮を1～2cmのさいころ状にカットしたもの、根菜などを1cm角のさいころ状にカットしたものを加えスイッチをONします。

炊き上がったらお好みで塩・ごま油を少々ふりかけ、具材とご飯が混ざるように混ぜれば完成です。豚肉の旨味がたっぷりと味わえるやみつきになる炊込みご飯になります。角煮を作る際の副産物である煮汁を使った超簡単レシピですのでぜひお試しください。

次は圧力鍋なしでOKの簡単角煮レシピの登場です。調理器具が限られてしまうと、特定の調理器具を持っていない方には挑戦できなくなってしまいます。豚の角煮は圧力鍋がなくても美味しく作ることができます。しかも簡単なレシピをご紹介しますのでぜひお試しください。

「土鍋」は便利で汎用性のある昔ながらの日本の調理鍋です。保温性が高く、じっくりと調理するにはもってこいの鍋で、白米も土鍋で炊くということにこだわっている方もいるほど、じっくりと火が通り余熱調理に向いている鍋と言えます。

豚の角煮は少量よりもたくさんの量を一度に煮込んだ方がより美味しくできますので、土鍋も3～4人分の鍋料理に使うようなサイズのものを用意しましょう。豚バラブロック肉800g、長ネギの青い部分1本分、生姜スライス3枚が主な材料です。調味料は砂糖50g、醤油100cc、酒大さじ4です。

フライパンで食べやすいサイズに切った豚肉を焼きます。薄く焼き色がついたら取り出し土鍋に入れていきましょう。ネギの青い部分、生姜、水5カップを入れ火にかけます。

煮立ったら弱火にし、アクを取りながら約40分煮込みます。下茹でが終わったら豚肉を取り出し、煮汁は捨てましょう。再び土鍋に豚肉を戻し、調味料全てを加えフタをして約30分煮込みます。30分後に火からおろし、土鍋を厚めのバスタオルや毛布でくるみ1～2時間放置します。

土鍋の保温性を利用した余熱調理をすることでより美味しく味がしみ込みますし、豚肉が柔らかく仕上がりますのでぜひ土鍋調理をお試しください。

土鍋の余熱を活用することでガス代の消費も抑えられ、環境にも優しい「エコ」なレシピです。シンプルな調理方法で簡単に作れますのでぜひお試しください。

豚の角煮は厚手の鍋や深めの鍋が必須と思っている方も多いでしょう。今回ご紹介するのは炒め物や目玉焼きなどに使用するいたって普通のフライパンでできる角煮のレシピです。

しかもフライパン「1つ」で完成しますのでとても簡単です。一人暮らしや料理初心者の方でもフライパンで簡単にできるのであれば挑戦してみたいと思うでしょう。たくさん角煮を作って角煮丼や角煮麺、角煮をサンドしたパンなどのアレンジメニューも楽しみましょう。

「絶品角煮フライパン編」の材料は豚バラブロック肉500g、長ネギの青い部分1本分、生姜スライス3枚です。煮込む際の調味料は砂糖大さじ2、ハチミツ大さじ2、醤油80cc、料理酒50ccです。豚バラ肉は5cm幅の食べやすい大きさにカットしましょう。

フライパンを熱し、豚バラ肉に焼き色を付けます。この時余分な脂をキッチンペーパーなどでふき取っておくとより美味しく仕上がります。水500cc、長ネギの青い部分、生姜、調味料全てを入れて落し蓋をして約1時間弱火で煮込みます。

煮汁が煮詰まってきたら焦げ付いてしまうので気をつけましょう。器に盛りつけて白髪ねぎや糸唐辛子をトッピングする見た目も本格的な角煮になるのでおすすめです。なんといってもフライパン1つで簡単に作れますのでぜひチャレンジしてみてください。

豚の角煮は圧力鍋をはじめ、フライパン、土鍋、深鍋、ダッチオーブンなど様々な調理鍋や調理器具で作ることができます。この章でご紹介するのは最も簡単で便利な電子レンジを使った角煮レシピです。電子レンジを一番おすすめするポイントは「火を使わない」ということです。

火を使わずに完成しますので危険が回避でき、子供にも手伝ってもらうことができます。火を使っての調理の場合「火加減」ができあがりの美味しさを左右する重要な要素となりますが、電子レンジを使えばその「火加減」を気にする必要がありませんので簡単です。

料理初心者や子供と一緒の料理体験などにもおすすめの「電子レンジ」を使った簡単レシピをご紹介します。

「電子レンジで超簡単＆お手軽豚の角煮」のレシピをご紹介します。材料もシンプルです。豚バラブロック肉300g、ネギの青い部分1本分、生姜の薄切り3枚です。調味料は醤油大さじ3、砂糖大さじ1、ハチミツ大さじ1、料理酒大さじ2、みりん大さじ1です。

豚バラ肉は食べやすい大きさにカットしましょう。深めの耐熱容器に豚肉、ネギの青い部分、生姜を入れ、具材にかぶる程度の水を入れます。ふわりとラップをして600Wの電子レンジで10分加熱しましょう。豚バラ肉は水で洗いアクを取り除いておきましょう。

改めてきれいな深めの耐熱容器に調味料をすべて入れます。豚肉を調味液につけて15分放置し、味をしみ込ませます。ふわりとラップをして600Wの電子レンジで5分加熱しましょう。

取り出して豚肉を裏返し、再び3分加熱すれば完成です。調理にかかる時間も大幅にカットできますし、調理にかかる手間や片づけの手間も削減できる時短＆簡単角煮レシピです。ぜひお試しください。

次はコーラを使用した簡単豚の角煮レシピをご紹介します。先ほどと同様、電子レンジを使用した簡単レシピですので、色々な手間が省け時短にもなっています。コーラを使うことでより簡単に豚肉が柔らかくなります。

また砂糖やハチミツなどの調味料が省けるので材料や調味料もとてもシンプルです。材料は豚バラブロック肉300g、コーラ100cc、醤油大さじ3、みりん大さじ2です。豚バラ肉は食べやすい大きさにカットしておきましょう。

深めの耐熱容器に豚バラ肉とコーラ、醤油、みりんを入れ、ふわりとランプをして600Wの電子レンジで12分加熱します。いったん取り出し、豚肉をひっくり返してさらに電子レンジで3分加熱すれば完成です。そのまま食べてもOKですが、しばらく置いて味をなじませるとより一層美味しくなります。

コーラの味は一切しませんのでご安心ください。超簡単で超シンプルな材料＆調理工程で作れるコーラと電子レンジを使った豚の角煮をぜひお試しください。コーラを使って簡単に調理し、家族に食べてもらった後に「コーラで煮込んだ」ということを伝えればきっと驚くことでしょう。

続いてはいつものおなじみの角煮をちょっとアレンジした簡単メニューをご紹介します。甘辛いたれがしみ込んだ豚の角煮はご飯やアルコールに合う絶品人気メニューです。

ですが、ちょっとアレンジすることで全く違った豚の角煮が楽しめると話題になっています。この章では目からうろこの簡単豚の角煮アレンジレシピを2つご紹介します。

豚の角煮の簡単アレンジレシピ1つ目にご紹介するのは「デミグラス角煮」です。珍しいネーミングに驚く方も多いでしょう。しかも作る際に使用する調理器具は一家に一台はあるであろう「炊飯器」です。炊飯器を使えばアレンジバージョンの角煮も簡単＆気軽に挑戦できます。

炊飯器で作るデミグラス角煮の材料は豚バラブロック肉500g、玉ねぎ中サイズ1個、ブラウンマッシュルーム4～5個、バター15gです。デミグラスソースは市販の缶詰を使用しましょう。

豚バラ肉は食べやすい大きさにカットします。フライパンを熱し豚バラ肉を炒め、いい感じに焼き色を付けます。焼き色がついたら取り出し炊飯器に入れます。次に同じフライパンにバターとスライスした玉ねぎ・マッシュルームを入れて炒めます。

しんなりしてきたら、デミグラスソースを1缶分と水50ccを入れぐつぐつと煮込みます。豚バラ肉を入れた炊飯器に具材入りのデミグラスソースを入れて、通常通りの炊飯をスタートしましょう。炊き上がりの合図が鳴ったらそのまま10分程保温して完成です。

炊飯器を使用するので時短で柔らかく美味しく仕上がると評判の簡単レシピです。お皿に盛りつけたら仕上げに生クリームを垂らすとより一層豪華な見た目になります。ぜひお試しください。

ココナッツミルクを使ったアジアン風の豚の角煮レシピをご紹介します。ココナッツミルクが好きな方、タイ料理などの多国籍料理が好きな方におすすめのメニューです。仕上げにパクチーや九条ネギ、粒マスタードなどを添えるのもおすすめです。

材料は豚バラブロック肉500g、玉ねぎ中1個、にんにく1かけ、ココナッツミルク200ccです。煮込む際の調味料は砂糖大さじ1、醤油大さじ1、ナンプラー大さじ1～2です。玉ねぎとにんにくはスライスしておきましょう。

フライパンを熱し、食べやすい大きさに切った豚バラ肉を入れて焼き色を付けるように炒めます。別の鍋に玉ねぎ、にんにく、豚バラ肉と調味料全てを入れ、材料が浸る程度の水を加え煮込みます。

途中アクを取り、ココナッツミルクを加えて1時間弱火で煮込みましょう。煮上がったら皿に盛りつけ、パクチーや粒マスタードを飾って完成です。

ビールやハイボールなどのアルコールにもバッチリ合いますし、白いご飯の上に乗せてたべるのもおすすめです。ココナッツ風味が好きな方におすすめの簡単アジアン風角煮にぜひ挑戦してみてください。

豚バラブロック肉を使った絶品＆簡単な豚の角煮レシピをご紹介しました。圧力鍋なしでも豚の角煮を作ることはできます。今回ご紹介した土鍋、電子レンジ、炊飯器、フライパンなどご自分でお持ちの調理器具や調理家電を利用して絶品角煮に挑戦してみましょう。

コーラやココナッツミルク、デミグラスソースなどを活用してよりお肉を柔らかく仕上げたり、簡単アレンジ角煮にチャレンジしてみるのもおすすめです。