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牛乳で簡単に出来るチーズがある?
今回はお家でも簡単に牛乳からチーズを作る方法を紹介します。チーズはさまざまな料理にもアレンジしやすく大量に買って、冷凍して保管している人も多いのではないでしょうか。
市販のチーズは防腐剤などの食品添加物や塩分が気になる、小さな子供がいるので無添加のチーズがいいけれど少し値段が張るとお悩みの方には朗報です。
チーズは自宅で牛乳を使用して簡単に作ることが出来るのです。自家製のチーズだと添加物も気にならず、必要な時に必要な分だけ作ることも可能です。
牛乳に多く含まれているタンパク質の「カゼイン」は普段は磁石のように反発しておりくっつきません。しかし、酢やレモン汁などの酸性のものを加えると普段はくっつかないカゼインがくっつくようになることでチーズが出来上がるのです。
牛乳に入っているカゼインは酸を加えることで固まりやすくなるのですが、熱の力を加えることでより固まりやすくなります。絶品チーズが牛乳だけで簡単に作れるので、お子さんと一緒に調理するのもおすすめです。
牛乳で絶品チーズを作ろうう!作り方をご紹介
それでは早速牛乳で手作りチーズを作ってみましょう。作り方はとっても簡単ですので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
材料は至ってシンプルで、牛乳、お好みで生クリーム、レモン汁または酢、塩です。チーズを作る道具も特別な物は必要ありません。家にある鍋、ザルとボウル、コシ布(サラシやキッチンペーパー)です。
牛乳で手作りできるチーズはリコッタチーズとカッテージチーズが作れます。今回は両方のチーズのレシピをご紹介します。材料はほぼ同じなのでお好みに合わせて作ってみましょう。
リコッタチーズのレシピ
まずは牛乳で作れるリコッタチーズのレシピをまずご紹介します。材料は、牛乳500ml・生クリーム50ml・レモン汁大さじ1・塩少々です。
まず鍋にレモン汁以外の材料を全て入れて沸騰直前まで火にかけます。沸騰直前の目安は、ナベのふちに小さな泡がふつふつと出て来るくらいが目安です。沸騰直前まで温まったらレモン汁を入れて弱火にします。しばらくすると分離がはじまりますので、分離しだしたら日から降ろし10分ほど置きます。
ガーゼやコシ布を敷いたざるに移し30分ほど水気を切ったあとにザルに残った白いものがリコッタチーズです。以上がリコッタチーズの作り方です。チーズ作りの作業としては、混ぜる・火にかける・こすだけなのでとても簡単に美味しいリコッタチーズを作ることができます。
カッテージチーズのレシピ
続いては美味しいカッテージチーズの作り方を説明します。カッテージチーズの材料もとても簡単で家にある材料ばかりです。材料は1人前で牛乳250ml・酢大さじ1です。お好みで塩を入れてもいいでしょう。基本的にはリコッタチーズのレモン汁を酢に変えるだけで完成します。
作り方もリコッタチーズと同様にとても簡単です。鍋に牛乳を入れて沸騰直前まで温めます。沸騰直前まで温まったら火を消して酢を加えます。
10~20秒ほど待ってからゆっくりと鍋を混ぜて少し放置します。すると豆腐のようなもろもろとしたものと、水分に分離しますので、コシ布を敷いたザルに移して水気を切ります。
ザルに残った白いもろもろしたものがカッテージチーズです。ちなみに両方のチーズを作るときに出た水分は「ホエー」を言って、たんぱく質・ミネラル・ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。レモン汁と砂糖を加えたり、料理にも使用したりできますので余すことなく利用しましょう。
牛乳で作ったチーズを使った美味しいレシピ
簡単に牛乳でできるチーズを使って美味しい絶品料理を作ってみましょう。本項では牛乳で作ったチーズで作れるレシピをいくつかご紹介します。
まず、牛乳で作ったチーズを使ったおすすめ料理は「チーズケーキ」です。牛乳で作ったチーズと砂糖、レモン汁・卵・薄力粉を用意します。材料をすべて混ぜたらケーキ型に入れてオーブンで焼くだけで絶品チーズケーキの完成です。
他にも、カルボナーラやサラダなどさまざまなレシピがレシピサイトに投稿されているので、一度調べてみるのもおすすめです。また、牛乳で作れるチーズは完全に手作りなので赤ちゃんの離乳食にも使用できるのもおすすめです。
牛乳でできるチーズを家庭で作ろう!
以上が牛乳でできるチーズの作り方と、牛乳で作ったチーズを使った料理をご紹介しました。必要な材料も牛乳とレモン汁や酢、塩とシンプルなうえに、作り方もとても簡単なので、お子さんの食育にもぴったりです。