サバ缶とトマトは王道の組み合わせ！簡単なのに絶品のレシピとは

サバ缶の油には、血液サラサラ効果があり生活習慣病予防にもなるDHPとEPAという必須脂肪酸が多く含まれています。また、トマトには抗酸化作用が高いリコピンが含まれています。

トマトのリコピンは油に溶けやすい性質を持っているので、サバ缶の油と一緒に料理をすることがおすすめです。サバ缶の油に含まれるDHPやEPAが、トマトのリコピンの吸収を4倍にしてくれるともいわれています。それでは、サバ缶とトマトを使った絶品レシピをご紹介します。

サバ缶とトマトのサラダは簡単できて、ヘルシーな一品です。切ったトマトとサバ缶を油ごと混ぜ合わせて、にんにくとオリーブオイル、醤油小さじ1杯強をひとかけするだけで美味しく食べられます。

サバ缶とトマトのサラダには、マリネにしておいた玉ねぎを混ぜてもいいですし、レタスやベビーリーフを添えて、バジルやパセリを上に散らせば、彩もよく食欲をそそる一品になるでしょう。

トマトの缶詰には、過熱して美味しいトマトを使いやすいように水煮したトマト缶があります。トマト缶には、トマトが丸ごと入ったホールトマトとトマトがダイスカットされたカットトマトの2種類があります。では、サバ缶とトマト缶を使って簡単にできるメニューをご紹介いたします。

サバ缶とトマト缶で作るトマト煮込みは、時短料理としても便利に作れるとインスタグラムでも紹介されています。水煮缶のサバ缶（200g）とカットトマトのトマト缶（200g）を使います。

まず、くし形に切った玉ねぎ200gと、にんにくをお好みで小さじ1杯程度加えて、オリーブオイルで炒めます。玉ねぎがしんなりなるくらいに炒めてから、サバ缶とトマト缶を入れます。サバ缶は汁ごと入れると栄養価も高くなるでしょう。

サバ缶とトマト缶を入れて混ぜた後に、塩を一つまみと顆粒コンソメを小さじ2杯加えて中火で約5分煮込んでいきます。器に盛りつけた後バジルやパセリなどをのせると香りや色どりも良くなるでしょう。

サバ缶とトマト缶の煮込みは、スープ風にしていただくのもいいですし、煮詰めてとろみをつけてから、ペンネやマカロニを入れても美味しく食べられます。

ペンネやマカロニを入れたサバ缶とトマト缶の煮込みを、皿に移し替えて、チーズを上にのせオーブンで軽く焼くと、グラタンにすることもできます。では、サバ缶とトマト缶を使ったおかずレシピもご紹介します。

サバ缶とトマト缶を使ったパスタ料理も好評です。200gのサバ缶とトマト缶を一缶ずつ使用すると約4人分のパスタ料理ができます。玉ねぎのみじん切りをにんにく1かけと一緒に炒めてから、サバ缶とトマト缶を入れて混ぜ合わせます。

サバ缶とトマト缶を入れて混ぜ合わせた後、中火で汁気がなくなるまで炒めていきます。この時にケチャップやウスターソースを少し加えると煮詰めやすくなるでしょう。

サバ缶とトマト缶のパスタは、茹で上がったパスタの上から煮詰めたソースをかけてもいいですし、パスタにソースを絡めても美味しくいただけるでしょう。

次にご紹介するのは、簡単にできるサバ缶とトマト缶を使ったカレーです。玉ねぎを1玉みじん切りにしてバターであめ色になるまで炒めます。そこにサバ缶を1缶汁ごと入れ、ウスターソース小さじ1程度とトマト缶を入れて合わせたら中火で煮たせます。

サバ缶とトマト缶を合わせる時に、チューブの生姜や白ワイン大さじ2杯程度を加えて煮ると、サバの香りを抑えることができるでしょう。全体をなじませて煮立てたら、カレー粉を加えます。

カレー粉は固形のルーを使用してもいいですし、コリアンダーやクミン、チリペッパーなどのスパイスを合わせてお好みのスパイシーサバカレーにするのもおすすめです。

サバ缶とトマトは一緒に料理することで栄養価が上がるだけでなく、簡単に作れる時短料理としても王道の組み合わせです。サバ缶とトマト缶を常備しておいて、毎日の献立に活用してみましょう。