本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
つゆだく以外にもこんなにあった!吉野家の裏メニュー
吉野家は、今さら説明の必要がないほどに有名な牛丼メインの外食チェーン店です。牛丼と言えば真っ先に名前が挙がる吉野家ですが、国内の店舗数は同じ牛丼のチェーン店である「すき家」に次ぐ第2位となっています。今や海外にまで出店している吉野家の創業は、1899年のことでした。
創業当初、吉野家の第1号店は現在の東京都日本橋にあった魚市場で営業していました。その後の関東大震災で大きな被害を受けた魚市場は、築地へと移転します。かの有名な築地市場の始まりです。築地市場の移転に伴い、吉野家の第1号店もまた築地場内へと店舗を移したのでした。
吉野家の第1号店は、お客さんの要望に応える形で正式なメニューには載っていない特殊なメニューを提供し、築地場内に訪れる多くの人々から愛されていました。それが、吉野家の裏メニューの始まりです。裏メニューはどんどんと増えていき、今では大きく分けて10種類以上もあると言われています!
吉野家にはつゆだく以外にもたくさんの裏メニューがあります。ユニークなものから驚きのもの、店舗での頼み方まで、吉野家の裏メニューについて徹底的にご紹介しましょう!
「アタマの大盛り」は正式メニューに
吉野家の裏メニューで代表的なものと言えばつゆだくですが、実は裏メニューから正式なメニューへ昇格した有名な裏メニューが他にあります。それは「アタマの大盛り」です。
アタマの大盛りとは、牛丼にとって頭の部分、つまりお肉の量を増量してもらえる裏メニューです。お肉が大盛りになる分、ご飯の量は少なめになります。糖質を控えたい人、お肉をガッツリ楽しみたい人の熱い支持を受けて、吉野家の正式なメニューとなりました。
裏メニューに非対応の店舗もあるので注意
吉野家の裏メニューは、あくまで特殊なメニューです。すべての吉野家の店舗で必ず対応できるとは限りません。裏メニューに非対応の店舗もあるため、注文時には注意しましょう。
特にお肉関連の裏メニューについては、お店の繁忙時やお肉の残量が足りないなどの理由から、裏メニューの注文に対応できない場合があります。裏メニューの注文時には吉野家の店員さんに一声かけて、裏メニューの対応が可能かどうかを確認してから注文するのがおすすめです!
マニアックすぎて店員さんが知らない場合も
吉野家の裏メニューは細かく分けていくと種類がとても多く、中にはマニアックなものもあります。誰でも聞いたことがあるつゆだくやアタマの大盛りなら問題ありませんが、あまりにマニアックすぎると吉野家で働く店員さんでさえ知らない可能性が否めません。
これはマニアックかな?と思える裏メニューを注文する際にも、やはり店員さんに一言確認してから注文すると良いでしょう。提供する側も提供される側も、お互いに気持ちよく過ごしたいものです!
吉野家の牛丼のおすすめ裏メニュー
吉野家のおすすめの裏メニュー、まずは牛丼編からご紹介していきましょう。吉野家の裏メニューは、リーズナブルで美味しい吉野家のメニューをより美味しく楽しむための裏技とも言えます。裏メニューを使って、吉野家の美味しい牛丼を自分好みにアレンジして楽しみましょう!
ごはん系
吉野家の裏メニューのご飯系には、「つめしろ」「あつしろ」「軽いの」「半シャリ」「極かる」などがあります。つめしろとは、牛丼のご飯をほかほかの温かい状態ではなく、冷めた状態で提供してもらえる吉野家の裏メニューです。常温で5分ほど冷ますため、冷蔵したような冷たさではありません。
つめしろの逆に当たる吉野家の裏メニューが、あつしろです。あつしろでと注文すると、吉野家の店員さんがご飯を電子レンジで温め、通常より熱々の状態で提供してもらえます。
軽いのと半シャリは同じ意味で、ご飯の量を半分に減らしてもらえます。極かるとは、軽いののさらに半分のご飯の量でお願いしたい時に使います。ご飯の量をさらに減らしてもらえる「極極かる」という裏メニューもありますが、店員さんに伝わらない場合もあるので注意しましょう。
肉系
次は吉野家の裏メニューの肉系です。肉系には「とろだく」や「とろぬき」、「アタマの特盛り」「赤多め」「肉ぬき」、そして「肉下」などがあります。「アタマの特盛り」は先にご紹介したアタマの大盛りより、さらにお肉を増量したい時にお願いする裏メニューです。
とろだくを注文すると、脂身の多いお肉を多めに入れてもらえます。反対に脂身を極力減らしてカロリーを抑えたい場合は、とろぬきがおすすめです。赤多めもとろぬきと同じ意味合いで使います。
肉ぬきはお肉を減らしてもらえる、ごはん系の裏メニューの軽いのや極かると似たものと言えるでしょう。牛丼はご飯の上にお肉が乗っている状態が通常ですが、ご飯の下にお肉が入れられた逆さまの牛丼を提供してもらえる裏メニューが肉下です。
ねぎ系
牛丼の名バイプレーヤーとも言える玉ねぎに関する裏メニューが、吉野家のねぎ系と言われるものです。ねぎ系の裏メニューには、「ねぎちょいだく」や「ねぎだく」、「ねぎだくだく」「ねぎ少なめ」「ねぎぬき」「ねぎだけ」などがあります。
つゆだくと似た印象のねぎだくは、玉ねぎの量を通常の2倍にしてもらえる吉野家の裏メニューです。ねぎちょいだくは通常の1.5倍、ねぎだくだくは玉ねぎの量を限界まで入れてもらえます。甘く煮込まれた玉ねぎが好きな人に嬉しい裏メニューですが、玉ねぎが増えた分お肉の量が減る点に注意です。
ねぎだけは、玉ねぎ好きの究極とも言える吉野家の裏メニューです!ご飯の上に玉ねぎだけと、もはや牛丼と呼べない状態ではありますが、お肉の旨みが染み込んだとろとろの玉ねぎを堪能できます。
牛丼は好きでも玉ねぎが苦手という人は、ねぎ少なめやねぎぬきなど、玉ねぎの量を減らしてもらえる吉野家の裏メニューを覚えておきましょう。他に「やわねぎ」や「かたねぎ」など、牛丼に入れてもらえる玉ねぎの硬さの好みを選べる裏メニューもあります。
つゆ系
吉野家の代名詞である「つゆだく」や、「つゆだくだく」「つゆだくだくだく」「つゆ限界」「つゆちょいだく」「つゆ少なめ」「つゆぬき」「汁だけ」などが、吉野家の裏メニューのつゆ系です。
つゆちょいだくは牛丼の汁を通常の1.5倍に、つゆだくは通常の2倍、つゆだくだくは通常の3倍、つゆだくだくだくは通常の4倍と増えていきます。つゆ限界は汁をなみなみと入れてもらえる裏メニューです。つゆ少なめは牛丼の汁を少なめで、つゆぬきは完全に汁がない状態で提供してもらえます。
汁だけとは、牛丼を煮込んだ汁だけをご飯にかけて提供してもらえるという、マニアックな吉野家の裏メニューです。お肉も玉ねぎも入っていない分、吉野家自慢の汁の味を純粋に楽しめます!
吉野家のおすすめ裏メニュー
吉野家の裏メニューは、牛丼に関するものだけではありません。お味噌汁やお漬物、卵など、牛丼と一緒に楽しめる吉野家のサイドメニューの裏メニューをご紹介していきましょう。
お湯割り・水割り
一見お酒の飲み方のような「お湯割り」と「水割り」は、吉野家のお味噌汁の裏メニューです。どちらもお味噌汁を割って味わいを薄くしてもらえる裏メニューですが、お湯割りはお味噌汁をお湯で割り、水割りは水で割ります。
黄身だけ
「黄身だけ」は吉野家の卵の裏メニューです。卵の白身を取り除き、濃厚な黄身だけを提供してもらえます。対応できない店舗もあるので、確認してから注文しましょう。
芯だけ
牛丼を楽しんだ後に、お漬物は口の中をさっぱりとリフレッシュさせてくれます。「芯だけ」という吉野家の裏メニューは、お漬物の白菜の芯だけを提供してもらえる裏メニューです。手間がかかるため、黄身だけ同様に対応できない場合がある点に注意しましょう。
吉野家の裏メニューの頼み方は?
最後に、吉野家の店舗での裏メニューの頼み方についてご紹介しておきましょう。裏メニューの頼み方をしっかりマスターし、初めてでもスムーズに注文して吉野家通を装ってみたいものです!
レジで店員さんにオーダー
吉野家の裏メニューの頼み方は、レジで店員さんに注文するだけと簡単です。吉野家のレジで注文時に、食べたいメニューとサイズ、裏メニューの順番で注文します。頼み方の例としては、「牛丼の並盛り、つゆだくで」といった感じで明確にシンプルに伝えましょう。お持ち帰りの場合も同じです!
吉野家の裏メニューでいつもと違った味を楽しもう!
2020年4月からは、アタマの大盛りと同じく裏メニューだった「肉だく」が正式なメニューとして新発売されました。そして2022年8月現在では「ねぎだく」も通常メニュー化しています。今後も、正式なメニューとして昇格する裏メニューが出てくることでしょう。ノーマルな吉野家の牛丼はもちろん美味しいですが、裏メニューでいつもと違った味を楽しんでみませんか?
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。紹介した情報は2022年8月4日時点の情報です。
▲jouer編集部実食