石垣島観光の魅力を総まとめ！おすすめグルメや定番の名所・穴場スポットは？

石垣島は沖縄県石垣市に属し、八重山列島（八重山諸島）の島を指します。面積は222.54平方キロメートル、海岸線長は162.2キロメートルになります。最も寒い1月の気温は18度ほど、暖かい7月は29度ほどなので、冬でも比較的過ごしやすいです。沖縄本島よりも温暖な地域になります。

透明度が高く美しい海とサンゴ、内陸部には豊かな緑があり、自然にあふれた島です。海ではシュノーケリングなどのマリンスポーツが盛んで、遠浅のエリアではお子さん連れのファミリーも多く遊んでいます。また、八重山そばといったご当地グルメも美味しいと評判です。

東京（羽田）と大阪（関西）、名古屋、福岡、さらに那覇と宮古からも飛行機の直行便が出ています。そのほかのエリアからは那覇まで行って、乗り換えるアクセス方法です。島内には電車はなく、移動はバスかタクシー、レンタカーになるので、所要時間や発着時間を調べておくのがおすすめです。

おすすめの旅行・観光場所を5つご紹介します。旅行ブックに載っている王道のスポットですが、初めて訪れる方は押さえておきたいところです。沖縄・石垣島といったら、海はマストチェックです。美しい景色が見られる場所、地元の方にも愛されているエリアが登場します。

石垣島の王道観光地「玉取崎展望台」をご案内します。玉取崎展望台は伊原間にある展望台で、小高くなった場所から海と山を同時に眺めることができます。通年見ごろのハイビスカスがあちらこちらに咲き、石垣島に来たことを実感させてくれる光景です。

王道の景勝地・玉取崎展望台に立つと、左側に伊原間湾が広がり、右側にはサンゴ礁の美しい風景が見え、中央にははんな岳があります。両側に海が広がる光景はほかにあまりなく、石垣島ならではの地形がつくりだしたものです。

「御神崎」は石垣島の最西端にある岬で、外せない王道観光地です。標高37mほどの場所に高台があり、天気に恵まれていれば西表島を望むことができます。青い海と水平線が迎えてくれる、癒しのスポットでもあります。崎枝の御神崎は夕日の美しい名所としても有名です。

インスタグラムにも御神崎から見た夕日をアップしている方が多く、よく知られた観光場所ということがわかります。足元には巨岩や岸壁があり、自然の偉大さも感じられます。御神崎まではバスターミナルからバスで30分ほどです。

石垣島の王道観光地「白保海岸」は東部の白保にあります。市街地から車で20分ほど、新石垣空港からは車で5分というアクセスのしやすさも、おすすめポイントのひとつです。ビーチには白い砂浜が広がり、透き通ったエメラルドの海とのコントラストが楽しめます。

名所ともいえる石垣島・白保海岸には、北半球最大クラスともいわれるサンゴ礁があります。貴重な青サンゴの大群落や大きなハマサンゴ、ウスコモンサンゴなどが生息しています。カヤックやシュノーケリングでサンゴを鑑賞できるツアーもあり、観光の王道スポットです。

満足度高めの石垣島の王道観光地「川平湾（カビラワン）」です。川平湾は石垣島の北西部に位置し、日本百景にも選ばれている名所になります。真っ先に押さえておきたいおすすめの場所です。珍しい日本唯一の黒真珠養殖地であり、エメラルドグリーンの海と点在する緑の小島でも知られています。

川平湾では泳ぐことはできませんが、船底が透明なグラスボートに乗船して、サンゴや熱帯魚の様子を見下ろすことができます。空港からは25km離れた場所にあり、バスやレンタカーのアクセスになります。お子さん連れのファミリー層も観光に訪れている王道スポットです。

石垣島の島民にも親しまれている王道観光地「米原ビーチ」です。市街地からのアクセスだと海沿いを走行して約30分なので、ドライブを楽しみながら向かうことができます。お昼ごろは潮の関係で遠浅になるので、お子さんの水遊びにもおすすめですが、目を離さないようにしましょう。

石垣島・米原ビーチは透明度が高く、サンゴ礁や熱帯魚の泳ぐ様子を見ることができます。シュノーケリングを楽しむ観光客もおり、現地には無料の水洗トイレがあります。ただ、日よけになる場所がないため、テントなどを持参するか周辺でレンタルしておくと安心です。

観光名所とされるおすすめの地を4か所ピックアップしました。マリンスポーツのツアープランがあるビーチや壮大な景色に圧倒される灯台、御朱印帳を持参したい歴史ある寺院、さらにプライベートビーチのような光景に出会える貴重な鍾乳洞をご案内します。

石垣島の最北端にある観光名所「平久保崎灯台」です。市内からレンタカーを利用して向かうとなると90分ほどかかり、石垣港からも1時間弱は要します。やや遠いので、観光名所でありながら穴場スポットともいえます。平久保崎灯台からは太平洋と東シナ海の大海原を独占できます。

緑の大地を眺めながら進むと、グラデーションの美しい海や青い空が目前に広がり、息をのむ光景です。海に沈むサンセットの様子を見ることができますが、市街地から遠いこともあり、観光客はそれほどいないといいます。夕日の穴場スポット・平久保崎灯台です。

石垣島の北部・平久保に位置する「石垣島サンセットビーチ」は名の知れた観光スポットです。石垣空港より車のアクセスで約40分、もしくは石垣港・石垣市内から車の行き方で約50分かかります。潮が引いた状態でも泳げる貴重なエリアで、シュノーケルやマリンスポーツに挑戦できます。

石垣島サンセットビーチは穴場ではありませんが、SUPやシュノーケリングなどのツアープランがあるので、マリンスポーツで遊びたい方に向いています。施設使用料が必要ですが、シャワーやトイレ、売店などがあって便利です。

石垣島の穴場的な観光名所「桃林寺（トウリンジ）」をご紹介します。臨済宗妙心寺派の寺院であり、八重山列島で最も古い400年以上もの歴史を有する仏教寺院です。1737年に造られた山門にある左右一対の仁王像がよく知られています。沖縄県指定有形文化財に認定されているものです。

琉球赤瓦屋根が沖縄・石垣島らしく、これまでの歴史の長さを実感できる趣深い桃林寺です。石垣港から歩いて15分ほどで到着するので、散歩がてらの観光にもおすすめです。石垣島で御朱印を入手できる貴重な寺院になります

石垣島には珍しい鍾乳洞があります。観光におすすめの「伊原間サビチ鍾乳洞」です。3億7000年ほど前に石垣島が海底隆起によってできたのですが、同じころに形成された鍾乳洞といわれています。地殻変動によって隆起した伊原間サビチ鍾乳洞は、唯一海に出られる場所なのです。

野底半島西海岸の伊原間バンナに位置し、237mもの長さがあります。はるか昔に生息していた生き物の化石やつらら石などがあり、考古学的にも大変貴重な鍾乳洞です。洞窟を抜けると別世界が広がり、美しい海が顔を見せます。

あまり広くは知られていない穴場的な観光エリアを公開します。石垣島の歴史や文化を知り、体験できる一押しの施設です。それではご覧ください。

石垣島の穴場的観光地「みんさー工芸館」です。木綿の素材と平織りの組織、さらに生産地が石垣市と竹富町とする織物が伝統工芸品の「八重山ミンサー」と呼ばれるものです。

コースターやテーブルセンター作りを体験できるのでお土産にもおすすめです。スタッフの方が優しく丁寧に教えてくれるので、安心して八重山ミンサー体験ができます。体験する場合は事前の予約がおすすめです。

知る人ぞ知る穴場的観光スポット「石垣市立八重山博物館」です。石垣島・八重山で昔に使用されていた生活用具や漁具、珍しい焼き物のパナリ焼きといった貴重なものが展示され、石垣島・八重山の資料館のような施設です。

観光旅行はグルメや絶景だけでなく、現地の歴史・文化に触れることも大切です。その土地の歴史や人々の生活を知った方が、より観光が楽しくなります。お子さんには少し退屈かもしれないので、一人旅や友人同士の観光におすすめです。

観光や旅行に現地のグルメは欠かせません。石垣島ならではのご当地料理が楽しめるお店を5軒ご紹介します。定番のソーキそばや豪華な石垣牛、まぐろの美味しい名店、さらに島野菜をふんだんに使ったカフェなどが登場します。

石垣島観光のおすすめグルメスポット「明石食堂（アカイシ）」です。沖縄・石垣島の王道グルメ「ソーキそば」の美味しいお店として知られています。明石食堂のソーキそばを食べることを目的に島に訪れる方も多く、地元民はもちろん、観光客にも愛されているソーキそばの名所ともいえます。

沖縄王道ソウルフードのソーキそばだからこそ、お店によってこだわりがあります。明石食堂のスープは濁っていて、出汁の旨みやコクが強く感じられながらも、優しい味わいです。ストレート麺とスープの絡みも絶妙で、あっという間に完食してしまいます。トロトロに煮込まれた豚が絶品です。

観光グルメスポットの名所・明石食堂では、ほかに八重山そばや国内の豚肉を使用したトンカツもあります。観光客の多くはそばを注文しますが、トンカツは一押しの穴場メニューです。脂身は控えめでもやわらかくて食べやすく、トンカツ単品でもボリュームがあります。

明石食堂の通常営業時間は17:30～21:00ですが、土日はランチを行っています。月曜と火曜が定休日です。新石垣空港から車で約30分ほどかかり、東運輸石垣島・路線バス使用なら5と6系統の平野行に乗って「明石」で降りましょう。お子さん連れでも楽しめるお店です。

石垣島で王道グルメのひとつ石垣牛を食すなら、おすすめスポットが「炭火焼肉 やまもと」です。すぐに満席になってしまうグルメの名所なので、穴場店をお探しの方には向かないかもしれません。観光客の中には「石垣島へ行く前に予約した」という方もおり、繁盛店なのがわかります。

石垣牛を提供する島内のお店の中で特に有名な炭火焼肉 やまもとです。一押しメニューは「焼きシャブ」、上ロースを軽く炙ってオニオンスライスを巻き、ポン酢でいただくものです。石垣牛は脂が甘いですが、オニオンスライスとポン酢を合わせることでさっぱりとした後口になります。

石垣島のブランド牛をお得にいただける観光グルメの名所・炭火焼肉 やまもとは、17:00から通常営業時間を設けていますが、お肉が無くなり次第クローズします。焼きシャブや上、ハラミはすぐに売り切れてしまうので、予約はマストといえます。90分制なのでご注意ください。

東運輸路線バスのバスターミナルから徒歩10分の場所にあり、水曜が定休日です。2010年にオープンして以来、観光客の方にもよく利用されている王道グルメスポットです。店内は12席のカウンターとテーブル、小上がりがあり、七輪の炭火焼きで絶品石垣牛をいただきます。

石垣島でまぐろを専門に提供する居酒屋「ひとし 本店」は観光客の間でも知られている名所です。石垣島の観光フードといえばソーキそばやアグー豚が王道ですが、まぐろなどの海鮮は穴場的グルメといえます。新鮮で美味しいまぐろや海鮮がリーズナブルな価格でいただけるのも魅力です。

ひとし 本店で注文したい観光グルメのひとつが「まぐろ寿司」で、大トロ2貫・中トロ2貫・シソ鉄火細巻き1本で1000円ほどのお値段になります。ほかにも「刺身盛り合わせ」が2人前で1500円程度で堪能でき、上質なまぐろをお財布に優しい価格でいただける良心的なお店です。

ひとし 本店ではまぐろ以外にも沖縄料理を用意しており、観光客の方に多く利用されています。チャンプルーや豆腐よう、ミミガーやお酒に合うつまみ系のお品書きもあり、満足できる内容です。石垣島の地ビールなども用意しています。

石垣島の名所ともいえる食事スポット・ひとし 本店は17:00～23:30の通常営業時間で、ラストオーダーが22:30になります。定休日は水曜です。石垣港離島FTから約1km、また新石垣空港より約15km離れた場所にあります。離島ターミナルからであれば徒歩15分ほどで到着です。

石垣島の美味しい野菜を提供してくれる穴場的カフェ「島野菜カフェ Re:Hellow BEACH」をご紹介します。農家さんなどから直接仕入れるなど、安心・安全な食材にこだわっており、石垣島の魅力を食で堪能できるおすすめ観光グルメ店です。時期等で島内の野菜が使えない時も安心食材を用意します。

島果実を使った自慢のルーに素揚げ野菜をトッピングした「素揚げ野菜カレー」や、「島野菜と島豆腐入り健康タコライス」といった身体が喜びそうなメニューがあります。観光旅行ではついお肉などがっつりしたものを食べてしまいますが、石垣島の新鮮野菜を食べて胃を休めるのがおすすめです。

石垣島のおすすめ観光グルメ店・島野菜カフェ Re:Hellow BEACHは、ヤシの木と白い外観の建物が特徴です。青い海と空に映えて、リゾート感満載の雰囲気に包まれています。店内やテラス席からオーシャンビューが楽しめるので、石垣島の美しい自然を見ながら食事できます。

穴場的カフェ・島野菜カフェ Re:Hellow BEACHの通常営業時間はモーニングが8:00～11:00で、ランチは11:00〜15:00、カフェとディナーが15:00〜20:00になります。お休みは決まってないので事前にご確認ください。新石垣空港より車で25分、離島ターミナルからだと車で5分の立地です。

石垣島の郷土料理を味わえる観光客におすすめの名所「舟蔵の里（フナクラノサト）」です。当店はザ・沖縄料理というよりも、あまり知られていない郷土グルメを提供する、穴場的な沖縄料理店です。イカスミを使った炒飯「イカ墨じゅーしー」や「タカセ貝のやわらか煮」などがあります。

ほかに聞いたこともない「ハイビスカスのつぼみの天ぷら」や「アダンの新芽のゴマよごし」といったお品書きもあり、石垣島に何度も訪れたことのある観光客でも知らないごはんがあります。沖縄・石垣島の王道メニュー「ラフテー」や「もずく天ぷら」なども絶品です。

沖縄や石垣島の穴場グルメが味わえる人気店・舟蔵の里の通常営業時間は、郷土料理棟が11:00～14:00／17:00～22:00（ラストオーダー21:00）で、茶房棟は11:00～22:00になります。定休日はありません。車のアクセスで石垣空港から約30分、石垣離島ターミナルからだと車で約10分かかります。

自然に囲まれた石垣島らしい雰囲気があり、三線ライブや八重山舞踊が行われたこともありました。茶房棟の方では、さっぱりした「島豆腐のレアチーズ」や「沖縄ぜんざい」などのスイーツメニューが用意されています。石垣島の懐かしい雰囲気漂う、観光グルメ店舟蔵の里です。

自分のためや家族、友人、職場の方にもおすすめなお土産を3品集めてみました。優しい甘さのお菓子や島の食材を使った調味料、石垣島のソウルフードの3品です。

おすすめのお土産はロイズ石垣島の黒糖チョコレートです。沖縄県産の黒糖を使ったチョコレート菓子で、1箱32枚入りの702円になります。チョコレートよりも黒糖の味わいが主張し、沖縄らしいお菓子に仕上がっています。

「ロイズチョコレートの中で一番美味しい！」と口コミする方やリピート購入する方もいて、一度食べたらハマってしまうお土産品といえます。

お土産に購入したいおすすめ商品「石垣島ラー油／辺銀食堂」は、島とうがらしやウコン、石垣島ならではのピパーチという島こしょうなど、厳選された食材をたくさん入れたものです。

納豆や豆腐にかけたり、炒め物や鍋にも使える万能調味料になります。辛過ぎず、奥深い味が特徴ですが、激辛タイプも販売されています。お土産におすすめの石垣島ラー油／辺銀食堂です。

定番のお土産といえば「八重山そば／金城製麺所」です。老舗店の金城製麺所が作る八重山そばはコシがあるのが特徴で、あっさりして旨みのあるスープといただくのがおすすめです。

丸麺と平麺の2種類から選べます。スープと麺、さらに味付け豚肉と八重山ひらかまぼこもセットになった商品なら、自宅で簡単に作れるのでお土産に喜ばれます。金城製麺所のオンラインショップに「八重山そば4人前セット」が2825円の価格で販売されています。

熱帯魚の泳ぐ様子がわかるほどのクリアで美しい海、青々とした緑、他では食べられないご当地グルメなど、石垣島にはたくさんの魅力がつまっています。心身ともにリフレッシュでき、新しいエネルギーを補充できる素敵な石垣島です。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。