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ご飯の賞味期限とは?
ご飯には、ほかの食材と同じく賞味期限があり、何日もつかが大体決まっています。その期間を過ぎてしまうと、食べられないわけではありませんが、どうしても味や質感が落ちてしまいます。毎日の主食なので、できるだけ美味しく食べたいというのは、誰もが思うところでしょう。
ご飯の保存方法には、常温・冷蔵・冷凍の3通りがありますが、どのように保存するかで何日もつかが変わってきます。そこで、常温・冷蔵・冷凍の3つの条件で、何日までなら美味しく食べられるのか説明します。
常温・冷蔵・冷凍で保存した場合は何日もつ?
ご飯の賞味期限は、保存方法によって異なります。まず、常温保存の場合は、気温や湿度などの条件によって変わってきます。また、当然ながら、冬よりも夏の方が傷みやすくなります。あくまで目安ですが、夏場は半日程度しか良い状態を保てません。
春や秋の時期は、1日程度です。冬期間であっても何日ももつわけではなく、1〜2日程度です。いずれにしても、美味しく食べるためには、早めに食べることをおすすめします。
なお、炊飯器の保温機能を使うという方法もありますが、長時間続けると、ご飯の水分が蒸発して固くなったり黄色くなってしまいます。また、電気代もかかってしまうので、おすすめできません。
冷蔵の場合は、品質保持できる期間の目安は3日です。ただし、冷蔵保存も品質が劣化しやすい保存方法なので、何日も冷蔵庫に入れておくのはおすすめできず、できるだけ早く食べるのに越したことはありません。何日も置いておく場合は、チャーハンなどの材料として使用するとよいでしょう。
今回メインでご紹介する冷凍保存の場合、ご飯の賞味期限はおよそ1か月です。1か月あれば、作り置きしても使い切ることができるでしょう。電子レンジで加熱すれば、ふっくらした美味しいご飯に戻ります。
ご飯が腐った時の見極めかた
先ほど示した賞味期限は目安であり、何日もつかは環境によって変わります。したがって、目安の期間よりも早く傷むことがあります。
悪い環境に長期間放置すれば、ご飯も腐ります。ご飯が腐ると、糸を引いている・異臭がする・酸味がある・カビが生えている、という状態が見られます。このようなご飯を食べると食中毒になる恐れがあるので、食べないようにしましょう。
なお、ご飯の品質が下がると少々固くなったり、黄色くなることはしばしば見られますが、これは腐ってはいないので、食べられます。ただし、美味しさは格段に落ちている状態です。
ご飯を冷凍保存した時のメリット・デメリット
ご飯は冷凍することで長期間の保存ができますが、冷凍保存にはメリットとデメリットがあります。どのような内容か以下に解説しますので、是非チェックしてください。
1:冷凍保存のメリット
ご飯を冷凍保存するメリットは、作り置きができることです。特に一人暮らしの方は、一度に多めに炊いておき、小分けにして冷凍庫に入れておけば、その後何日かはごはんを炊く必要がなくなります。毎日米を炊く手間が省けるので、時間の節約になります。
また、炊飯器でご飯を炊く場合、米の量に関係なく、電気代がほぼ変わりません。したがって、一度にたくさんご飯を炊いて冷凍保存すれば、電気代が抑えられるので、家計にも優しくできます。ご飯の冷凍保存には、時間とお金の節約というメリットがあります。
2:冷凍保存のデメリット
冷凍保存のデメリットは、品質の劣化です。ご飯を冷凍すれば長期間の保存はできますが、それでも賞味期限があるように、少しずつですが味は落ちていきます。冷凍保存が便利とは言っても、炊き立ての状態を維持できるわけではありません。
また、解凍のときに、外側は熱いのに中は冷たいというムラが出ることがあります。また、火傷の危険もあります。この記事では、これらのデメリットを解決するグッズも紹介しているので、是非ご確認ください。
ご飯を美味しく冷凍保存する方法
次に、ご飯の劣化のスピードを抑え、長期間、美味しく冷凍保存する方法をお伝えします。美味しさを長持ちさせる冷凍保存の方法が分かれば、ご飯の作り置きもしやすくなるでしょう。毎日の食事を美味しく楽しむために、正しい冷凍保存の方法を覚えておきましょう。
間違えた方法だと冷凍期間中に老化
ご飯の冷凍保存の方法を間違えると、劣化が進みやすくなります。冷凍の場合は1か月程度が賞味期限の目安ですが、その期間を待たずに美味しさが失われてしまうかもしれません。そうならないためには、どのようにすればよいのか、以下にご飯の冷凍保存のコツをご紹介します。
冷凍保存の仕方
ご飯を美味しく冷凍保存するためには、3つのコツがあります。どれも決して難しいことではありませんが、実践できていない人も少なくありません。
以下の3つの方法を試すだけで、見違えるほど冷凍ご飯が美味しくなるので、今日から正しい冷凍保存の方法を実行しましょう。
1:熱々でラップ梱包
1つめのコツは、ご飯が炊き上がったら、保温状態で放置せず、すぐにラップで梱包することです。炊飯器の保温は便利な機能ではありますが、ご飯の品質の劣化は避けられないからです。長時間保温し続けていると、ご飯がパサパサになり美味しくなくなってしまいます。
炊き上がり次第すぐに梱包すると、炊きたてのご飯の水分を逃がさずに済みます。ラップではなく保存容器を使用する場合も、同様に炊き上がったらすぐ容器に移し替えるのがポイントです。
専用の保存容器には、ご飯の熱を逃がさないように、構造が工夫されたものがあります。このようなグッズを使えば、慣れていない方でもご飯を美味しく冷凍保存できます。ラップでは包みづらいという場合は、冷凍保存容器を使ってみてはいかがでしょうか。
なお、ご飯をより美味しく冷凍保存するためには、ご飯が熱い状態で冷凍庫に入れてしまうのが理想です。しかし、熱々のものを冷凍庫に入れると冷凍庫内に霜がついてしまう可能性があります。また、既に冷凍庫に入っている、ほかの食材の品質に悪影響を与えることも十分考えられます。
ご飯の品質だけを考えて冷凍してしまうと、冷凍庫やほかの食材に負担がかかってしまいます。全体のバランスをとるためには、ご飯が熱々の状態で冷凍庫に入れるのは避けた方がよいでしょう。
2:小分けに保存
2つめのコツは、梱包するときは小分けすることです。電子レンジでの解凍は、外側から先に温められます。大量のご飯を一緒に包んでしまうと、解凍するときにムラが出やすくなり、美味しく冷凍保存するという目的が達成できません。
実際に食べるときのことを考えても、小分けにしておいた方が便利です。一人で食事をするときに大量のご飯が解凍されても困るはずです。
また、ラップで包むときには厚さを均一に、平たく盛ることで、さらに解凍ムラが出にくくなります。専用の保存容器は、ご飯一杯のサイズになっているものが多いので、簡単に一食ずつに分けられます。
3:浸水した米で炊飯
3つめのコツは、米を炊く前に、米に水分をしっかり含ませることです。炊き立てのご飯を食べるのであれば、炊飯前に浸水させなくても、炊き上がりにあまり差は出ません。しかし、冷凍保存する場合は、浸水させるかどうかで解凍したときの状態が違ってきます。
米を洗ってから、夏場であれば30分程度、冬場であれば60分程度水に浸せば、米の中心部まで水分が行き渡ります。米を洗って水を張った後は、すぐに炊飯のスイッチを押さず、少し時間を置くようにしましょう。これだけで、冷凍ご飯の美味しさに大きな違いが出ます。
ご飯冷凍保存おすすめ容器を紹介
次は、ご飯を美味しく冷凍保存するためのグッズをご紹介します。保存容器を使えば、何日も美味しい状態で冷凍保存でき、毎回ラップのゴミも出さずに済みます。また、ラップを買うお金も節約できます。なお、以下の商品の値段はオープン価格となっています。
1:キチントさん
キチントさんは、ご飯を1食分ずつ保存できる容器です。容器にご飯を盛り、蓋を閉めて冷凍庫に入れるだけで美味しく冷凍保存できます。解凍は蓋を閉めたまま電子レンジで加熱します。
底部が凹んだ形状になっているので、ムラなく温まります。容器をひっくり返せば簡単にお茶碗への移し替えができます。大盛・一膳・小盛の3つのサイズがあり、大盛サイズは2個入りと4個入り、一膳・小盛サイズは2個入りと5個入りのセットが販売されています。
2:絶品ごはん保存
絶品ごはん保存は、熱を外へ放出しにくい構造になっているので、あら熱を逃がさず、炊きたての美味しさを冷凍保存できる容器です。また、容器は2重構造になっており、解凍時には内部で熱を循環させることで、全体がムラなくふっくら仕上がります。
また、蓋の裏側には突起が付いており、そこに蒸気が集まって水滴になります。それがご飯の上に落ちる構造になっているので、全体に水分が行き渡ります。ご飯一杯分の容器が2個のパッケージで販売されています。
3:ジップロック コンテナー 保存容器
ジップロック コンテナーはご飯を美味しく冷凍保存できるだけでなく、そのほか様々な食品の冷蔵・冷凍保存に使える、非常に使い勝手の良い保存容器です。冷凍したご飯を電子レンジで解凍するときには、容器の側面に蒸気が通ることにより、ムラのない加熱ができます。
蓋の真ん中のマークを押すと、パチンという音とともに蓋が閉まります。また、食品に限らず、アクセサリーや文房具などの小物の収納にも使えます。部屋の整理をするときにもおすすめです。大きさのバリエーションも多いので、いろいろな目的に対応できる商品です。
4:ごはん冷凍パック
ごはん冷凍パックは、ご飯200gが入るMサイズと300g入るLサイズの、2つのバリエーションがある冷凍保存容器です。シンプルなデザインで、使いやすく洗いやすいのが特徴です。おかず類の冷凍保存にもおすすめの保存容器です。
蓋は両面使うことができ、蓋を逆さにすることで、ランチパックとしても使用できます。Mサイズは4枚、Lサイズは3枚のセットが販売されています。
冷凍ご飯のアレンジレシピを紹介
最後に、冷凍ご飯をより美味しく食べるためのアレンジレシピをご紹介します。美味しそうだと感じる料理があれば、是非ご自宅で調理をしてみてください。
1:豆乳チーズリゾット
豆乳チーズリゾットの1人分のレシピです。バターを20g、玉ねぎを2分の1個、ニンニクチューブを2cm、ブロックベーコンを4cm、ご飯を茶碗2杯、豆乳を200cc、コンソメを1個、ピザチーズをひとつかみ、クレイジーソルト・ドライパセリ・粗挽き黒胡椒・オリーブオイルを少々準備します。
ブロックベーコンは短冊切りし、コンソメを刻んでおきます。粗みじん切りした玉ねぎをレンジで1分加熱します。そして、鍋にバターを溶かして玉ねぎ・ニンニク・ブロックベーコンを入れ、クレイジーソルトをふり、玉ねぎが透き通るまで炒めます。
鍋にご飯・豆乳・コンソメを入れて煮ます。その後、ピザチーズを加えて溶かします。食器に移し、オリーブオイル・パセリ・黒胡椒をかけて完成です。
2:トマト煮と残りご飯でリゾット
トマト煮と残りご飯で作るリゾットの1人分のレシピです。ご飯・チーズ・ケチャップをお好みの量、さらにパセリを少々準備します。
まず、ご飯をザルで洗います。トマト煮にはお好みでチーズ・コンソメ・ケチャップで味付けして温めます。そこに、水切りしたご飯を加えて温めれば出来上がりです。
3:中華雑炊
七草を使った中華雑炊の4人分のレシピです。市販の七草セットを1パック、ご飯をお茶碗2杯、鶏胸肉を100g、片栗粉を大さじ1杯、卵を1個、鶏ガラスープの素を大さじ3杯、水を1L、醤油を小さじ2杯、塩とごま油を少々準備します。
市販の七草セットは洗って水気を取っておきます。その内、カブをいちょう切り、大根を輪切りにし、茎やそれ以外の葉も1cmほどに切ります。鶏胸肉を小さめに切ったら塩をふり、混ぜてから片栗粉をまぶします。鍋か深めのフライパンに水・カブ・大根を入れて強火にします。
カブと大根が軟らかくなったら鶏胸肉を入れ、アクはその都度取ります。その後、中火にして鶏がらスープの素とご飯を加え、ゆっくりご飯をほぐします。醤油と茎を入れ、ひと煮立ちさせたら溶き卵を回し入れ、ゆっくりかき混ぜます。
火を止めて七草セットの葉の部分を入れます。さらに、ごま油を加えて全体を混ぜれば出来上がりです。好みに応じて、ねぎや生姜をトッピングしても、美味しくいただけます。
ご飯を冷凍して上手に保存しよう!
今回は、ご飯の賞味期限や冷凍保存の方法などを説明しました。ご飯は美味しく食べられる期間が限られているので、少しでも長く、美味しい状態で保存したいものです。
ご飯を何日も美味しい状態に保つには、冷凍保存が有効ですが、ただ保存すればよいというものではありません。今回ご紹介した冷凍保存の方法を理解し、冷凍保存グッズもうまく活用しながら、美味しく健康的な食事を楽しみましょう。