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スペイン料理が食べられるカジュアルな居酒屋が始まり
日本に現存するバルの原点となっているのはスペインバルです。スペイン料理は、あまりソースやスパイスに頼らず、素材本来が持つ味を活かした料理が基本となっております。日本の料理も、どちらかと言うと素材の味を楽しむ系統の料理と言えます。
そのため、スペイン料理は非常に日本人の舌に馴染みやすい料理だったのです。代表格ともいえるパエリアや、肉を野菜と共にじっくり煮込むコシードなどが受け入れられるようになっていき、バルという形で日本にスペイン料理のお店が広がっていきました。
バルがブームになった理由は、スペイン料理の普及だけではありません。バルの、ちょっとつまむだけからがっつりまで、幅広い腹具合に対応してくれる柔軟性も、バルが爆発的に普及していく要因となりました。
そして、少しずつバルの本来の意味である、「気軽に楽しめるお店」という意味だけを残した居酒屋が台頭し始めます。それが、「日本酒バル」や「割烹バル」といった日本独自のバルです。
バルという居酒屋は、日本らしさやオリジナリティを取り入れつつも、バル本来の意味合いや良さはちゃんと残した独自の進化を遂げました。
バルの意味は国の食文化によって違う!
バルというお店の意味は、発祥の地であるスペインやイタリアでも非常に幅広く、様々な意味合いを持っています。1つ1つを正確に分けるのは難しい点もありますが、気軽に食事を楽しめる憩いの場という1点の意味においては共通しています。
是非、良さそうなバルを見つけたら、気軽に立ち寄って、気軽に料理とコミュニケーションを楽しんでみてください。