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新宿ロボットレストランをご存知ですか?
新宿は歌舞伎町のド真ん中に、「ロボットレストラン」という観光スポットがあることをご存知でしょうか?「ロボットレストラン」と聞くと、誰もがAIを搭載したロボットが給仕してくれる、最先端のレストランの様子を思い浮かべることでしょう。
新宿にある「ロボットレストラン」は、「株式会社ロボットレストラン」が運営するエンターテインメントショーの施設です。残念ながら、ロボットによる給仕はありません。食事をつまみながら大迫力のロボットショーを楽しめる、レストランと言うよりはショーパブに近い雰囲気です。
「ロボットレストラン」が新宿にオープンしたのは、2012年7月18日のことです。当時、大きなロボットを積んだトラックが連日都内を走り回り、盛んに「ロボットレストラン」の宣伝を行っていました。大音量で流し続けた耳に残るテーマソングに、興味を引かれた人も多いのではないでしょうか?
「ロボットレストラン」で開催されるショーは、まるで異世界に来てしまったかのような錯覚を覚えると評判です!料金システムや提供されるお弁当についてなど、「ロボットレストラン」の基本情報をまとめました。海外での人気も高い「ロボットレストラン」のショーを楽しみませんか?
新宿ロボットレストランの総工費が衝撃
「ロボットレストラン」がオープンした当時、世間は好景気とは言いがたい状況でした。主催者が新宿の歌舞伎町に「ロボットレストラン」を造った元々の理由は、豪華なエンターテインメントショーで新宿のサラリーマンを活気づけるためだったと言います。
「ロボットレストラン」の総工費は、衝撃の100億円です!ショーで使われるロボットは、1体で数百万円から数千万円と言われています。ショーでは、それが建物のどこに収納されているのかと不思議になるくらいたくさん出てくるのですから、無理もありません。
「ロボットレストラン」のメインキャラクターは、女性型の大きなロボット「ロボ子」です。「ロボ子」のヘアメイクには、人気ヘアメイクアーティストである冨沢ノボル氏が携わっています。冨沢ノボル氏にとって、ロボットのヘアメイクは初挑戦の試みでした。
建物の地下にあるショースペースについても、オープン当初からリニューアルが続けられています。「ロボットレストラン」の総費用は、さらに莫大なものになっているのではないでしょうか?
新宿ロボットレストランの店内について
「ロボットレストラン」は、新宿のサラリーマンに元気を取り戻して欲しいという目的で造られました。そのため、店内の内装はバブル最盛期を彷彿とさせる派手な雰囲気になっています。
どこもかしこも超個性的な装飾が施された「ロボットレストラン」は、有名アーティストや誰もが知るブランドなどのプロモーションにも使われます。煌びやかな「ロボットレストラン」の店内は、写真や動画の撮影が禁止されていません。SNS映えする写真や動画をたくさん撮りましょう!
説明できないくらいの異世界
「ロボットレストラン」のショーは、建物の地下2階で行われます。地下のフロアへは階段を使いますが、その階段や床には絵や模様がびっしりです!建物の地下ではなく、まるで異世界へと続くトンネルさながらのド派手さに、思わず口を開けて見入ってしまうことでしょう。
ショーが始まるまでは、地下へは行かずに3階にあるウェイティングルームで待機します。「ロボットレストラン」の入り口からウェイティングルームへ向かうまでの通路も、壁一面がギラギラと眩いほどで、すでに異世界の雰囲気が満点です。
ウェイティングルームも辺り一面がピカピカです。ウェイティングルームではビールやカクテル、ソフトドリンクなどが購入できます。1杯300円から700円なので良心的な値段と言えるでしょう。
ウェイティングルームでは、ショーの開始を待つ間にバンドの生演奏を楽しめます。女性シンガーやロボットシンガーが歌うのを肴にお酒などを楽しめるわけですが、内装があまりにも派手すぎるため、何とも言えない異世界の雰囲気を感じずにはいられません。
トイレすらド派手!
地下へ移動する前には、ウェイティングルームで必ずトイレを済ませておきましょう。ショーが始まってしまうとトイレに立つタイミングが難しいということもありますが、何より「ロボットレストラン」はトイレまでも必見の派手さなのです!
壁はもちろんのこと、便器までもがカラフルでゴージャスな「ロボットレストラン」のトイレは、用を足す必要がなくても覗いておきたくなります。
コンビニなどのトイレにはよく、「いつもきれいに使っていただき、ありがとうございます」と貼り紙がされています。使用する人の良心に訴えかけて、汚されないようにする工夫です。「ロボットレストラン」の派手なトイレは、そんなことをしなくても誰も汚せないのではないでしょうか?
新宿ロボットレストランの料金システムについて
「ロボットレストラン」の料金システムについてご紹介しておきましょう。「ロボットレストラン」の料金は、1人8000円とお手頃価格とは言えません。しかしながら、滅多に味わえない異世界感と迫力のショーは、決して損をしたと感じさせないほどの見応えがあります。
「ロボットレストラン」に入店するためには、まず店舗の近くにあるチケットカウンターで受付を行うシステムです。ただし、「ロボットレストラン」は海外からの観光客に大人気で、チケットカウンターには平日であっても長蛇の列ができている可能性があります。
「ロボットレストラン」は事前に予約が可能です。直接店舗に電話をかける方法と、「ロボットレストラン」の公式サイトから予約する方法と2通りあります。おすすめは公式サイトからのウェブ予約です。料金の支払いをクレジット決済にすることで、8000円の料金が7500円に割引されます!
ちなみに、チケットカウンターの壁には、世界中の有名人が来店した際に撮影した記念写真やサインがたくさん飾られています。ショーの前に1枚1枚眺めてみるのも楽しいでしょう!
ロボットレストランの料理は弁当
受付後、すぐに地下のフロアへは案内されず、ウェイティングルームへ通されます。「ロボットレストラン」のショーは1日に3回~4回あり、ショーのたびにお客が総入れ替えされるシステムです。前の回のショーが終わるまでは、地下のフロアへは入れません。
「ロボットレストラン」の食事は、お弁当です。ウェイティングルームで待機中にオーダーするシステムになっています。オープン当初は、入場料金にお弁当がセットになっていました。現在は入場料金とは別で、お弁当は完全予約制のシステムが取られています。
お弁当は3種類から選べます。最もポピュラーなお弁当は「幕の内弁当」1200円です。昔からお弁当の定番として人気の「幕の内弁当」は、「ロボットレストラン」でも人気があります。ちょっとリッチにしたいなら、1500円の「牛カルビ弁当」はいかがでしょうか?
「ロボットレストラン」らしいお弁当なら、「ロボット寿司」がおすすめです!至って普通のお寿司のお弁当ですが、異世界な雰囲気の「ロボットレストラン」で食べるといつもと違った味わいを楽しめるでしょう。お弁当にはすべてミネラルウォーターが付いてきます!
レストランというよりショー!
店内で食べられる食事がお弁当という時点で、レストランとは名ばかりであることが窺えることでしょう。「ロボットレストラン」はあくまでショーを楽しむ場所であり、圧巻のショーが始まってしまえば、ハッキリ言って食事どころではありません。
地下のフロアでも、開演までの間にポップコーンやフライドポテト、ミックスナッツなどのおつまみやドリンクなどを購入可能です。ミニタオルやマグカップなどのお土産も販売されています。しかし、購入したところでショーの開始と同時に夢中になり、食べることなど忘れてしまうでしょう。
新宿ロボットレストラン地下のショーについて
地下のフロアが開場になるのは、ショーの開演40分前からです。開演の30分前までには入場しましょう。地下のフロアは完全禁煙です。喫煙所はエレベーターの前にあります。
フロアの中央には横に長いステージが設置されており、客席はステージを囲む形で3列ずつ並んでいます。客席のテーブルにはフードやドリンクのメニューが書かれていますが、すべて英語です。海外からの観光客が8割を占める「ロボットレストラン」なので、自然な仕様とも言えるでしょう。
先にご紹介しましたが、「ロボットレストラン」のショーは1日に3回~4回開催されます。1回のショーの公演時間は1時間半ほどで、開催されるショーの時間に合わせて、「ロボットレストラン」の営業時間が決まるシステムです。
「ロボットレストラン」のショーが始まる時間は、最も早い時間で15時半~17時です。次に17時半~19時、19時半~21時、最も遅い時間のショーで21時半~23時となっています。ショーは1時間半を通して行われるのではなく、合間に休憩が挟まれるためトイレの心配はいりません。
第1部:和風テイストのショー
フロアの照明が落ちると、いよいよショーの始まりです。最初に壁一面のディスプレイとアナウンスで、ショーの概要が説明されます。こちらもほぼ英語です。異世界と言うよりは、日本国内にいながらにして海外旅行をしている気分になれるでしょう!
第1部は、和風テイストのショーです。大音量のバックミュージックに合わせて和太鼓が演奏されます。巨大ロボットが次から次へと登場し、これぞ「ロボットレストラン」と興奮間違いなしです!
忍者が現れたり祭りの要素が組み込まれていたりと、和の文化を感じさせる一方で、ギラギラと派手な衣装を身につけたダンサーたちが躍ります。巨大ロボットはかっこいい感じのものからゆるキャラのようなロボットまでいて、ちょっとしたカオス状態です。
第2部:巨大ロボットとの闘い
第2部になると、これまでとは様子がガラリと変わります。ディスプレイには重い雰囲気の映像が流れ、突然ストーリーの説明が始まるのです。それは知能を持った巨大ロボットと、奴隷にされてしまった人間たちの闘いの物語で、どこかで聞いたような話に思わず笑みがこぼれます。
ステージには悪役ロボットが登場し、人間たちは古代から伝わる伝説の生き物を蘇らせて闘います。バトルは白熱し、圧巻のパフォーマンスにドキドキがおさまりません!しかし、様々な映画のパロディキャラが登場するなど、ユーモアも忘れていないところがさすがです。
第3部:ゆっくりクールダウン
興奮状態が続いたところで、第3部では徐々にクールダウンしていきます。ステージで繰り広げられるのは、巨大ロボットたちが二足歩行しながらの楽しいダンスショーです。しかしながら、ギラギラと煌びやかなことは変わらないので、どこまでも異世界感が付きまといます。
第4部:最後はロボットとお祭り騒ぎ
第4部は、ロボットたちと一体となったフィナーレにふさわしいプログラムです。建物のどこに置かれていたのかと不思議になるほど大量のロボットたちと、ダンサーたちがパレードを行います。
ステージも客席も一緒にお祭り騒ぎの第4部です。決まったシステムはないので、「ロボットレストラン」でしか会えないロボットたちと記念撮影をしましょう。文句なしのSNS映えです。派手なコスチュームのダンサーたちも、声をかければ気さくに応じてくれます!
新宿ロボットレストランは芸能人も魅了
最高のエンターテイメントを楽しめる「ロボットレストラン」には、芸能人も数多く来店しています。日本より先に海外で高い評価を得た「ロボットレストラン」は、どちらかと言うと海外の有名人の方が多く来店している印象です。
海外の大物アーティストやハリウッドスターなどは、来日した際には「ロボットレストラン」に必ず訪れると言います。運が良ければ、大物映画監督や俳優、あの人気歌姫に会える可能性大です!
新宿ロボットレストランの基本情報
「ロボットレストラン」の料金システムやショーの内容などをご紹介したところで、最後に基本情報のご紹介です。「ロボットレストラン」の営業時間は14時半~23時ですが、ショーの開始時間によって変更されます。来店する際には、前もって公式サイトで確認しましょう。
電車でのアクセス
「ロボットレストラン」へ電車でのアクセスは、JR他各線の「新宿駅」東口から徒歩で約5分です。改札を出たら「靖国通り」方面へ向かいましょう。「ロボットレストラン」は、大きなゴジラの頭部「ゴジラヘッド」がある「新宿東宝ビル」近くにあります。
車でのアクセス
マイカーで「ロボットレストラン」に向かいたいという人もいることでしょう。しかしながら、「ロボットレストラン」に駐車場はありません。「ロボットレストラン」がある場所は、新宿は歌舞伎町のド真ん中です。アクセスしやすい電車の利用をおすすめします!
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-7-7 新宿ロボットビルB2F |
電話番号 | 03-3200-5500 |
新宿ロボットレストランに一度行ってみよう!
新宿にある「ロボットレストラン」は、独特のシステムさえ覚えてしまえば手軽に異世界の気分を味わえます。海外で人気が高い「ロボットレストラン」を、国内の人が知らないのはもったいない話です。勇気を出して一度遊びに行ってみましょう!