明石市で行きたいおすすめ観光地33選！人気の定番スポットから穴場名所まで

紫式部の有名な著「源氏物語」に「明石」の舞台として出てくるのが明石市です。光源氏は客分として明石へ入り、後に「明石の君」と結ばれるなど、明石と「源氏物語」には深い関係があるのです。もちろん、明石市には「源氏物語」と所縁のある場所もあります。

明石市は兵庫県の南部に位置します。明石海峡に面するエリアであることから、市内のあらゆる場所で立派な明石海峡大橋を一望することができます。明石鯛や明石タコなどの新鮮な魚介類が有名ですが、全国的に知られているのは「明石焼き」でしょう！

明石市は日本標準時子午線の街として認知されています。東経135度の経線上にあるエリアの中で、一番最初に日本標準時の標識を立てたことをきっかけに明石市が設定されました。見所満載の明石市で有名な場所や人気の観光地、観光グルメをご紹介していきます。

明石市観光で見ておきたい観光スポットを7つご紹介します。定番の「明石城跡」やグルメ・お土産選びに最適な「明石 魚の棚商店街」など、明石市らしい観光場所を厳選しています。それでは見ていきましょう。

観光名所「明石城跡」を中心に広がる「明石公園」です。さくらの名所100選に入るなど、桜の咲くシーズンは特に観光客が多く訪れるといいます。ソメイヨシノが1000本も植えられ、満開時の光景は圧巻です。

東芝生広場の方では薔薇が300本もあり、春・秋になると美しい花を咲かせます。「明石城跡」を観光した後は、周囲の「明石公園」をゆっくり散策するのもおすすめです。

人気観光地「明石城跡」は明石市観光に外せない名所です。国の重要文化財指定「明石城跡」は、1619年に築城され、日本100名城に選ばれています。

観光の見どころは「3重櫓」です。船上城から移築されたといわれ、船上城の天守として役割を果たしていたとも考えられています。また、伏見城から移築された「坤櫓」もおすすめの名所です。

子供から大人まで人気の明石市観光地「明石市立天文科学館」です。日本の標準時刻である東経135度上にある天文科学館であり、展示物を見て・触って楽しく学びます。

施設にはプラネタリウムがあり、宇宙について説明を聞きながら星空を眺めます。1日に4回ほど開催し、1回の投影時間は50分ほどです。また小さな子供向けのプログラムも用意しています。

明石市の観光名所のひとつ「明石市立文化博物館」は、明石市の歴史や文化を学ぶ施設です。アカシゾウやシカマシフゾウ、明石原人の化石などは常設展示で見ることができます。

常設展示の他におすすめなのが特別展示です。口コミを見るとイベントや特別展示が面白いという意見があります。例えば、十二単や鎧の着付体験やさをり織り体験、宇宙イベントなど子供にも人気の企画が盛りだくさんです。

JR明石駅から歩いて3分の明石市観光名所「織田家長屋門」です。廃城の船上城から移築されたといわれ、人気観光地としてご紹介した「明石城」の外堀に面しています。

明石藩家老織田家を含め、歴代の明石藩家老の屋敷として使用されてきた由来があります。江戸時代・室町時代の趣きを感じる明石市の観光地です。

明石市は「源氏物語」の舞台になったことでも知られています。その中のひとつが観光地の名所「無量光寺」です。「無量光寺」で光源氏が月見をしたといわれ、「源氏稲荷」が境内にあります。

左甚五郎作の山門や「蔦の細道」などもあり、見応えたっぷりの観光名所といえるでしょう。アクセスはJR／山陽明石駅から20分ほど歩きます。

歴史的建造物の観光地巡りもいいですが、グルメや人を知るには商店街に赴くのもおすすめです。明石市の名所「明石 魚の棚商店街」は、明石焼きをはじめ、明石ダコや明石鯛などの明石ブランドを購入できます。漁場で有名な明石市ならではの海産物が揃い、お土産選びにも人気のスポットです。

明石市を象徴する「明石海峡大橋」や古来から親しまれてきた寺社仏閣を集めてみました。その土地ならではの歴史や慣習を知るには、神社を参拝するのがおすすめです。特に神事が行われる時期を調べておくとさらに楽しい観光になるでしょう。パワースポット巡りにも一押しです。

明石市一番の観光名所といえば「明石海峡大橋」です！全長4000m近くもある吊り橋で、主塔間の距離ではギネス世界記録を保持しています。明石市内のあらゆるところから、明石海峡大橋と海・空、淡路島を一望できます。

「明石海峡大橋」がきれいに見られる名所は「大蔵海岸」です。広い海の向こうに壮大な「明石海峡大橋」が望め、観光客を感動させる人気スポットといえるでしょう。

歌人・柿本人麻呂を祭神とした「柿本神社」も明石市の観光名所であります。山陽電車人丸前駅から徒歩5分の場所に位置し、明石市の方からは「人丸さん」と親しみを込めて呼ばれている神社です。

学問や文学・安産・病気平癒などのご神徳があり、さらに柿本人麻呂は愛妻家でもあったことから夫婦和合にも御利益があるといわれています。

海路の神として崇められた「住吉神社」です。初代明石城主が寄進した能舞台や楼門などの文化財も多く、歴史や文化と奥深い「住吉神社」といえます。藤や紫陽花の咲く美しい観光地としても有名で、春は藤、初夏は紫陽花を見に観光客も訪れます。山陽電車山陽魚住駅から徒歩5分ほどです。

鎮座されてから150年を迎えた「岩屋神社」です。明石市には観光名所として知られる神社が多数あります。伊弉諾尊（イザナギノミコト）や伊弉冊命（イザナミノミコト）、天照大御神（アマテラスオオミカミ）など六座が御祭神です。

ご神徳は家内安全・商売繁盛・縁結びなどとなります。また、海上安全といった海に関する信仰も古来より続き、今もなお明石市の漁業関係者から崇敬されている神社です。

「月照寺」の山門は市指定文化財に指定され、伏見城の薬医門だったものを徳川秀忠が正門として贈ったと伝わっています。子牛線上を示す柱が門前に立っており、明石市ならではの珍しい光景が見られる観光地です。万病に効くとされる亀の水や人丸観音なども有名な「月照寺」です。

人々の心に寄り添い、カウンセリングやビハーラ活動を精力的に行う「日蓮宗 本松寺」です。ご住職は心理療法カウンセラーの肩書も持ち合わせ、一方的な法話ではなく傾聴を大事にしています。また、写経などを行う寺子屋も行っており、檀家でなくても参加可能です。

「日蓮宗 本松寺」の庭は江戸時代前期に宮本武蔵が作庭したと伝えられています。枯池式枯山水庭園であり、雨が降ったときに見られる池泉も観光名所のひとつでしょう。

おすすめ観光地「稲爪神社」です。御祭神は「大山祇大神（オオヤマツミノオオカミ）」で、商売繁盛や健康、良縁などの御利益があるとされます。稲妻が敵である鉄人を追い払ったことから「稲爪神社」となったといわれています。

明石指定文化財の「牛乗り神事」「早口流し」や県無形民俗文化財「獅子舞」の祭事があります。観光するなら行事に合わせてスケジュール調整するのもおすすめです。

子連れ旅行のリストに加えたい観光地をピックアップしています。小さなお子さんが遊べる遊具のある公園や潮風が心地よい広場、海水浴に最適な遠浅の海水浴場などもあります。子供が退屈してしまわないよう面白そうな場所はチェックしておきましょう！

明石海峡大橋と淡路島の全景が見られる人気観光地「大蔵海岸公園」です。夏になると海水浴が可能で、更衣室やシャワー、売店などを備えた都市型の海水浴場が楽しめます。

ファミリー層に人気の観光地「大蔵海岸公園」には、1歳から遊べる遊具が設置してあります。全部で11種類もの遊具があり、子供は遊んで楽しみ、大人は目の前に広がる海と明石海峡大橋を眺めて観光できます。

続いても子供に人気の明石市観光地「石ケ谷公園」です。注目は「あそびの丘」にある大型遊具で、年齢に応じた遊具が設置されています。恐竜をモチーフにしたローラーすべり台は子供たちの人気ナンバーワンです。

また、「石ケ谷公園」内には放牧場があり、ポニーや馬が草を食べている様子を眺めることができます。子供が中心となる自然体験教室や話題のスポーツ「スラックライン」を体験できるエリアもあって、身体を動かしたい子供におすすめの観光地です。

夏休みのおすすめ観光地「林崎・松江海水浴場」です。山陽電車林崎松江海岸駅から歩いて5分ほどの好立地なのも人気のポイントでしょう。明石市民だけでなく、大阪や神戸などからも多くの観光客が訪れ、夏のシーズンには大賑わいとなります。

淡路島と明石海峡大橋を眺め、夕日が水平線に沈む光景はロマンティックでカップルにもおすすめです。また、透明度が高く遠浅なので気持ちよく泳げます。

子供から大人まで大人気の工場見学が楽しめる「三ツ矢サイダー ミュージアム」です。三ツ矢サイダーの歴史や製造工程を学んだ後は、待ちに待った三ツ矢サイダーの試飲タイムです。観光・工場見学する場合は事前に予約が必要です。

のんびりと過ごしたいならおすすめの観光地が「明石市立 明石北わんぱく広場」です。きれいに整備された芝生があり、シーズンによっては藤などの花を鑑賞できます。子供に限らずカップルや夫婦の散歩にもぴったりですが、日除けの建物がないので熱中症に気を付けましょう。

明石市民が多く利用する「明石海浜公園」ですが、夏には明石海浜プールが開かれ、観光スポットのひとつになります。小さな子供向けの公園スペースもあり、ファミリーの明石市観光に加えたい公園といえるでしょう。春になると美しい桜並木がお目見えします。

観光に疲れた子供をあやすのにおすすめなのが「松が丘公園」です。明舞団地の中の公園で、6～7世紀頃に作られた「松が丘古墳」もあります。公園内には様々な動物の遊具が点在し、面白い表情をした動物を探すのもおすすめです。

明石市の穴場的観光スポットをご紹介します。心身ともにリラックスできる温泉施設や兵庫県の文化を学ぶ図書館などもあります。

溜まった疲れを癒す人気観光地「龍の湯」です。源泉岩風呂の露天風呂からは明石海峡大橋を一望でき、海の香りも楽しめる温泉施設となります。慢性皮膚病や慢性婦人病などに効能が期待でき、塩化物泉で身体の内側から温まります。ひのき風呂や石窯風呂などの露天と内風呂もあります。

明石市の都市景観形成重要建築物に指定された「中崎公会堂」もおすすめの観光地です。明石市内では最古とされる公共施設であり、奈良・鎌倉時代の建築様式を採用して建てられています。明治44年に建てられてから現在も地元の方の寄り合いの場所となっています。

明石公園内にある「兵庫県立図書館」です。兵庫県の郷土資料など含め65万冊もの蔵書を抱えており、歴史や文化を知りたい方におすすめの観光地といえるでしょう。明石公園を散歩している途中に、休憩がてら立ち寄って兵庫の歴史をちょっと勉強してみてはいかがでしょうか。

明治21年から伝承されている「江井ｹ嶋酒造」です。同敷地内に7つの木酒造を備え、その中でも一番蔵は明治22年から使用されています。歴史を感じる器具や帳簿、ラベルなど当時のものを見学できる蔵・工場見学は大人の観光にぴったりです。一部のお酒を無料で試飲できます。

JR西明石駅から200ｍほどの場所にある観光場所「花と緑の学習園」です。園内には講習室や相談室があるみどりの相談所と見本園があります。和風庭園やハーブコーナーなど整備された見本園では、美しい庭園を眺められます。グラウンドや遊具もあり、観光の合間に息抜きできる施設です。

1657年頃、5代藩主松平忠国が造った「旧波門崎燈籠堂」が明石港の中に立っています。旧灯台の石造では日本最古であり、1963年まで現役でした。国の登録有形文化財に指定され、明石港の観光で見ておきたい建造物のひとつです。背後には明石海峡大橋があり、並べて撮影してみましょう。

山陽人丸前駅から歩いて10分ほどの場所におすすめ観光スポット「妙見社」があります。昔話「ぼたん狐」の舞台として知られ、隣の「本松寺」と一緒に観光したいお寺です。4月～5月にかけてツツジが見頃を迎え、妙見宮祭典をその時期に行います。開運お守りや柏餅などがいただけるそうです。

海鮮が美味しい明石市のグルメを厳選しました。絶対食べておきたい「明石焼き」の美味しいお店や景色のきれいなスペイン料理店など、明石市には魅力的な飲食店がたくさんあります。

明治34年創業と100年以上もの歴史を誇る「明石 寿司 菊水鮓」は、観光グルメに人気のお寿司屋さんです。明石のタコやアナゴなどを使用し、新鮮だからこその旨みを活かした調理が特徴です。1Fはテーブル席とカウンター席、2Fはお座敷となります。

赤字で大きく「玉子焼」と書かれた店先が印象的な「たこ磯」です。外せない定番観光地でご紹介した「明石 魚の棚商店街」の中にあります。観光グルメに一押しなのが「玉子焼 ミックス焼き」で、明石焼きの中にタコとアナゴが入った珍しい逸品です。

「明石焼 よこ井」も明石観光グルメ「明石焼き」のお店になります。昭和27年当時と変わらない味を大切にし、お客さんのことを考えて作った冷たく薄めの出汁に付けていただきます。大人は1人1人前以上の注文となり、大人2人で1人前はお断りしているといいます。

山陽明石駅から歩いて5分ほどの場所にある「村由丸」です。明石の新鮮な魚介類をいただけるお店で、観光客だけでなく地元の方も多く利用しています。ランチは「たこ唐揚げ定食」や「お造り定食」など900円からで、鱧や蟹のコース料理も提供しています。

カップル旅の観光に利用したいスペイン料理店「ナポレオンフィッシュ」です。明石海峡大橋とたこフェリーを一望できます。「ロールドポークのトマト煮込み」や「ガーリックトースト」などがセットになったランチプレート、ディナーはアラカルトがあり、どれも美味しいと好評です。

明石市には明石海峡大橋をはじめ、子供が思いきり遊べる公園や歴史・文化を感じさせる神社、ジュースやお酒の製造過程を勉強できる工場見学など多様な観光スポットがありました。大阪・神戸からの観光客も多く、土日の連休や長期休みもにぎわうエリアです。ぜひ観光に行ってみましょう！