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ベネチアの冬の風物詩「アクアアルタ」は絶景!
水の都と言われているベネチアは、ゴンドラを使用して街中を見て回ることができるなど、観光スポットとしても有名です。
水の都ベネチアは、イタリアの北東部にある人口約26万人の都市です。ベネチア湾にできたラグーンの上に築かれた都市で、1987年に世界遺産に登録された都市です。
大小合わせて150の運河が都市全体にあるベネチアでは、冬の時期に発生する風物詩のアクアアルタを体験することができます。アクアアルタは絶景で、一度は見て体験したいという人が多くいます。
アクアアルタが発生する、冬の時期にベネチアを訪れると満潮や状況などのタイミングが重なるとアクアアルタを見ることができます。
アクアアルタって?
水の都として有名なイタリアのベネチアは、日本からだけでなく他の国からも多くの観光客が訪れる人気の観光スポットですが、ベネチアではアクアアルタと言う現象が時折発生しています。
アクアアルタとは、満潮により街の一部が水につかる現象のことをアクアアルタと呼びます。街が水に浸かることにより、街の風景が水鏡で見れるために絶景と評判で、観光客には人気の現象です。
イタリア語でアクアアルタのアクアは水を意味し、アルタは高い意味を指します。高い水がベネチアの街にやってくるため、そう呼ばれるようになりました。
普段はゴンドラなどに乗って、橋の下を潜ったり、街の風景を眺めることができることで、観光を楽しめるため、魅力的な街としてベネチアは人気の場所です。しかし、冬の時期には、高潮の影響により街が浸水してしまうことがありますので、観光にも注意が必要です。
アドリア海北部で発生する異常潮位現象
アクアアルタは、アドリア海北部で起きる、異常に潮位が上がる現象のことを意味します。地球の温暖化による海面の上昇や、建物の地盤沈下もアクアアルタを引き起こす要因とされています。
また、アドリア海は細長い形状のため、高潮や津波などにより激しく海面が揺れる副振動が発生し、潮位が高くなるタイミングと副振動が重なる時期に更に海面が上昇し、アクアアルタを引き起こしやすくなります。