【無水エタノール】の代用アイデアをご紹介！普通のアルコールでもいいの？

無水エタノールは消毒エタノールと似ていますが、無水という言葉通り水分をほとんど含まないエタノールです。消毒ではなく、普段の掃除で活用できます。

無水エタノールは消毒エタノールと濃度が違うだけなので、普段の掃除以外でも様々な場面で使用できます。薄めれば消毒として、アロマオイルと混ぜれば自分の好きな香りが付いた掃除グッズとして役立つでしょう。薄荷オイルと混ぜれば虫よけスプレーとしても使えます。

エッセンシャルオイルやグリセリンなど、水と混ざりにくいものも無水エタノールを含ませると混ざりやすくなります。その性質を利用して化粧水を作る事もできます。無水エタノールは自然派の方や手作りが好きな方にとってよく使われるアイデムのひとつです。

無水エタノールを購入しておけば、除菌や掃除、美容など幅広く使用できます。無水エタノールはアイデア次第で様々な活用方法がありますが、いざ使用したい時に家にないことも多いでしょう。

そのような時、無水エタノールのおすすめの代用品を使用してみる事をおすすめします。無水エタノールと似た成分の代用品を使えば、無水エタノールと同等の効果を発揮します。

たとえば無水エタノールは家庭の薬箱になくても、消毒用エタノールなら入っている場合もあるでしょう。消毒用エタノールは無水エタノールと成分が似ているので、代用品として使用できます。

アルコール度数の高い酒類が家にあったら、無水エタノールの代用品としてて使用してみましょう。オフィスや業務用として使われているパストリーゼ77も、無水エタノールと同じような効果を期待できるため代用できます。

ここでは無水エタノールのおすすめの代用品についてくわしくご紹介します。無水エタノールの効果や便利な使い方と共に、無水エタノールがない場合の代用品の使用方法や活用アイデアについても解説しています。

無水エタノールのおすすめ代用品ですが、無水エタノールと全く同じような効果にはならない事を念頭に置いておきましょう。あくまでも無水エタノールがない場合の代用品として、代用品の性質も理解しながら使用しましょう。

以上の点を念頭に置けば、無水エタノールの代用品も様々な用途に使用できるでしょう。無水エタノールを試してみたい方もぜひ参考にしてください。

無水エタノールは、糖質原料やでんぷん質を蒸留して作られます。無水エタノールはアルコールに分類されますが、エタノールから水分を取り除く事で無水エタノールになります。

消毒用エタノールは家庭にもある方が多いので、無水エタノールを知らなくても消毒用エタノールについての使い方や効果を知っている方も多いでしょう。

無水エタノールと消毒用エタノールの違いは、入っているエタノールの濃度にあります。無水エタノールのエタノール濃度は99.5vol％と高い数値です。一方、消毒用エタノールのエタノール濃度は76.9～81.4vol％と無水エタノールより数値は低くなります。

エタノールの濃度の差が、無水エタノールと消毒用エタノールの大きな違いといえます。エタノールの濃度の違いでその用途は違ってきます。無水エタノールは水分をほとんど含ず、エタノールの純度は極めて高いのが特徴です。

無水エタノールはあっという間に蒸発する事と、洗浄力が高い事から、水分が使えない家電製品などの清掃におすすめです。無水エタノールはすぐに蒸発してしまうため、消毒用エタノールのように消毒には向いていません。

一方消毒用エタノールは無水エタノールに比べて純度は低いものの、水分を多く含む分留まる時間は長くなります。以上の点から、無水エタノールに比べて消毒エタノールは消毒に向いているといえるでしょう。

消毒エタノールは様々な種類のウィルスに対して消毒できるので、病院や学校などで活用されています。消毒用エタノールは水分を含むため、揮発性は無水エタノール程はないものの、刺激は少ないため人間の手肌には優しいといえます。

無水エタノールは純度が高い分肌への影響も大きいので、使用する際は手袋などで皮膚を守る必要があります。

純度の高い無水エタノールは、消毒用エタノールより洗浄する力が高いといえます。また、人間が生活する温度で蒸発していく、いわゆる揮発性が高いのも特徴でしょう。

消毒をするためにエタノールを購入するなら消毒用エタノールがおすすめですが、掃除や化粧品づくり、虫よけなどを製作するためにエタノールを使用したいなら無水エタノールを選ぶと良いでしょう。

無水エタノールはその洗浄力と揮発性で、普段掃除のしにくい家電や生活雑貨の掃除、カビや害虫の対策もできます。無水エタノールで化粧水を作る方もいます。精製水で希釈すると消毒用エタノールとしても使用できます。

無水エタノールにアロマオイルを数滴落とせば好きな香りに包まれながら掃除もはかどるでしょう。無水エタノールは、自分の好みに合わせて希釈して使用できる点が魅力といえます。

様々な使い方ができて便利な無水エタノールですが、いざという時家庭にないこともあるでしょう。無水エタノールが家庭にない場合、無水エタノールに似た成分のもので代用する事もできます。おすすめの無水エタノールの代用品や使い方についてご紹介します。

無水エタノールの代用品、1つ目のおすすめはウォッカなど純度の高いアルコールです。普段アルコールを飲む方には家にウォッカがある方もいるでしょう。ウォッカなどの純度の高いアルコールは無水エタノールと成分が似ています。

ウォッカのようにアルコール度数が高い酒類ほど、殺菌効果も期待できます。無水エタノールの代用品としてウォッカなどの酒類を利用する場合は、そのままスプレーボトル等にいれて掃除に使用します。

無水エタノールの代用品としてウォッカで電子機器の汚れを取りたい場合は、電子レンジの表面や内部にスプレーボトルに入ったアルコールを適量ふりかけ、ふきんやキッチンペーパーでふき取ります。水でふき取るよりすっきりときれいになるでしょう。

ウォッカなどの酒類は、無水エタノールのような揮発性はありません。蒸発しにくいので水分を嫌うパソコンなどの精密機械の場合は振りかけて使わないようにしましょう。キッチンペーパーや綿棒などにウォッカなどの酒類を浸し、掃除したい部分のみに使用する事をおすすめします。

無水エタノールのおすすめの代用品、2つ目はパストリーゼ77です。パストリーゼ77はアルコールを77％含有し除菌力が高い事が特徴です。遺伝 子組換でないサトウキビ原料由来の醸造用アルコールや高純度のカテキンを配合しています。

使用する事で、長期間の抗菌持続性も発揮します。使用方法はスプレー容器に入れ替え、電化製品などに吹き付けふきんやキッチンペーパーでふき取ります。電化製品以外でも、調理用品や食器にも使用できます。調理のプロも使用する無水エタノールの代用品です。

無水エタノールの代用品、3つ目のおすすめは消毒用エタノールです。消毒用エタノールと無水エタノールの大きな違いは濃度と水分量の違いです。その他の成分は基本的には同じなので、代用品としてもおすすめでしょう。

消毒用エタノールは、無水エタノールよりエタノールの濃度が薄く水分量が多いという特徴があります。無水エタノールより洗浄力は劣りますが、消毒用エタノールも洗浄力はあるので無水エタノールのように使う事も可能です。

消毒用エタノールを無水エタノールの代用品として使用する場合は、ほかの代用品と同じくスプレー容器に移して使用しましょう。

電化製品にも使えますが、無水エタノールより消毒エタノールは水分を多く含むので、水が使用できないパソコンなどの電化製品に使用する場合は注意が必要でしょう。

無水エタノールの代用品を使う際のアイデアをご紹介します。無水エタノールの代用品は無水エタノールと同様の使い方が可能ですが、前章のように代用品の性質を理解しながら使用しましょう。

無水エタノールと違い、無水エタノールの代用品はあっという間に蒸発はしません。また、代用品それぞれの性質を理解して使用しましょう。無水エタノールの代用品を使用する際には手肌を傷めないよう手袋等で守る事をおすすめします。

無水エタノールの代用品をパソコンなど家電の掃除に使うアイデアです。揮発性の高い無水エタノールの代用品は、水を使えないパソコンなどの家電の掃除と相性が良いでしょう。

無水エタノールの代用品をパソコンなどの掃除に使う時は、まず無水エタノールの代用品を綿棒や歯ブラシに数滴たらします。無水エタノールの代用品で、水拭きができないパソコンのタイプ部分や細かい部分の汚れを優しく拭きとって完成です。

無水エタノールの代用品でパソコンを掃除すると、エアダスターでは落としきれないキーボードの隙間や端子部分もすっきりと掃除できます。無水エタノールの代用品を使用する際は、家電製品の説明書を読み、無水エタノールの代用品を使用してもよいか確認をお願いします。

電化製品などの掃除をしたい部分にコーティング剤やニスなどが塗られていると、無水エタノールの代用品と反応を起こし表面を傷める場合があるため注意が必要です。

無水エタノールがない場合、消毒用エタノールや家にある酒類でも代用ができます。無水エタノールの代用品は、水の使えないパソコンやリモコンなどにも使用できるため掃除でも大活躍するでしょう。様々なアイデアで無水エタノールの代用品を活用してください。