会津若松のおすすめ観光スポット35選！定番の名所や人気の名物グルメもご紹介

会津若松の中心「鶴ヶ城」は、春は桜の名所、秋は紅葉を楽しめます。観光客も市民も集う、全国的にも人気の観光スポットです。

鶴ヶ城は、明治維新における戊辰戦争の最大の激戦地でした。新政府軍に包囲され、昼夜問わず最新鋭の大砲を撃ち込まれながら、1ヶ月もの間、崩れることなく耐え抜いた名城です。明治に入り、取り壊されました。

昭和に復元された鶴ヶ城ですが、その後研究が進み、現在は幕末当時の赤瓦の姿となっています。天守閣内では会津若松の歴史を学べる展示品が迎えてくれます。最上階からは周囲の絶景が眺められます。開城は8:30～17:00、料金は大人1人410円、茶室麟閣共通券では520円です。

「御薬園（おやくえん）」は、鶴ヶ城の東に歩いて15分ほどの距離です。蘆名氏が別荘を建てたのが始まりだそうです。2代藩主のころ、民の病気の予防や治療のために各種薬草を栽培するようになり「御薬園」と呼ばれるようになりました。

3代藩主のころ借景を取り入れた築泉回遊式の大名庭園に大補修を施し、昭和には国の名勝に指定されています。開園時間は8:30～17:00、入場料金は、大人1人330円となっています。

飯盛山にある「会津さざえ堂」は、高さ16.5m、六角三層のお堂です。西国三十三観音像が安置されています。二重螺旋のスロープで登りと下りが全く別の通路になっている、一方通行の構造です。世界にも珍しい建築様式で、国の重要文化財に指定されています。

拝観時間は、4月～12月は8:15～日没、1月～3月は9:00～16:00となっています。拝観料は大人1人400円です。

「会津武家屋敷」の中心は、代々家老を務めた西郷家の屋敷です。各室内に置かれた調度品から当時の生活を伺えます。敷地内に、移築復元した徳川旗本の代官所の屋敷も展示されています。併設のショップ「郷工房 古今」は選りすぐりの会津名物のお土産があり、観光帰りにおすすめです。

開館時間は、4月～11月は8:30～17:00、12月～3月は9:00～16:30です。冬期（12月～2月）は木・金曜日休館となります。施設入場料は大人1人850円です。

「福島県立博物館」は、鶴ヶ城の三の丸跡にあり、鶴ヶ城天守閣の見学と一緒に観光するのがおすすめです。バリアフリーで乳幼児の設備もあります。ティールームが併設されていて、軽食やケーキを楽しめます。

会津若松のみではなく、福島県の文化遺産や自然史資料を収蔵・展示している博物館です。常設展の他に、企画展やテーマ展、体験学習室なども意欲的に開催していて、福島県の原始から近・現代まで楽しく学べる施設です。