道後温泉本館を楽しむ秘訣を大特集!営業時間や混雑時間・改修工事の情報まで

道後温泉本館を楽しむ秘訣を大特集!営業時間や混雑時間・改修工事の情報まで

道後温泉本館は、単なる温泉施設を超えた、見どころたくさんの観光スポットとして人気です。道後温泉本館について、営業時間や混雑時間帯、また現在行われている改修工事についてもお伝えします。道後温泉本館以外の外湯もご紹介するので、ぜひ旅の参考にしてください。

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記事の目次

  1. 1.道後温泉のシンボル・道後温泉本館をとことん満喫
  2. 2.道後温泉本館とは?
  3. 3.道後温泉本館以外の外湯
  4. 4.道後温泉本館の見どころ
  5. 5.道後温泉本館の改修工事
  6. 6.夏目漱石も通った「道後温泉本館」へ行ってみよう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

道後温泉のシンボル・道後温泉本館をとことん満喫

Photo by zamojojo

愛媛県の代表的な観光スポットとも言える道後温泉本館は、日本最古の温泉でもある道後温泉のシンボルです。レトロで特徴的な建築様式の建物や、中の浴場の雰囲気など非常に情緒が感じられる温泉で、年間100万人を遥かに超える利用者数を誇ります。

単に歴史の古い温泉というだけでなく、道後温泉本館は夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場することやアニメ映画の舞台のモデルとなったこと、歴史上の人物が訪れたことからも、歴史ファンや文学ファンが一度行ってみたい温泉として多くの人々から選ばれています。

営業時間を把握し、混雑時間帯を避ければじっくり楽しめる施設なので、道後温泉へ行こうと思うのならばぜひ堪能してほしいのが道後温泉本館です。

道後温泉本館へのアクセス

Photo by 海爾渥 / Hairworm

道後温泉本館へのアクセス方法は多彩で、空路と鉄道、また海路といった方法まであります。それぞれご説明していくと、空路は松山空港からタクシー、またはリムジンバスを利用することで30~40分程度で到着出来ます。リムジンバスだと運賃は道後温泉本館までで片道620円です。

そして、鉄道は伊予鉄道の市内電車における「道後温泉駅」が最寄りとなっています。道後温泉駅からは徒歩4分で道後温泉本館で、道もそう複雑ではありません。電車の本数も昼間は10分ごとに走っているので、非常に便利なアクセス方法です。

Photo by hirotana_jp1

また、鉄道移動でより風情を感じたいのであれば「坊っちゃん列車」という乗り物があります。これは伊予鉄道が運営している列車で松山市内を走っているレトロな列車で、かつて蒸気機関車として走っていた列車が復元され、現在はディーゼルで走っているものです。

松山市駅~道後温泉駅、JR松山駅~道後温泉駅などの区間を走っており、1日に走っている本数はかなり限られています。しかしただの移動が楽しい観光になり、何よりわくわくするのでタイミングが合うようならおすすめの方法です。

Photo by : : Ys [waiz] : :

そして残る方法は船と車ですが、まず船は松山観光港、もしくは三津浜港からの移動となります。松山観光港からはリムジンバスが出ており、道後温泉本館までは約45分で到着します。そして三津浜港からは伊予鉄バス、もしくは伊予鉄道で三津駅→松山市駅→道後温泉駅と乗り換えれば到着です。

残るアクセス方法は自動車ですが、道後温泉本館は利用客用の駐車場が設けられています。道後温泉本館の南側すぐのところにあって利用しやすいのが嬉しいポイントです。有料ですが駐車券を館内の認証機に通せば最初の1時間分が無料になるので、利用の際は忘れないようにしましょう。

道後温泉本館とは?

Photo by zamojojo

道後温泉という温泉は、聖徳太子がその湯に訪れたという話が残っているほど発祥が古く、平安時代の時点で既に温泉地として有名でした。様々な外湯があることで知られる道後温泉ですが、特に道後温泉本館は「神湯」として人気を集めています。

道後温泉本館は明治時代、老朽化していた道後温泉の立て直しが行われた際に出来上がったもので、最も古い棟が1894年竣工、他の建物も多くは明治~大正期に建てられています。それまでも十分に有名でしたが、この道後温泉本館が建てられたことにより、道後温泉の代名詞となりました。

道後温泉の中心にある温泉共同浴場

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道後温泉では、外湯めぐりをする観光客が楽しめる商店街が広がり、温泉を満喫出来るホテルや旅館も軒を連ねています。それぞれの施設や商店は歩いて移動出来るほど近くにあるものが多いのが特徴で、道後温泉が温泉街として洗練された場所ということがよく分かります。

道後温泉本館は道後温泉の街の中心であり、商店街のアーケードから道後温泉本館の建物が望める配置になっています。

国の重要文化財に指定

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道後温泉本館の建物は、「道後温泉本館」の名称で神の湯本館棟・又新殿霊の湯棟・玄関棟・南棟の4棟が国の重要文化財に指定されています。明治~大正期に建設された木造三階建てというだけでなく、西洋の技法も取り入れられた特徴的な建物が価値あるものとして認められています。

「神の湯」と「霊の湯」

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道後温泉本館の浴場は「神の湯」と「霊の湯」の2種類があります。入浴コースによって入ることの出来る浴場の種類が異なります。

「神の湯」は利用客も多く広めの浴場で、「湯釜」と呼ばれる大きな湯口から出てくるお湯の様子は見どころの一つでもあります。そして「霊の湯」は、広さはそれほどですが高級な花崗岩を惜しみなく使った浴室や大理石の壁面など、高級感が感じられる浴場です。

アルカリ性単純泉

フリー写真素材ぱくたそ

道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、日本国内の温泉の中でも刺激の少ない泉質です。なめらかなお湯なので入りやすく、湯治や美容のために入浴する人にも優しい温泉として知られています。

一般的な温泉は温度や成分の調整のために加温や加水を行うことが多いですが、道後温泉の場合は温度の違う温泉水を組み合わせて調整しており、全国的にも珍しい「無加温・無加水」での源泉かけ流しを実現しています。

入浴コースは4種類

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道後温泉本館では、入ることの出来る温泉の種類や貸出品によって、4つのコースが用意されています。料金や楽しみ方によって選べるよう、それぞれの種類をご紹介していきます。

神の湯階下コース

Photo by alberth2

最も手軽に道後温泉本館を楽しめるのが「神の湯階下コース」です。神の湯の浴場で入浴出来るもので、料金は大人420円、小人160円となっています。さっぱりと温泉に浸かって他の施設や町歩きも楽しみたい人や、銭湯のように利用したい人向きです。

入浴だけのシンプルな内容であることから、「神の湯階下コース」は地元の人からも多く利用されています。入浴だけではあるものの、道後温泉本館の見どころでもある、歴史ある浴場施設を目にすることは出来るので、観光としての価値は十分にあります。

神の湯二階席コース

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入浴だけの階下コースに加えて貸浴衣と茶菓子が加わり、有名な見どころの一つである二階大広間のスペースで休憩することが出来るのが「神の湯二階席コース」です。840円の料金でこれだけのものが利用出来るので、コストパフォーマンスが最も良いコースと言えます。

大広間の空間は開放感があるだけでなく、夏(6~9月)の間は障子を外してすだれを掛けているため、浴衣で寛ぎながら外をゆったり眺める楽しみもあります。大広間は男女共同なので、カップルでの利用もおすすめです。

ただし、後でも述べますがこのコースは道後温泉本館の改修工事中につき現在時点では利用出来ず、利用再開の際には料金など変更の可能性もあるため注意しましょう。

霊の湯二階席コース

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神の湯と霊の湯、両方の浴場を利用することが出来る上に、神の湯とは別の休憩室が使えるのが「霊の湯二階席コース」です。またそれだけではなく、又新殿と呼ばれる、皇室専用の浴室の見学もコースに含まれており、より特別感のある内容となっています。

料金は1250円で入浴、又新殿見学、休憩室の利用に加え、休憩時に出してもらえる茶菓子も神の湯のものとはデザインが別であるなど、しっかり違いが設けられた内容です。さらには貸出品にタオルも付いているので、ほぼ手ぶらで利用出来ます。

なお、こちらのコースも改修工事の期間は閉鎖されているので、利用するのは工事期間終了まで楽しみに待ちましょう。

霊の湯三階個室コース

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他のコースでは広間の休憩室での休憩でしたが、それまでのコースの内容に加え、「上等」と小説「坊っちゃん」でも記されていた三階個室で休憩が出来るのが「霊の湯三階個室コース」です。料金は1550円となっていますが、有名な道後温泉本館において特上の体験が出来るコースでもあります。

休憩の際に出される茶菓子も愛媛県の銘菓「坊っちゃん団子」が提供され、よりのんびり出来る環境で過ごせます。湯上がりにかの夏目漱石も利用した、三階からの景色を独り占め出来るのはとても贅沢な体験です。

この霊の湯三階個室コースも、同様に改修工事期間は利用出来ないので、近いうちに行くなら注意が必要です。

営業時間

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道後温泉本館の営業時間は長く取られていて、朝から夜まで、気軽に入ることが出来るのも特徴です。現在営業している神の湯の営業時間は6:00~23:00(入場は22:30まで)となっており、建物の上にある刻太鼓(ときだいこ)が鳴らされることにより営業時間開始が分かるようになっています。

利用時間

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有名な温泉地の中心である道後温泉本館ですが、利用時間が予め決まっています。多くの人が利用する公衆浴場ということもあり、利用は1時間以内と定められているので、のんびりしすぎてうっかり利用時間をオーバーしてしまわないように気をつけましょう。

道後温泉本館の混雑時間

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多くの観光客が利用出来るよう、営業時間が長くとられ、利用時間も決まっている道後温泉本館ですが、やはりそれでも混雑時間帯はあります。観光客が多い間はどうしても混雑時間帯となってしまうため、スムーズに入場し利用したいのであれば、混雑時間は避けた方が無難です。

15時~17時

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道後温泉本館が最も混み合う混雑時間はおおよそ15~17時頃となっています。特に土・日曜日のこの時間帯は大変混み合い、体を洗うのも順番待ちになってしまう程なので、せっかくの道後温泉本館を楽しみたいのであればこの混雑時間の利用は避けましょう。

反対に、営業時間開始からすぐの朝6時台、営業時間終了に近い22時頃であれば混雑時間からはかなりずらすことが出来ます。旅行の日程にもよるので時間の調整は難しいかもしれませんが、混雑時時間を避けられないのなら平日に行ってみるなど、出来るだけ快適に利用出来る時間を探しましょう。

道後温泉本館以外の外湯

Photo by zamojojo

道後温泉にはぜひ行ってみたいが本館の混雑時間は避けられそうにない、王道コースとは別の角度から道後温泉を味わってみたいという人には、道後温泉本館以外の外湯へ行ってみるのもおすすめです。

道後温泉は数多くの外湯があり、古くからあるものやその反対の最新設備など、見どころも利用しがいもある外湯が揃っています。道後温泉本館には行ったことがある人も満足出来る、本館以外の外湯をご紹介します。

道後温泉 椿の湯

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道後温泉本館から伸びる商店街の中央にあるのが「道後温泉椿の湯」です。白く目立つ外観は蔵屋敷風で、風情のある町並みにも合っています。外観だけではなく、正岡子規の句が彫られた湯釜など、内観外観共に見どころのある温泉となっています。

椿の湯の営業時間は6:30~と、本館と比べ少し遅めなので朝一番に行こうとする場合はオープン前に行ってしまわないよう注意しましょう。終了時刻は23:00(入場は22:30まで)で本館と同様です。

1953年に建設

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「道後温泉椿の湯」が建設されたのは1953年で、国体が四国で開催された際に、より多くの利用客に対応出来る外湯をと作られたのが最初です。その後、改築も行われ現在は大人400円の料金で、源泉かけ流しを十分に味わうことが出来る温泉として愛されています。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

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新しい施設に行ってみたい、特別な空間でゆったり過ごせる外湯を求めるなら、新しく作られた「道後温泉飛鳥乃温泉」をおすすめします。こちらも商店街の中央付近にある外湯で、飛鳥時代から現代まで、道後温泉に関わる歴史を振り返るような建物の温泉です。

2017年にオープンした施設

Photo by zamojojo

「道後温泉飛鳥乃温泉」のオープンは2017年と新しく、道後温泉本館における又新殿を再現した部屋など、古くからあるものを新しく再現したものや、現代の技術ならではの要素も入れた作りとなっています。

5つの特別休憩室がありますが、それぞれに愛媛県の伝統工芸を組み込んだ意匠が凝らされており、大変に見どころの多い施設です。また、利用時間は90分と本館に比べ長めに取られており、1時間の利用時間では少し忙しく感じるかもしれない、と心配な人にもぜひ利用して欲しい外湯です。

営業時間は入浴のみが6:00~23:00(入場は22:30)、休憩室の利用込のコースだと6:00~22:00となっています。事前予約で使える家族風呂もあるので、家族旅行で行くのもおすすめです。

道後温泉本館の見どころ

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道後温泉本館には、ただ温泉に入ることが出来るだけではなく、観光スポットとしての見どころも盛りだくさんです。その中でもファンが多い見どころや、最近の技術も取り入れて注目を集めているものなど、ぜひチェックしてほしい見どころをご紹介します。

「坊っちゃんの間」

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道後温泉本館の三階には、「坊っちゃんの間」と呼ばれる部屋があります。これは道後温泉本館が現在の姿に改築された後、夏目漱石が正岡子規と利用したと言われている部屋で、現在は夏目漱石の写真などが飾られ、当時の雰囲気を味わえる部屋となっています。

この部屋は、改修工事中は見ることが出来ませんが、通常時であれば神の湯階下コースの利用客でも見ることが出来るようになっています。文学好きな人にもおすすめしたい場所です。

「又新殿」

Photo by ippoippo

利用コースの紹介でも少し触れた又新殿は、日本初の皇室専用の浴室として建てられており、絢爛豪華という言葉がぴったりの空間です。建築に使う素材もこだわっており、さらには金箔を使った襖にも目を奪われます。天井の貼り方まで工夫された、滅多に見ることの出来ないお部屋です。

改修工事の工事区画に含まれているため、現在見ることは出来ませんが興味のある人はぜひ改修後を楽しみにしていてください。

「振鷺閣」

Photo by variationblogr

道後温泉本館を外から見て目に入るのが、この振鷺閣(しんろかく)です。振鷺閣には太鼓が置かれており、温泉の営業が始まる午前6時と昼の12時、そして午後6時に鳴らされます。この刻太鼓(ときだいこ)が鳴らされる様子は「日本の音風景100選」にも指定されています。

「火の鳥」オブジェ

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改修工事期間中に用いられている「二の湯入り口」の二階に置かれているのが、現在道後温泉本館の見どころともなっている「火の鳥」のオブジェです。このオブジェは改修工事の間手塚治虫の「火の鳥」とのコラボレーション企画の一環であり、今だけの見どころでもあります。

オブジェのサイズは羽を広げた様子が2mほどの幅の大きなもので、元の西面玄関に設置された日除け幕や灯籠とも合わせて、特別にデザインされた設備の数々はぜひ見ておきましょう。

プロジェクションマッピング

Photo by toshifukuoka

手塚治虫の「火の鳥」とのコラボレーションはプロジェクションマッピングという形でも行われています。「道後温泉×ネイキッドMESSAGE―火の鳥、到来―」というタイトルで19:00~21:30の時間帯、15分ごとに行われているので夜に来れば見ることが可能です。

古代から有名な道後温泉の歴史を、歴史絵巻のような形で火の鳥と絡めてデジタルアートとして仕上げたプロジェクションマッピングは一見の価値があります。今だけの、光と音で楽しめる映像は思い出に残る美しさです。

ラッピングアート

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文化財の保存修理工事を行う時、建物を保護するために「素屋根(すやね)」を設置することがありますが、それを活かして展示にしたのがラッピングアートです。道後温泉本館に施されているラッピングアートはやはり「火の鳥」をモチーフとしており、大きく火の鳥が描かれています。

道後温泉本館の改修工事

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道後温泉本館は現在、改修工事を行っています。現代でも利用されている公衆浴場という性質上、湿気による傷みが避けられないことや、そもそも明治期に建てられた古い建物ということもあり、これからの時代も大切なものとして道後温泉を継続させていくための工事です。

道後温泉本館の公式サイトでも、工事のための寄付を募りつつ工事の進行状況をレポートしており、現在どのような箇所をどう工事しているのか、知ることが出来ます。建物の構造や歴史が好きな人にとっては興味深い内容でもあります。

2019年1月15日から始まった改修工事

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2019年1月15日から始まった改修工事は、1期と2期に大きく分けられています。1期は神の湯の半分や霊の湯、又新殿の工事を行います。そして2期の工事では、神の湯の残りなどを工事することになっており、営業しながらの改修という難易度の高い工事にチャレンジしています。

工期は2024年12月まで

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工事の期間は2019年1月~2024年12月を予定しており、慎重な作業を要することもあってかなり長期間に渡り行われます。過去に大きな災害の影響もない状態で現在までやってきた建物であるだけに、改修工事も使用する素材や構造などを一つ一つチェックして行う入念さが必要です。

工事期間中も入浴できる

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古い建物の全面的な改修工事を行うとなれば、工事期間中は全く立ち入りが出来ないことも多いですが、道後温泉本館は温泉としての営業も行いながらの工事であるため、「神の湯階下コース」での入浴が可能です。

もちろん入浴コースの種類は限られてしまうのですが、観光の中心でもある道後温泉本館を利用出来るのは、観光客にとっても地元にとっても嬉しい状況です。さらには、ただの改修工事で終わらない工夫として、先に挙げたプロジェクションマッピングやオブジェの設置などが行われています。

営業するだけに留まらず、「魅せる工事」として前向きに行うのが、この改修工事の目指すところです。

休憩室がある2階以上は休館

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各コースの説明でも述べた通り、改修工事中は休憩室のある二階以上の場所は休止しています。そのため入浴コースも入浴のみの「神の湯階下コース」のみが利用出来る状態です。休憩室を利用するのは工事完了後の楽しみとしておきましょう。

1期目の工事では男湯の神の湯を男女に分けて利用

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改修工事では、「神の湯」を1期と2期でそれぞれ半分ずつ工事する計画となっています。まず前半の1期では女湯部分に着工し、男湯として利用していた部分のみで営業出来るようにしています。つまり、男湯を分割し、それぞれ男女で利用しているのが1期工事中の状態です。

それまで男湯女湯で利用していたものがざっと半分だけのスペースになってしまうので、どうしても混雑時間はそれまで以上に混み合いやすくなります。

2期目は男湯の神の湯が工事に入る

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そして、改修工事が2期目に入ると、反対に女湯を男女に分けて利用することになります。引き続き混雑は予想されますが、普段入ることの出来ない方の浴場を見られるチャンスでもあるので、興味があるなら複数回時期を変えて訪れるという手もあります。

夏目漱石も通った「道後温泉本館」へ行ってみよう!

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道後温泉本館は、明治から続く貴重な建物と共に、夏目漱石などの文豪も利用した由緒ある温泉です。現在は改修工事期間であることもあり、従来以上に混み合う混雑時間もありますが、利用する時間帯を選べばのんびり利用することも可能です。

改修工事中の今だからこそ見られるプロジェクションマッピングなど、観光スポットとしての工夫が満載の道後温泉本館にぜひ足を運んでみてください。

平井 今日子
ライター

平井 今日子

滋賀県出身、京都在住です。お酒好きなのでお酒が楽しく飲めるスポット探しに日々勤しんでいます。神社やお寺も好きなので、良いところがあればご紹介していければと思います。楽しそう、面白そうが伝わる記事を発信していきたいです。

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